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2013年06月19日 イイね!

保存版・燃えろ!20世紀のガチンコライバル列伝!!!…ソアラvsレパード

保存版・燃えろ!20世紀のガチンコライバル列伝!!!…ソアラvsレパード (2013.6/19UP)

燃えろ!20世紀のガチンコライバル列伝!!!今回のお題もベタです(^^;)

『MZ21/20、GZ20型トヨタソアラvsUF/GF31型日産レパード』!!

今や両車とも消滅(ソアラは別ブランドのレクサスSCに継承)してしまいましたがかつては片や“未体験ゾーン”で一世を風靡、片や人気アクションドラマの劇用車に用いられドラマの視聴率に連動して人気もUP!!ドラマ終了後も度重なる再放送の影響もあり人気は衰えず実際、新車販売時以上の人気を継続し既に製廃20年を超えた現在はプレミア価格となっていたりとそれぞれ大きなインパクトを与えてくれたモデルですよネ!

前述の~未体験~はご存じ初代ソアラ(Z10系)、そして劇用車は今回取り上げる片方の主役である2代目F31型レパードとなるのは皆様ご承知の事と思います。

ワタクシらの世代…現在の40代後半~50代前半にとっては若き日にソアラ(1981年)、レパード(1980年)が共にデビュー、一部恵まれた環境の中にいた人間以外どうジタバタしても手の届かない超高級パーソナルクーペであり庶民には縁遠い高級車のクラウンやセドグロの3ナンバーモデル=最上級グレードと大差ない300万オーバー(TOPグレード、他は200万円台)と言う価格でハナから買えない事は承知でもこれらの廉価版(200万前後)ならば何とかなるか!?とまで思いを寄せた憧れのモデルだったですよね?御同輩…。

自動車後進国→先進国に発展したこの時代の日本、それまでには開発も買う側も恐れ多く?手を出せなかった高級パーソナルクーペ=ベンツSLやBMW6シリーズを標的としたソアラ、実際には78年デビュー済のMA40系セリカXXがその発端ではありますがそれとは較べられない位に入魂の作品でした!

この頃から時代はハイソカーブームが始まりソアラはこれにも乗っかり高い人気を獲得、レパードは価格の割にはジャーシが古く搭載エンジンも旧態化したL型搭載でしたので今イチ盛り上がりには欠けましたがそれでも充分、コレに乗っていればステータスを感じさせるモノでした。

新車価格が先記の通りなので若者に手が出せる筈もなくこれらは中古となってから特に市場を賑わせたのも特筆、特にソアラは根落ちは少ないながら3年落ちだと新車-50~80万位に下がりこれならばと出始めたばかりの60回ローンを組んで購入する無謀者?が続出した記憶があります(笑)
金利、今と較べ信じられない高さでしたからね、確か19.75とか20オーバーとか平気でやってましたから若気の至り=この高金利で地獄に片足突っ込んだ苦い思い出がある方も多いのではないでしょうか…(*_*;

ソアラはCMによるイメージ戦略が強烈、79yのセドグロが初の国産ターボモデルを発売以降波に乗る日産ターボ勢の前にDOHCを売りにしてきたトヨタはやや旗色が悪くなっていましたが一気にそれを覆すかのように2.8LDOHC-6 170ps(この時デビューの新開発5M-GEU型エンジン)を武器に“未体験ゾーン”のコピーがクルマ好きなら脳内に強くインプットされワタクシもまんまとやられてしまいました(爆)
また、当時としては斬新なデジタルメーターにも目がテンになったっけなー、このソアラが火付けとなり一時はどれもこれもデジパネが流行り軽4までにもそれがラインナップされたりと…うーーん懐かしい(爆)

特にソアラのTOPに載せられた5M-GEU型2.8LDOHCエンジン、当時は3ナンバーが5ナンバーの倍の税金の時代で“3ダッシュは売れない”が常識の中、受注の80%はコレだったと言うのが驚き!それ位インパクトのあるエンジンで何せ当時は売れ線の2Lターボで145ps、2.8LNAで同等、2LのDOHCが135psという時代にいきなりこれらを圧倒する170psで出られた日にゃ釘付け!売れない方がおかしいですよね(笑)

↓“未体験ゾーン”“2.8DOHC-6 170ps”のコピーが鮮烈で大人気となった初代ソアラ
(81y2800GT)


↓ソアラの最高峰は当時としては破格の300万オーバーであった2800GT-エクストラ(81y)



対するレパード…と言ってもこちらの方がソアラの4カ月前にデビュー(ソアラ発売=81/2、レパード=80/10)
しており910ブルの輸出専用であった6気筒の『G910マキシマ』をベースにした高級パーソナルカーであり比較的このクラスのラインナップが充実していた日産ですが従来にない先進的装備やCD値に優れる空力ボディ、スポーティな中にもセドグロ並の高級感を持つ新ジャンルのパーソナルカーとして高い注目を得ていました!

