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2014年07月21日 イイね!

保存版・4枚(4ドアセダン)“ザ・ベストテン”

保存版・4枚(4ドアセダン)“ザ・ベストテン”
もうええっちゅうの?いやいや一度は止めかけたこの企画、卑怯な手を使いまだやりますよ(爆)

今回も独りよがりも大概にせーよ!!って感じですが4枚“ザ・ベストテンシリーズ”をやってみたいと思います(^^;)

その名の通りセダンのベストテン!昔は幼児に「自動車の絵を描いてごらん!」と言えば必ずセダンの絵を描いた位日本ではポピュラー車型だったんですがね、うちの末っ子(現在18才)位では幼い頃はまだ公式通りでしたが今の子供に同じ事言うとミニバンばかりの絵が出来上がるらしい…
時代ですねー、我々世代では寂しいと言うか情けないと言うかorz…

まっ、時代遅れと言われたら確かになんですがミニバンに較べデザインに自由度があり個性豊かだったセダン、どこかのCMじゃあーりませんが“セダン・イノベーション”、たまにはセダンに脚光を浴びて欲しいモノだと思います。

今では高級車以外でセダンが注目なんてほぼなくなりましたし売れないからメーカーも真剣な、真面目に煮詰めたセダンなんてない、強いて言えばマツダ位ですかね?特に高級とかハンパないスポーツ(インプやエボ)性とかをバックに持たない普通の?セダンを真面目に追求してるのって!?!?
さっ、愚痴はこの辺にして(汗)

早速行きましょー!

※このベストテンは単にワタクシの独断でスタイリングを主とし実際の使い勝手やスペース、質感等も考慮して集計しました。
またかつては「2ドアセダン」も少なからず多くの車種でラインアップされていましたが今回はセダンの本質である「4ドアセダン」に限っています。
例によって輸入車や軽自動車は含ませんし単にワタシの好みで順位付けましたのでご了承願います。


さぁ、今週の!?第10位!!

【4代目トヨタカローラセダンE70系(1979~1983)及び6代目E90系(1987~1991)】

↑E70系カローラセダン

かつてのファミリーカーの代名詞=カローラ!
80点主義とか誰にでも乗れるツまらんクルマとか色々悪口も言われたモノですが過去の功績を振り返るとこのクルマも間違いなく“名車”だと思います。
巨大なマーケットでしたのでこのクルマはあまり冒険はしてこなかったですしスタイリングも奇をてらわないオーソドックスなモノが多かったのでスタイルだけを見てそんなに好き嫌いが分かれるモデルではなかったと思います、皆さんもそれぞれ歴史が長く現行まで全11代に至るカローラ、心に残る1台がある筈!

ご承知の通りかつてのドル箱ですから一口にカローラと言っても様々な車型がある、セダンクーペは当たり前でスポーツワゴン風のLBや時代の流行に乗るHTやHB(FXやランクス)4HT(セレス)、ミニバン風味(スパシオ)とか数えたらキリがないですがね、ここはセダン特集?なのでワタシ的にランキングに入れたいカローラセダンを選出するとこの結果!

カローラは独断ですが大きく分けてFR時代のモノとFF世代=近年のモノでくくりそれぞれで選出したらやはりFRとしこの時代の究極の完成度だった70とFF世代のモノではそれまでのカローラの常識をあらゆる面で超えた90に絞られました…。

70は先代30~50系迄初代KE10から続いた所謂“80点主義”の設計の元、あらゆる部分で致命的な欠点がなく平均点以上の出来ながらもこの代償としてズバ抜けて“これは!”と思える秀逸さもない、だからこそ文字通り万人受けしあれだけの販売台数を達成しファミリーカーの代名詞にもなったのですが玄人的には刺激のない、何ともツまらんクルマというイメージ…
しかし70系はその思想から脱却、いや、基本は80点主義も守りながらあえて80点にこだわる事なく90点、100点取れるところは取ろう!とトヨタが真面目に研究したのが手に取るように分かる出来栄えだったと思います。
もちろん”リーズナブル”という使命は絶対ですし妥協を感じさせる部分もありますが先代までと較べその度合いは驚くほど少なくなっており70セダン、乗るたびに感心したモノです。

まず挙げたいのはハンドリング!先代まではココが一番酷かったのですが70になり当初は1300モデルのみでしたがスタ-レットKP61から継承したラック&ピニオンとなりシャープで現代の(当時として)水準以上のモノを得ており先代までに感じた直進性の不安定さ、クルマそのものがハンドルを切った後に直進を取り戻すのに鈍感だった一番嫌な点が劇的に改善、新エンジンA型エンジンや従来のK型の改良の末、非常にファミリーカーとしてパワーも燃費も秀逸なモノになった点、そしてシャーシや脚廻りにしても80年代に向かいしっかりしていましたしね、室内の広さもスクエアなデザインが功を奏しFR小型セダンとしては極限までの広さを実現、質感も上級グレードならば上級車に何ら遜色なかった!
弱かったのはボディのサビ位かな?この時代のトヨタ車はカローラに限らず「計画的陳腐化」というお題目が設計段階で盛り込まれておりコンピューターで計算されサビの発生もコントロールされていましたしね、これはユーザーとしては長く乗りたくてもこうした現象に頭悩ましましたが…


↑90系カローラセダン

一方の90はバブル期設計の賜物で全てがカローラらしくない、妥協や80点という概念を完全に無視じた質感がやはり魅力的!
バブルのベストセラー、GX71マークⅡを倣う高級な内装は無理してマークⅡやクラウンを買わなくとも!!と思わせるに充分な造り、FF第二世代のため先代80で感じたFFの悪癖も殆ど感じず90で完全にカローラはFRと決別したなーと思わせる完成度でした。

スタイリングもきっちりとした正当な3BOXであり各部装飾も高級感を持たせそれまでのカローラ=安物っていうイメージを払拭してくれましたねー…
このモデルからは狭角DOHCのハイメカツインカムの採用で非常にパワフルで俊足となりましたしこのようにあらゆる意味でカローラのイメージを根本的に変えたくれたインパクトは相当大きかったです!

