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元Gureのブログ一覧

2013年10月30日 イイね!

保存版・珍車PART333

保存版・珍車PART333 完全にBC戦争突入となりました(^^ゞ

先日の珍車331で取り上げた“殿下コロナ”、また出てましたヨー。
でも同じものを直近で取り上げる程、無粋ではないGureですので(笑)本日はこんなのを用意してみました!⇒⇒『昭和54年(1979)6代目TT131コロナLB1800GL』!!


グレードも年式も331と同じですが車型が“あの”LBです!驚きです!

セダンやHTですら大して人気なかったのでもう絶滅かと思いきやそれらよりもより不振だったLBですからねー、よく残っていたものです…

コロナLB(リフトバック)、331で触れましたようにT40 3代目コロナで日本初の5ドアセダン(当時はハッチバックという言葉はなし)としてデビュー、欧州ではセダンに較べ多用途で合理的モデルとしてポピュラーでしたが何故か?日本人の感性にはこれが合わず不人気車もいいところでした。

主にその要因は積載性を考慮するデザインからくる“商用バン”のイメージがつきまといコロナに限らず日本ではは2000年代になってからのマツダアテンザが初成功と言っていい程のかつては難しい車型、コロナ以降に三菱コルト1000F/11、日産A10バイオレット3兄弟、ホンダクイントやコンチェルト、三菱ランサー/エテルナ、ブルーバード/プリメーラにダイハツアプローズ等々…

あらゆるメーカー、あらゆる車種が果敢にもこの車型に挑戦しましたが事如く玉砕、中でもコロナはT40/130の不振にもめげず150~190まで売れもしないのにこれをラインナップし続け意外なところで?トヨタの意地と根性を見せてくれていました(笑)

さて、現車ですが【現状車コーナー】、これは何かしら問題や不具合のあるクルマが多い文字通りクレーム対象にならない現状のままを見て落とすクルマなので部品取りレベルが多いですねー。
もちろんまともなのも中にはありますし少し手を加えればまだまだ現役を続行できる個体も多いのですが主催側では評価も付けずあくまで買い手の自己責任でもって行って!というレベル、その代り数少ない“まとも”な物を落とせた場合は相場よりも格安というのが魅力の部分であるカテゴリーです!

このLBも不動の記載はないですが外装、Rrまわりの錆が酷く事故扱いに近い感じでこちらでの出品となっているよです。

↓14万㎞ですからもはやこれに手を加え復帰はないでしょうが希少な個体である事は確か!


コロナLB、不人気車故とうに潰されて当然?なクルマといってもいいでしょう、その分35年も経った現代に生き残っているのが奇跡的ですね。

需要があるのか?レストア対象になるよなクルマでもないですし部品取り?としてもその重要でも少ない気がしますが落札はなされています!

↓内装は比較的綺麗な状態で評価付けるとすれば画像の判断ではD~C位かな!?


前回331で書き忘れましたが↑画像のようにこの時代のトヨタのタコメーターなしのコロナとクラウン(S100)、バカでかいメーターがポンと目前に鎮座、これを見ると60年代のバー式メーターに先祖還りしたような感じで非常に古臭く感じ大嫌いでした、見易かったですがねー、何せメーターの数が多ければ多い程好きな性分なのでこれは許せません(*_*)

↓Rrのコレが現状コナーならではです(汗)Rr左ウィンドゥもレギュレーター、落ちてるか?


これの出品地も愛知、地域柄か?トヨタ城下町以外ではもうコロナLBなんて多分見れないですよねー。
現役時代、個人的には331でも述べましたが130系はNGでしたし中でもLBは大NGでしたが今見るとそう悪くない感じがします、少なくともセダンよりいいプロポーションかも(笑)

LBは性格上、セダン/HTにあったDOHCのGT設定はなし、後年の5ドアモデル達はハイパワーモデルなんかもありましたがまだまだ時代的にワゴンやこの手のモデルには普及型エンジンしか載せらていませんでした。

↓Frまわりは綺麗な状態の様子…ドアの鍵穴やられている感じがしますが。


前述の通り立派にこれも落札、驚く事にマトモな331のセダンGLより若干ながらいい金額が付いていました!
まさか起して乗るなんて事はないでしょうが綺麗な130コロナLBなんて現れたらこれはド変態、変質車確定ですよねー、コロナマニア(いるのか?)の方のチャレンジを期待しまっす(^.^)/
Posted at 2018/09/01 15:08:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2013年10月29日 イイね!

