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元Gureのブログ一覧

2014年05月30日 イイね!

保存版・ 珍車PART408

保存版・ 珍車PART408珍車シリーズ、今回はこの年式でこの距離!という驚きのコレ⇒『昭和62年(1987)7代目R31型スカイラインセダン1800エクセルG』!!

これまでR31は数多くココでも取り上げましたがエクセルは2回目かな?
しかも前回は街角ナシヤマ天然車、オク出品車はお初だと思います(*^^)v

※ナシヤマエクセルはその後も度々目撃、どうやら基地の近くに生息しているらしく行きつけのスーパーでよく見かけます、至って元気で綺麗で見る度に感動します!

そんな訳でこれまでR31に関してはさんざん憎まれ口叩いてきましたのでもう言いません^_^;
ただ、不評だったR31(後追加のクーペ除く)で更に廉価版のエクセル、しかもセダンなんて当時でもそうお目にかかれるモノではなかったので業オクに出て来た事が素晴らしい!

驚きの12926kmですからね、これだけでエクセルながら堂々登場って感じでしょう(笑)

↓※印がないので実走のこのR31、R点ながらA評価、内外Cは27年前のファミリーセダンとしては上出来!


1800エクセルシリーズはS50の1500、ハコスカの1500/1800、ケンメリの1600/1800、ジャパン~R30のTIシリーズから継承する“GT”ではないファミリー&廉価版スカイライン、GTは6気筒(G7、L20)の高性能版を搭載、ファミリー版は4気筒エンジンとされジャパンまではご存じの通り外観ですら大きく差別されGTが立派なロングノーズを与えられたのに対しショートノーズの情けない姿でした。

本来スカイラインの本流は4気筒モデルなのですがS54時代のGT追加からこれの存在が神話的となりこの後延々とスカイライン=GTといったイメージとなり造る側も4気筒版はややおざなり…
例外的にR30のRSのみ4気筒高性能バージョンがありましたが歴代スカイラインを語る時、前述のイメージが誰しも多いのではないでしょうか。

“エクセル”はR31のみに与えられた4気筒シリーズの名称でしたがこれ以後のR32以降も永くこのファミリーモデルのスカイラインはラインナップされ下級のブルーバードや上級ローレルと微妙な立位置を取りながらもGTには及ばないながらそれなりに捌けたのはさすがスカイライン!

↓走行が示すように新車の輝きを維持する往年の“絶壁・衝立”インパネ!



R31も御多分に漏れずGT系は充実、当時最新の6気筒RB型をEGI(RB20E)、同DOHC(RB20DE)、そしてDOHC+ターボ(RB20DET)が与えられたのに対しエクセルはブルやローレル、果てはスタンザオースターで既搭載のCA18Sという何でもないエンジンがR30から引き続き与えられGT系がやれ新エンジンだ!やれツインカムターボだ!いやいや限定GTS-Rだ!と脚光を浴びる中、至って地味な存在でした。

ショートノーズ時代のモデルはまぁ未対策という事もありますがGTの重々しさがなく軽快感を味わえるまた違ったスカイラインを楽しめたモノですがNAPS(排ガス対策)以降はこれもなくなり特にロングノーズ化したR30、そしてR31の1800は廉価版以外の何者でもない味わい、GTの秀逸な脚もなければ明らかにオーバーウェイト感しかない走りでしたのでこれ選ぶならよほど下級ブルの方が元気で魅力的でしたしね、当時ですら存在価値は古くからのファミリースカイラインオーナーのためだけ?って感じでした。

この事から再販価値も極めて低く高年式でなければ比較的早く潰されましたので今の世にショート、ファミリーモデルが残っているのは奇跡的に思います…。

R31のスタイリング、特にセダンは好評R30型のキープコンセプトでしたがこの時期の日産はセドグロ(439→Y30)、ブル(910→U11)、そしてこのR31と人気/好評の先代を継承するのはいいんですがね、オリジナルのスタイルを弄くり回してしまい先代のバランス取れたデザインをスポイルしていた印象が個人的には大きく同じキープでもこの点はトヨタがうまく例えばZ10→Z20ソアラやX60→70マークⅡなどを見ても先代の魅力に更に新しさ、美しさを見事に加えて表現しており急速にこの時期を前後してトヨタと日産のシュア率が開いて行ったのもこれも一因に感じます。

まっ、スタイリングは主観ですからどっちがいい悪いとは言いませんが少なくともR30のTIとR31のエクセル、現役代で比較してR30が倍以上多く見かけたのは事実、間違いないです!

