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元Gureのブログ一覧

2015年02月25日 イイね!

保存版・珍車PART515

保存版・珍車PART515
これは山梨で仕事中に遭遇、前から把握はしていたのですが比較的交通量の多い道路沿いの整備屋さんに置いてあるのでなかなか撮影できませんでしたが今回シャッターチャンスに恵まれてキャッチ(*^^)v

このモデルも今やカスタムなんかで残存を稀に見れるも素の、天然の状態のモノは死に絶え同然ですしね、ココでかなりの間放置されている様子ですが貴重な『山梨44』ナンバーが生きていますし草ヒロに近いながらもナンバーに敬意を表して…!

⇒『昭和45~46年(1970~1971)初代RT68V又はRT69V型コロナマークⅡバンDX』!!

いやいやー、子供の頃によく見た“元祖マーバン”よくぞ生きていましたねー、40年経過の貨物車、しかも素のままですからねー、恐るべし山梨健在(笑)

初代RT60(セダン、バン/ワゴン、ピックアップ)/70(HT)は68年のデビュー、トヨタとしては当時人気のT40系コロナの上級車としてライバルの日産ローレルを標的としたトヨタ初のハイオーナーカーでした。
正確には4代目X60系までエンブレムに『コロナ』の名前が残るマークⅡ、特に初代はベース、そしてスタイリングやイメージもあくまでコロナの延長上というカタチでしたが2代目からはコロナとは決別、コロナの名前だけがその後20年以上に渡りマークⅡに冠されていたのが逆に不思議な感じ、X30/40~60まで、現役当時は『いい加減コロナって取れよ!」なーんて思ってました(~_~;)

ローレルがセダンのみの設定(後年HTも追加)だったのに対し上記のようにトヨタらしくボディバリェーションも幅広く設定、特に当時流行りのHTの設定はローレルを撃沈する必殺技?でした。
しかもマークⅡはコマーシャルカーまで充実、当時は需要が高かったピックアップはシングルとダブルをラインナップ、そして更に現車のようなライトバンまで充実、5ナンバーセダン系オンリーで本格ハイオーナーを目指した日産とハイクラスであってもまだまだ商用を無視しなかったトヨタの考え方の違いが明暗を分けた感じがありました。

初代マークⅡは68~72年(ピックは74年迄継続)のモデルライフ、セダン/HTは1600/1900、バンは1500と1600を年代により設定、当時イヤーモデル制を取っておりMCは2回、現車はその意匠から中期型となる70~71年モデルのDXと断定、エンジンは2R型1500か12R型1600かは外見だけでは判別不能です…。

↓Pに人影がありRrはこの角度でしか確認できませんですがボディのヤレはそこそこあるも年式からするとイイ状態!


マーバンと言えばX70系の愛称ですがコイツが正真正銘の元祖マーバン!この時代は商用バンでも序列が厳しくかつフルラインナップで上からクラウンバン、マークⅡバン、コロナバン、カローラバン、パブリカバンとズラリ揃っていましたが庶民の街に多いのはやはりカロバンでしたかね、コロナバンも比較的見ましたがマーバンはクラウンバンと並びやはり貨物といえども高級イメージでその姿も凛々しかったナ~…

↓後期イーグルマスク直前の中期グリルは評判悪く僅か1年のみでした!


太古のマーバン、このままココで朽ち果てるのか?オーナーさんの一念発起で路上を走るようになるのかは不明ですがもし後者ならカスタマイズはほどほどにこの素の、ヤレた感じのままで蘇って欲しいモノです、しかしこの置き方ですと後ろのエルフが動き取れないので不動ではなさそうですネ(^o^)/
Posted at 2017/11/23 15:25:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2015年02月21日 イイね!

保存版・珍車PART512

保存版・珍車PART512 Gure大興奮の巻(笑)
例によって日本全国各地に張り巡らせている珍車バスターズからのタレこみ画像(大嘘…(^^ゞ)
いや、仲間からのタレコミなんですが先日の珍車504 なんて目じゃない大物が引っ掛かりましたゼぃ!

⇒『昭和38~41年(1963~1966)初代コルト1000』!!