↓レパードには双子モデルの『レパードTR-X(トライエックス)』もラインナップ!
(㊧レパードTR-X2HT ㊨レパード4HT)


派手なアメリカンスタイル、2HTと4HTを持ち下はリーズナブルな1800(Z18型エンジン搭載)をベースがブルーバードである事を認識させるように搭載、しかし最上級は日産最高峰(ショーファーのプレジデントを除く)であったL28型2.8Lを搭載、高級車のセドグロとローレル、そしてスポーツカーのZにしか載せられなかったこのエンジンによりZとセドグロ系の折中のようなイメージが与えられていました。

下は普及型セダン並~ハイクラスの高級車/高級スポーツカーと言うワイドバリェーションを誇ったレパードでしたが後発のソアラが廉価版と言えども2L 直6を積んでいたのとは対照的でした。
またソアラが2ドアクーペのみだった事に対しレパードはこれに加え4HTもラインナップ、全体的にソアラより幅広いユーザー層に訴求するモデルでしたがそれが仇にになったような気がしますね…。

このクラスにはある程度のハイソサイティ度を満足させるのも存在価値、所有意欲をくすぐるモノでもありこの辺やはり“販売のトヨタ”はうまくワイドバリェーションは十八番ながらソアラには敢えてそれをせず高級クーペのイメージに特化し大成功を収めレパードはソアラ発売までの4ヶ月間の話題のみ、ソアラデビュー後は[撃沈]と言っても語弊はなかったです。。。

ソアラに被る車格にはクラウンやマークⅡ兄弟がおり廉価版ならば1800を揃えるマークⅡに、そして4HTならばクラウンやマークⅡにラインナップがありそれぞれ役割分担させソアラ特有のイメージ作りに成功したトヨタ、アッパレでしたね。

日産も同様にセドグロ、ローレル、スカイラインが同クラスに存在しており4HTや廉価版はこちらに存在していましたからレパード一つであれもこれもと欲張ったのがいかんかった…初代レパードの失敗はそんなところにも個人的にはあると感じます(^^ゞ

さて、両車の誕生経緯をご説明させて頂きソアラvsレパード、第一ラウンドはソアラのKO勝ちと言っても良い程圧勝でした。

そして第二ラウンドが本題となる2代目ソアラvs同レパードとなります!

両車、2代目の発売は共に1986(昭和61年)となりソアラは5年目、レパードは6年目にして次世代型がデビューしています。
ソアラが61/1、レパードが61/2ですからほぼ同時デビューと言っていいでしょう…。

↓2代目ソアラ、スタイリングは大好評だった初代Z10系のキープコンセプト
(61yMZ11型3.0GT-LTD)


↓対する2代目レパードはガラリとイメージを変えソアラ風味にチェンジ!
(61yUF31型アルティマ)


F31レパードで真っ先に思い浮かぶのは冒頭で申し上げた人気アクションドラマ=「あぶない刑事」という方も多いのではないでしょうか?勿論ワタシもその一人です^^;

お洒落な街と言われる我が街横浜で全面ロケしたこの番組、それまでの泥臭い刑事モノとは異なり当時の好景気を表すようにファッショナブルで小気味よいアクションドラマ!
人気絶頂期の舘ひろしと中堅俳優としてシブ味が出て来た頃の柴田恭兵のコンビで大人気を呼びました。

このドラマで劇用車“港303”として登場していたのがF31レパード、ドラマ人気の盛り上がりと共に注目を集め人気ドラマ故に幾度とない再放送やシネマ版の制作もありレパードも高人気を維持、現在でもプレミア価格となっているのはご承知の事と思います。

いくつかのシリーズ化がなされた同番組、途中からは日産が協力を降りてしまい他社製のクルマが使用されていますが急速に人気が盛り上がった初期ではゴールド2トーンやダークブルー2トーンの前期/後期レパードが大活躍、このドラマで颯爽と走るレパードのファンになった方も多いのではないかと思います!