↓光輝くRrビュー、問題ないですね!GTの象徴◎テールはR31までは頑なに与えずサイコロテールがエクセルの証でした。


現車、細かな不具合は経年で当然ありますが全体的にはまだまだシッカリしていますね、『神戸52』は当時モノでしょうか?関西地区のナンバー事情は分かりかねますが何せこの低走行、あまり走らな過ぎも良くはないですがワンオーナーの可能性もありますね!

↓Frビューも綺麗です、フルオリジナルのハーフレースカバー、JAFマークが1オナ高齢オナを示すかのようですね~!


さてこの低走行エクセルですがやはりこれだけ低走行の貴重なクルマながらGTではない悲劇は現代にも響き落札価格は片手+@といった低額、GT系なら31も高騰しているので間違いなくこれの5倍以上の値段だったでしょう…

低グレードマニアにはヨダレものだったでしょうねー、出品はナンバーとは関係なく神奈川の会場、神奈川の業者に落札されたとは限りませんが街で見れる事を期待します(^^)v
Posted at 2018/03/18 13:39:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2014年05月25日 イイね!

保存版“秘密基地整備第8班・3号機ギャランレストア活動” 第2弾!!

保存版“秘密基地整備第8班・3号機ギャランレストア活動” 第2弾!!
(2014/5.25UP)

さぁ、ワタクシの最大のライフワークであるこのテーマ、第一弾が4月頭でしたので1ヶ月半ぶりの活動です(*^^)v

前回は整備第8班の総勢4名(F班長、MAIAさん、Toshi君)で行いましたが今回は残念ながらMAIAさんとToshi君がお仕事で来れず班長だけの来訪&作業となりました。


↓前回MAIAさんが言っていた“MMC野戦病院”再びです(笑)


ワタクシ?ハイ、相変わらず華麗なる見学者かつ雑用です(汗々)

5/24(土)、いつものようにF班長、愛知より来訪、休憩/一服時に1カ月半ぶりの再会を喜び合いますが仕事の早い(別名“せっかち”とも言う…笑)班長、例によってコーヒー1杯のみですぐに作業に入ります!

↓今回もドナーの大役を務める2号機に敬意を表して!


ここで前回作業のおさらい…
2号機→3号機移植項目
燃料タンク移植
燃料ポンプ移植
ブレーキピストン、2号機のキャリパーをOHの上3号機に移植、ブレーキエア抜き、同OIL新品交換
脚廻り(ダウンサス4組)を2号機→3号機に移植
アルミホイール移植ECU移植
シート移植2号機装備品(HID、ETC、オーディオ、ナビ)取外し
とこんな感じでした。

1泊2日で4人体制で行いましたが2日目は雨で作業効率が悪い中で皆さん頑張ってくれ何とかE/g始動、基地内の走行を目指しましたが最後の最後、電気系統の不完全(バッテリー充電不足、オルタやスターターの機能低下等…)でこの時の目標達成は8割止まりでしたので今回はそのリベンジ!班長「意地でも掛けます!!」と鼻息荒く?作業に入ります。

↓まずは“神”の目による電気系統のチェック!


