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2014年12月30日 イイね!

保存版・ 珍車PART498

保存版・ 珍車PART498
これもド珍車ですヨ!

てか「ただのギャランだろ?全然珍しくねーし」って声が聞こえそうですがこれは将来、変態マニアはヨダレものだと思います(笑)

⇒『平成11年(1999)EA1A型三菱アスパイア1800ヴィエント』!!

ねーっ、珍しいでしょ!ギャランでもエテルナでもなくアスパイアですよアスパイア!
これは一般人は知らないヒトも多いんでないかな?何せこれだけ菱贔屓のワタシですら触った事もないし街で見かけたのも2~3度位でしょうか…

アスパイア、何だかホンダチックのネーミングで気に喰わなかったですが地味なカープラザ扱いのミドルセダン=ギャランの双子兄弟です。

三菱の金看板だったギャランに較べマイナーなカープラ扱いのモデルはどれもカープラの看板だったミラージュを除いてマイナー気味、アスパイアなんてその最たるモノでした(+_+)

前々任のエテルナ→前任カリスマの後継なのですがカリスマ時代はオリジナリティなモデルになりながら丁度三菱がゴタゴタし始める時期、コストダウンもありアスパイアはギャランのテールや顔をほんの少し意匠を変えただけのE10系エテルナΣ以来の完全双子、E30系エテルナ~カリスマまでそれなりにオリジナル度を高めやる気も感じた兄弟でしたが菱ヲタですらよ~く見ないと違いが分からないアスパイア、全く興味なかったです(-_-;)

アスパイアにはギャランのVR-4(EC5A)のようなスポーツモデルもラインナップされなかったのも興味を示せなかった部分ではありますがネ、とにかく地味でメーカーのアピールも殆どない状態、まっ、これの発売直後に例の事件で大バッシングでしたからアピールしたくともできない悲運のモデルでもあるんですがね~…。

そんな珍しいアスパイア、オクの場に出るのはワタシは初目撃かも!?
元々売れてませんから流通も極めて少なくあまりにも地味なのでギャランに紛れている可能性もありますしね、かつてのSIGMAがディアマンテに紛れてしまいなかなか見つけられなかったのと同じ現象でした。

出品車はそれに付けて身障者用の特殊車輌ですのでコレを探そうとしたらまず出ない、川の砂金の部類ですわナ~(^_^;)

↓走行6万kmですがGDI=ウ○コエンジンですからね、かな~り不安(汗)


アスパイアはギャラン(8代目)の2年遅れとなる98年デビュー、2003年にはカープラ店廃止に付き存在意義がなくなり廃盤、それでも5年という期間存在したのにこれだけ見かけないのはやはりGDIエンジンのみのライナップだった点でしょう、ギャランは非GDIが主にVR-4で今でも残っていますがこのエンジンは色々あってメーカーもなかった事にしたいのでね、自社系列に入ればどんなに程度良かろうが下取りすれば即解体ですしVR-4以外はギャランやレグナムも同様、この型はE30以来の三菱らしい厳ついスタイルが非常にカッコ良く好きだったのですが個人的には非常に残念な事です。

↓C評価の内装はシート汚れ以外は綺麗な状態!


アスパイアはギャランの後期MC時にデビューしているのでMCは行われずでしたが2000年~は4G93 1.8LGDIを4G94 2LGDIにギャランと同時に換装、現車は1.8Lモデルとなります。

↓外装C、R点ですが画像の限りツヤも残りイイ状態!


↓スリーダイア、赤がアスパイアの証拠(笑…ギャランは銀)


身障者仕様という事でそこそこイイ値段が付いており店に並べば4~50万?って感じですが標準のモノなら間違いなく潰しと思われますのでね、特殊仕様が故に生き残れた?アスパイア、まだまだハンデある方の重要な足になって欲しいモノです(^^)/
Posted at 2017/12/11 20:19:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2014年12月28日 イイね!

保存版・ 珍車PART497

保存版・ 珍車PART497
王道をもう1丁やっておきましょうか(^^ゞ

みんな大好きこのクルマ!

⇒『昭和47年(1972)3代目510型ブルーバード1600SSS』!!

往年のサファリブラウンの510、出ましたネ~!

510ブルはワタシも大ファン、亡オヤジもこれと初代コルトギャランを買うかさんざん悩んだ挙句にギャランにしたという我が家では語り草な出来事もあるので忘れられないモデル。

510は何たってサファリラリー日本車初の総合優勝を果たしたクルマでオヤジもかなりソソられたらしいですがギャランの斬新さには適わずって感じで…

まぁ、あの時、オヤジが510を選んでいたら今頃ワタシも産ヲタとかのたまわっていたかな!?(笑)

三菱と日産、60~80年代では一番ラリーで積極的に参加、日産はこの510以前もダットサン210~410ブル、510以降も610、S30Z、710~A10バイオレット、S110シルビア(240RS)などラリーウエポンを次々にリリース、三菱もコルト800~1000、A51ギャラン、A73ランサーにランサーEX2000ターボ、スタリオン、ギャランVR-4にエボというシビれるメンツ!

後から加わったスバルとvs三菱の印象が強い(90年代)ですがワタシらの年代ですとラリーのイメージは日産と三菱なんですよねー…

↓サファリ総合優勝を果たしたブルーバード510


あっ、CS観れる方で510ファンには朗報!!
年明けた1月、チャンネルNECOでTVでは多分初放送となる510サファリ優勝を描いた映画で裕次郎の名作『栄光への5000キロ』が放映されますヨ、楽しみ~(^。^)y-.。o○

ありゃ、また前置き長げーしwww

さて、出品車ですがそんな“栄光の”510SSS=当時はまだスリーエスではなく「エスエスエス」と言われその呼び名こそ410~510では拘りたい!

“スーパースポーツセダン”の略である事は有名な話でブルのスポーツグレードとして最終U14まで君臨、ブル以外では直系の弟分である710バイオレットのみでしかこのグレード名は使わなかったという日産のブルへの拘りも感じます。

現車、72年式ですので510としては最終型にあたりますがFrグリルは69~70yモデルのモノに変更されていますねー、サファリで活躍したのもこのモデル、最終型では次期610ブルーバードUが出ていましたのでこの意匠に変更され高級志向な味付けがなされておりますがイメージ的にはやはり全盛期の70年前後の印象が強いので前オーナーさんの拘り?を感じさせる固体です。

↓R点、内外Cですがここまでくるとそんな評価は対象外でしょう…しかしこの固体も状態はかなりいいと思われます。


5桁メーターなので走行は18万kmか28万kmかはたまた38万kmかもしれませんが1度や2度は再生しているのか?極上と言える固体と感じられます、内外もこの年式でC評価は好成績でありこの年代車でクーラー付きというのが嬉しい?リストに不具合記載ないので実働でしょうし。

↓室内も画像の限り綺麗ですね!後期インパネは目線が高く前方は見辛いですが非常にスポーティ!