以上の理由から70/90を厳選してランクINとしました!

続いて第9位!!

【2代目マツダルーチェセダンLA系REエンジン搭載車前期モデル1972~1975)】


2代目ルーチェセダン!これはスタイルはさほど好物って訳ではなかったですが何たってその独特で迫力ある顔付きに魅せられてましたねー…
この時期のマツダは大体このような喰いつきそうなエゲツない顔?が得意でサバンナもカペラもこのテイスト、当然注目されたのはサバンナ(RX-3他)でしたがセダンでこの獰猛なマスクを付けたルーチェ、他が見向きもしない中(どちらかと言えばルーチェセダンは不人気)でワタシは結構惚れてました(笑)

大鷲をイメージしたスタイリングもサバンナやカペラのセダンより派手でスポーティ、そしてセダンながらに当時としては驚愕の135psという大パワーを有した13Bエンジン搭載のグランツーリスモ(73年追加、これ以下は12A型搭載)に羊狼的な印象で当時見かけると一人でテンション上げてた記憶がありますw
同時期のライバルであるコロナ、ブル、ギャランは当然ながら保守層が多い量販モデルだけありルーチェに較べたら平凡で如何にもファミリーセダン然としていましたがルーチェはセダンでもなかなか派手でカッコいい4枚にワタシの目には映りましたネ~
セダンの他にはHTとワゴン/バンの設定、勿論この顔このスタイルはHTの方が個人的には萌えましたが今見ると大人しい4枚でREってのがいぶし銀でイイ!

13BエンジンはマツダREの当時最高峰!10Aから始まって当時最速と言われたサバンナGTですら12A型と一回り小さく125ps止まりのエンジンだったところにそれを10psも上回るこのエンジンの初搭載車種!!この後13BはVIPカーのロードペーサーや高級パーソナルクーペの2代目コスモに搭載、そして後年にははマツダREの中心的エンジンになってゆきました。
ただ、これは前期型のREモデルの限定で9位,です、後期型はこの迫力あるマスクは大幅に意匠が変わりましたしレシプロ(1800)モデルもありましたがこの時期、REでないマツダなんてクリープを入れないコーヒーでしたので(古い例えやな~…汗)興味ナシです!

あっ、このルーチェセダンは名作ドラマ『探偵物語』や破天荒ドラマ『大激闘マッドポリス80』では大都会・西部警察の230STD並にスタント車輌として大活躍、REのこのセダンが破壊される度に「勿体無い!」を連発していたのも懐かしいです(笑)

さぁ、8位行ってみましょー!

【4代目日産ブルーバードU2000GT/GT-X 610型(1973 ~1976)】


これもハッキリ言えばこのサメ顔にやられました(笑)
現E39Aギャラン乗りですからね、昔からこういう迫力ある顔はタマランかったですわw

その顔に加えノーズのサイドにはサメのエラまでありましたしね(笑)その風体通り“サメブル”の愛称が有名なブルUGT系は正直なところ現役時も中古時も不人気車種、それは同じクラス、同じ性能に同じような値段で当時のカリスマ人気のケンメリ(ヨンメリ)が控えていた点が最大のマイナス要因、何せスカイライン人気は当時神がかり的でこのサメブルもその人気を妬んだブル扱いDラーからの要望でメーカーがラインナップしたものでしがたケンメリに比較してスマートさが皆無、厳つすぎる顔付きはせっかくのブル初6気筒ラインナップも当時大した話題にも上らず扱いDラー、かなり嘆いたとか嘆かないとか…!?
ガキの頃でも変態?天邪鬼?なGureですから巷で人気のケンメリには見向きもせず“逆スラント、2分割”にこの頃でも夢中でしたからね、スマートなのは認めますがどこかツルンとしたケンメリよりはこちらに夢中、元々ブルUは71年、1600/1800の4気筒ジョートノーズでデビュー、73年にこのGT系が追加されましたがかつてのS50スカイライン同様に鼻を伸ばしてL20を積むというワイルドさがスカイライン以上に衝撃的でした、まさかブルーバードにこの荒治療をやるとは!!って感じで…。

実際ヨンメリとサメのセダンを若き頃に何度も経験してますがほぼ同じクルマなのにサメの方が若干軽い分、加速も良かった!
バランス悪いロングノーズでしたから直線番長はケンメリと同等でしたが1tそこらでL20の搭載、GTならシングル115ps、GT-XならSUツイン125ps、どちらも充分なパフォーマンスを持っていました。
ルーチェセダン同様にこの頃はこうした無茶?なセダンも存在、現役時代もほぼHTの目撃でしたがこれもシブいセダンとしての存在感は個人的には印象に強く残っており堂々8位のランクインです!

盛り上がってまいりました(汗)第7位!!
【2代目いすゞジェミニJT150/190/600型(1985~1990)】


今ではトラック専業になってしまったいすゞですがかつては乗用車も生産、いすゞの乗用車はどれもモダーンで個性的、弱小メーカー故に生産期間が長めでモデル末期では「まだ造ってんの?」的な揶揄も多かったですが例えば117クーペや初代ピアッツア等のようにその時代としては稀に見る美しさ、最先端のボディデザインを採用して注目を集めたモノでした。
そんないすゞ車の中で記録的に売れたのがこの2代目FFジェミニ!アクロバット走行するCMが話題となり後にも先にもいすゞ乗用車の最多量販モデルです。

個人的にこのジェミニのセダンはとても美しくDOHCを搭載した画像のZZハンドリングbyロータスはマイカーに検討した程にそのスタイリングには惚れましたねー!