この週はバタバタしていて班長来訪までにタケちゃんのご厚意により仕入れていた中古の良品バッテリーを充電しておきたかったのにできず結局この朝にスタンドに出してきます、このためバッテリーは大変申し訳ないないながらAMGのモノを外してお借りします。(午後にスタンドから引きあげ交換済)

前回は最後の最後、クルマだけはたくさんある基地ですので各車からブースターケーブルからジャンプさせて挑戦しましたがどれも不発orz…

↓今度こそ!のE/g始動に備えLOVE…ではなくガソリン注入(笑)


このため今回はバッテリー直で掛けると何とすんなりと掛かるではあーりませんか(+o+)
久々の基地に響く4G63の咆哮、今日参加できなかったお二人には申し訳ない気持ちながら班長とニンマリ、しかしセル、オルタとも見た目からしてヤバい位に湿気でやられていそうな感じが嫌でこれを交換、セルは2号機から移植、オルタは以前予備に仕入れていたリビルト品を装着します。

↓オルタ交換のためラジエーターを外したE/gルーム


冷却系の作業、オルタ交換…VR-4のオルタの位置は手も工具も非常に入りにくい部分でコレ、素人じゃ絶対できないし熟練でないと三菱のサービスマンでも難しいレベル、それを班長は2時間程度で完了してしまうのだから相変わらず“神の手”は健在!

ワタクシ?その間何やってた?

ワタシはですねー、班長のような高度な作業はできませんので内装移植の続きをしていました^_^;
前回はFr左右とRrシートを移植しましたがどうも3号機内張りが気にくわん!!
カビが凄かったので前回カビキラー→念入りに拭き掃除はしたんですがまだカビ臭いしところどころ切れや汚れもあるので4枚の内張りを交換しました!

↓2号機から内張りを剥ぎ取り開始!


たかが内張りですし同じ年式の同じグレード、当然デザインも寸分違わないのですがやはり永年自分が過ごしてきたキャビンですしね、2号機のモノを使いたいし何より前?前々?オーナーさんがドアスピーカーを目立つビスで変な固定、カスタマイズしているのでこれも気に喰わなかったので…

↓3号機はスピーカー部を4本の目立ち過ぎるビスで社外SPを止めているらしくこれがNG!!


3号機の内張り剥がすとデトニングとかやたら凝っていてビス穴探すのにも苦労、凝る割にSPはやっつけのように取り付けてあり作業しながら“詰めが甘い!”と何度もぼやいてしまいます(笑)

↓デトニングだけはやたらしっかり頑強ですが…


そんな事してる感に班長は次なるステップ!
E/g掛かったのはいいがアイドリングは安定するも回転上げるとまるでディーゼルのような音、1気筒まともに爆発していない様子で点火系か燃料供給に難ありと診断、これの解決に向かいます。

↓班長、まずは燃料フィルターを2号機から移植


デズビ、プラグ、プラグコード等も全移植、この作業途中にアクシデントが発生(後述)、この段階ではさすがの班長も???なので取りあえずまともなE/g回転を安定させる作業に集中します。

↓2号機からプラグを外す班長!


3号機が着実に公道復帰に向かうのとは逆に2号機はどんどん不動車になっていくのでそれを思うと心が痛いですが可能な限り2号機の魂(パーツ)を移植作業中の3号機、それの進捗度合いによりどんどん思い入れ、愛着も深まっていきますネ(^.^)

さて、上で触れたアクシデントですが3号機、どうにも前?前々オーナーさんが変な細工をしておりバッテリーターミナルが大バッテリーに対応できるように2つになっている、結論から言うとこれが原因でエンジン始動時ショート、オルタのヒュージブルリンクが切れてしまい充電警告灯が当然点灯まではいいのですが関係ない?と思われた室内電装品(ブロア、オーディオ、サンルーフ、P/W、電動ミラーなどの類が全滅、ヒューズはどれも飛んでおらず(一部ルームランプだけ断線→即交換)ライトやウインカーは正常で???…
ここで班長のお知り合いの識者に電話ヘルプ、ETACS(エタックス:三菱の電装品を掌るコンピューター)が怪しいと…
しかし作業前にはP/Wも正常でしたしブロアもOK(あっ、これは当然ダメだろうと思っていたACが何と生きてました!(^^)! )
また、点火系に加え吸気(エアクリ)も総取っ替えしまいたがエンジンの吹けはイマイチ、この2点が本日は未解決=懸案事項となってしまいますがそうこうしているうちに日没の時刻となりこれは明日への宿題とし作業終了! ♪~お片づけ、お片づけ~とします(笑)

↓3号機の外した点火系、吸気系パーツ(ストックとします)


この後、小休止後の夕食の買い出し、そこへタケちゃんから連絡入り「Gureさんは見飽きたけど班長と飲みたいから止まりに行く!」と!!
勿論歓迎の意思を伝えます、タケちゃんは同じ県内なのと日曜も仕事という関係上、基地開設1年を過ぎても未だ泊りで来る事はなく“どうでもいい”と言われながらも明日仕事にも関わらず遠い基地から甲府まで通勤しててでも来たい!と言ってくれたのは超嬉しく班長と大歓迎で21時過ぎ、タケちゃんを迎えます!