510もハコスカケンメリ。S30Zと並び王道ですしね、今でも多く残る名車である事は間違いないですが昔、普通に溢れていた頃によく乗りましたがまさかここまで名車“神”扱いされるクルマになろうとは露ほど思わなかったです(*_*;

乗り慣れている頃は普通のファミリカーでやや脚が良くスポーティに振ったという程度の印象、スッキリとしたスタイリングは今も昔も魅力的ですがハンドリングはギャランの方がシャープでしたしシフトフィールはブラボーコロナが上、エンジンもギャランの4G32といい勝負でしたがブルのL16の方が静粛ではあったような…

なので個人的にはここまで510が崇められるのは?なんですがやはり国際ラリー総合優勝という輝かしい記録は40年以上経ってもこのクルマの価値をいつまでも高めていますね、勿論、この時代のクルマとして秀逸である事に間違いはないですが…

↓サファリラリー=アフリカのイメージ=土をモチーフしたサファリブラウン、このカラーも人気色でした!


出品車は年式違いの意匠以外はほぼオリジナル、ソレックスキャブとステンマフラー、ハヤシストリートとローダウンがカスタマイズ点ですが510のオリジナルの雰囲気を壊さないさりげない弄り、好感触です。
510も主にクーペでしたがベタベタシャコタンとか意外にも族車に仕立てられたのも多かったですからね、あぁしたの見るのは忍びなかったですがこの固体はなかなか好センス!(^^)!

↓グリルは一番人気のある69~70yモデルに変更!510と言えばやはりこの顔!!


出品地域は東、落札は軽く3桁オーバー(@_@)
いやはや510も30年前なら一桁もってけドロボー価格だったのに遠い所に行ってしまいました…

しかしこのプレミアは510だからこそのステータス、同年代のコロナやギャランで100オーバーんあんて有り得ないですしね、まだ今なら安いのかも!?そのうちGT-R同様にSSSも確実に手の届かない位置に行ってしまいそうなんでマニアの皆さんは今のうちですゾ~(^^)/
Posted at 2017/12/11 20:36:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2014年12月27日 イイね!

保存版・ 珍車PART496

保存版・ 珍車PART496
王道も出しておきましょうかねー、PV及びイイね!稼ぎ(?)…笑

さすが旧車の王道、製廃以来既に30有余年を経過しながら現代の流通の場にそう珍しくない頻度で出てくるのがこのクルマのカリスマぶり(三菱カリスマではありませんよ…爆)がこんな面かからも分かります(*^^)v

⇒『昭和50年(1975)初代フェアレディ(フェアレディ3代目)Z-L』!!

今も昔も人気高いS30A、しかこれだって一時は底値って時代、確かにありました!

ワタシが社会人なりたての頃でしょうか、程度のいいものはそれでも2~30万で取引(432や240Z除く2000Zのみ)されていましたが初期の69~71yでヤレているものは解体送りが当たり前体操www

まぁ、それでも“未対策=神”でしたのでよほどのボロでなければ買い手はいましたしワタシもXXのたまに下取りなんかで出れば内職?させてもらった記憶がありますわ(^_^;)

西部警察でも初期モノは破壊車輌になっていましたっけ、印象あるのはやっぱ『栄光への爆走』って回のS30のスタントでしょうか(笑)

滝 和也もとい千葉ちゃんの実弟である千葉二郎=矢吹二郎氏演じる犯人が川幅20~30mはあろうかという芝浦運河をジャンプで越えるという破天荒さが未だ衝撃的に印象残っています、この撮影、スタントマンが重症負ったとか様々な噂ありますがとにかく凄い迫力!

相変わらず?アクション時は替え玉のZになったりしますがね、逃走時は現車と同一の2by2ながらジャンプ時はド初期の2シーター、これが実際にはケツか地面に叩き付けられて見るも悲惨な状態になりながらも激中では見事に着地し何気なくまた逃走に移るという展開でしたがリアルで見ながら「あぁ、勿体無い…」を何度も呟いた記憶がありますw

↓有名なZ運河超え!このシーンのみ2シーターに早代わり(笑)


この回は刺激的で後年、この撮影場所は通っていた高校の近くだったのでロケ地探訪に行きましたがよくぞココを飛び越えた!と驚愕しましたねー。

今でこそCG多用で物凄いカースタントも数多いですがそんなモノがない時代、石原プロは大都会時代から果敢に?街中でよくこんなあぶない事やってくれてましたねー、当時自民党の大物議員だった実兄である某元々都知事の力の賜物ではありますが今じゃ東京都内でこんな事できる筈もなく…イイ時代でしたね(笑)

↓CGならいくらでもできても実際にやるのが石プロドラマのいいところ!


あっ、かなり話が脱線してしまいました(^^ゞ

出品車ですよね(汗)これ、前回の476よりは程度良くなさそうですがそれでも再生なし、少しのメンテでまだまだ現役でいけそうなコンディションは素晴しい!!

登録年月に間違いなければ希少な未対策の2by2(GS130)、これは74年追加なので50年末には全て排ガス対策のNAPSモデルに切り替わっていますから実質2年もなかった希少モデルです!

NAPSのZはかなり萎える走りですがこれはSUツインキャブのモデルの筈、これとて走りは現代レベルでは話になりませんがSUの吸気音とL20の金属音に痺れそうです(^_^)v

↓R点、内外C、E/g白煙に走行不明と程度は悪いですが未対策2by2というのが希少度MAX!!


エンジン白煙、OIL上がりか下がりかは知りませんがここが少し厄介かな?しかしL20型エンジンのパーツは専門店でならまだそこそこあるようですしね、OHして復活を願いたいものです。

ボディやシャーシの状態も上物って訳ではなさそうですが手厚い保護がなされればまだ大丈夫の様子、草ヒロになっているS30も結構いる中でこのコンデションならアリですよ、Zカーファンの皆さん!!

↓インパネ回りもまぁまぁの状態、ダッシュ式クーラーがありますが実用ではなさそうですネ~


尚、グレードはZ-Lと推察、全くのオリジナル状態ではないのであくまで推測ですが内張りの木目の装飾が張替えとかでない限りZ-Lではないかと思われます。

75年当時ですと排ガスの問題やらOILシッョックにより240ZもZ432もカタログ落ち、バリェーションが激減し魅力が薄れた時期で76年からは高級グレードのZ-Tが加わりますがNAPS化される前の最後の元気Zの時代でもあった訳です!