クルマの内容的には後述する諸元を比較して頂けるとお分かりになると思いますが20ソアラと31レパード、初期時代はTOPのエンジン出力や各装備類、脚廻りなどは完全にソアラが勝っておりトータル的販売台数、この型の対決もソアラの勝ちで終わっていますがレパードは後世にも存在感、人気を維持、現在では20ソアラがまだネオヒスにも挙げられたいない中、堂々イベントでも注目を集め一部マニアには絶大な支持を得ていますので新車発売時の状況を知る者からすると不思議な感じがします、現役時代では圧倒的にソアラを見かける頻度は多いも25年以上経過した現在、恐らくはレパードの現存の方が多いでしょうね…

多分、あぶデカで使われていなかったら31レパード、ここまでの神的扱いを受けずに終わっていたクルマと個人的には推測します…。

↓F31レパードと言えばやはりコレですよね(^^)v


それではZ20系ソアラとF31レパード、各項目別で振り返ります。

~先代の大好評を背に出で立ちはキープコンセプト、中身はテクノロジー大幅進化を遂げた新型ソアラ!!~

81年デビュー以来、スーパーグランツーリスモの名声を欲しいままにしたソアラは約5年で次期型にFMC、大人気車のチェンジという事もありこれは大きな話題であり注目の的でした!

先代が卓越した動力性能と秀逸なスタイリング、デザインにより大成功を収めていたので2代目は基本キープコンセプトでデビュー、先代のスタイリングはほぼそのまま残し90年代に向かってやや丸味を取り入れエアロダイナニズムを更に追求、また後発のライバル他車や初代ソアラデビュー後に起こった第二次ハイパワーブームの到来によりデビュー時は他を圧倒した2.8LDOHCエンジンは先代途中で3L迄アップしましたがこれを更に増強し後発ハイパワー車を迎え討ちます。

ハイテク=先進装備や快適装備もより充実、絶対的なスーパーグランツーリスモの存在感をより強調、高人気、高評版は先代からそのまま維持し商業的ににも初代に続き大成功を収めたのが2代目ソアラでした。

~テーマは“アダルト・エリート”パワーエリートを売りにした先代とは方向性を改め“大人”を意識する新型レパード!!~

80年デビュー時は新カテゴリーの高級パーソナルとして大きな注目を集めた先代レパードでしたがソアラデビュー以後はこれの後塵を拝む結果にorz…

“パワーエリート”を合言葉にL28の大排気量エンジンや日産十八番のL20ETターボエンジンで走り的には何らストレスはないもののソアラの新開発2.8LDOHCという看板には見劣りしまた、「高級グライダー」を意とするソアラの大人っぽさ、気品溢れるスタイリングに対しレパードは300万に迫る価格帯のクルマとしてはスポーティではあっても落ち着きや気品は感じられず100万円台のシルビア/ガゼール(S110系)の延長上のような子供っぽさが残るスタイリング、そしてパワーは充分でも旧態化したL型メインのエンジンバリェーションと小型ファミリーカーのブルーバードベースと言う点がソアラデビュー後、マイナスに捉えられてしまい商業的には失敗したのが初代レパードでした。

この点を日産は大いに見つめ直し2代目では先代末期に換装した新開発で当時唯一のV6エンジンを搭載、シャーシも実績高いスカイライン(R31型)にベースを格上げ、そして悪評だったアメリカンで派手な出で立ちはソアラを意識したヨーロピアンテイストの気品溢れる落ち着いたモノに変更、パーソナル性を高める意味で4HTや1800等の廉価版を廃止しV6オンリーの高級クーペとして産まれ変わりました!

2代目レパードは先記のドラマの手助けもあり今でも伝説的人気を持つモデルとして知られ4代に渡ったレパードの歴史上、最も成功したモデルでした。

~諸元比較~

[2代目ソアラ]

(発売)
1986年=昭和61年1月
(ボディ)
2ドアクーペ
(バリエーション)
2.0
VZ/VX/GT/GT-TWIN TURBO
3.0
GT/GT-LIMITED(LTD)
(型式)
2000→トヨタE-GZ20型
3000→トヨタE-MZ20型
同エアサス→トヨタE-MZ21型
(サイズ)
全長4675mm全幅2.0:1695mm 3.0:1725mm 全高1335~1345mm
(ホイールベース)
2670mm
(車重)
1310~1520kg
(搭載エンジン)
1G-EU型 2000cc 直6 OHC EFI 105ps/16.0kgm
1G-GEU型 2000cc 直6 DOHC24V EFI 140ps/17.6kgm
1G-GTEU型 2000cc 直6 DOHC24V 空冷式I/C付TWIN TURBO EFI 185ps/24.5kgm
7M-GTEU型 3000cc 直6 DOHC24V 空冷式I/C付TURBO EFI 230ps/33.0kgm
(ミッション)
5速MT/2ウェイOD付4速AT/ECT
(脚廻り)
Fr/RrWウィッシュボーンコイルorエア4独
(駆動方式)
FR


[2代目レパード]