保存版・珍車PART332

保存版・珍車PART332コロナばかりをUPしてますと”BC戦争”のもう一つの主役、ブルーバードも取り上げないと不公平!

てな訳でこれまた珍しくなったブルーバードを探してきましたよ~(*^^)v⇒『昭和59年(1984)PU11型ブルーバード・マキシマセダンVX』!!



ブルマキシマ!しかも現役時代でもそうは見なかった前期のセダンですからねー、こんなモデルがったのすら忘れかけてます、もうコレも何年見てない事か…!?!?

ブルマキシマ、元々は対米輸出専売モデルでして先代の910ブルの時代、L20型縦6を搭載してあちらではラインナップしておりました。

当時、国土の広いアメリカでは最低でも6発が日本車にも求められ始めておりこれに対応したものですがブルには610型サメブル時代に国内でも6発を採用、続く810でも610のGTシリーズから810G6シリーズにネーミング/キャラ変更しながら存続しましたが610ではスカイラインGTの、810ではローレルのキャラと被りどうしても“格下”のブル人気/販売は芳しくなく910ではこの中途半端な?6発をリストから落とし再び510までの純粋な小型ファミリーに回帰した事が功を制し大成功!
この事から83年のU11へのFMCでも6発はラインナップされていませんでした。

しかし海外でも売れ線であったブル、向こうさんのマーケット、要望は無視する事はできずにベースがU11にFMC後、610/810同様にブルのノーズを延長しそこにセドグロやローレル用のVG型を押しこみ新型マキシマとしてアメリカデビューさせ好景気の日本でも新たな顧客獲得に!とブルーバードにサブネーム『マキシマ』を与え国内でも1世代ぶりに6気筒ブルをラインナップしました。

※国内用はVG20ET V6ターボのみ、海外用は3L NAのVG30Eも用意、ネーミングでは海外用はブルーバードがなく単に『マキシマ』

性格付けは810Gシリーズ同様にベースのU11ブルにはない贅沢さ、豪華さ、そしてV6ターボによる余裕のロングツーリングを対象にしたモノで810時代と同じくローレルに近い立位置でした。

ただ、FF+V6ターボは国内初の試みでFR縦置きのローレルとは性格は似ていても全く異なるドライブトレーンであったため以前と同じ轍を踏む失敗はないかと?デビュー時はメーカーさんは思った事でしょう…

しかし当時の日本では小型/軽では普及したFFながらまだまだミディアムクラス以上はFRが本質でありFFは“ゲテモノ”扱いでしたからね、後にカムリ(プロミネント)やデボネアVなどもFF高級車がデビューしますがどれもこの部分がマキシマ含めてマイナス評価であった事も少なからずありました、初代ディアマンテの成功まではなかなかこのクラスのFFは受け入れられなかったですね。

そんな時代ですから当然の如く?ブルマキシマ、個人的には4発の910の焼き直しのデザインよりはノーズが長い分、迫力、押し出し感もあり好きでしたがこのクラスを選ぶ層はただでさえ保守的でありやはり値段が大して変わらず上級感が浸透じていた古典的FRのローレルに喰われた事もブルマキシマの不調の要因でした。

現車、内外Cながら総合3.5が付いておりますのでこの年式としては状態、結構イイ方だと思います!