その後3人して温泉で裸の付合い→帰宅後夕食と酒席へと移り午前2時半に就寝zzzz…
一夜明けた本日25日、お仕事なのにわざわざ泊ってくれたタケちゃんに敬意を表しワタシもF班長も早起き^_^;

↓今回タケちゃんはお父様のご愛車であるエボワゴンで来訪しています!


昨夜も深夜まで語らいましたがまだまだしゃべりたそうなタケちゃんを8時に見送ります、ホントに気持ちのいい好青年!(^^)!

↓エボワゴンで出勤のタケちゃん!


この後班長は昨日の激務に加え本日も働いてもらわなくてはなりませんので2度寝してもらいその間ワタクシは昨晩の片づけ等々…
10時半に班長2度目の起床、朝飯もそこそこに早速作業に入ってくれます。

本日の作業は昨日の宿題ですね、まずは昨日の段階で怪しいと班長が診断していたインジェクションノズルの交換からスタート!
これも当然2号機から移植、「2月まで現役バリバリだった2号機のモノならまず大丈夫でしょう!」と言う班長のお言葉を信じ助手の必要ない(てか邪魔?)の作業になるのでまたしてもワタシは別の作業へ…

↓インジェクションノズル交換中の班長!


↓ワタシは…全然関係ないミニキャブの補修という暴挙に(爆)


↓タイコ、ハンガー部に大穴空きまくりでorz…


いや、ミニキャブもかねてからマフラー排気漏れがありこと最近は爆音になってきたのでこれを耐熱パテ、アルミテープ、マフラー補修用雑巾と言うこれも基地必須アイテムのホルツさんから出ておりこれにて作業します。

↓パテレベルでもなく複雑に穴が開いているので厳しいながら一時凌ぎでも補修、まずはホルツサビチェンジャーを塗布


↓パテ盛り+補修用雑巾を針金固定で完成


補修用雑巾、初めて使いましたが水に濡らし巻きつけ針金で固定との事、効果は暫く乗ってみないと分かりませんがタイコがかなり痛んでいるのでこれで一応排気漏れ、爆音とも収まりましたが補修した所以外に今度は負荷がかかりそこが破れる可能性もあるのでマフラー交換を視野に入れなければなりません、また金が(*_*;

まっ、車検まで1年執行猶予あるし今はギャランが優先、これでしばらく騙さないと(笑)

そしてギャランの方です!

インジェクター交換は班長の読み的中でこれ替えた途端エンジンは絶好調、レーシングさせても気持ちのよい吹け上がりで基地に3カ月ぶりに4G63の咆哮が響き渡りました。
また、この3号機は2年エンジンも不動でしたのでね、久々の始動で4G63も嬉しそうな音を発していました(^^)v

もう一つの難題?だったエタックスと思われた不具合、これも班長が2号機から移植しますが改善せずで2人して腕組…
冷静に考えると昨日の朝は異常なく何度かセルを捻っている中でこうした状況となっていますしね、バッテリーターミナルが変な事になっているしこれがショート→ヒュージブルリンク切れが諸悪の根源なのでまずはターミナルをノーマルに戻しヒュージブルリンク(あっ、これは2号機のモノも作業中破損し予備なし)をクリップで短絡、すると車内電装品復活!!

何とエタックスとかは関係なくこれがデストリビューター=車内電装品を各ヒューズに行く前段階で掌っていたと言う訳でした、ジャンジャン!
班長と何のけなしに短絡させた結果がコレ、2人で顔見合わせて笑ってしまいました、さんざん悩んだ挙句コレかと(笑)
まぁ、いい勉強になりましたわw

これにてようやく3号機ギャランを基地内及び私道部分で走行実験をします、もちろんワタシは今年初の?最大のニヤケだったのは言うまでもないです(笑)

↓蘇る4G63の咆哮!!