スゲェ、このコーナー512回やってそのうち三菱車はTOPの178台取り上げてきた中での初登場!
さすがにこれは業オクにも出て来ない、現役時代も決して人気があった訳でもなく当時第5メーカー(1:トヨタ 2:日産 3:いすゞ 4:プリンス)だった三菱の地味なセダンですからねー、この年代のメジャー車であるバリカンコロナ、410ブル、ベレットやS50スカイラインと比較しても殆ど話題にされないコルト1000、マニアの隠し持っている固体に間違いないですがこれぞ筋金入りの菱ヲタの鏡ですナ!!

若い方なんかは「コルト」と聴けば現ミラージュ発売前まで三菱のコンパクト部門を担当していたZ21/23系コルトのイメージないでしょうが本家?元祖?はこのモデルでまだ三菱重工時代の63年にそれまで1L未満の大衆車であった三菱500→コルト600をFMC、ココでも述べましたようにGMのS.ブレッツナーが参画してデビューしたモノ、従来モデルが500~600ccの2ドアRRの軽自動車に毛の生えた程度のクルマでパブリカやファミリア、コンパーノの影に隠れパッとしなかったところ一気に排気量を1Lまで上げ更にブレッツナーの手により本格的な4ドアセダンとなったコルト1000、1Lながら車格はライバルをも上回る1.5L級の高級な意匠、大柄さがデビュー当時にはかなり注目を集めたそうです。

↓カローラやサニー、スバル1000に先駆けて発売された1Lセダンはこのコルト1000!!各部、当時高級モデルの代名詞であったメッキパーツを多用した1Lながらも本格的高級セダンでした!


さすがにこれのデビュー時はワタシも赤ん坊なので一切記憶はないながらも幼少期に街中を走り回る姿は記憶してますし近くの商店はこれのバンを使っていましたから馴染みもあります。

↓S50スカイラインではありませんよ!当時から似て蝶と云われてましたが(笑)


コルト1000こそ我がギャランの直接的なご先祖様でコルト→コルトギャラン→ギャランと移り変わりこれの枝派でGTOやFTO、ランサーがデビューした訳ですね、サブネームだったギャランに軒先貸して母屋を取られ?その名を一部三菱販社に残し数十年、2002年にZ21/23“まじめ、まじめ”の新コルトがデビューするまで三菱が大事に温存していたネーミング、また何故消したのか理解できませんが今の三菱はファン無視ですからね、何やらかすか解ったモンじゃないですからorz…

コルト1000は66年からその大柄ボディに相応しい1.5Lを追加、1000は1100ccにグレードUPしMCしますが後発のライバルや一大ブームを起こしたカローラ1100(初代KE10)の台頭もありセールス的には苦戦、デビュー5年となる68年にFrを角目にした大整形手術を行い69年~70年まで延命し新星“コルトギャラン”でようやく華開いた感じでした。
見るからに頑強そうながらスタイルという点では決してトヨタや日産の敵ではなかったコルト、ギャランになってあまりのハイカラ(死語…汗)さには幼少のワタシ、これが同じメーカーの物か!っていう物凄い衝撃でしたし亡オヤジもそのスタイリングに惚れすぐに注文したという(^_^;)

現車、当然レストア車なんでしょうがミラーとホイールをカスタマイズ、タイヤのサイズの関係かもしれませんが心なしか車高も落ちているかな!?これが地味なコルトからチョイ悪風味を醸し出しなかなかイイ感じ!

↓現役で見れた頃は「ブサイクやなー」と思っていましたが今見ると旧い欧州車っぽくて味があります!


しかし49~51年前の平凡なセダン、しかも忘れ去られたようなコルト1000がここまで綺麗にされて現役とは恐れ入ります、地味な故、これのマニアは至って少ないと思いますしイベントなどで拝見する事もなし、一昨年の三菱オーナーの祭典である岡崎MMFでも姿見かけなかったよナ~w
Posted at 2017/11/23 15:41:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2015年02月21日 イイね!

保存版・珍車PART514&513

保存版・珍車PART514&513 珍車シリーズ、前回は化石?でしたが今回からそれ以前に戻りまた“普通のクルマ”です(^^ゞ

今回は同じモデルを2台まとめてご紹介!これもかつてはかなりの人気車で巷溢れてましたねー…

車型(ボディバリェーション)が豊富だったんで営業用~ファミリー用・兄ちゃん姉ちゃん、あらゆる人種が乗り回していましたっけ!

⇒(513)『昭和61年(1986)6代目B12型サニー1500DX』!!