今で言うCセグのクルマなので小さく当時のカローラやサニーに較べても室内は狭い、ジェミニというクルマは歴代、これの前の初代もこれの後の3代目もどうしてこんなに狭いの?と思うほど特に後席の狭さはセダンとしては落第と感じましたがそれでも子供2人、中学生位までなら何とかファミリーセダンとして使えるか?と。
美しいデザインと引き換えなら多少狭いのも我慢するかと思える素晴らしさでした。
他にHBも存在しましたが個人的にはセダンに大きく軍配、ジェミニなら迷わずセダンと思っていましたねー。

小さいので運動性能はCMの通り抜群、何もDOHCでなくてもベースエンジンの1.5LSOHCやいすゞらしいDeエンジンモデルでもドライバビリティに非力感はなくFFをそう感じさせないシャープなハンドリングとしなやかな中でもしっかり踏ん張る脚廻りも魅力的、どこか田舎臭かった先代FRジェミニPF系や肥大化して何とも理解に苦しむスタイリングでいすゞの乗用車撤退を招いた次期型JT151/191/641型に挟まれた2代目ジェミニ、カローラやサニーを脅かす勢いで売れたのが何よりの証拠でいすゞNo1の名車だと信じています、マイナーメーカーでのこの検討に敬意を表して7位とさせた頂きました!

どんどん行きます、第6位!!

【初代三菱デボネアA30系(1982~1991)】

↑初期モデル(1964~1969)

前に上げた“高級車ザ・ベストテン”から一つ順位を上げてシーラカンスが再び登場!(笑)
いやー、詳細はそちらでも書いたので省きますがクドいですが5ナンバーでこの風格ですよ!22年も造ってたのでモデル中頃からはこのスタイリングがさんざんバカにされたましたが今振り返るとこのサイズでこの風格、他になかなかないですしね、Hブレッツナー(デザイナー)氏に敬意を払う訳ではないですが若かりし頃笑ってたのを謝りたいほど今みると見事です!

A30系は長年のモデルライフながら時代に応じた改良は幾度となされておりますが大きく分けると主に外観での識別となります。
三菱初の6気筒を搭載、三角窓にテールにデュアドロップ型サイドマーカー、Lテールを持つ初期型(64~69、この初期でもマーク変更、インパネ変更歴があります)、70年のMCで新開発サターン6 6G34型に換装しネーミングを『デボネア・エグセグティブ』に、型式をA31とした中期、そして73年以降は三角窓やLテールを廃止→サイコロテールの採用とターンシグナルなどのデザイン変更を行った後期、4気筒アストロン80 G54B型2600ccエンジンの最終型(76~86)となりますがマニア間では初期型がもうかなり希少ですし有難がられますがワタクシ的にはどのデボネアでも魅せられますネ。


↑後期モデル(1973~1976)

決して美しいまでは言いませんがセダンらしい風格と重厚なスタイルは6位の価値アリ!と誰が何と言おうがあると断言します(^^ゞ

☆☆☆~今週のスポットライト!!~☆☆☆

今一歩、惜しくもベストテンに入らなかったモデルはこちら…

【ホンダアコード(3代目)/ビガー(2代目)CA1~6型(1985~1989)】


前回のリトラベストテンで9位に入ったこのクルマ、今回はランク外ですが再び登場!
理由はやはりリトラを採用した他社ではやらなかった唯一の4ドアセダンって事ですかねー(クイントインテグラは同ホンダですので…)、これだけで充分カッコいい!!

リトラの項でも書きましたがともすれば軽いイメージ、しかもプレリュードやインテグラであれだけリトラ、リトラとやりながら廃れると一気に止めるホンダらしい?変わり身の早さが若干鼻につきますがある意味流行の最先端に乗り時代を的確に捉えたとも考えられますしね、当時のホンダの若い企画力、評価したいと思います。

さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【3代目日産セドリックセダン及び4代目日産グロリアセダン230型(1971~1975)】


大都会・西部警察他70~80年代の刑事モノやアクション映画では欠かせない230セダン、ここにて登場!

個人的には永いセドグロの歴史の中でセダンとしての風格、認知度、そして各方面での活躍度ではコレが一番だと感じます。
ワタシ世代ではパトカーもタクシーも教習車もコレ、その上ドラマや映画でも大活躍、個人的な思いで恐縮ですが整備学校時代は教材でもありましたしね、高級車としては勿論、日本独特の高級セダンと言えばデボネアは当然、同時期の不人気くじらクラウンを上回る印象でこの順位としました!

いよいよ上位に行きます、第4位!!

【3代目トヨタクラウンセダンS50系(1967~1971)】


230セドグロと同じような内容でこれの一時代前?って感じで活躍したのがこのS50系クラウン、230が街角でも画面の中でも大活躍!の前任がこれにあたりますねー。
前期(画像)が67~69年、後期で69~71年、さすがにワタシもこの頃はいたいけな幼児ですのでネ、青春期の230より子供心に各方面でやたら見かけたS50は思い入れが深いです。

黒塗りのS50はとてもフォーマル、死んだオヤジが会社のクルマで時々乗って帰ってきたりして助手席ながら何度も乗り当時の家のクルマだったカローラ(KE10)と較べようもないM型6発の静かさ、トヨグライドのATに各パワー装置にウットリ、手動式で開けるカローラの三角窓と違いダイヤルを廻すとクルクル!と開く三角窓(まぁ、これとて手動でしたが窓に触れずに開けられるシステム?にやたら感動)には目がテンになったりと(笑)
このような思いと年代的な部分で230よりS50を上位としました!

ベスト3に入ります!今週の第3位!!

【3代目トヨタコロナマークⅡセダンX30/40系(1976~1980)】


ブタ目の愛称で今でもマニアには親しまれる3代目マークⅡ、当時はそんな愛称はなかったですが後年のマークⅡ人気はこれが火付け役でした~。

コロナマークⅡ、67年に初代T60/70系がデビューこの頃はコロナのスポーティモデルとしての位置付けで人気を得ますが2代目のX10/20の時代、前半は初代の立ち位置を継承するもセリカなどのラインナップもあり途中から6気等モデルのLシリーズをメイン化、ここからはスタイルはアメリカン調の派手派手ながら内装などはクラウンに準じる高級化がなされ何かハンパなイメージで人気もなかったのですが3代目になり外観と中身を高級路線に統一、ヨーロッパ調の当時でも古めかしいスタイリングが逆にフォーマルで正当なセダンとして認知され先代とは打って変わった大人気を博します!