↓大きな凹がないので色褪せの酷いカラーはALLペンしたいところ…


現行Z34型まで全6代を数えるフェアレディZ(フェアレディとしては8代)、一時はゴンちゃんの陰謀で?消滅しながらも今でも日本を代表するスポーツカーとして第一線を張るのは大したモノですが反面、いつまで経っても初代S30の魅力を上回るZには出会えないですよねー。

懐古趣味のオッサンの意見ながらS30Zは大人気のアメリカでも当時「世界一ポピュラーなスポーツカー」として親しまれましたのでね、新車でも少し頑張れば、そして中古なら充分若者でも手にできたS30Zの“ポピュラー”さは現在のZに望むのは酷でしょうがS30の手頃なサイズでのFRピュアスポーツ、CMで過去の栄光ばかり追っていないでマツダさんにお株取られていないでそろそろ出すのが日産浮上の大きな1歩にになると思うのですが…

↓ミラーとチンスポ以外はオリジナルの雰囲気を残す現車…やはりZはこの面構えです!


出品は西、落札はやはりE/gに不安あるので意外に低く40に届かないレベル、しかしこれもメンテして加修して利益乗せたら化けるのは間違いナイですね!

(^o^)丿
Posted at 2017/12/11 20:44:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2014年12月26日 イイね!

保存版・ 珍車PART495

保存版・ 珍車PART495さぁさ、珍車シリーズも年末休みにもなりましたんでどんどんストック放出と行きましょうか(*^^)v

今回のも珍しい…

元々不人気の上のまた不人気でしたから現役時代も見かけると「珍しいなぁ…」と呟くモデルでしたが現世でもまだいました、しかも程度抜群!

⇒『平成7年(1995)5代目E53A型エテルナ1800ヴィ・サージュ』!!

ねー、珍しいでしょ?(笑)
とか言いながらココでは3台目位の取り上げになるかな?あまりの珍しさで出てくるとつい取り上げてしまします。。。

この型、エテルナは5代目にして最終型となりますがベースの7代目ギャランが3ナンバーブームの煽りを受けて無意味に肥大化、従来までの当然5ナンバーサイズで初代以来築いてきた“スポーツセダン”のイメージをかなぐり捨てて高級路線化、上に当時ディアマンテを控えていたにも関わらずこの愚策と路線変更が災いし一気に人気はダウン、それでも三菱の金看板でしたので往時はそれなりにギャランは見れたモノですが兄弟双子のエテルナ、過去4代にしてもそうでしたが販売力の弱いカープラザ系扱いですしクルマそのもの地味でしたので殆ど見かける事もなく…

それでは出品車を見てみましょう!

E50系はH4~H8yのモデルライフですので現車、平成6年のMCを受けた後の後期型となります。
グレードは1800の高級orスポーティグレードのヴィサージュ、バブル期設計らしく1.8LながらのV6エンンジン6A11型搭載、このV6はスムーズに回る点は認めますが静粛性、パワーにそれほど“V6だから!”という有り難味は感じず135psという充分なパワーの割りにギャラン/エテルナではオーバーウェイト感もあり元々ランサー6/ミラージュ6用に開発されたものでしたしね、頭の重さだけが印象に残りV6の有り難味は一切感じずで…

まぁ、時代的にV6というのが流行りでもありましたしステータス気分を満足させるだけなら存在価値はあったのか?と思います。

現車は何と19年で走行2万km台という優れモノ!評価は3点で内外Cですので驚くような高評価ではありませんが年式なりの外装の痛みや室内ヘタリ程度と思われ機関上は無問題のようです!

↓出品票の限り外装の痛み以外、不具合は見当たらないエテルナ!


このワインレッド、これは経年でハゲるんですよねー、この時代三菱はこの色好きで上はディアマンテ、デボネアから下はミニカまで揃えておりワタシも1号機ミニカでこの色でしたが色の性格上、手入れはマメにしないとなりません、いい色なんですがモノグサ者には向かない色(汗)

それでも現車、画像の限りルーフにやや劣化を感じるも全体的にもそう悪い状態ではない感じでレア度が変態心を掴むのか?今では結構菱ファンの中でもエテルナ好きも多いようでそういったド変態さんにはお薦めです(^^)

↓C評価ですがインパネも綺麗!バブル期設計なので質感は良かったんすよね~


目立たないモデルでしたが個人的にはこの代、ギャランよりエテルナの方が好み!

初代~4代目のエテルナはそのままギャランの顔と尻を変えた程度の双子(4代目E30系を除く)でしたがE50系はそれぞれがオリジナルで鈍重なセダンのイメージ以外何者でもなかったギャランに対しエテルナは非常にエレガントで新鮮なイメージ!

ギャランとエテルナが入れ替わっていたらきっとギャランという名のエテルナはもっと目撃できたのでは?なんて感じます…。

↓E50系エテルナのこのテール、気品ある意匠が好きでした~


この代はギャラン、エテルナに加え4HTのエメロード、5HBのギャランスポーツと売れもしないのに4つのボディバリェーションがありましたが往時ですらそうは見る事もできず今となってはこのシリーズ、どれも“珍車”認定、異議なし!って感じです(*_*)

↓ルーフ色褪せ程度で全体的に状態は良さそうです!


出品地域は東、落札は無事になされ二桁超えしていますんでなかなかの高額?落札、距離少ないですからねー、エゴカー減税に負けずまだまだ現役続行を祈りたいです!

エテルナ好き菱ヲタにはお薦め逸品のE50エテルナでしたぁ(^^)/
Posted at 2017/12/11 20:51:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2014年12月24日 イイね!

保存版・クロカン&SUV“ザ・ベストテン”

保存版・クロカン&SUV“ザ・ベストテン” メリークリスマス!Mrローレンスby原 軍曹=ビートさん…(下らねー笑)

ってーんで(汗)X`mas企画?って程の大袈裟なモンではないですがネタ枯れに付き小休止していたこの企画、聖なる夜に復活、Gureプレゼンツ=題して『クロカン&SUV“ザ・ベストテン”』(^_^;)


あっ、毎度のようにこれも完全お遊び企画!正直ワタクシ、この分野は興味もそれほどなく知識も深くはない、林道やらOFFやらの走行も殆ど経験ありませんのでこれからご紹介するクルマ達の真の実力は知りません、街乗りや一部仕事でテストコースでの経験からなる記述になります。

なので『えっ、コレよりこっちの方が走るぞ!』とか『これの方が本格OFFロードこなせる!』などのご意見もあるとは思いますがあくまでワタシの主観で外観(エクステリア)の好みやドライブフィールを主にしたベストテンになってますんでそこんとこ宜しくお願いします(-。-)y-゜゜

クロカン/SUV、元々は日本ではクロカン(クロスカントリー)と言われていましたが近年にあちらの言葉でお洒落な?“SUV”なんて取って換わられておりますがね、ルーツは道なき道を進むために米・軍隊が開発しウィリスジープ、日本ではこれのパテント取得した三菱ジープにこれのライバルとして名乗りを上げたトヨタランクル、日産パトロールが1950年代初頭に発売されましてこれらがヘビイーデューティーモデル(クロカン)の元祖3羽ガラスですネ!