(発売)
1986年=昭和61年2月
(ボディ)
2ドアクーペ
(バリエーション)
2.0
XJ/XJ-Ⅱ/XS/XS-Ⅱ
3.0
アルティマ
(型式)
2000→日産E-GF31型
3000→日産E-UF31型
(サイズ)
全長4680mm全幅1690mm 全高1370mm
(ホイールベース)
2615mm
(車重)
1290~1460kg
(搭載エンジン)
VG20E型 2000cc V6 OHC EGI 115ps/16.6kgm
VG20ET型 2000cc V6 OHC EGI Jet TURBO 155ps/21.3kgm
VG30DE型 3000cc V6 DOHC24V EGI 185ps/25.0kgm
(ミッション)
5速MT/2ウェイOD付4速AT
(脚廻り)
Frストラットコイル/Rr4セミトレーリングアームコイル4独
(駆動方式)
FR

※ps表示は全てネット値

上記を見ても分かる通りサイズ的にはほぼ同一、まだ税制改革前夜ですから5ナンバーボディが基本でレパードが3Lであっても5ナンバー枠、ソアラは旧税制時代は常識だった水増しモールで3ナンバーサイズとなっています。

~エンジン、シャーシ比較~

この類のモデルでは“命”と言えるエンジン、デビュー当時ではレパード、見劣りしていますね…

エンジンで見ればソアラもレパードも3LのBigトルクエンジンを据えていますがソアラが伝統あるM型の最終進化である24バルブDOHC+空冷I/Cターボで武装、出力も230psという当時としてはTOPとなるハイパワーでファンの期待を裏切りませんでした!

↓ソアラ最高峰に搭載された7M-GTEU型3L TWINCAM24+ターボエンジン


対するレパードの最高峰はY30セドグロでデビューした当時唯一のV6エンジンであったVG型トップのVG30をDOHC24バルブ化したVG30DE型を搭載、7Mのターボ過給がない分出力、トルクは下回りますが素生はベースの設計がM型より圧倒的に新しくターボで水増しされた分、絶対パワーはソアラに譲るも何ら不足もなく文字通り“アダルトエリート”にはこれで充分と言えるエンジンでした!

↓旧態化していたM型ベースの7Mより可能性は無限に広がった?レパードTOPのVG30DE型エンジン


この二つ、ワタシも経験済みですが7M、確かに速かったです!
ただ、低回転時、特にターボが効き始める間ではあまりツインカム24の恩恵は感じず従来のM型にあったモッサリ間も健在、ターボでお茶を濁していた感がアリアリっていう印象を受けたのを憶えています。

VGは回転そのものが軽々しくさすが新世代エンジンというのを体感、但し直6と較べしきりに謳われた静粛性はあまり感じずどちらかと言えばM型や日産の旧世代L型エンジンよりガサツな印象を受けました。
後のVQ等はこの辺の進歩は目を見張るモノがありますがVGはまだまだV6過渡期だったなーというのが本音、ただ、パワーやトルク感に不満はなく極悪燃費さえ気にしなければ回すと楽しいエンジンだったと思います。

しかし時代的に新設計よりもスペック優先の頃、やはり7Mのソアラによりステータスを求めた向きが多かったですね~。

普及型=つまりは2Lバージョンはソアラがお馴染1G系、レパードはこちらもV6のVG20型を搭載、チューンはソアラが1カムNAの1G-EUをボトムにTWINCAM24の1G-GEU、これにTWIN TURBOを+した1G-GTEUの3種をラインナップ、VGは1カムNAであるVG20EをボトムにこれのターボバージョンであるVG20ETを設定していました。

1G系は先代やマークⅡ系で既に広く認知されたエンジンで7Mに較べればそりゃ劣るのは当然ですが1カムを除いてソアラのウエェイトでは充分ソアラらしい走りを提供してくれていました。

↓ソアラの2Lエンジン群(㊤1G-EU㊥1G-GEU㊦1G-GTEU)




VGはJET TURBOと呼ぶVG20ETが特筆で可変ノズル式ターボチャージャーを採用、後年では当たり前な技術ですがこれの走りでした!