↓私道部分でクラッチ(ギアチェンジ)の確認作業時


動画に撮っていない部分でも数回この試験を繰り返しましたが走行14万㎞なので2号機よりは程度は当然落ちるもE/g、機関に異常は見られずギャランの持病である1速への入りにくさ、ギア抜け(シンクロへたり)の症状がやや見られるも概ね順調で後は車検取得/公道復帰前に水、OILはもちろん各部をチェック→手直しをしてゆく予定です!

3号機、予算の兼ね合いもありますができれば2号機のガンメタにオールペンも視野に入れてます、それが2号機への最大の弔いにも思えますしね、まぁ、今すぐは予算ないのでできませんが頑張って稼いでなるべく早い時期、しかし無理せず焦らず慌てずコツコツ班長、そしてメンバーさんの手を借りて仕上げて行けたらと思っています!

↓取り合えず2号機のDNAにより無事復活を遂げた3号機ギャランVR-4



今日の作業は順調に進んだので14時半には終了、班長は愛知までお帰りなるのでそそくさと遅いい昼飯を用意、その後休憩もほんの僅かで16時過ぎには基地を後にされました…

3月に苦労してタケちゃんと島根県まで遠路遥々遠征して持ってきた3号機、3カ月、計4日間の作業でここまでくるとは正直全く想像できませんでした。
これも班長や影で応援してくれるタケちゃん、前回寒さ/雨の中を気合で動いてくれたMAIAさん、Toshi君らの努力の賜物ですしね、彼らの恩に報いるためこのクルマは一生手放さないです、ハイ。

まだまだやる事は多いですがクルマはやっぱり動いてナンボ!ですからね、大きな峠は今日越えたと思いますしで頑張ってガンメタ+で希望ナンバーの横浜&2号機の番号での公道復帰をしたい!大雪にリベンジ、絶対やり遂げますんで今後も応援よろしくお願いしま~す<(_ _)>
Posted at 2017/08/14 17:24:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 愛車被災→復活劇 | クルマ
2014年05月23日 イイね!

保存版・ 珍車PART407

保存版・ 珍車PART407珍車406、昨日のTWDに較べたら今回は“屁”みたいなモノです(クルマではなく珍度という意味で…)がこれもめっきり見なくなったので取り上げました!

⇒『平成3年(1991)5代目ST170Gカリ-ナサーフ1.8SX』!!

今やこれも絶版になったカルデイナの前任であったカリ-ナサーフ、現役時代はワゴンモデルが富士重レガシィにより爆発的人気でしたのでね、サーフもこれに釣られるように比較的人気を得、現役時代は結構見かけたモノですがこれもさすがに現在ではエゴカー減税の餌食になったか?すっかり見かけなくなってしまいました。

この代のサーフは2代目、初代サーフはFR時代の3代目A60系でデビュー、FR→FF転換期にトヨタは多くの一つの車種でFF/FRを用意しましカリ-ナもメインのセダンがFFの4代目T150系に移行(85年、A60系はこの時クーペ製廃、セダンは廉価版のみに車種整理)後も当時旧型となるA60サーフを88年まで継続してT170系デビュー時にFF化、つまりサーフ(バンも同様)は1世代飛び越した格好となっていました。

当時のトヨタのRV色の強いワゴンモデルで多用された“サーフ”(他にマスターエースサーフ、ハイラックスサーフ…)のネーミングはそのイメージから若者にも結構支持されその名前に似合う?湘南海岸ではサーファーが乗るこれら“サーフ”を見かけたモノです。

さて、出品車ですが『事故現状コーナー』からのお出ましなので評価は対象外、このサーフもベッコリとお尻が逝ってます(*_*;

↓このコーナーだけは現車確認必須!!


T170となって先代サーフとはスタイリングこそ継承しますが最大の違いはFF化された事!