内外での雪山や汚泥の悪路走破を目的とし4WD機構を持つオフロードマシンでありますか80年代後半に訪れたRVブームを機にこれらモデルにも乗用車並みの快適装備や乗り心地を備えRV(レジャービーグル)にも発展、また一部車種はこの類の元々の目的とは大きくかけ離れる超高級車となり中には投機対象にされる等モデルも出現、本格的需要は海外ながら日本でも根強いファンは多く林道マニア、OFFロードマニアは愛して止まないジャンルですよね!

個人的な思いを記せばワタクシ、完全なる都会産まれの都会育ちで子育て期にアウトドアは楽しみましたし「おもしろそう!」とは思いながらも林道/OFFにはとうとう縁がなくクロカン/SUVは縁遠いクルマ、しかしナシヤマベースで暮らすのにパジェロミニ(PJM)を導入、これとてお遊び程度の雪道走行マシンの活躍しかしていませんがそれでも高いロードクリアランス、4WD及び大径タイヤによる走破性の高さに今更ながら感動ですし今までとんと興味なかったこれらのモデル、今後注目してみたいな〜…なんて思っとります(*^^)v

まっ、横浜や東京に住んでたら普段の生活にはまず必要ナシ!銀座・丸の内や伊勢佐木町・元町を登山靴履いて歩くようなモンですからね、やはり環境は趣味も興味も変えますナ(笑)

と言う訳でそろそろまいりましょー!例によって国産車のみのランク、軽も含んでおります。、
冒頭述べました通り単にワタシの好みで順位付けましたのでご了承願います。


さぁ、今週の!?第10位!!

【ダイハツタフト F50型(1974〜1984)及び初代トヨタブリザード D10系(1980〜1984)】

↑ダイハツタフト

タフト、果たしてこのクルマを知るヒトってどれ位いるのでしょうか?(汗)
84年以後はロッキーとかラガー(ロッキーベースの車格UPモデル)とか呼ばれましたからそちらの方が馴染み深いかもしれませんね!

タフトは74年というかなりの昔に登場、当時クロカンは大型クラスのランクルやジープが主流、その下はいきなり軽のジムニーという布陣でした。

需要がなかったと言えばそれまでですがこのラインナップの中、小型クラス初のクロカンをデビューさせたのが伏兵の何とダイハツ!
当時もダイハツは既にトヨタの傘下入りしてましたので軽専業メーカー的立場、小型に関しては自主開発は親の意向もありナシ、おこぼれ的にパブリカのOEMのコンソルテや20カローラベースのシャルマンをリリース、制約の中でトヨタ提携以前のコンパーノ等のユーザーに対する極地味なラインナップでしたのでね、いきなりダイハツがクロカンを出した時には衝撃的、しかもランクルと被らない小型モデルなので当時唯一の小型自主開発車でありこれは69年に廃盤となったコンパーノベルリーナ以来の事、庶民的クロカンはジムニー一色の時代に「ダイハツ、やるな〜」と思ったものです。

タフトは発売時はコンパーノ、コンソルテに搭載していたFE型1Lエンジンを搭載、ラダーフレームに4輪リジットの頑強シャーシを持つ本格4駆でバンタイプ(レンジトップ)とジープそのものである幌タイプヲラインナップ、当時360cc→500→550ccのジムニーとさほど変わらないボディサイズで1Lのパワーは走破性も良かったとの事で当時は結構話題になっていた気がします。

エンジンはその後トヨタ製1.6Lや自社2.5LDe(最終は2.8LDe)も搭載、80年からは親のトヨタにも『ブリザード』の名前で供給、哀しいかなメジャーなトヨタのこちらの方が知名度は高くタフトが後続で名称変更、トヨタは2代目(これもタフト後続のロッキーOEM)もブリザードを変わらず名乗っていたので一般/マニア共々『ブリザード』の方が浸透していると感じます、本家が紛い物よりメジャー…後年で言うマツダボンゴに対する日産バネットみたいなモンですw

ブリザードは初代がランクル40、2代目は同70的な意匠が施されておりこのイメージから往時は結構見かけましたがね、タフト〜ロッキーは滅多に出会わなかった!今、何台残ってんだろうか…

↓初代トヨタブリザード


ジムニーと大型クラスのみの“特殊”なクルマ的イメージのクロカンをジムニー並みの手頃なサイズとし小型登録で実用的ににも使える言わば後年のRVの走り?その中間サイズが逆にジムニーや上級と較べハンパ感もあったのでしょう、そう普及したとは言えませんがそれまで限られた需要にしか目を向けてなかったクロカンを初めて一般に訴求した点を鑑み、10位と致しましたぁ(^^)v

続いて第9位!!

【2代目日産パトロール 60型(1960〜1980)】


今でも海外専売SUVの名前が残るパトロール、国内では1951〜80yの2世代が販売されその後はサファリに名称を変更、これが2007年で国内販売は終了、パトロールという名前が絶版となり既に30年超えですからファン以外では忘れ去れたクルマかもしれません。

初代パトロール(4W61型)はさすがに産まれる前のクルマで知りません、見た記憶もない、なので語りようもナシ!
なので幼少〜ある程度の年齢(17歳か、若けーwww)までモデルライフだった2代目パトロールに思い入れがあります!

ハッキリ言ってクロカンのメジャー、ランクルやジープと比較して非常に地味なモデルでオーナードライバーでの目撃印象は薄くこれは地方の消防団の消防車とか機動隊や警察などの“特殊用途車”のイメージが強い!
見かけもライバルのような迫力や漢らしさは感じず何だかボントラの延長みたいな出で立ちでしたが何故か凶悪事件の報道時、画面の隅にパトライトの付いたこれを見かけると萌えた気がします(笑)

大好きだった刑事ドラマ『大都会PART?』でも地味にオープニング他に映り込んでおりこの影響が大きいのか?パトロール=名前通りの“警察”ってイメージが(^^ゞ

このパトロール、消防車でかつて転がした事ありますがハンドルの重さはもう凄いなんてもんじゃなく大型ボンネットトラック並みだと思います!