タイムラグがどうしても大きく安定した加速感覚を掴むのがまだ困難な時代、効率良くターボを働かせ低回転でのトルク/出力不足を補うこのJET TURBOは従来のターボ車の概念とは違う頼もしさを感じましたねー。
控えめな155psとういう数値以上の力強さ、特に低回転での信頼性は非常に好感持てました、但しNAのVG20Eに関しては1G-EU同様廉価版以上に何物でもない退屈なエンジンです(*_*;

↓レパードの2Lエンジン群(㊤VG20E㊦VG20ET)



尚ミッションはこの時期既にこのクラスはイージードライブ化に向かっていましたがそれぞれ5MTも用意、ソアラは3Lは電子制御のECTのみ、2L 1カム(1G-EU)搭載モデルに2ウェイOD付4ATと5MT、1G-GEU以上にECT/5MTが設定されていました。
レパードはALL OD付4AT、2L VG20Eのみに5MTを用意。

後期からレパードも電子制御AT(E-AT)が搭載されますが前期時代はこの分野でもソアラに遅れを取った格好ですね…。

シャーシはソアラが先代の改良型、レパードは前述の通りスカイラインをベースとし専用設計のソアラに対しコストを抑えたのがレパード。
しかしコストダウンとは言いながらもベースのスカイラインが定評あるシャーシでしたからこの分野においてソアラに見劣りするという事はありませんでした。ただ、脚廻りはレパードが先代及びベースのスカイライン同様のストラット/セミトレに対しソアラはこれと同一だった先代からガラリと変更、コスト的には不利ながら重量級ボディではより信頼性の高いALL Wウイッシュボーンを採用、伝説のトヨタ2000GT以来のこれの採用も大きく注目されました。

↓トヨ2以来の高級メカであるソアラのALL Wウイッシゥボーンサス


ストラット/セミトレも決して悪くはなくレパード程度の重量であれば充分な脚、しかしながら高速安定性やパニック動作時の安定感はソアラには譲ります。
ただ、一般的な街乗りレベルでは大差なくこれがレパードの欠点にはなり得なかったのですが大きく差が付いたのはソアラは最高グレードの3.0GT-LTDに世界初の電子制御エアサス仕様を設定、エアサスvsコイルには一長一短がありますが目新しさ、ステータス、そして極限での乗り心地と言う部分ではサス形式以前にこれを採用したソアラが圧勝でした!

↓世界初の電子制御エアサスを備えたソアラ最高峰(画像は後期88y3.0GT-LTDエアサス仕様)


またソアラはサスペンション制御にも電子制御=TEMSを先代から継続採用(エアサスを除くGT系)、レパードもスカイライン以上で既採用の「スーパーソニックサスペンション」とネーミングされた電子制御サスがを採用されています(アルティマ)。

↓レパードのストラットFrサスとスーパーソニックサスペンション



この分野でのガチンコ対決?これはやはりソアラが上でしょう…
この類のモデルは如何にステータスを満足させるかにかかっており互いに高級クーペを名乗る以上、贅を尽くしたソアラにワタクシ個人は大いに魅力を感じます!

~スタイリング、エクステリア比較~

前述の通りソアラは先代のキープコンセプトで日本人好みのロングノーズスタイルでありキャビンを視覚的には小さく見せテールもピンと張った堂々としたイメージ、低く・長く・幅広くを最大限意識、先代で開発に苦労したプレスドアも継承、当時の(初代発売時)技術では長く重いプレスドアはヒンジへの負担が高く耐久力に難が開発時には多発、これを見事克服しソアラの代名詞でもあった大きく長いプレスドアはスタイリッシュなイメージを最大限盛り立ていました!

80年代テイストのペキペキ感を和らげスタイルの要所に巧みに織り交ぜた曲線美が元来のデザインに映えキープコンセプトにありがちな「旧型とどこが違う?」的なネガティブな視覚効果もなくこの点、さすがトヨタと思わせるものでしたねー。
確実にあのスタイリッシュなソアラながら古臭くなくかつ進化している、そんな先進性を見事に表現したデザインだったと思います。

↓見慣れたデザインながら進歩が確実に感じられる2代目ソアラ(86y2.0GT-TWIN TURBO)


↓2代目ソアラのRrビュー、角ばったデザインが特徴的だった先代Z10系のキープながら絶妙に丸味をアレンジ
(86y3.0GT-LTD)


対するレパード、先代ソアラやBMW6クーペのオマージュ?と思われる程の変わりようで先代のいかにもアメリカンな派手さは皆無、一時代前の日産にありがちだったギンギラの悪趣味さは見事に消え失せ大人っぽさを強調し飽きの来ない長く親しめるスタイリングが好評でした!