⇒(514)『昭和63年(1988)6代目B12型サニー305 X』!!


ご存知トラッドサニー!このモデルもこれまで何台かご紹介しましたが最近ではとんと業オクに出てくる事もなく久しぶりの発見!!
バブル前の景気上昇期、これも腐る程走っていましたがあれだけいたのにどこ行った?って感じでスッカリ見かけなくなりました、同時期の80カローラも同様ですがB12後期と被る90カローラはそれこそかなりの評価で未だに輸出に出る位ですがサニーはこのような特典?もないのでやはりエゴカー減税の犠牲になった感じ(=_=)

しかしB12、前作であり初のFFだったB11がそれまで小気味いいFRの代表的存在だった歴代サニーが軽快な走りとスクエアな外観で3代目B210を除き過去3代が専門家も認め今も名車に数えられる秀逸で玄人好みなクルマだったところいきなりのFF化でそれまでのイメージを失い大失敗?となりましたからね、その反省を含め再びスポーティ&シンプルさを取り戻し当時「おぉ、サニーらしさが還ってきた!」と思ったものです。

いや、B11も悪いクルマではなく新開発E型エンジンで軽快さは維持していたのですが当時まだFFが異端児という最後の時代、ハンドリングなどにその悪癖もあり310までのいかにもFRといったサニーのドライブフィールとあまりにもかけ離れてしまいスタイルもサニーらしくないモッサリ感があり多くのファンはガックリ感が大きかったんですよね~。
ただ、歴代のサニーvsカローラでは大体サニーはよく言えばシンプルで軽快感があるスポーティな大衆車とうイメージ、カローラは内外共に贅沢さを感じさせる高級志向で1グレード上?を意識させる造りでしたが反面悪く言うとサニーはいかにも華奢で安っぽい、カローラは重々しく鈍重なイメージ…
どちらを選ぶかはユーザーの好み以外何者でもなかったですがこと走りに関しては今回取り上げるような普及グレード/廉価版の所謂“普通のモデル”では絶対的にサニーが有利!軽いボディと特別なチューンがなくとも軽快に回る歴代のA型/E型エンジンは常にカローラの同条件のエンジンより元気でしたしね、70年代の両車の対決ではハンドリングやサスの煮詰めもサニーが上だったと断言できます!

勿論、カローラにもDOHCのGTやレビン、SRなどハードモデルが存在しこれにはサニーも適わないながら“飛び道具”を持たない同士であれば楽しいのはサニー、ファミリーユースとしてはどちらも互角でしたがね、この類のモデルですと二の次になる“走り”の部分では間違いなくサニーでしょう…

さて、出品車を見てみましょう!
まずは513弾…

現役時代ならありふれたおもしろくもおかしくない低グレードの1500DX、容易に営業車、社用車で走り回っていた残像が皆さんにもあると思います、現在のシルフィみたいな感じ!?

↓総評3、内外Dは年式なりの評価、AC不良が痛いかな?他にも年式並みの不具合は多いですね!


しかし30年近く前のいかにも営業用に使われた?感じのサニーが走行9万km台とは少走行、とっくに潰しになっていてもおかしくない感じながら機関等は部品次第でまだまだ生きれそうですネ!

この出品車は残念ながら内装写真がありませんが画像の限りシートカバーも掛けられておりシートの状態は期待できそう、ダッシュの切れという記載が気になりますね、この時代の日産車、特に内装のプラはトヨタやマツダ、三菱に比較して弱いのが特徴だし…

↓経年変化のヤレは伺えますが凹や大傷はない様子です!


B12がデビューした時、先代は個人的に非常に苦手だったのでワタシ好みのクリーンでスクエアなボディになってかつてのイメージのままのB12には時めいたモノです(笑)
ただRrビューなんて当時は単なる太古車であるブル510みたいでしたしペキペキ調のスタイリングもカローラに較べたら非常に古めかしく70年代を彷彿させましたが懲りすぎて?失敗こいた先代B11や上級T11(スタンザFX、オースターJX、バイオレットリベルタ)の反省を活かし原点回帰したのが大成功に繋がりました!

↓B12デビューは85年、85年に70年のデザイン?が大成功した“温故知新”のいい例でしたネ!