ヘタレGureとは違う屈強なファイアーマンが操るのですから問題なかったのかもしれませんが大概、少し走らせれば廻せる重ステもこれはかなりの速度を出さないと自由に廻らない、今まで数あるクルマをドライブした中でトラックを除いてコイツが1等賞の重さかも(笑)

詳細は4LのOHVガソリンエンジンを搭載、消防仕様の一部に2駆(FR)あり、大昔のランドローバーチックなデザインは大きな変更なく20年の長寿を誇りましたのでね、ワタクシの生息域が日産に縁が深い横浜だった事もあり青春期には山に住んでなくとも割りに見かけた思い出があるのでこの順位としまいた。

当時は地味で安手のトラックみたいな印象でしたが今見るとこれもシブイ!充分“漢”ですね(^_-)


さぁ、8位行ってみましょー!

【トヨタFJクルーザー GSJ15W型(2010〜現行)】


おっ、Gureにしては珍しく現行じゃん!!と聴こえてきそうですが(笑)

やはりこれは往年のFJ40ランクルを彷彿させるエクステリアが魅力で現在販売されていりSUVでは一番好きかな!? 個性的ですしね、名車を今風にリファイン、変に空力一辺倒のデザインではなく誰が見てもFJ40に見える出で立ちは新車ながらも何か安心感がありますわ。

ただこれも仕事で何度か触り乗ってもいますがとのかくデカいです、元々北米や中国向けに発売したモデルなので道路も家も狭い日本で使うには持て余すサイズ、長さはそうでもないですが幅1900mmを超えるサイズで背高ですし前方直下や側方視界、この手のモデルはどれもいいとは言えないながらもFJはTOPクラスに見難い、また、デザイン的にクォーターピラーがぶっ太いので後方視界も決してよくはなくコレに乗ると視界には常に神経遣いますネ。

しかし2tに迫る巨体ながら4L V8の1GR-FEエンジンはストレスフリーどころかその気になるとかなりのパワーでトルクモリモリの頼もしいエンジン、くどいですが視界が悪いので余計に?スピード感を得る感じがします…。

昔のクロカンのようにリジットサスではないながらプラドのラダーフレームを採用、経験はありませんし果たしてこのクルマでヘビーデューティな走りをするヒトがいるのかは?ですが走破性は高いのでしょう、しかし乗り心地も快適でややフレーム付きらしいゴツゴツ感あるもATも用意され何ら乗用車とは代わりないフィーリングが味わえ正に現代のクロカン…てかSUVという言葉がピッタリですね、その辺見越してか?トヨタらしく雰囲気だけの2WDも設定している位ですし。

間違っても買う事はできないですが新車のSUVを買える身分ならばコレ選ぶかも?ってとこで8位としましたぁ〜。


盛り上がってまいりました(汗)第7位!!

【初代いすゞMu(ミュー) UCS17 / 55・69系(1989〜1998)】


いすゞというマイナーメーカー製だけあってあまり普及はしなかったですが初代Muはその都会的なスウタイリングがかなり気に入っており今見ても「イイなぁ」と思えるので堂々7位!

質実剛健ないすゞ車ですがデザインは非常にお洒落で精悍な3分割の顔はファスター系(ボントラ)と同一ながらワタシの好み、またスポーツカーのモノであるブリスターフフェンダーもうまくRVスタイルに融合させてまとまったボクシーさはカッコ良かったと思います。

いすゞには珍しくボディバリェーションが豊富でピックアップ的な乗用登録のハードカバーに商用登録のソフトトップ、95年からはロングH/B化し4ドアとした『Muウィザード』もラインナップ、これは北米専売のロデオの日本版でしたが至近だったいすゞ藤沢工場のモータープールにこれが山のように置いてあるサマはまるで異国でした(笑)

ベースはいすゞ4駆のパイオニアで長い歴史を持つボントラのロデオ、このためいすゞらしく乗り心地やエンジン音、ドライブフィールにはトラックに近いモノがあり他社に較べると快適度は劣るかもしれませんがヘビィデューティー性は非常に信頼できるイメージがありましたねー、エンジンは当時の布陣らしくガソリン(2.6L)とDe(2.8L)を搭載、バブル期ですからガソリンもそれなりにいましたがやはり黒鉛モクモクのDeモデルが多かったかな?ビッグホーンに較べエンジンも小さく車体も軽いので軽々しい走りは外観のイメージ通りスポーティ、ただ気に喰わんのは個人的に大嫌いなクラスターS/Wを90年代終わりでも採用していた点かな、いすゞはFピアッツァから始まりジェミニも2世代に渡りこれでしたし好きでしたねー、あっ、そう言えば90年末期でステッキ式サイドブレーキ使ってたのも商用やショーファーを除くとこれが最後かも…!?!?

尚、Muはホンダとの相互OEMでドマーニ(ジェミニ)の代わりにMuをホンダに供給していますがOEM撲滅党書記長がうるさいので(爆)このOEMモデル=ホンダJAZZは含めません(^_^;)


どんどん行きます、第6位!!

【初代〜2代目三菱パジェロミニ H56、58A型(1994〜2013)/同Jr(ジュニア)H57A型1995〜1998)/同io(イオ)H66、67、76、77W型(1998〜2007)】

↑パジェロミニ

デハハ、ここぞとばかり愛車の画像使ってますがwww

ミニ、jr、io…まとめての6位は信頼のパジェロをフィートバックした設計で三菱らしいモデルである事、これを広く一般に訴求させた功績は大きいと思うからです、別に自分が乗ってるとかではなく…

ミニの場合は軽クロカンの双璧としてよくジムニーと比較されその実力はジムニーには及びません、それは十分認めますってww
ただ劣るのが反面で“乗用車”らしさはミニが勝っていると思います、ドライブフィーリングしかりエンジンの特性、乗り心地etc…
このため当ベースではやはり生活4駆的需要でミニの生息が多いですね、今年の大雪なような状況や雪国ではよりジムニーが有利ですがジムニー以下〜生活4駆以上の存在として重宝されているようです。

スタイリングも歴代ジムニーがいかにもクロカン!って感じのモノだったのに対しお洒落感や現代的な高級感も漂わせるミニは女性ユーザーも結構います。
こうした庶民性からパジェロミニは1度のFMCを経て20年近い長寿でしたがこのFMCも軽規格拡大に併せたBigマイナー的なモノ、基本デザインは94年デビュー時のスタイルを継続していますので我が愛機も初期型ながら古さは感じさせないのがいいところ(笑)

ただ、これも三菱らしくない?大衆迎合のトヨタ的な2駆をラインナップしていましたのでこれは論外、このスタイルで2駆は哀しいでしょう…
また軽の割には車重があるのでNAとターボ付き(共に4A30型4気筒5バルブDOHC、2002年以降は16バルブ化)がありますがNAも論外、ターボ付きでさえ発進はカッタルイし燃費悪いのにNAならましてでしょうし新規格の2代目はその分重いので…

あっ、これも日産版KIXなんてのがありますがMuと同じ理由で含みませんので(笑)

↓パジェロJr


ミニの普通車版がこのjr、ボディはミニを流用しながらワイドトレッドとし4A31型4バルブDOHC1.1エンジンを搭載したモノですね!