確かにソアラ的にはなりながらもいかにも大人の気品を感じさせる特徴的なFrが目を惹きまた、敢えてプレスドアを採用せず一般的なサッシュレスにしたのも大正解!!これで一時は検討したと噂されるプレスドアをやっていたらBピラーやCピラーの角度、全体のラインがソアラそのままでしたから何を言われたか解りませんよね(笑)

↓上品なイメージを醸し出す顔付のレパード(86yアルティマ)


この分野については個人の主観ですしどちらも甲乙付けられないですね。
さすが高額車ですし丁寧な造り込み、贅沢なデザインは両者共通ですし個人の感性に委ねたいと思います。

~インテリア、装備、内装比較~

この分野に於いてはさすがに2大メーカーが意地に賭けても造り上げた高級パーソナルクーペだけあり庶民には縁遠い演出、装備がなされています。

ソアラもレパードも自社の最高級車(ショーファーを除く)であるクラウン、セドリック/グロリアの装備に遜色ないモノが奢られ(ある部分ではコレらにもない装備が施されています)大金を払った満足感はどちらも満たしてくれた事と思います。

考えられる装備はパワー装備、電子制御装備はほぼ装着(グレードによる)され取り立てて騒ぐような新装備はこれと言ってなくソアラでは先記のエアサスが大きな目玉!
両車とも先代があまりに装備面でもセンセージョナルでしたからねー、10ソアラでは話題を呼んだデジタルメーターやTEMSも改良、進化しながら20系でも装備、レパードも先代後期に装備され一部では話題だった光通信オーディオステアリングS/Wも健在でした。

↓エアバック前夜でしたからステアリングを変えたい層には不評だったレパードの光通信ステアリングS/W


レパードで目新し装備としては現代のインテリジェントキーの先さきがけである「カードエントリーシステム」の採用が光ります!
クレカ並の専用カードがありこれを持っていればキーを使わずにドア開閉が行えると言う当時としてはハイテク装備でした。

↓レパードの“カードエントリーシステム”


両車、インテリアに目を向けてもこの頃は一時期のケバケバしいド派手さを競う日本的豪華さは治まりどちらもセンスのいいシックさが演出されていました!

廉価版と言えども両車、その豪華さは満足いくものでしたがソアラは最高峰エアサス装着車には本革シート先代GT-LTDから継承して採用、レパードは先代で本革設定ありながらもF31では落とされています。

インパネはレパードが2代目前期ではさんざん揶揄された例の“絶壁”インパネ!
航空機のコクピットをモチーフしたとの事ながら眼前にそびえる衝立のようなインパネはまるで70年代のそれの如く前方視界を遮り個人的には勘弁のレベルでした。

当時の日産は何故かこの“絶壁”が好きでスカイランやセドグロ、ローレルにも採用していましたが31レパードのそれは変に高級感を意識したのか絶壁度が凄くて馴染めませんでしたネ~

↓断崖絶壁とはこの事?っていう位そびえたつ前期31レパードのインパネ


対するソアラはインパネも先代の80年代チックをやめ流麗な柔らかなカーブを描き流れるよなT字で繋がるセンターコンソロールはパーソナル性を演出、ミッションケース上部分を腰高にデザインし短いシフトノブ(セレクター)を採用し見た目にはとてもスポーティで実際に座ると包み込まれるよな一体感が味わえたものです。

↓美しいT字を描きドライバー/パッセンジャーを包み込むようなソアラのインパネ(3.0GT-LTD)


インテリアの色彩は外装色にもよりますがベージュ系の明るいイメージを主軸としたソアラ、そしてこれとは逆に深みのあるダークカラーで落ち着きのある風格漂うレパード、これも主観のレベルになるのでどちらがどうのというコメントは控えます。

↓明るいベージュ系が基本のソアラのインテリア(3.0GT-LTD本革仕様)


↓ダーク系カラーで“アダルト”を印象付けるレパードのインテリア(XS-Ⅱ)


それではここから両車のモデル改歴に入ります。

※両車ともに1回のMCを実施されておりますので前期・後期にて記載、尚、特別限定車などは網羅していない部分もありますのでご承知置き願います。

また、時系列で取り上げていますので一部、先記と重複する説明があります。
(86/1)
ソアラ、FMCで2代目Z20系がデビュー。

先代の81/2誕生以来5年ぶりに一新されるも先代の大成功もありスタイリングはキープコンセプト、内面は90年代に向かって進化を遂げています。

(86/2)
レパード、FMCにて2代目F31型がデビュー。

後発ソアラに叩きのめされた先代から一新、派手さを殺しソアラや欧州高級クーペをリスペクトし指向を大人向けモデルに変更。

先代では1.8Lや4HTも揃えるワイドバリェーションを展開したがF31では2ドアクーペ、V6エンジンオンリーに特化。

↓F31型レパードのバリエーション(上からアルティマ、XS-Ⅱ、XS、XJ-Ⅱ、XJ)






(87/1)
ソアラ、3L(7M-GTEU搭載車)へ5速M/Tを追加、2L 1G-GEUは小変更、部分改良によりトルクUPが施され16.5kgm→17.6kgmとなります。
また2.0GT TWIN TURBOにTEMS装備のエクストラ仕様をラインナップ。