X30/40にはHTもラインナップされますがこちらは性格上若々しくリファインされた兄弟双子のチェイサーの方が映えるイメージ(個人的見解)、マークⅡは絶対的にセダンが好きで後年マイカーにした程です。
マイカーにしたのはGX71が全盛期のバブル期でしたので愛車MX41グランデ、既に6年落ちでしたが内装や装備などは当時の”ハイソカー”に何ら遜色はなくさすがに動力性能では旧世代のM型エンジンでしたのでトロいのもいい加減にせーよ!って感じでしたが高級車に憧れた若き日の思いを充分満足させてくれたモノでした(^。^)y-
マークⅡがマークⅡらしくなった?初のマークⅡに敬意を表わし3代目のみのこの順位、後続のX50~X110までセダンはラインナップされていましたが個人的にはこれらはその時代に於いて最先端のセダンイメージリーダー的立場を得ましたが風格は潜めやや軽くなった印象、重厚感とフォーマルさではやはり3代目ブタ目クンが一番らしいと思っています。。。

とうとう来ました!第2位!!

【トヨタセリカカムリT40/50系(1980~1982)】


これです!2代目カリーナセダンをベースにトヨ2風のT字グリルを付けテールをカムテール(ダックテール)にしたたけでこれほどカッコ良くなるんか!と箱好きを夢中にさせた初代カムリ、堂々2位です(^^)/

2代目SV10以降は初代とは何も関連性のない新設計となり言わば”大きなカローラ”的になりスポ車好きの興味からは外れるモノとなりましたが初代は名前が示すように『セリカ』の仲間、当時のトヨタNo1の硬派だった走りのセリカ一族かぁ!!なんて思うと速い箱に夢中のド変態にはタマラン魅力がありました。

2L18R-GEU DOHC-EFI135psを積む最高峰2000GTはセリカ、カリーナ、コロナの2000GTよりも若々しくエキサイティングなイメージ、コロナカリーナにはなかったセリカGT同様の4独の脚廻りなど”セリカ4ドア”のコピーが頷けるモノ、ヒトによっては「カリーナのハリボテ」なんて言うヤツもいましたがそこはサイドのダクトやトランクに光る『CERICA』のエンブレムがまるで水戸黄門の印籠のような迫力を感じさせたモノです(爆)
まっ、確かにGTと普及型スポーティモデルのSX-EFI以外のベースモデル(LTやXT)や豪華モデル(XTスーパーエディション、SE)はカリーナのハリボテと言う意見は否めないと思いますがそれでもカッコ良ければイイ!少なくともワタシはこの順位を付ける位ですから数ある4ドアセダンの中でもかなり好きでしたねー。
勿論当時の常識であったFRのセダンとしての機能は充分及第点に達していましたしベースのカリーナがこれで高評価でしたからセリカカムリも同じくセダンとして恥じないクルマでした!

さっ、そしてオオトリ!今週のTOPを飾るのは…
今回も同率1位、2台をTOPに持ってきました、ワタシ的にはこの2台、甲乙付け難いんでご勘弁
を!!

①【3代目スカイラインセダンGC10型(1968~1972)及び6代目R30型(1981~1985)】

↑3代目スカイラインセダン

数あるスカイラインセダンの中でワタシが厳選したのはこの2台!!
恐らくはスカイラインマニアにも納得頂けるチョイスだと勝手に思ってますが…
ねー、なく子も黙るハコスカ、60年代というこの時代にセダンながらここまでスポ-テイでここまでワクワクさせてくれたクルマはこれ以外にはない!
勿論トヨタ2000GTを初めヨタ8やSP/SRフェアレデl、ホンダS、ベレGやコスモと同時期にいくらでも魅力的なモデルは存在しましたが子供の目ではどれも家族が乗る鈍重なイメージしかないかったセダンにGT-Rは勿論の事、高級車以外で6気筒を積むのはスカイラインが唯一の存在、幼な心にもセダンの可能性?を示してくれたハコスカ、当然の1位です!


↑6代目スカイライン

60年代の熱くするセダンがハコスカならば80年代はR30!!極めて正常な結論(^^ゞ

ハコスカの時代とは違いこの頃になると魅力的スポーツセダンは数多く存在しましたがやはりスカイラインはその頂点を譲る事ない魅力を発揮していました!
GT-R以来の4バルブDOHC RSの追加や前任ジャパンの時代に日産=ターボという印象を強烈に与えたL20ETのターボシリーズとスポ車好きの心をWで捉えたたモデル展開、RSには最終的には当時国産最高の205psという2Lではあり得ないFJエンジン+I/CターボのRSターボCの追加がなされ81年のデビューから85年のFMCまで常に話題に事欠く事なくスカイラインらしさをアピールしていましたねー。

R30セダンはスカイラインの代名詞だった“羊の皮を被る狼”としてはスタイリングはイケイケでしたのでその印象(2代目S54B時代)は程遠くなりましたが速い、エキサイティングだけではなくこのクラスのセダンとしての機能を充分持っていましたしトヨタ的万人ウケの良いモデルではありませんでしたがセダンとしての当時の役割”ファミリーユース”を価格的なものも含んで決して忘れていなかったのがアッパレです!

②【初代ギャランΣ前期A120/130A系(1976~1978)】

↑Σ前期モデル普及タイプ(1600カスタム~2000GSR)

アハハ、菱ヲタです、この結果は当然です!絶対!(汗)
そうは言っても当時、Σは非常に人気があり売れまくったのはご同輩ならご存知ですよね?
ギャランとしては3代目になるΣ、セダンとしてこれほどカッコいいスタイリングは他にないと思っています。

今見れば如何にも70年代チックかもしれませんがリアルな時代にこれほど背が低く戦闘的でバランスのいいデザインのセダンってなかった!
ワタクシの敬愛するギャランGTOを4ドア化したようなその若々しいスタイリング、ただGTOは当時発売6年になる旧型スポーツでしたのでその古ぼけた部分を巧みにリファイン、インテリアにもそれは生かされ三菱ファンには新しい中にも見慣れた安心感と他社にはない三菱らしい頑固さも感じウチのオヤジさんも初代ギャランやGTOに虜になったクチですからね、そのJrが未だにそれを継承すると言う…(笑)