この手のかさ上げモデルには否定的意見のGureですがこの類をネタにすると皆さんのレスで狭路地居住や小さい車庫のお宅でパワーを必要とする層もいる!と言われ無理矢理納得(汗)
三菱を始めスズキ、富士重等もクロカンに関わらずこの手のモデルをラインナップしていましたのでね、確かにそれなりに需要はあったのでしょう…

三菱の場合他にミニカ(ビスタチオ)やタウンボックスワイド、トッポBJワイドなどがありましたが個人的に一番存在価値があったのでは?と思うのがJrでしょうか、何せミニが重いですから倍近くの排気量でこのサイズ、しかもトレッドは広いので安定感は増しますし維持費を除けば今、ミニのオーナーになると魅力的に映ります。

↓パジェロio


ワタシが一時期思っていた通り、普通車の維持費払って何でわざわざ軽に乗る?的な印象はやはり市場の反応も大きくJrは僅か3年で廃盤、やはりエンジンやボディの中途半端感があったのが売れ行き低迷の理由でしたのでね、そしてこれの後続がこのio!

ioはハッキリ言っていい印象はそれほどないです、悪名高きGDIエンジン(4G93DOHC=1.8L、4G94DOHC=2L)が殆どでしたしね、一部非GDIのSOHC 4G93モデルもありますが滅多に見ないですすが今仮に乗るなら是が非でもコレ探しますわ(汗)

スタイリングは非常に好みでパジェロをそのままサイズダウンし更に都会的な味付けが施されてる部分がキムタクRAV4の追従みたくてやや反感持ちますがまとまりは非常に感じます、これもSUV的イメージで親やミニ/Jrのワイルドさは感じずやや頼もしい乗用車需要が多かったようで往時は結構見かけその目撃度はJrの比ではなかったです。
親みたく大袈裟ではない、しかし軽のミニでは家族乗れない、Jrはハンパっていうユーザーにはピッタリの“ファミリー4駆”だったと思います。

ライバルのRAV4の3S-G搭載モデルと比較すると走りでは譲るも雪道の安定感はやはり三菱!こちらが上で一度友人同士でRAV4とioで白馬にスキー行きましたが走破性ではやはりioが抜群でしたのでね、RAV4も乾燥路の走りは相当良かったながらこの類のクルマですからioに惹かれます(^^)

あっ、これも2駆が存在しますがミニ同様の理由でランク入りは4駆のみ!そしてできればGDIは省きたいっすね(爆)


☆☆☆〜今週のスポットライト!!〜☆☆☆

今一歩、惜しくもベストテンに入らなかったモデルはこちら…

【初代日産サファリ 160型(1980〜1989)2代目同 Y60型(1987〜1997)】

↑2代目サファリ

9位ランクインの発展型がサファリ、パトロールからバトンを受けた80年〜2007年まで日産を代表するクロカンモデルでしたが現在は海外専売モデルとなっていますね。

サファリは本流ランクルの60〜80〜100系のライバルであり当然ランクルの向こうを張る国内最大級のヘビー級クロカン、ランクル同様の3L〜4L超えのBigトルクエンジン(ガソリン、De)を搭載するモノでバブル期だった2代目ではやはりクロカンのスタイルをした高級車って感じでしたがランクルがそれに特化してゆく中でどこか漢な部分を残すボクシーさが好感持てました。

サファリと言えばやはり?西部警察を連想するファンも多いでしょうかね、例によって特殊装置、秘密兵器?を備えた“特車サファリ”、西部警察の中期の売りではありましたがその頃ワタシもいい大人になってましたんでこれがドラマに出てきた時に西部を引退、角刈りの団長が大真面目な顔して消防車のように放水している姿は一気に萎えた思いがあったりします(笑)

↓西部警察の“特車・サファリ”(初代)


パトロール→初代サファリになった頃(80年前後)はちょうどRVブームが盛んになり始めた頃、最初はハイラックスやダットラ、ファスターなどのボントラがアメリカ文化を運んできましたがより走破性の高いランクルがこの流れから脚光を浴び日産もこれにあやかろうと改称までして挑んだのが初代サファリ、しかしランクルのような重厚な印象がなくよく言えば軽快、悪く言えば安っぽいスタイリングがイマイチ受けが悪かった印象、輸出国の事情からそのまま国内仕様にも残された三角窓や飾り気のない日産らしいペキペキスタイルはランクルと較べると古臭く華奢なイメージ、これはクロカンとしては致命的な差だったのでしょうねー、これが失敗の始まり?現在ランクルが現役、サファリは廃盤という結果になっていると思います。

個人的には初代も2代目も好きなデザインでしたが以上のようにクロカンとしての迫力不足を感じ圏外と致しました!


さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【初代スズキジムニー LJ10、20、SJ10、20型(1970〜1981)】


このカテゴリーのベストテンにこれは入れない訳いかないでしょう(笑)

軽4駆のパイオニアのジムニー、歴史は長く初代は1970年!
元々は自動車メーカーから撤退したホープスターの青写真が元でまだ4駆なんて特殊の中の特殊って時代に今のスズキ社長であるオサムちゃんが周囲の反対を押し切って開発したというのは有名なお話…

44年の歴史を誇るジムニーですがこの類のクルマなので頻繁なFMCはなされず現在でも3代目ですがやはりワタシ世代ですと初代(LJ/SJ系)の印象が強いですネー!

全3代のモデル、どれも魅力溢れる軽本格クロカンですが代を追うごとに時代の要請もありお洒落に、そしてマイルドになり乗用車に近づきつつあるジムニーの中で初代のジープをそのまま小さくしたようなワイルドっぽさ、快適装備など一切ない漢の中の漢って感じがタマりませんわ(^^)

これをリアルに見ていた時代にまさか後年にATや2駆がラインアップされようとは想像だに付かずこれらが出た時は“ジムニーも堕落した!”と嘆いたモノです(聴こえたのか?現在2駆はナシ…笑)

メディア目線で言えば以前にも紹介したように『太陽にほえろ!』のド初期で若き日のショーケン扮するマカロニ刑事が颯爽と乗り回していた印象がやはり初代の郷愁を掻き立てるのかな?