これは裏話ですが同じボディのバンでのセールスマンハンドブックではFFバンでは大きく先を行く日産勢(ブルバン、ADバン)に対しコロナバン、カリ-ナバン、カローラバンでは「積載時はトラクションがRrに掛かるのでFRバンが有利!」と必ず書いてありましたがね、実際バンでフル積載するとFRの場合Frが軽くなり過ぎてハンドリングに大きく影響、曲がりくねる首都高などでは危険な領域にもなりましたからトヨタのこの説明は?でしたネ~、少なくとも都心を仕事で積載して走るなら日産FFバンの方が絶対安心でしたし。

まっ、サーフ=ワゴンですからそう重たいモノを積む訳ではない?としても現在がそうであるようにこの類のモデルに関してはラゲッジルームの広さ、そして積載を考えるとFFが有利に間違いないと思います!

↓内装は画像の限りかなり綺麗!余裕でC評価は付くように思います。


先代150系からコロナとャーシ共有、各部デザンは似てはいるもコロナとはリ・デザイン、インパネ意匠も異なりますが個人的には170コロナのインパネの方がデザイン、機能では軍配あげます。
カリーナは前方視界はこれの方がいいのですがプラスチッキーで何か貧相、コロナの立体的造形が好きでした。

現車はサーフの高グレードである1.8SXですから4S-FE型1800ccハイメカツインカムEFI搭載、これは何度かドライブ経験ありますがさすが実用的狭角DOHCとは言え吹け上がりやレスポンスは必要充分!
前期(88~90)は4S-Fiという機械式インジェクションがイマイチなレスポンスだったのですが後期(90~92)はEFI化によりドライブフィールは向上していました。

170系になりますとトヨタもFF2世代目で手慣れた?先代150やカロ-ラのFF初代(E80系)などではアンダー、トルクステア等のFF特有の癖が散見されるもこの世代になるとそれも影を潜めパワステ装備の恩恵もあり殆どFFを意識しないフィーリングが味わえたかが4年での進化に感心したモノです。

↓後方確認不足?バックで思いっきりポールに当てた体ですねー…もうバックパネルやバックドア他部品は出ない?でしょうなぁ。


今や希少なカリーナサーフですがこれ、修理してまで欲しいヒトはそうはいないでしょう、無事落札されていますが解体+αですので部品取りかな~…

↓塗装は綺麗ですがFrもチョコチョコ擦ってますねー!


会場はお膝元愛知、と言いましても日本最大の自動車県ですからトヨタ現行車は数多いですが意外に旧いトヨタ車ってココ居てもあまり見ない気がします、場所柄?代替スパン早いでしょうしね…

うちのギャランと同年代、今や平成一桁も見なくなりまプチ旧車化していますから“変態”にはなれないメジャーなカr-ナですがサーフというのに惹かれますわ(^.^)/
Posted at 2018/03/18 13:54:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2014年05月22日 イイね!

保存版・ 珍車PART406

保存版・ 珍車PART406前ブログでご報告の通りバントラオク会場に行ったのでその数多い出品車輛の中からとびきり珍度の高いコレを今夜はご紹介⇒『昭和45年(1970)いすゞTWD20ボンネットトラック』!!

いつもはネットの出品車を取り上げてますがね、今回は生ですよ、生!やっぱり生でないとね(爆)




さて、いすゞTWD、かつて日本のボンネットトラックの王者だったTXDシリーズの派生であり1963年にTSD40(4x4 5.5t積)とTWD20( 6x6 6t積)をラインアップ、主に自衛隊に納入されたり路面の悪い現場の多い林業やダム工事等に使用されたりと高度成長期の日本を支えた縁の下の力持ちでした!

現車も聞いた事ない村の森林組合という文字がボディに記載されておりこの類(林業)の使用車でしょう。

44年前の現役ボントラがまだ出品されるこのオークション会場はもはやここは日本か?というくらい外人さん(主に東南アジア・発展途上国)が多く古かろうが何だろうが実働であれば大概は掃ける、業界では“ゴミ捨て場”と揶揄されるココですが希少な珍トラックに会えるマニアにはたまらん場所です^^;

↓滅多に見れないTWDの出品票!