Σはモデルレンジの少ない三菱ですからΣだけで他社上級のマークⅡ、ローレルもターゲットとした関係上、TOPモデルのスーパーサルーンは高級車と呼べる装備、出で立ちが与えられそれまで当時は忘れ去られたようなデボネアを別として三菱のイメージリーダー的存在感もあり萌えましたねー、うちのオヤジも元来スポモデルが好きだったのでツインキャブのΣGSRを選びかけましたがあまりの豪華さにスーパーサルーンを買った程でしたww
但し!Σは菱ヲタだけを夢中にさせただけでなく保守層をガッチリ抑えていたコロナ、ブルーバードのユーザーもその気にさせたのが凄い!
ライバル2車が排ガス規制で青色吐息ってのもありましたがこの時代保守的になり過ぎて新鮮さが薄れていた2強からユーザーを剥奪、三菱をNo3メーカーにのし上げた最大の功労者がこのΣで言うまでもなく現在まで続く歴代ギャランの中で最多販売を誇っています!

スカイラインと並ぶ1位、日産ファン、スカイラインマニアからはブーイングも来そうかもしれませんがΣ発売~前期丸目4灯モデルに関しては横綱コロナ、ブルを上回る人気を得た功績を称えてこの順位、Gureとしてはごく当たり前です !(^^)!
欠点を言えばスタイル優先の代わりにヘッドスペースが犠牲になりやや窮屈な印象があったかな?GTOやこれの後続でΣのHTであるΛならば許容できてもセダンであるΣではマイナスポイントと取る評論家もおりました。

あっ、後期(78~)は角目になってしまいイメージをかなり変えてますしこのMCから売り上げも低下しているので前期限定とさせて頂きました!


↑Σ前期スーパーサルーン(専用グリル)


ランキングは以上となります!

恒例、圏外は下記の通りとなりました。
11位:ホンダアコード(3代目)/ビガー(2代目)CA1~6型(1985~1989)
12位:2代目三菱ランサーEX A170系(1979~1987)
13位:6代目日産ブルーバードセダン 910型(1979~1983※TAXI用除く)
14位:3代目日産ブルーバードセダン 510型(1967~1972)
15位:初代三菱コルトギャランセダン A50型(1969~1973)
16位:初代日産プリメーラ P10型(1990~1995)
17位:10代目日産スカイラインセダン R34型(1998~2001)
18位:6代目三菱ギャラン E30系(1987~1992)
19位:7代目トヨタコロナセダン T140系(1982~1985※TAXI用除く)
20位:3代目トヨタカリーナセダン A60型(1981~1988)
21位:4代目日産スカイラインセダン 2000GT GC110型(1972~1977)
22位:3代目日産サニーセダン 310型(1977~1981)
23位:3代目トヨタカローラセダン E30/50系(1974~1979)
24位:2代目三菱ギャランΣ A160系(1980~1984)
25位:7代目マツダファミリアセダン BG型(1989~1994)
26位:5代目日産スカイラインセダン2000GT GC210型(1977~1981)
27位:6代目日産サニーセダン B13型(1990~1993)
28位:2代目トヨタセルシオ UCF20系(1994~2000)
29位:5代目日産サニーセダン B12型(1985~1989)
30位:5代目日産セドリックセダン/6代目グロリアセダン 430型(1979~1983)

※セダンと銘打ってもサッシュレスタイプのモデル(例:R32スカイライン、スバルレオーネ)等は形態としては4HTに属すと判断し選考からは省いています。  

如何でしたか?毎回〆では書きますがクドイですがあくまでもこの企画はお遊び、『それは違うだろ?』とか『あれが入ってねーじゃん!!』的な反論もあるでしょうがこれはワタクシの基準、これを読んで皆様も独自なベストテンを楽しんで頂けたらと思います。

4ドアセダン、かつての王道だっただけあり各社、各車に当たり前に設定していたので非常にこのベストテンは悩みましたがこうして挙げてみても順当かな?と我ながら思います。
現代ではミニバンにその存在を喰われ4ドアセダンなんてのは超高級以外ですとコロナ・カリーナの後釜のプレミオ・アリオンが何とか全てのセダンユーザーの受け皿となっている感じ、それだけパイが少なくなってしまったので致し方ない状況なのかもしれませんがやはりこうしてかつての勇姿を思い浮かべると忘れ去られた?ファミリーのためのセダン、夢があったように思いませんか!?
Posted at 2017/08/27 17:19:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2014年07月18日 イイね!

保存版・ 珍車PART433

保存版・ 珍車PART433出ましたよ、“あの”愛知会場から久々ド級珍車!!

いやー、もうこれも国内には何台も残っていないでしょうナ~

⇒『昭和52年(1977)5代目VJ 810型ブルルーバードバン1600GL』!!


このコーナーでも時折4ナンバー貨物の珍車を取り上げていますがコレは中でも珍度は高い!

何せ810ブルって人気なかったですからね、バンも現役時代はそうはいなかった印象…

但しこれは日産のかつてのドル箱という意味ですのでそれでもそこそこは810系は見れましたがバンに関しては先代610ブルUの方が多くいた気がします。
しかし間違いなく街角にはバンよりセダン系の方が多かったのは事実、業オクでも510や410、910等ほこれまでも出品歴があり都度紹介させてもらってきましたがまさか810のバンが出てくるとはねー、驚きました!