フェンダーミラーがシブいこちらのセダン1500DX、出品は東で落札は意外に?はサニーに失礼ですが解体価格を上回り桁ながら出品店さんは充分黒字を達成でメデタシ×2(^^)

低グレードという事で素地バンパーやミラーがUSDM愛好マニア向けって感じかな?とにかく落札&生き残り、良かったです!


お次は514弾…
こちらは珍しいHBモデル!HBは先代B11の時代から途中追加されたおよそサニーらしくない?モデル、B11の時代はBDファミリアの全盛期でしたのでね、当初B11はHBのクーペとセダン(とワゴンのカリフォルニア)のラインナップでしたがあまりのブサイクさで売れずクーペはモデルライフ途中でカタログ落ち、これのリリーフがファミリア、そしてこれを追撃するトヨタのタコⅡに遅ればせながら照準を合わせた2BOX HBを追加した訳です。
しかしB11セダンベースの急造品であるHBは完成度が低くファミリアは勿論、タコⅡやシビック、ミラージュといった当時人気の2BOX達には歯が立たず撃沈、そこでB12FMC時により完成度を高めて仕切り直し的にラインナップしたものでした。

元々対ファミリア~には本来2BOX HBを元々ラインナップしていた格下パルサーの担当ですがファミリアのあまりの人気にサニーも刺激された感じ、これはトヨタですらカローラⅡだけではなくカローラFXをデビューさせ対ファミリア戦略を高めていたのでね、如何に当時のBDファミリアの強さが若い方でもイメージ頂けるのではないかと思います。

さて、そんなB12のHBは若者対象らしく気取って?「306」(1600)、「305」(1500)、「303」(1300)というネーミング、因みに復活のクーペは「RZ-1」とされセダンとカルフォルニアのみが従来から踏襲しています。
出品車はそんなHBの後期型、B12は85~90年の5年もモデルライフで後期は87年~となっていました。
先代HBに較べるとデザイン全体が非常にバランスが取れておりスポーティなイメージ、B11HBは丸っこいセダンの頭に無理矢理にBDファミリアやAL10タコⅡっぽい直線デザインのお尻という非常に個人的には首傾げるスタイリングだったのでB12でようやくライバルの土俵に乗れたか?という感じでした、ただ時既に遅しで市場は既にサニーHBを受け入れる事はなく次世代B13型の時にHBは消滅しましたが…。

出品車は88年のX、時代的にHBモデルはスポーツグレードが多かった中での素グレード、これもHBとしてはあまり見かけた記憶のないモデルです。

↓R点、内外C評価、走行は10万kmに乗っていますが程度はそこそこ良さそうです!


大体素グレードの白い305(303)というのが個人的感覚ですが殆ど見た記憶がない!
HBは86年に追加された306=スポーツモデルが殆どだった印象で306Rtや306TWINCAMNISMOの白イメージは鮮明にあるんですが少ないながら素グレードはやはり原色!ってイメージがあるのはワタシだけでしょうか…

エアロで武装した白い306はそれなりにカッコ良かったですがネ、白の素グレードのHB、やはり営業用にしか見えない感じで(^_^;)

↓C評価ですがなかなか綺麗な室内、B12もこの時期の日産らしいペキペキ絶壁インパネでしたが好きなデザインでした!


予断ですがサニー→ティーダになりそのティーダも消滅、今はノートやシルフィが代替わりとなっていますが『サニー』のネーミング、一時復活なんて噂もありましたがどうなったんですかねー、ティーダはどうでもいいですが我々世代には『サニー』は特別な思い入れがあるネーミングなんで何とか復活を期待したいです!

ん?シルフィがいる間は無理?輸出版ではサニー時代の『セントラ』は継続してるんで何とか国内版もサニー復活の方が日産のためにもいいような気がするんですが…!?!?

↓こちらもボディは綺麗です、この個性的なテールランプは割りとお洒落で好みでした!


思えばB12が最後の?華やかなサニーだったかもしれません、セダン、クーペ(RZ-1)、HB、カリフォ、トラックに別名となるADバンと幅広いバリエーション、1.3L~DOHCをも含む1.7LDeまでの数機種のエンジン群などまだまだサニーが日産の屋台骨をブルやセドリックと共に支えていた時代、次期B13で前述の通りHBとトラックを失いB14を経て最終B15ではセダンオンリーになってしまいましたからね、まぁ、セダン文化の衰退が大きな要因ですがカローラもですがあらゆるユーザーにこれ1台で対応する!といった気合を感じさせた時代、懐かしい。。。

↓アンバーのウインカーとなり高級度合いを高めた後期型のフェイスもなかなかセンス良かった!