↓マカロニ刑事の相棒だった初代ジムニー


そのマカロニが乗っていた初代の初期、空冷/水冷ツイン360cc時代のモノは触れた事なく語れませんが水冷3気筒550cc(76〜81年、SJ10型)は昔150km程回送経験がります。
もう乗った感じはワイルドさ丸出しで幌車でしたのでね、高速なんて走ろうモノならドラム缶の中に入りその周りを棒でガンガン叩かれている位五月蝿く信号待ちで停まれば風向きによっては隙間から2ストの香ばしい排気が進入してくるしで(笑)

今じゃとてもではないですが安全基準やら快適度0なので造れないでしょうが未だにこれがジムニー!初代こそがジムニーらしいジムニーだったと強く思い5位ランクインはこれに限定させて頂きます。


いよいよ上位に行きます、第4位!!

【3代目ランドクルーザー J40型(1960〜1984)及び4代目同 J70系(1984〜2004、2014〜現行))】

↑3代目ランクルJ40系

ランクル、トヨタが我が国初の本格クロカンとしてデビューした由緒正しいモデル、米・ウィリス社のジープをノックダウン生産(後に国産化)した三菱ジープよりも早い1951年の登場ですからクラウンを超える歴史を誇り現在では内外含めて日本を代表するSUVとして大人気、ワゴンタイプの50系→60系の辺りからは高級SUVのイメージで正直、見かけは立派なクロカンでもこんな高けークルマをOFFに持ち込めんでしょう?と醒めた目で見ていましたがBigパワーと耐久力は信頼性高く日本を代表するSUVとしての貫禄も充分ですよね!

しかし個人的好みとしてはこのバカでかい60やこれの直系の80〜200系はどうも縁遠いので好みではなく所謂ライト系(40→70)に惹かれます、これですと軽快さもあり文字通りクロカンとして充分に愉しめるでしょう(^^)

中でもやはり“ランクル”と聴いて一番に頭に描くのは40、これは生産長かったですしワタシが産まれる前から成人まで造っていたので馴染みがありますのでね、そして幼い頃のドキュメンタリーとかではよくこれが映る番組の影響もありジャングルの道なき道を進む超ヘビーデューティ!!って頼もしさがありこれがランクルの中では一番好み!なのでこれをモチーフした現行FJクルーザーも好きなんす(^_-)

40も2〜3度転がしましたが昔のクルマなので街を走るには鈍重で快適さもなく苦痛の一言でしたがトルクフルで何故かワクワクするクルマ、これでOFFっ走ってみたいと何度も思わせてくれましたネ。

↓4代目ランクル70


限定ながら10年ぶり復活で現在大きな話題になっている70ですがこれの以前のモデルはかなり仕事で乗り40や60/80にはない軽快さが非常に好きでした。

スタイリングもワタシ好みの直線的ボクシーなモノでヘビーランクルのように成金?さがなくクロカンらしさが大きな魅力、現代版はややFrがゴテゴテしており好みではなくなりましたが燃料電池やらHVやら、エコ一辺倒のトヨタが時代にある意味反するような70を復活させた事には大きな拍手を贈りたいです!

まだ現代版には乗れていませんが以前のままの味付けならば今のフニャケたクルマしか知らない世代にはかなり刺激的なモデルではないかなぁ…
乗用車ではなくトラックに近い乗り味ですし何せMTモデルがラインナップされているだけでも今の世では希少ですしね、是非若いヒトには歳喰っても乗れるミニバンやエセエゴカー、DQN専用HBなんて乗らずこういうのでクルマの本質を味わって欲しい、そんな風に思い4位と致しました!

↓今回限定復活の新型70



ベスト3に入ります!今週の第3位!!

【2代目いすゞビッグホーン UBS25、26、69、73型(1991〜2002)】


2代目ビッグホーン、これは友人が乗っていたのでスキーエキスプレスにしたりと思い出深いんです!

初代がワイルドながらあまりにも無骨、まぁ、それがいすゞらしさと言えばそうなのですが90年代になる頃にはパジェロ他ライバルがどんどん進化しクロカンの本質を究めながらも乗用車の快適性も持つSUVに変化してゆく中、あらゆる面で旧態化していた印象が強かったのですが91年にデビューした2代目は驚く程快適にかつスタイリングも無骨がなくなり非常に垢抜けていて好きでした。

友人のはV6 3Lのガソリンモデルでしたのでパワーも充分、Deに遜色ないトルクフルな特性とそれを上回る静粛性が非常に快適!
旧態化のトラック然としたゴツゴツが嘘のようになくなり同じクルマとは思えない変わり様に驚いたモノです、OFFでの実力はビッグホーン乗りの方にお任せしますが街乗りや雪山程度ならば信頼性も高く当然、菱ヲタのワタシですが「これならパジェロでなくてもいいじゃん」と思わせてくれたりww

このビッグホーンは結構人気がありよく見かけましたしいすゞが乗用車撤退後も暫く継続生産、今でも神奈川は特にかな?時々現役生息で綺麗にメンテされたモノもおり質感も高くセンスのいい出で立ちに惹かれます!


とうとう来ました!第2位!!

【2代目三菱パジェロ V14・24・34・46V/21・23〜26・43〜46・55W/24・26・44・46・47WG/23〜26C型(1991〜1999)】

↑2代目パジェロ・ロング

戦後ウィリィスジープを基にした三菱ジープにより我が国の4WD車の歴史を造った三菱が長い歴史と信頼のジープ技術をフィートバッックした初の民生対象モデルがボントラのフォルテ4WD、そしてこれをベースの新時代のクロカン=SUVとして産まれたのが初代L型パジェロ!

ジープの血筋を持つパジェロは発売以来高い評価を受けパリダカなど国際ラリーでも活躍、クロカン/RVの代名詞をランクルと分け合う程の人気を得ましたがパジェロの名前を不動のモノにしたのは何たって2代目のV10〜50型パジェロ!!

