
今回も今や間違いなく見かけなくなり“珍”認定は皆さんも異論はないであろうモデルが2台出てきましたのでUPさせて頂きます、すっかり見かけなくなり暫く忘れていた存在ながらこの最近で立て続けに街角目撃したので探してましたら半年間に同時期に一気2台上がっていましたのでUP!⇒『315:昭和63年(1988)2代目GC22型バネットラルゴコーチ2000Deスーパーサルーン&316:平成2年同2000グランドサルーン』!!
バネットラルゴ、山梨にいると近々で2台見かけていますが首都圏では間違いなくもういません、De規制のある地域=大都市では乗りたくとも乗れないクルマになってしましましたしね、数年前まではガソリンモデルであればワタクシの仕事場である業オク会場の近く等、怪しげな?外人が多人数で乗っていたりして見かけましたが今やガソリンなんて皆無、260/297も共にDedした。
古くても動けば大事にする県民性でもあり結構記念物みたいのを見かけますがさすがこちらにいる時間が長いと慣れてくるもんです、それでも260のバンを見た時には思わず追いかけましたが(笑)
細かな説明は260/297でしてきましたがバネラル、86年~93年と7年も造っていましたし現役当時は特装扱いのウミボウズやヤマアアラシ、そして1BOX唯一のガソリンターボにNA2000ガソリン、2000Deに2駆と4駆を組み合わせ幅広い展開で結構人気も高くライバルのタウンエースやデリカ、ボンゴと較べても都会的で小洒落たイメージがワタシも好きでした。
1BOX人気が全盛の頃でしたし上級グレードは日産が元祖の回転対座は当たり前でWエアコン、プラネタルーフ(ガラスサンルーフ)等の快適装備もテンコ盛り!
ドライバビリティはガソリンターボを除いてかなり不満のあるモノながらこれ1台あれば生活が変わるな~と思ったモノです。
実はコレ、ほんの僅かの時期ですが乗っていた事があります、4駆のガソリンターボでしたので1シーズンのスキー専用に使っていました。
下取りをそのまま自分名義にしましたが当時7年落ち位なのにまぁ、よく壊れたクルマで今まで数々の車輛遍歴の中でコイツほど手を焼いたのもない?って感じでしたねー、他にもいい思い出ないので愛車紹介にも入れてませんが(*_*;
他オーナーからもとにかく普通じゃ壊れない?変な部分のトラブルを結構耳にし1.2~1.5Lエンジン搭載の下級バネットが基本設計だったモノに無理して?大きなエンジンを載せたのが元区と日産ツウ、勿論ラルゴオーネーに聴いた事があります。
“その瞬間が日産車”と笑いながら語っていた彼、結局日産は過去の失敗からあまり学ばない体質は伝統、今や名車とチヤホヤされる510ブルも1300で設計したものに1600→1800とエスカレートするにつれトラブルも増えていった経緯もOLDファンなら承知の事実ですしね、今でもこれのライバルである20/30系タウンエースやライトエースがまだ見かけられるのに対し人気販売もほぼ互角だったラルゴの衰退はこの辺に大きな要因があるようですね!?
さて、出品車ですがまず315…
De車(LD20Ⅱ)ですから走行14万㎞なんてまだまだ!の筈がE/gチェックが点灯している様子、これ以外にも軽い不具合はそれなりに出ているようですが内外Cに総合3は貴重になってきたこのモデルではなかなかもう探せない良質車に思います。
↓見えない部分でこのクルマは怖いんですがここまで生きてるのだから逆に直す所は直してる?
バネラルは89年を境に前期後期に分かれますのでこいつは前期、今残っていても前期なんてまずいませんしファンにはお宝かも?
4駆やプラネタでないのもかえってトラブルの元も減りますしね、遊び車にいいような気がします、多額な整備代を覚悟ならばですが^_^;
↓シートの焦げ穴以外は25年モノ!BOXとしては奇跡的に綺麗な室内!
現車、ディーラー下取りのオク初モノだそうで前オーナーさん、かなり大切になさってきた感じですね、内外装が異様に綺麗ですし車庫保管で慈しまれてきたのでしょう、この手のクルマは古くなると外装ズタボロってのが多いですし距離も1BOXという性格上、かなり伸びてるのが多い中Deながらこの距離、いいかもしんない(笑)
↓大きな凹、傷もなく素晴らしい状態のRr、前期は装飾が控えめでバンチックですが…
↓この顔付が気に入ってました、1BOXとしては秀逸なデザインだったと今も思えます!
出品地は神奈川、落札は無事なされ意外に?高く二桁にやや欠ける程度まで伸びていました、De+MTですからね、外人落札の可能性大ですね。
そしてもう1方の316、これは珍しいガソリン2000モデルの後期最高グレードであるグランドサルーン!!
細かなバリェーションは忘れましたがバネラルはまた別の顔=北米顔のクルージングシリーズがありこれはエアロ超でノッペラさんみたいで個人的にはあまり好きではなかったですが標準モデルの後期顔は前期よりよりお洒落さを増しなかなかエレガント!間違っても我が三菱の武骨なデリカスターワゴンの顔とは違い穏やかで優しい表情でした。
現車はヤマアラシ?ウミボウズ?のカンガルーバーを付けているようですねー、この優しい顔にバーはあまり似合うとは思えませんでしたが日産はバネラルやE24キャラバンにも当時人気高かった三菱のRVを強調するこの装備を見習って付けていたモデルもラインナップしていました、勿論、マツダやトヨタもデリスタ人気に乗っかろうと同意匠モデルを持っていました。
↓こちらは10万㎞行っていないながらE/g不具合が出ていますね、希少なガソリンだけに勿体無い!
こちらもディーラー下取りとの事ですが315よりは全体に程度は落ちますね、装備はいいですが…
E/gチェックは勿論A/C不良が致命的かな…?
外装は1BOXでは大概やっている左スライドドア~ロッカーパネルからフェンダー下部の凹が醜いですね、全体的には艶もあり綺麗なので勿体無い感じ。
↓315とは違いかなりカスタマイズされた”クルマ好き”が乗っていた形跡が見てとれる室内
↓ラダーやRrスポイラーなどの純正OPだけでもファンはヨダレ物かも!?
ガソリンNAモデルはCA20搭載!バネラルでは一番似合っていたエンジンかな?Deは明らかにパワー不足でターボ付きでも登坂は2Lでしたしかなり苦しかったです。
かと言ってCA18ETのガソリンターボは1BOXの概念を変える走りはするもそれを発揮していると極悪燃費でしたしCA20、パワーもそこそこ、燃費もそこそこで一番バランスが良かったように思います。
↓カンガルーバーはRVモデルの流用で後付けですね、Fr~右周りは非常に綺麗!!プラネタも無事動けば拍手ですよ、コレ(笑)
316も神奈川出品、最近神奈川会場は行かなくなってしまいましたがチョイと目を離しているスキにこんなのが2台も出てくるなんて驚きです、神奈川県の街ではまず見れませんのでどこから持ってきたんだろうか…?(恐らく静岡、山梨からでしょう)
エンジンやばし、しかもガソリンですしこの頃の日産E-ATは耐久性に?もあるながら落札は315の約1万円安と意外にコレも付いています、直して乗るには金かかるし部品取り?なのかもしれませんが希少価値の付き始め!?に思えますね~(^.^)/
Posted at 2018/12/19 19:16:42 | |
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