こしらも東からの出品、落札は残念ながら解体価格以下、やはりオーソドックスなセダンとは比較にならない不人気さは現役時代同様ですかナ?(汗)
いずれにせよもうかなり少なくなっているであろうB12型サニー、次オーナーさんが可愛がり長い生涯になる事を期待したいです(^_^)v
Posted at 2017/11/23 15:37:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2015年02月20日 イイね!

保存版・珍車PART511

保存版・珍車PART511 511弾も”普通のクルマ”シリーズ(^-^;

華やかさも驚きもないかもしれませんが旧車ブーム、ハチマルブームと言われる側面で現在、決して旧車が生きやすい環境ではないご時世にこういう如何にも現役当時街中に溢れ使い倒されて再販される事は稀で解体送りになる事の多い所謂大衆車、数年前から始まった旧車苛め的悪法でよりその潰しが加速する中、よくぞ現在まで生き残っていた!

この類のクルマに乗っているユーザーはあまりクルマそのもににこだわりがなく壊れないから買い替える必要もなく最低限のメンテをDラーに任せていたら気付いたら何十年!ってケースも多いのではないですかね?
スポーツグレードや高級グレードは悪法以後もその希少性やマニアも存在しますし生き残るケースも多いですが低グレードや普及版はなかなかそうもいかずオークションに出てくるより街中の解体屋さんにひっそり置かれているのを見かける方が多いと思います。

そんな普通のクルマシリーズ!?今回はコチラ…

⇒『昭和62年(1987)2代目EL30型カローラⅡ1300ウィンディ』!!

ハイ、原田知世チャンの「やだやだ、ウィンディじゃなきゃやだー!」と可愛くCMやっていたモデル、ウィンディは低グレードをベースに内外をおしゃれにドレスアップ、装備もベースグレードより充実させお値段据え置きやベース+その装備をop装備したよりも安く提供するモデル、主にモデル末期の売れ行きが鈍ってきた時にラインナップされるケースが各社多いですがカロⅡと兄弟だったターセル・コルサは先代から定期的にこれらモデルを投入し人気を得ていました。

現在はistに統一されたタコⅡ(ターセル/コルサ/カローラⅡ)、EL30系は86~90年のモデルライフで好景気の時代の在任でしたからセカンドカーやらAT限定免許の創設→女性ドライバーの増加もあり格下のスターレット(EP70系)と共に爆発的に増殖しましたねー…
さすがに最終型でも四半世紀前、それぞれヴィッツやistに名を変えて幾久しいですし今やもう忘れかけらている印象ですが元気な3バルブE型エンジンと軽量ボディで小気味いい走りは単なる廉価車以上の魅力があり燃費一辺倒の現在のコンパクトと比較しても例え女性向けグレードであってもMTなら結構楽しいモデルでした(^^♪

↓出品車、内外Dですが総合評価はギリ不快さを感じさせない3が付いています!


EL30の時代は2BOXのHBが若者や女性に人気の時代、HOTハッチブームもあハイパワーのHBが多く存在、EL30もHBでありながらリトラを持つGPリトラシリーズもラインナップされまだまだ夢のある時代、我々FR世代がB110サニーやKP47/61スターレットで費用を掛けずにクルマの楽しさを学んだのと同様にこの時期のHOTハッチでこれを知ったFF世代も多いのではないかと思います。

現車ですが元の造りが安普請ですから各部錆は結構出ておりOIL漏れやら補器類の痛みも見受けられますが走行は8万㎞弱、部品が出ればの話ですが整備すればまだまだイケますネ~

↓D評価の室内は経年変化のトリム他色褪せが顕著ながらダッシュ割れ等はない様子…


とにかくEL30やEP71は俊敏な吹け上がりが魅力の2E(1300)、3E(1500)エンジンと800kg台の軽量ボディとの組み合わせがK型+FRで楽しませてくれた名車KP61の楽しさを継承、FFになりテールスライドさせる楽しみは減りましたがタックインで強引に曲がらせ滑らせる違う楽しみも得られターボやDOHCなどの大袈裟な仕様でなくとも気楽に遊べるのが何よりの魅力、初代AL10(ターセル/コルサのみ)ではFFの悪癖がハナに付く部分もありましたがEL30になるとさすが万人向けは大得意のトヨタ車だけありFFとしては比較的素直で乗りやすさはFFコンパクトとしては随一の印象が残っています、普通のエンジン、普及グレードで運転が楽しい安いクルマ、今は皆無と言ってもいいですからこのようなコンパクト、恋しいです…

↓トヨタ車にはありがちなホイールハウスの錆が…これが出ているとほぼ下回りも錆酷いのでケアは必須!