↓下回りのサビやキズ、ダッシュ割れ等はありますが機関上問題なさしうですね。


走行も10万㎞をやや出た程度、一度整備かければ頑丈で秀逸なVG20ですからまだイケます!
惜しいのはこの会場も内装画像はナシなのでダッシュ割れは確認できなませんが外観の程度からいってそう悪くはないのでは?と推察します。

610/810のロングノーズとは明らかに違う存在のU11ロングノーズ=ブルマキシマでしたが日産の意気込みに反して成績は芳しくなく後半では輸出用と同様“ブルーバード”の名を削り(87y)『マキシマ』単独化を行いベースのブルU11が87年にU12へFMCされた以後も継続生産/販売されました。

ただ88年にはマキシマもFMC、一応2代目J30がデビューしますがこれも地味な存在でして94年にはセフィーロに統合、ブルマキシマ時代から一度もパッとする事なく消滅してしまいました…。

『マキシマ』というネーミングは元々はあの『スタンザ』のグレード名、日産はよくこれをやりますが(一例:ウィングロード…元々はブルワゴンのグレード名)日本では消えましたがその後アメリカでは生き続けており日産はよほど思い入れのあるネーミングなんでしょうね、しかし先祖?がスタンザでは日本では売れない理由も納得できたりして(爆)

↓610/810同様にマキシマはFr/Rrとも専用デザイン!


ブルマキシマは84~86が前期、86~88が後期となりますが街で少ないながらも見かけたのはある程度FFが認知されてきた86~の後期型が殆どだった気がします、後期はベースの4気筒U11同様に若干のスラントノーズ化とより豪華な意匠のテールになっていましたが個人的には直立グリル+薄い角目の押し出し感強い前期が好みでしたねー、ベースは後期派でしたが…

↓ライト分が斜めっていて薄い目と迫力のグリルが好きでした!


↓スラント気味にMCされた後期型4HT


出品車、外装も大きな傷、凹は画像の限り見当たらない感じで綺麗なクルマに思います、落札はもうちょいで二桁というプレミアにはまだまだ程遠いです、今となっては地味になっていますしね、新車時人気/不人気は後々にも祟るいい例です、既に同年代のーレル(C32)やスカイライン(R31)は高額になり始めていますし…。

出品地域は千葉でした~(^.^)/
Posted at 2018/09/01 15:15:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2013年10月27日 イイね!

保存版・珍車PART331

保存版・珍車PART331先日の珍車129で取り上げたRT122の次世代が出ていましたので本日のお題はこれです⇒『昭和54年(1979)6代目TT131コロナセダン1800GL』!!

そう、刑事ドラマ好きならご存じ「殿下コロナ」ってヤツですね^_^;



刑事ドラマの金字塔=太陽にほえろ!で小野寺昭氏扮する島刑事、通称”殿下”が殉職時に乗っていたのがこのTT131で色もズバリのシルバーグレー!

凶悪犯人を伊豆で格闘の末逮捕、犯人を静岡県警に引き渡しお手柄で颯爽と海外から帰国する恋人を空港に迎えに行く途中、無謀運転のTLDエルフを避けようとして確か湯河原(神奈川)だったかな?崖から転落し爆発炎上し殉職というそれまでの同番組では殉職が一つのパターンながら死に方がそれまでにないショッキングさで未だに小野寺氏を電化-給湯?のCMで拝見する度に気の毒に思ったり(爆)

あっ、承知の事とは思いますが転落時は当時年式の新しかったTT131は先代のRT100が替え玉になっており殿下殉職後も平然とTT131は番組内で健在でしたね^_^;

そんな訳でこの型のコロナを見るとどうしても殿下を思い出さずにはいられない方も多いのではないでしょうか?御同輩!!

さて、6代目T130系はコロナの中でも初代ST10に次ぐ不人気車、デビュー時はそこそこ売れたもののその時は強敵A130系ギャランΣに刃が立たずデビュー翌年には日産稀代の人気車となるライバルのブルーバードが910型にFMCし完敗となる不運なモデルでした…。

全体のイメージもセダンは先代のキープコンセプトで顔付が流行の角目4灯になった程度の代り映えしない印象、逆に若干先代より丸味を加えたのが余計ジジ臭くて個人的にはNGのスタイリング、角目も新型の割に似合わずバンや営業用(タクシー)の丸目4灯の方が似合っていたような…