810の時代ってのは日産に限らずコマーシャルカーも立派な一つの戦力でしたので日産も乗用車のラインナップをそのままバンにも適用、下はチェリー(→パルサー)バン、サニーバン、バイオレット/オースターバン、そしてブルバン、上はスカイラインバンのセドグロバンと今ではADバンだけになってしまった商用ラインナップ、目を見張ります(゚∀゚)

これだけのラインアップでしたから下のバイオレット/オースターバン、上のスカイラインバンに喰われた部分もあったのでしょう、セダン系の不振がそのままバンにも飛び火していたのかも?しれませんね~。

出品車は810の初期型77年のバン、セダンとHTは78年のMCが行われ前期後期が存在しますがバンはセダン前期モデルと同一意匠の顔を最後まで通しています。

Bピラー以降は旧610バンとどこが変わった?って程新鮮味のないデザイン、テールもそれに酷似するキープコンセプトでしたねー。

まぁ、セダンそのものがどことなく610を彷彿させますがバンはそのお度合いが高かったです。

↓希少810バン、総評3.5、実走7万km代は驚き!まだ残ってるんですねー…


810のモデルライフは77年~79年のたった3年、出だしはともかくも伏兵ながら当時大人気を博した76年発売の初代三菱ギャランΣ(A120/130系)の好調な煽りを受け撃沈、この時期は決して最大のライバル=コロナもT80~120系のモデル末期及び排ガス対策の目を覆うパワーダウンで芳しいものではなかったですがそれでも“トヨタ”の金看板を武器にそれなりの販売台数、もちろん810もそんな苦しい最中でも健闘はしましたが610から継ぐボテッとした70年代前半を引きずるデザインやNAPS(排ガス規制)による出力ダウンが嫌われ不評、78年に大規模FMCをし伝統のSSSをよりスポーティ路線に振ったり高級モデルのGシリーズを更にローレル並みの贅沢さを与える等のテコ入れをしますが一向に人気/販売は上向かず通常4年のモデルライフを待たずに79年、次期910にFMCしています。

↓内装はC評価ですが40年近く前の貨物車です、働くクルマでこの評価、年式考慮すればAかも!?


出品車、画像の限りダッシュ割れやシート破れも見られず室内はかなりイイ状況!
コアサポ曲がりがあるようですが事故落ちは取られていないので大した事ないみたい、A/C不良が一番大きいかな?

しかしこのレベルになればA/Cは諦めるしかないでしょうしマニアさんはそれでも慈しむ事でしょう(^^)

810ブルを思う時、いつも一番思い出すのは最悪なハンドリング…

70年代のクルマはどれも大なり小なりハンドルはダル、まだラック&ピニオンなどの技術もなかったですし今ほど路面が良くない時代ですからあまりシャープ過ぎても悪路では苦労、このためわざと遊びを大きく取り万人向けとしたモデルが多かったのは事実でしたがコロナやブルーバード、サニーやカローラという大量販売車は特にこれが顕著、中でも810は酷かった と言うよりも遅れてた?ですねー。

77年と言えば名神や東名は全通してましたし東北、中央、関越が部分開通ながら共用されており高速時代にもはや突入していた頃、上に挙げた車種もMC及びFMCを契機にハンドリング向上がなされていましたが何故か810は乗った印象では610よりも古臭い味付け、応答性が悪くグルグルとかなり廻してようやく曲がりたい方向に向く、相変わらず遊びが凄く高速走るものなら昔のドラマでクルマ運転するシーンで直進にも関らず大袈裟にハンドルを右に左に動かす、正にあの運転になってしまいとても長い時間の運転はしたくなかった感じ、910では嘘のように改善されましたし610でもここまで酷くなかったですから設計者の手抜き?なーんて思ったものです。

まぁ、パワーアシストのない時代ですから路面状況がダイレクトに伝わりますから余計に感じたのかもしれません、同時期のコロナもダルながらここまで頼りなささはなくまして70年代からハンドリングには定評ある三菱とは較べようもなかったです(+o+)

シフトの位置も悪かった、これは810だけではなく日産で言うとブル、ローレル、スカイラインに言えた事で6発モデルが控える関係か?またはサイドブレーキをセンターではなく運転席側に備えるこの頃の日産流の影響か?(サイドがセンターにあるサニーやバイオレット等ではこういった印象、皆無でした…)他社では手を下ろせば自然にシフトレバーにかかる って感じがなくやや遠く意識して“ヨイショ!!”って感じで…

まぁ、最初からこれら車種の乗っていたなら問題もなく慣れてしまうでしょう、他社から乗り換えた直後は妙にシフトが遠い印象、今も強く残っていますねー…

悪口ばかりじゃ810の立つ瀬がないので褒めなきゃ(^_^;)

さんざん欠点を突きましたがパワー的にはワタシはΣでもコロナでもなく810のL16/18に軍配上げますね~…

上記の通りNAPSにより未対策とは較べようもない惨状であったのは間違いないですがトヨタ、三菱よりは同排気量でしたら日産が一番マシ、1600ですとトヨタは2T-U、三菱は4G32、1800ですとトヨタは16R-Uまたは13T-U、三菱は4G51(1850cc)…

これらはそれぞれTTCやMCAで排ガス規制が施されかつては元気なエンジンだったのですが見る影もない程のドライバビリティになってしまいとてもまともに走れる代物ではなかった!

日産も含め53年規制以後はまともになりましたが各社、50年/51年規制は悲惨、そんな中でもL16/18はまだマシ、これとてマツダや富士重の同クラインのエンジンと較べると劣りましたがね(笑)

まっ、出品車はバンですので排ガス規制の数値も5ナンバーよりは緩く同じL16ならセダンよりはいくらかパワフルでしたが…

↓Rrビユーも綺麗!高級ゲレードGLだからこその木目ガーニッシュ入り!


ブルバンにはSTD/DX/GLの3種のバリェーションがありまだバンを乗用に使うライフスタイルもあった時代なので比較的最上級のGLモデルも現役時代は見かけました、しかし圧倒的に業仕様のDXが多かったのですのでGLの生存はかなり希少に思われます!

↓A/W以外はオリジナル!色褪せやプラ部品の経年変化がありますがこれは致し方ないですね~


気になる?落札価格は…おー、結構行きました!

プレミア付きの第一段階ですね、20万までは乗りませんでしたが乗り捨てが基本の商用モデル、法定耐用年数も短いので比較的早く査定は0になりますしこれにより古いバンは残っていても乗用のように値段が上がる事はかなりの年数を経過しないと起きない現象ですから長い事日影にいたブル810バン、ようやく陽が当たった!!って感じですかね~(^^)/
Posted at 2018/02/11 18:10:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2014年07月18日 イイね!