さてこのTWD、6輪駆動という当時としてはもの凄い性能、さすがにワタクシもボントラの経験はないですしね、その運転感覚は未知、しかも6WD、当然パワステなんてない時代ですからこれで狭い山道を毎日仕事していたのですからやっぱり昔のヒトには頭下がります(笑)

↓このレトロ感がなんとも言えない!インパネと言うより“運転席”がピッタリ(笑)


↓(付録…笑)ボントラの運転目線はこんな感じ(*^^)v


現車はクレーン付なのでボディカットしてあり荷台が異様に短くてブサイクですがまだまだシッカリしている!
クレーンはタダノ製でこれも太古のモノですが年式はクルマよりもやや新しく75年製、載せ換えか若しくは当初平ボでクレーンは後加装と思われます。

↓このボディ長で後輪2軸は不格好ですがコイツは走破性のためのモデルですんでね、漢ですよ!


44年モノなので車体はそれなりに痛んでますがシャーシやエンジンはきちんとメンテしていた様でOILの漏れた跡や酷いサビもなし!
塩害(雪)のない地域のクルマなのでしょうかね、下回りはパッと見の段階では奇跡的状態でした。

↓いかにも軍隊顔で勇ましいTWD


↓(付録2)懐かしの旧々いすゞマーク!子供の頃このマーク見て「もじゃバッジ」と言っていたのを思い出す(笑)


この会場は大概こうした驚きの希少トラックが開催ごとに出品されます、下手な博物館よりここは楽しめますヨ!(^^)!

このTWDは今週土曜日にオークションにかけられます、幾らになるか注視してみたいと思っています(ヒマあればだけんど…(^.^)/ )
Posted at 2018/03/18 13:59:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ
2014年05月22日 イイね!

保存版・ 陸屋…28

保存版・ 陸屋…28 娘嫁入りショック!?から無事立ち直りお父さんは頑張ってますゼ(^^)v

なーんて結婚式で雀の涙の蓄えも吐き出したのでね(*_*;
頑張らねば喰えないんで(笑)

今日は本業?を久々にやりトラックの引取!



10か月ぶり位かな?陸屋稼業やるの(笑)まぁ、私生活で横浜~山梨の約200kmを頻繁に行き来してるから慣れてるっちゃー慣れてるけど乗用車じゃないと倍疲れますわ。。。

このレンジャーも東北に送りますが先週北関東にあるバントラ専門業者オクで落としたモノをエッチラホッチラと今日の午前0時過ぎ、代りに投げる(解体代りに買取保証コーナーに出品)する軽箱乗って200kmを深夜走り!約4時間で到着、帰路は落としたレンジャーで爆走?先程帰ってきました~

↓久々のバントラオークション会場は相変わらず盛況で海外向け?バスがワンサカ!バスマニアはヨダレもんでしょうね(笑)


今回落としたのはH3y日野U-FD1Jのセーフティローダー!
走行32万㎞ながらDラー整備記録完備で旧いながらも好調、評価3点らしく機関、外観もOK。
唯一惜しいのはFrガラスひび割れがありますがユーザーさんが構わんとの返事でしたので少々お高かったですが落札、一晩基地に寝かし明日詳細チェック後、本職の陸屋さんに託して東北へ送ります…。

↓花見台のスライドボディも完動でアルミブロックの造りボディもかなり綺麗!


少し前なら東北まで自分で納車してたんだけどさすがにもう体力キツい(*_*;

1日400km、軽と4tで往復しただけでもヘロヘロ、零細事業主は高速なんて使えんし軽油も140円オーバーの時代、陸屋さん頼んだ方が安いし…

今日の関東は暑かったですが燃費節約で窓全開!この代までは三角窓があるのでそれでも快適でこんないい装備が廃れたのは惜しいです、昔のヒトは知恵がありましたよネ~(^.^)/
Posted at 2018/02/12 21:31:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 業務 | クルマ

プロフィール

「ラッシュの買取りとPC新調(^^; http://cvw.jp/b/2682511/48478176/
何シテル?   06/09 21:43
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

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