ボディは他にHTと3代目T40系で日本初の5ドアを提唱しながらサッパリ売れなかった事へのリベンジの如くHBのLB(リフトバック)を設定、HTは6ライトとなり後方視界も考慮した小洒落たスタイルながらコロナらしい?地味さ…
元々HTなどを買う層は派手好みでしたしね、同じような車格のカリーナ(当時T40系)が控えてましたしHTはほぼそちらに喰われていた感じ。
そしてLBもセリカやカロスプでお馴染のネーミングながらそれらの3ドアクーペ/スポーツワゴン形式ではなく日本ではどうしても人気が出なかった5ドア形式としたためが泣かず飛ばずでシリーズ揃ってパッとしなかった印象が強いです。

事実この代を売っていた知人(先輩)がコロナを扱うトヨペット店のセールスやってまして後年これの苦労話、よく聞かされましたっけ(笑)
“マークⅡ(当時X60系)で稼いだのだからからいいじゃん!”と投げましたがペット店は扱い全体車種をまんべんに売らないと厳しくマークⅡを10台売ってもメインのコロナを売らないと説教だったとか!(あくまで神奈川県の場合、他県は知りません)
まっ、まだパワハラなんてのが当たり前な時代のDセールス、どこも似たようなモノでしたがネ。。。

出品車、そんな130の中でも一番数が出た1800GL!
この代は1600(12T-U)1800(13T-U/3T-EU)2000(21R-U/18R-GEU)を用意、1600は廉価、2000は高級バージョン(CX)とスポーツ(GT)を用意しますがこれもマークⅡやセリカ/カリーナに干渉し数は出ていなかったです、そんな中売れ線は中級の1800DXやGL、ちょっとこだわってSLツーリングを選ぶユーザーが殆どで先代に続いて“父ッツアン”のイメージ、健在でした(*_*;

現車は内外Dですが全体評価は3が付いており年式から考えたら好成績!距離は13万㎞オーバーですが頑強なOHV 3Tエンジンですから整備次弟でまだ大丈夫でしょう。
しかしよくこれも生き残りました、GTならともかくGLですしね、次期140、150FFが人気高く下取り→不人気故潰しが多かった130の生存に敬意を表したいです!(^^)!

↓A/Cガス抜け?E/g異音が出ていますがまだ復活可能レベルと見た!


このコロナも下取り他さんざん乗りましたが可もなく不可もない、大きいカローラ!というトヨタらしいクルマでサスはようやく先代でさんざん時代遅れを言われた前輪Wウッシュボーンを一般的なストラットに改めており(後輪は先代から採用の4リンクリジットを継承)乗り心地的には若干重厚感が消えた感じ、ただその代りハンドルは軽くなり(最上級CX以外P/Sなし)軽量感は増していました。

エンジン関係は新たに追加の3T-EU(1800 OHV EFI105ps SLツーリング)とEFI化されたDOHCの18R-GEU(GT)以外は基本的に先代末期と同様(但し全種53年規制適合)でド・アンダーパワー!
1600は論外、1800でも重々しくカサカサ言うだけで一向に吹けないT系規制エンジンの悪印象、何ら変わりなかったですね~

この手のクルマ=クルマにこだわりを持たないユーザーが多いためコロナに限らずですがハンドルもダル、ゴムよじり/風車でしたしね(汗)シートも見かけだけは立派ながら大した時間乗らずとも疲労が激しくなるべく乗りたくないクルマであったと個人的感想です。

↓インパネは先代から一新して80年代を目指す視点を低くデザイン!D評価らしく汚れはあるも割れなどはない様子ですね。


先日のRT121の画像でお分かりの通り先代までは当時のトヨタアイテムだったアイアンの激突吸収バンパーがOP装備で用意されていましたがこの代からはこれの発展型であるウレタンバンパーを装備(一部標準、一部OP)、現車は非ウレタンの標準アイアンバンパーですが低/中グレードでこれを装備する最後の代、次世代140系からはPPとなっていますから70年代を意識させる最後のコロナですね。

↓標準のアイアンバンパーの凹が惜しいですね~、T100~120と見間違うようなRrデザインが不評でした…


因みに130系は78~82年の存在で80年からは不評のキープコンセプトから脱却するようなスラントノーズ化を施しますが910の前で沈黙でしたね、これが後期、出品車は前期型です。

↓角目4灯が当時の新型の割に似合わない!と思ったのはワタシだけでしょうか…
Fr部は何ら問題なさそうな感じですね!