カロⅡ、初代はワタシがDラーセールス時代に一番稼がせてくれたモデルでAL10ターセルコルサ以来のFFながらにエンジン縦置き、複雑なミッションからなる独特な音や操作性が特徴的でしたがこのEL30からは一般的な横置きFFになりスターレットとシャシ共有によりコストダウンされAL20(先代)と較べて個性は弱まりましたがとっつき易さは上だったかな?室内も見かけよりも広く上記の通り元気で燃費もいいよくできたクルマだったと思います!

↓現車は86~88年の前期型ですね、後期はややオーバーデコレートになります…


出品は北、落札はこれも解体価格にも及ばず出品店さん、大赤字!参った!って感じでしょう
が普通の旧車マニアとしては無事な落札に安堵です(^_-)-☆
Posted at 2017/11/23 15:45:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2015年02月18日 イイね!

保存版・珍車PART509

保存版・珍車PART509
今回の取り上げ車は抹消車なのですが仕事でお付き合いしているお客さんのモノ、現在は放置ながら近々レストアにかかると鼻息荒い希少車です!

⇒『昭和53年(1978)MS105型5代目クラウン4ドアピラードHT2000スーパーサルーンエクストラ』!!

放置ながら非常に綺麗な固体で去年まで前オーナーが維持、高齢により手放された固体との事で車庫保管だったのか?このクラウンのイメージカラーだったグリーンメタはツヤも良くレストアと言っても外装に関してはそう手数は掛かりそうになし!

このビカビカ度を見てしまうと間違っても“草ヒロ”なんて言えませんしね、珍車コーナーで堂々ご紹介!!

↓内装はそれなりにヤレているも外装は未再生としたら奇跡的なMS105!


現車は5代目クラウンの最終モデル、74年~79年のモデルライフで前・中期型はS80(セダン)・S90(HT系)と型式を分けていましたが53年規制適合を機に最終型で100系に統一したものでした。

TTC-C(53年規制)のM-EU型搭載のこのクラウン、マジにジレったくなるほどの規制エンジンでスペックだけは125psと当時の2Lの水準及び未対策のM型から-5psダウンでしたが乗るとドライバビリティは5psどころか20ps以上はダウンしていた印象、まぁこの時代のエンジンはどこも多かれ少なかれ残念さはあったもののペリメーターフレームで静粛かつ頑強さと重厚な乗り味が売りだった当時のクラウン、それの反面さである“重さ”がまさかの大きなウィークポイントになってしまい満足な走りはまだまだ高額税額だった3ナンバー、2600モデルでないとどうしょうもないモノでした。

同じM-EUを積むマークⅡやチェイサー(MX30/40)やセリカXX(MA41)などもアンダパワーは目を覆いたくなる代物ですがクラウンは特に酷くDラー時代に下取り回送で乗ったりすると思わずハンドルを押したくなったりと(笑)

しかし静かさだけは物凄かった!ライバルセドグロと比較してもその静粛さは飛び抜けていて40~50kmでの走行は冗談抜きでタイヤが路面を転がる音しかしない!そんな印象でしたねー。

↓遠目に見ても堂々とした芸術的な出で立ちは今のクルマにはないオーラが溢れ出ます!


MS100系はグリルがベンツマスクになり個人的にはやや大袈裟過ぎてイマイチでしたがこれを機会にこれ以後のクラウンはグリルを誇張する堂々なスタイリングを売りにしてゆきました、今やクラウンらしいと言えば反論のない威風堂々さですね(*^^)v

次回訪問時は久方ぶりにM型エンジンや室内も拝ませてくれるとの事で楽しみですわ!
Posted at 2017/12/10 22:38:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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「ラッシュの買取りとPC新調(^^; http://cvw.jp/b/2682511/48478176/
何シテル?   06/09 21:43
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

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