保存版・ 珍車PART434

保存版・ 珍車PART434珍、第434弾は前回に較べたら珍度は劣りますがもうコレもすっかり見かけなくなりましたねー…

インパネなどは現行のクラウンコンフォートやコンフォート、クラウンセダン(SS10系)でも継続されていますのであまり古さは感じさせませんがもう20年を超えこれの姿、比較的ショーファーの多い首都圏でも…いや、だからこそとうに代替されてまず見る事はなくなりました。

かえって個人オーナーさんが大事に保管なされている固体が多いかな?って感じの今回は

⇒『平成3年(1991)8代目MS135型クラウンセダン3000ロイアルサルーン』!!

130クラウン、バブル期でもありバカ売れしたクラウン中のクラウン?
それだけに現在でも生き残りは比較的多く未だに街中を普通に走っていたりします。

但し!! それはほぼ4HTばかり、セダンは元々公用需要、営業需要が多くオーナーカーとしての使用は稀でして現役時代ではハイヤー、タクシーが主、稀に黒くない白やワインレッドのセダンがいると妙に新鮮だったりと…

このような感じでしたのでセダンはHTに較べ客商売での使用でしたので代替も早くこの初期130セダンはもうまず見る事もなくなりました。

130は87年デビュー、4HTは91年にFMCされ次期140になっていますがセダン(ワゴン、バンも)は130を継続、ただ、Bigマイナーが行われ特にCピラー部以降のプレスを新たに起こし(Fr部も同様)デザインが従来型とは大幅にイメージを異ならせましたのでRrから見ると別のモデル?と思える位印象は異なります。

個人的には従来型=オリジナルの130セダンがシャープで風格もあり好みでしたがこのMC時にほぼ一斉に公用/営業需要は新130に切り替わったと言っても御幣はないと思います、ここからを境に一気に従来型130は姿消しましたしね、使用が使用なので距離は結構伸びますしハイタクでしたら平気で20万30万km走りますからこの類のクルマ、再販はよほど程度が良くないとなされない事が多いです!

現車もですが15万kmオーバー、ただ、クラウンセダンとしては上述の通り距離飛びが当たり前なので少ない方です、だからこそこうした場に出てきているのですが(笑)

↓R点ながらA評価、営業用だったのでしょう、内外も年式からしたら上となるC評価!


大き不具合はA/C不良…うーん、クラウンでこれの故障は厳しいですよね~、大衆車や前回のようなライトバンの旧車なら真夏でもウィンド全開でも絵になるでしょうがクラウンはどんなに古かろうとエアコンかけて欲しくないですか? (>_<)

↓タクシーで見慣れたこのインパネ、27年このデザイン、現役ですから恐れ入りますね!


しかし出品車、マニアにはたまらないベンコラです!

大昔から正当な大型?セダンはベンコラが定番、今でこそ消えましたが60~70年代はこれがポピュラーでしたし更に言えば3/4速コラムが当たり前でしたからね、我々世代がかろうじてこのような高級セダンやボントラやトラックでコラムMTの経験がある最後かな!?

若い方は知りようもないですがこれがなかなか運転操作、楽しいんですよ、如何にも“運転手さん”って感じが(笑)
まっ、このクラウンはATなので現代のミニバン風の運転操作で面白みはないですが(汗)

前回ブル810で触れたダルなステアリング感覚、このクラウンも130セダンはそんな感じでしたねー。
風車の如くハンドルをグルグル廻して曲がるあの感覚、これだけは古き良き!なんて言えない位個人的には嫌いでしたがまたそれもこれで営業するのには一つの儀式だったかもしれない、前回の810のように日常使うマイカーでは簡便な味でしたがこの頃のドライバー職ならこれが当たり前でしたしね、P/S付いてる時代の車種だけマシですが…

↓130はセダンもHTもこのRrスタイルが好評で一度は止めた140でもMCで再びこれ風のデザインを採用!


130、HTは3ナンバー専用ワイドボディもありましたがセダンはバンパーやモールの5ナンバー水増しボディ、一時はセルシオやマジェの原型となるV8(1UZ-FE)エンジンを搭載したりとクラウン至上最大の贅を尽くされた130ですがセダンに関しては4代目クジラ3ナンバーデビュー以来のやり方でした…。

↓外装も綺麗ですね、恐らく法人需要だたのでしょう、艶も充分残り手入れの良さを感じさせます!


出品は神奈川、落札金額は二桁寄りの一桁でまだプレミアって訳ではないですね、この類は貿易ってのも考えにくいのでVIP専門店にでも並ぶかな?ベンコラはこれだけで価値ありですから店売りではそこそこいい値段付きそうですよね。

クルーガーか何か履いてローダウンされた姿が容易に想像付きますが熱狂セダンマニア、クラウンンマニアの手で延命される事を望みま~す(^^)/
Posted at 2018/02/11 18:04:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2014年07月18日 イイね!

保存版・ 珍車PART436

保存版・ 珍車PART436珍車436は街角珍!

これはパジェミニ引き取り前のナシヤマで見かけたクルマ、「さすが旧車王国!!」と感心しながら近寄ると何と東京ナンバーと言うオチで…(^_^;)


と言う訳で今回の主役はコレ

⇒『昭和61~62年(1986~1987)7代目R31型スカイラインワゴンエクセル1800G』!!

変な言い方ですが真のスカイライン?これでは語弊もあるでしょうから旧世代のスカイラインと言い変えましょう、(ワタクシに言わせるところの初代ALS1~R34迄)の中では珍しいワゴンモデルです。

いや、ケンメリでもジャパンでもワゴンはラインナップされてまいましたのでね、「何が珍しんだ!この野郎!!」といきり立つスカイラインマニアを尻目に言わせて頂ければ(笑)R31ワゴンってのはこの時代では希な“ワゴン専用”モデルなんです!