コイツの出品は火の国鹿児島から!西郷どんのような武骨なT130の出品は何故か納得しちゃいます、何ら根拠はないですが(汗)

落札は無事なされ二桁には乗りませんが意外に?いい値段だと思います、部品取りとしては高過ぎますしね、OHで復活でしょうかねぇ…(^.^)/
Posted at 2018/09/01 15:21:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2013年10月26日 イイね!

保存版・珍車PART329

保存版・珍車PART329 相変わらず本業を忘れ?昼夜逆転で陸屋ばかりやってるGureでございます(*_*;

ようやく明日は休みなので変な時間にUPとなりますわ(汗)

な訳で今回329弾はこれももうまず街では見れません、KE65やT120デリカ並の希少さではないでしょうか!?⇒『昭和52年(1977)5代目RT122型コロナセダン2000GT』!!

コロG、5代目は所謂“安全コロナ”と言われる当時のトヨタ、カローラに次ぐベストセラーで現役時代、これも溢れるように街中を走っていました。

しかしそんな中でもGT、特にセダンGTはかなり当時でもレア!この頃、街行くコロナの中にGTを見つけた日にゃ子供ながらに大騒ぎで同年代のセリカ、カリーナでは当たり前体操(スンマセン…^_^; )でしたが当時でも“父っつぁん車”と揶揄されていたコロナセダンのGTは滅多にお目にかかれませんでした!

そうは言ってもトヨタがヤマハと提携し開発した御存じトヨタ2000GTを最初とする売りであるDOHCエンジンの2番手であったトヨタ1600GT(RT55)がコロナHT(RT50)のボディを使っていた事もありその後、セリカやカリーナ(主にセダンボディのあるカリーナ)の台頭により完全年配者向けのようなイメージになってしまったコロナながらトヨタのこれに対するDOHCへのこだわりは強く販売成績は同じGTでもセリカ、カr-ナの比ではないながらも全11代を数える(最終コロナプレミオT210系含む)うち3代目のバリカン時代の前述1600GT~9代目T170系(87~92y)までラインナップしていました。

子供時代&青年期はどうにもそのジジ臭いスタイルとDOHCというのがミスマッチ?感があり若気の至りでカリーナやセリカのGTに目が行っていましたがね、今になるとHTは別としてセダンのこのドン臭いボディでDOHCを載せるというのがいぶし銀のシブさを感じさせ非常に素敵に思え変態心をくすぐります(^^)v

現車は5代目のほぼ末期、この代は例によって排ガス規制のゴタゴタ期でもあり生存期間が長くカロスプやパブリカ/スターレット、クラウンもそうですが同じスタイルながら型式改歴が行われています=50年規制モデルまでがセダンがT100系、HTがT110系、51年規制後からボディに関わらずT120系…。

MCも2度行われ前・中・後期が存在、前期が所謂“安全”で故・田宮二郎氏がCMやってた73/8~77/1、中期が77/1~77/10、後期(因みにこれのキャクターは90番時代の長嶋監督)が77/10~次世代T130系デビューの78/9まで5年間の生存でした。

圧倒的に売れたのは前期モデル、中期以降はMCの評判が芳しくなく当時は中期/後期は“ブタ鼻”と揶揄され人気を落とし丁度76年にデビューした伏兵?三菱A120系ギャランΣの爆発的ヒットもありさすがのトヨタも慌てたという曰くつきなんですわw

なので後期セダンGTというのもレアに加え更にレア!新車時そうは売れてない筈です!!

↓こちらが皆様よくご承知の売れに売れた前期安全コロナ!