(87/6)
レパード、アルティマとXS-Ⅱにハイテクウールシート、カラーテレビ等の装備を施した「グランドセレクション」追加設定。

(88/1)
ソアラ、MCにて後期型となります。

主な変更はFr/Rrの意匠変更とエンジン出力のUP、これに伴うサスペンションバネレートの見直し強化等。

↓88/1~後期型ソアラ(3.0GT-LTD)


ソアラ、後期型で性格上数が出ない最廉価グレードのVZを廃止、また、2L最高峰となる2.0GT-TWIN TURBO L追加、LはTWIN TURBOにオートドライブ、パワーシートを装着した高級バージョン。

↓新設定のGT-TWIN TURBO-Lのインパネ&インテリア



尚、7M-GTEU、1G-GTEUはハイオクガソリン仕様になり7Mで240PS/35.0kgm、1G-GTで200PS/28.0kgmまで出力UPがなれています。他に内装の一部(タッチ式のマルチコントロールパネル→ボタン式エアコンコントロールパネルに、ステアリングの意匠、デジタルメーターのデザイン等)を変更。

↓後期型ソアラのバリェーション
(上から3.0GT-LTD、3.0GT、2.0GT-TWIN TURBO L、2.0GT-TWIN TURBO、2.0GT、2.0VX)







(88/8)
レパード、MCで後期型となります。

主な変更点はお約束のFr/Rrの意匠変更に加え悪評のインパネ全面見直し、ATの電子制御化(E-AT)そして遂にソアラ3Lを迎撃するVG30DEにセラミックターボを装着したVG30DET型を追加、VG30DE型も出力特性の見直しで185ps/25.0kgm→200ps/26.5kgmにUP、2LターボのVG20ETはDOHC 24V化がなされこちらもセラミックターボとなったVG20DET型に乾燥されています。

新エンジン群の詳細は下記の通りです。

VG20E型 2000cc V6 OHC EGI 115ps/16.6kgm(変更なし)

VG20DET型 2000cc V6 DOHC24V EGI セラミックTURBO 210ps/27.0kgm


VG30DE型 3000cc V6 DOHC24V EGI 200ps/26.5kgm


VG30DET型 3000cc V6 DOHC24V EGI セラミックTURBO 255ps/35.0kgm


VG20Eを除き全てがハイオクガソリン指定となっています。

最上級、及び中間クラスでも前期ではソアラの後塵を仰いできたレパードですがここで一気に攻勢をかけ3L最高峰ではトルクは7Mと同一ながらpsは15ps上回り2Lターボではトルクは下回るもpsでは1G-GTを10ps上回りさぞ日産ファンの胸のつかえが取れた瞬間だった事でしょう(笑)

VG30DETは前年デビューして大きな話題と人気をさらったセドリック/グロリアシーマから移植したパワーユニットで従来の高級車の概念を変える俊足さは大いに注目!!これによりソアラとの差はなくなり互角の勝負ができるようになったレパード、真のガチンコライバルになった訳ですね!

尚、エンジンの大幅変更によりグレード編成も変更、上からアルティマ V30TWIN CAM TURBO(VG30DET)、アルティマ V30TWIN CAM(VG30DE)、XS V20TWIN CAM TURBO(VG20DET)、XJ V20E(VG20E)とされました。

前後の意匠変更は角ばった前期から丸味帯びたデザインとなっています。
個人的には気品溢れる前期のデザインが非常に好きでしたのでこの変更は残念感すら覚えましたし巷でも同様の評価ながら大幅なパワーユニットを得た事によりこのやや失敗気味のフェイスリフトも帳消しといったところでしょうか…

↓空力的には有利になったかもしれませんが31レパードの魅力を大きく後退させた?新Frマスク


尚、VG30DETのアルティマV30TWIN CAM TURBOには久しぶりに本革シートも採用されこの面でもソアラに互角の高級度を得ています。

そして…あの衝立インパネはあまりにも評価が低い為、異例のモデル中間期での全面変更を決断、前期とはまるで別のクルマになったような新設計のインパネが採用されました!

↓カクカクしたそびえ立つデザインを丸味ある優しいデザインに変更した新インパネ、前方視界もUP!!