前述のR31以前のワゴンはその時代では当たり前な商用バンとボディ供用、R31の頃でさえまだまだこのやり方が常識な中、R31はバンと供用しないワゴンモデル2種を86年から設定、RB20ETを搭載するラグジュアリー仕様のGTパサージュターボとCA18Sを載せた普及グレード1800エクセルGをラインアップしていました。

今聞けば「ん?ワゴン専用なんていくらでもあったじゃん!」と思うかもしれませんがそれが普及したのは89年のレガシィツーリングワゴンからであってそれ以前は日本でワゴン(ステーションワゴン)という車型は先記の“バンとボディ供用”というやり方が仇になりバンと混同され古くから各社でラインナップされるもイマイチ注目を得られず没人気でした。
まぁ、まだ日本がそれほど豊かと言える時代ではなかったのもあるでしょう、80年代後半のRVブームが起きるまであまり我が国では休日に荷物を満載してマイカーで遊びに行くとかフィールドをアウトドアに求める、という生活習慣もなかったので普及しないのも当然でした。

これを見事に打ち砕いたのがレガシィでしたがR31はこれの3年も前にエクセルはともかくRB20DETのパサージュターボなんてのをラインナップしてましたからね、元祖スポーツワゴン=初代レガシィ というイメージがありますが実はスカイラインが元祖なんですねー…

こんな訳でこの頃のワゴン専用モデルは異例中の異例、まだワゴンにそんな理解程度でしたのでR31ワゴンは一部熱心なファンもおり現在でもオーナーズクラブが存在するようですが当時は普及せず街で見かけるのも希、この時はバンが旧型のR30エステートを併売しておりかえってこちらの方が頻繁に見れたりしたものです。

このR31以降はスカイラインワゴンはブルーバードワゴンと共にステージアに統一されていますのでR31ワゴンが長い歴史を持つ『スカイライン・ワゴン』の最終型である事はご承知の通りです!

さて、現車ですが出張前に次男と訪れたナシヤマの山の上の温泉で目撃!次男に如何にこれが希少かと得意になって(笑)ウンチク垂れながら近寄るとてっきり現地ナンバーの地元車と思いきや驚きの?東京・足立ナンバー!!

↓ナシヤマで驚きの足立ナンバーに定番の枯葉マーク(笑)


これを目撃した温泉は清里近くのワタシ達家族もお気に入りの場所、場所柄東京や神奈川、埼玉の人間がかつてのワタシらのように観光帰りに立ち寄るケースも多くこのワゴンエクセルもそういう感じでしょう、しかし30年近く前のこれでレジャー現役ってのが凄いですし程度もややヤレは見えましたが年式からすると極上で『足立57』は勿論当時ナンバーですしね、オーナーさん、40~50代の頃に新車購入して大事に慈しまれてきたのでしょう、ワゴンらしくラゲッジにはクッションとタオルケットが積まれており子供が巣立ち老夫婦で車中泊しながら温泉を楽しむ、そんな人生をも想像させる出で立ちでした(^^)

↓見辛いですが室内も綺麗で整理整頓、大切にされてるワゴンエクセル!


現車、内外の意匠からエクセル1800に間違いないでしょう、周囲の現代車に囲まれると5ナンバーボディなので異様に小さく見えるのが旧車にありがちなパターン!

当時はこれが当たり前のサイズで“フルサイズ”と言われていましたからねー、現役時代は大きく伸びやかなステーションワゴンというイメージがありましたら今見ると驚く程に小さいのですがRrシートを倒した室内を覗けば十分なスペースもこの時代のクルマが小さいというより如何に現代のクルマが異様にデカくなり過ぎたか!という思いの方が強かったです。

↓Frのエアダムが地面で打ったのでしょう、全体的に凹んでましたがそれ以外は綺麗なワゴンエクセル!


しかし山梨ナンバーの旧車は現地で結構見かけ感覚が麻痺していますが他府県のこれにはやはり驚かされますねー、いいモノ見させて頂きました!(^^)!
Posted at 2018/02/11 17:53:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2014年07月17日 イイね!

保存版・ 珍車PART432

保存版・ 珍車PART432前回の 珍車431 で話題にした途端に現れましたよ、何と言うこのタイムリーさ!!

やはりH2ミニカ好きはH2ミニカを呼ぶナ~ と一人悦に入ってますが(^^;)

いやねー、いつも水を汲みに行く道の駅、タンクに汲み終えてフと駐車場見ると見慣れたシルエットが!
しかも背が高い!4駆に間違いない!もしかしたら我がサブカー同様のレア物Ri-4か!!と大慌てで近づいてみると…


残念ながらRi-4ではなかったながらこれもレア物後期ピァチェ4WDバン!!!

後期(92y~)の頃ってのは既に消費税が導入されH2デビュー時の4ナンバー節税って感じがかなり薄れてしまっていたのでミニカに限らず5ナンバーが主流になっていましたのでね、アルト47万円で芽生えた貨物4ナンバーをセカンドカーに使う文化が廃れたので660になってからのバンはホントの商用仕様は当時も見ましたが乗用風味の商用?は上記の理由で稀な存在になっていました、現車はその上珍しい(この地では珍しくないのでしょうが…)4WDモデル、この道の駅は長野県に近い所にありますし地域柄ですね、冬場は4駆でないと生きられない場所に近いし…

↓この頃の菱4WDは背高がお得意で遠目でも1発で分かりますわwww


当時物「40」ナンバーを付けたピアチェバン、5ナンバーは4駆ですと3G83 ECI DOHC 5バルブ52psでしたが4ナンバーになると同じ3G83でもSOHCの40psになりますからね、うちのRi-4は52psですがこれでも4駆の重さで登坂はヤレんのですが40psのベースエンジンですとかなり厳しいでしょう、乗ったことないので想像ですが…

しかしこのミニカ(V-H27V)431のH22Aに負けない位程度が良かったので驚き!ナシヤマでは稀にまだ見れる車種ながらどれも結構ヤレていてここまで綺麗な街角天然は初めてかも。。。

恐らく1オーナーなのでしょうね、大事にされてるオーラ出まくりでした!

↓1オナの可能性大の「40」ナンバーに萌えまくり!


話題に上げると目撃できるщ( ̄∀ ̄)ш ヶヶヶヶ
Posted at 2018/02/11 18:14:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ

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