TTCによる排ガス規制はこの時期(S51/1~)複雑で特にコロナはあらゆる方策を採りTTC-C,TTC-L,
TTC-Vの3パターンでしたがこれの説明は長くなるので割愛、現車は出品票からC-となっていますので51年規制適合のTTC-Cのタイプになります。(A-50年、B-/C-が車重により51年、E-は車重に関係なく53年です。)

↓距離がかなり行ってるのでOHは必要でしょう、OIL漏れも含めて…しかしボディ面はかなり良品に思います。


内装はD評価が表すように残念ながらダッシュ割れが左右にあり醜い状況になっていますがこれさえ目をつぶれば35年超のクルマとして見れば上出来!
まっ、先日見つけた憧れの?GTO1700には比較できませんが(←まだ諦めきれてない…泣)

中後期のインパネは↓画像の通りですが前期モデルはワタクシの目がない○型7連メーター!しかも湾曲したフライトコクピットでしたし外観はイマイチながらコロG(SRやSR等スポ系グレードも含む)の内装、萌えでした(笑)

↓後期は一部角型になり迫力が失せましたがそれでも立派な?7連メーター!!


↓ダッシュ割れが惜しいですね、何とか修正すればかなり見栄え立派になる筈!!


そうそう、この代のコロナには唯一2ドアセダンが存在、長いコロナの歴史でも2セダンはこの代限り!
この中に『SR』というトヨタ伝統の“走り”のグレードが存在、エンジンはDOHCではなくツインキャブやEFIでしたがシブさはGT以上!
これはワタクシもT営業時代に下取りを1度触っただけでまずいない幻のモデル、GT以上に内装や見かけは“漢”でしてカロスプやカリーナのSR同様にスタビで固めた脚廻りやラジオすら廃されビニールレザー色の“男の仕事場”的出で立ち、コイツも激しく変態心を刺激しますわ^_^;

出品車、旧車には定番のワタナベ+ローダウンがいい雰囲気でこれ以外はノーマルというのもなかなかイイ!
搭載エンジンはC-51年規制までは未対策同様のソレックスX2を搭載、排ガス適合の元となった18R-GRの140psから規制により10psダウンの18R-GU DOHC(2バルブ)130psエンジンの実力はそのスペックが信じられない程のストレスだらけのDOHCでしたが規制初期にDOHC+ソレックスが選べたのはこれのみ、下級の2T-Gは一時廃止(後に2T-GEU=EFIになって復活)、唯一のライバルだったいすゞG180型DOHCもECGIとなっていましたからね、ソレックスサウンドを奏でる最後のDOHCとなりました。(78~はこれもEFI化→18R-GEU135psとなっています。)

↓あえて?TTC-Cのエンブレムを残しているのが素敵!70y後半~80年代はこれを外すのがセオリーでした(笑)ブラックアウトされたテールはGTの証。


↓MC当時はこの顔付が大不評でしたが今見るとなかなかシブい!5マイルバンパーによく似合っていますね!


さてこのコロGも変質車出没注意!!の愛知からのお目見え、岐阜3桁ナンバーですのでそちらの地域のモノが愛知に出された感じですね。

落札はやはり距離行ってるせいか?思った程上がらず20万を下回っていましたねー…

ただこれもOHやら何やらきちんとすれば3桁オーバーのプライスも付く可能性ありますね。

諦めきらないGTOもそうですが30年超のクルマ達、少し前なら一桁や解体屋さんで買えたのに!!っていつの時代?と笑われちゃいますね(汗)

とにかくこの希少コロGもマニアさんの大事な保護、願わずにはいられません(^.^)/
Posted at 2018/09/22 17:16:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2013年10月26日 イイね!

保存版・珍車珍車PART330

保存版・珍車珍車PART330










珍330弾なのでホントは↓を探してみたんですがね…


そう、330型セドリック/グロリアを必死に探索しましたが残念ながらありません、先日230が出てきましたから“もしや?”と思いましたが結果はスカでした(+o+)

本題とは外れますが330と言えばやっぱり『大都会PARTⅢ』!!
大都会シリーズでⅠ(闘いの日々)~Ⅱまでは130/230がメイン、そしてⅢで当時新型の330がデビュー、パンダは本物に先がけて散光式パトライトを颯爽と光らせて登場!
黒パトは黒さん(主役の黒岩デカチョウ=渡哲也)は高級グレードになるGL-Eが専用車(上画像)、一般の刑事達が乗るのは低グレードのDX(とⅡから継承した230GL)を使用、この番組のおかげで当時三菱に次ぐトヨタ派のワタシもクラウンよりも330にウットリでしたね~。。。

あっ、本題本題!(汗)

残念ながら330が見つけられなかったのでこちらでこらえてつかーさい!!⇒『昭和56年(1981)5代目430型セドリック4HT200ターボS』!!