大幅な形状変更されたインパネ、前期型で人気だった「グラフィカル・デジタルメーター」も廃止され一般的なアナログメーター(ホワイトメーター)になったのもレパードファンには退化に感じたかもしれません、しかし個人的には奇をてらわない姿勢には好感が持て加えて新設計のインパネはデザインだけではなく前方視界も良好となり歓迎すべき改良、強いて言えばレパードらしい個性が消え極一般的でつまらくなったとも言えますが(*_*;

他にこの時から前期ではアルティマ専用であった「スーパーソニックサスペンション」をアルティマ全種とXS V20TWINCAM TURBOまで拡大採用しています。

↓88/8後期レパード(㊤アルティマV30TWIN CAM TURBO㊦アルティマV30TWIN CAM)



(89/1)
ソアラ、エンジン出力の見直し及び換装を行います。
まず、換装は1G-EU(VX)となりこれをGX80系マークⅡで既採用のハイメカツインカムの1G-FE型(狭角DOHC 24V 135ps)とします。
格下が換装によりパワーアップがなされたので1G-GEUは圧縮比変更により140PS/17.6kgm→150PS/18.6kgmに、1G-GTEUはタービン/バルタイ変更により200PS→210PSへそれぞれ出力アップがなされています。

(89/4)
ソアラ、特別500台の限定にて3.0GTをベースにオープンエアモータリングが楽しめる「エアロキャビン」を追加します。
エアロキャビンは後席を潰し(定員2名)折りたたみメタルトップの格納スペースを設け電動式によりボタン一つでルーフオープンが可能なバブリーモデル!
ベースよりは当然高額な上に2人乗りという事もあり真の贅沢モデルですがフルオープンとは違いRrクォーター部はそのまま残る何とも中途半端なもの、デザインも格納スペースの都合上美しいソアラのサイドビューデザインが破綻してしまい個人的には無用なモデルだったと思います。

子供騙しでお遊びにはいいでしょう、注目度もレアモデルのため現在でも高いですが実用上はベース以下ですし珍妙なデザインは全く存在意義を感じませんですね~、まぁ、夢のない貧乏人の発想かもしれませんが(汗)

↓特別限定の「エアロキャビン」


(90/1)
ソアラ、一部変更(3.0GT-LTD/3.0GT/2.0GT-TWIN TURBO Lの装備充実)

(91/5)
ソアラ、Z20系は5年のモデルライフを終えFMC、3代目Z30系がデビューします。

↓91/5、3代目Z30系がデビュー!


初代Z10→キープコンセプトの2代目Z20系からはガラリと変わるイメーシに当初誰もがソアラとは信じられない3代目Z30系、当時のトヨタトレンドだったズングリの丸味帯びたスタイルに一新、スマートな印象が強いソアラ、とても同じクルマとは思えなく当時、ワタシのみならず多くのソアラファンは驚愕をもってZ30系を迎えたモノでした。

(92/6)
レパード、FMCにて3代目がデビュー、ネーミングを「レパードJフェリー」(JY32型)に改めます。
Jフェリーは当初レパードとして開発されたモデルではなく型式からも分かるようにセドグロベースの海外仕様「インフィニティJ30」の国内版。
これはF31レパードのベースであるスカイラインがR31→R32へのダウンサイジングに伴いレパードの開発が中止になった事により車格が上のセドグロベースになりながら名前のみレパードを継いだモノ、このためクルマの性格は180度変わり高級4ドアセダン化、このためZ30系になり大幅にイメージ変更しながらも“高級パーソナルクーペ”のコンセプトに変更がなかったソアラとのライバル関係はココで終了となりました。

↓名前は残るも中身は全く別のモデルである一応?3代目となるレパードJフェリー


~まとめ~

Z20系ソアラデビューの86/1~Jフェリーデビューの92/6での両車の販売台数は次の通り。

ソアラ…約15万台
レパード…約3万4000台

ご覧の通りソアラ、初代に続いて圧勝という結果です。

レパードは搭載エンジンの充実とソアラを一時は超えるパワーアップで販売をこの時に上向きにしますが前期での不調が響いてます、やはりこのカテゴリーでは如何にパワーが溢れ如何に贅を尽くした装備が施されるかが如実に示されていますね。
前期時代はレパードの方がTOPグレードで見ても大幅に安価(86yソアラ3.0GT-LTD 447.9万円、86yレパードアルティマ383.7万円)でしたがこのカテゴリーを選ぶユーザー層にはプライスよりも中身が重要、依ってデビュー時のソアラとレパード、エンジン含めたライナンナップ差がかなり影響したと推察します。

ただ、冒頭申し上げた通り新車時の勝負では負けてもF31レパードの人気は現在に至るまで不滅、人気ドラマという媒体ががあったからこそですが数奇な人(車)生のレパードに思い入れは深くなってしまします^^;

燃えろ!20世紀のガチンコライバル列伝10“MZ21/20、GZ20型トヨタソアラvsUF/GF31型日産レパード”……完
Posted at 2017/08/07 15:09:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | ライバル | クルマ

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