三菱の4WD技術の結晶とも言われる2代目V型はワタシも歴代4代の中でも一番好み、バブル期で三菱が乗り乗っていた時代の作品で質感も高くデザインもお洒落かつ迫力も充分、現在でもまだ数多くみかけますしパリダカで鍛えた耐久力も魅力的です。

RVブームの牽引をしただけあり数多く販売され全世界的にも有名なモデルで8年というモデルライフでバリェーションや搭載エンジンは書ききれない程のワイドバリェーションでしたねー。
ボディは最大7人乗りも選べるロング(5ドアワゴン、バン)と3ドアのショート、これに各ボディでメタルトップやらキックアップルーフやら当時流行のお遊びルーフ?を幾何額的に設定し幅広い需要に対応していました。
搭載エンジンも実に多種で他ライバルを凌ぐバリェーションでガソリン(2.4L/V6 3L、3.5L=一部GDI)、Deターボ(2.5L、2.8L)を用意していました。

世界初のイージーセレクト4WDやマルチモードABS等、三菱の高い技術を見せつけた2代目パジェロ、さすがに古くなってきましたし維持には相応のお金が掛かりそうですが菱ヲタを自認するならば揃えておきたい?一品かもしれません(^^ゞ

忘れちゃいけないのがイケイケ時代でしたのでね、ランサー以外で唯一、エボリューションモデルが
パジェロには設定されています!

リベロエボ(リベロGT)、シャリオエボ(シャリオリゾランGT)、ミラエボ(ミラージュアスティに4G63移植)、ミニカエボ(ダンガン)等、ワタシらファンが勝手に名付けた“非公認キャラ”は数多かれどメーカーが正式に“エボリューション”と銘打ったのはランサー以外では唯一のパジェロエボ(V55W)、これも希少ですからねー、その名を恥じないパリダカ参戦用ホモロゲモデルで6G74 3.5L V6DOHC MIVEC 280psとランエボ同様の派手なエクステリアはタマランです!

↓パジェロエボリューション


「また菱ヲタが!」と言われそうですが2代目パジェロの往時の人気、売り上げ、生息をリアルで知る方々にこの高順位、物言いは付かないと確信しております(^_^;)


さっ、そしてオオトリ!今週のTOPを飾るのは…

【三菱ジープ J1〜4、J10〜59、JC型他軍用含め多数 (1953〜1998)】


この分野の1位はこれを置いて他にはないでしょう、何気にワンツーフィニュッシュ達成(^_^)v

若い世代にはピンと来ない向きも多いとは思いますが現在のようにSUVは勿論の事、北日本や降雪地域、山岳地域では当たり前のようにある4輪駆動車(生活4駆含む)ですが戦後〜70年代までは4駆の代名詞はジープ。

パジェロやランクルの項でも述べてきたようにジープも元々はアメリカさんのモノ、まぁ、日本のクルマの歴史(下敷き)はアメ車であると言っても過言ではないですからね、ジープも同様な訳です。

生い立ちは軍隊用の車輌として開発、50年代の需要は主にこれでしたが60年代から民生用にも上述の地域では用いられ始めその側面では自衛隊も活用したヘビーディューティの塊のようなジープ、これこそがクロカンの究極ですしね、戦争嫌ですがこのワイルド感、漢の中の漢とおう雰囲気が大好きです!

これも2〜3度転がしましたが女子供は乗れない物凄い乗り心地、快適装備なんていうのは一昨日来きやがれ!!って感じの無骨で色気も何にもないスタイリング、鉄の塊の中に押し込まれたようなキャビンとそれはそれは現代の乗用車(トラックでさえも)に慣れた身には驚愕の機能のみのクルマですがそれこそがジープ、45年の半世紀に迫る生息はもう遠い過去になってしまいましたが未だにこれを超える走破力を超えるモノは出現してないのでは?

雪、山岳地帯、そして残念ながら紛争地域でのイメージは製廃後15年にもなろうとしているも顕在で愛好家も数多く残っている様子、若い頃は単なる軍用車輌って感じで何ら興味なかったのですが今見るとコレは激シブ!!

個人的にはナシヤマベースがある限り、最終的にはコイツに辿り着きそうですわ、最終のJ55ゴールデンブラック仕様、ホスイ。。。


ランキングは以上となります!
恒例、圏外は下記の通りとなりました。

11位:初代日産サファリ 160型(1980〜1989)2代目同 Y60型(1987〜1997)】
12位:三菱ストラーダK43T型(1991〜1997)
13位:初代 日産テラノ WD21型(1986〜1995)
14位:初代トヨタハイラックスサーフ N60系(1983〜1989)
15位:初代三菱アウトランダー CW5W/6W型(2005〜2012)
16位:マツダプロシードマービー UF系(1991〜1999)
17位:初代三菱RVR N10〜20系(1991〜 - 1997)
18位:初代スバルフォレスター SF系(1997〜2002)
19位:トヨタヴァンガード ACA33W/GSA33W型(2007〜2013年)
20位:初代トヨタRAV4 SXA10系(1994〜2000)
---------------------------------------------------------------------
21位以降トヨタクルーガー、ハリアー、日産エクストレイル、デュアリス、マツダCX-5、ホンダCR-V
ダイハツロッキー、ラガー、テリオスキッド(順位不同)となります。

如何でしたか?毎回〆では書きますがクドイですがあくまでもこの企画はお遊び、『それは違うだろ?』とか『あれが入ってねーじゃん!!』的な反論もあるでしょうがこれはワタクシの基準、これを読んで皆様も独自なベストテンを楽しんで頂けたらと思います。

クロカン→SUVと呼ぶようになって幾久しいですが“クロカン”と呼ばれていた時代は非常に特殊なクルマ扱い、時代の要請によりそのヘビーデューティさに+して街乗りでの快適性やファミリー仕様も可能にしたRV要素をふんだんに盛り込み現在では各社の重要ラインナップの一角を占めるようになりましたが反面ワイルドさは消えとてもクロカンのような走行シーンを例え実力があろうともなかなか踏み込めないモデルばかりになりつつあるのが寂しいかな!?

ランクルしかり、デュアリスしかり、アウトランダーPHEVやCX-5をもしワタシが持っていたとしても勿体無くてOFFなんか走らないだろうし…

高級路線に行ったランクルの後追いを感じ以前よりもこのジャンルは興味を失っていますがワタシのように“生活4駆”の使用しかないのなら好きなヒトは選ぶのでしょう、あくまで個人の意見ですがステータスさを競う道具になりつつあるSUV、何となく本末転倒?な感じを受けますしここでもセダンの衰退を感じたりしますね。
単に背高4駆セダンに成り下がった多くのクロカン→SUV、ジープのようにとは言いませんが本来の立ち位置に戻るワイルドなヘビーディューティってのは時代的にもう無理なのでしょうか…

こんな風に感じているとつくづくランクル70の復活は凄い事に思います!
まぁ余裕のあるトヨタだからできる道楽?かもしれんし惜しむべきはもう少しリーズナブルなら良かったんですがここはトヨタの英断に素直に拍手を贈りたいです。

おしまーーい(^^)/~~~

Posted at 2018/07/07 19:47:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ

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