430は 珍166 と 珍22 で取り上げていますしこれも今でも人気のあるクルマですので比較的残っているように思いますが現車の後期ターボSは非常にレアだと思います。

166で述べたように430は我が国初の市販ターボ車!1979年に現在と同じく第二次OILショックの影響により省燃費が叫ばれていた時代、そんな時に高性能を売りにすると時の運輸省による認可が受けにくいと読んだ日産はこれを逆手に取り、従来のNA 2Lよりも性能が上のためアクセルを踏まずに済みその分省燃費に繋がる、また高級モデルの2800に較べれば小排気量なのでこれまた当然燃費がイイ!という点を売り込み初のターボ装着の認可を得たという作戦勝ち!! そんな経緯が430ターボにはありました。

430のターボ、発売時のグレードはターボSGLとターボSの2種のみ、ターボと言えども2000のため最高峰2800のみに許してきた『ブロアム』グレードは与えられませんでした。

ターボの廉価版となるターボSはベースとしたNAの200EカスタムSよりは装備を充実させてはいましたがやはりセドグロクラスを選ぶ層は高級バージョンを望むので売れ線はターボSGLだったのは言うまでもありません…

しかし80年にはセドグロファン待望の『ターボブロアム』が追加、ここからメインはこれに移りますますターボSは見かけなくなった感じでしたネ。

430は81年にMC、後期型となりますので現車は後期モデル、そして前述の通りレアグレードですしね、よくぞ残っていました!(430生存は79~83y)

↓総合3.5は素晴らしいですがこの手のモデルでA/C不良はイタイですね、ガス抜けだけならいいですがそれでもR12冷媒ですので高く付きます(汗)


しかしそれでも実走10万㎞以下、この年代の日産のウィークポイントであるP/W=電装系の不具合 位で大きな問題はなさそう!
名古屋3桁ナンバーなので1オナではないですが純正ハンドルもあり是非ともこれに戻して乗って欲しいと個人的には思います。

↓内外も年式からしたら極上と言っていいでしょうね(^^)v


出品車、外観もほぼフルノーマル、ホイールキャップのみブロアム/SGLのモノが装着されておりファンダーの『S』エンブレムを見ないとパッと見上級グレード車に見えます!

430と言えばセダンは大都会Ⅲの後続、ご存じ西部警察の黒パトのイメージ、対する4HTはキャラクターを務めた故・二谷英明氏主演の特捜最前線のイメージが個人的に強いですねー…

ターボは後に日産のターボ車ではお馴染みとなるL20ET 縦6OHCの145ps!! 初めて乗った430ターボは正直、重々しくて決して“速い”とい感覚はなくそれを感じさせてくれたのはジャパンに載った時かな?重量が300~500kg位軽量だったジャパンの3000rpmからのドッカン加速は同じL20ETか?と思う程でした。
しかし430にて初のタービン音を聴いた時にはそりゃ感動モノでした!

↓比較的多く残る?430でもコレはかなりの上玉!!


歴史に残る『国産初ターボ』を後世でも語られる430ターボ、是非エアコンガス入れてP/W直して末長い生存を期待せずにはいられません、因みに出品地はもう言わなくていいですね…愛知(笑)

↓Fr周りも問題ナシ!多分未再生と思われますが艶も残り大事にされてきた個体を伺わせます。


落札額、結構行きましたヨ!やはり430はまだまだファンが多いですね~、50万1歩手前で売れたますのでこれも一般売りは不具合修正+検2年受け等などで3桁超えは間違いないですね(^.^)/
Posted at 2018/09/01 15:28:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ

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「ラッシュの買取りとPC新調(^^; http://cvw.jp/b/2682511/48478176/
何シテル?   06/09 21:43
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

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