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2017年04月02日 イイね!

珍車PART684

珍車PART684他車に較べ旧くても比較的数多く残っているみんな大好きなスカイライン!

V系オーナーには申し訳ないながらやはりそれ以前のスカイラインこそが真のスカイライン!!と思う世代、子供の頃に日本GPの王者だったGT-B(S54B)やGT-R(ハコスカ)に胸焦がした世代ですんでね、こらえてつかい(笑)

そんな過去のスカイラインでもこの型はあまり残ってないような気がします、何せ前任がスカイライン1の人気車であるケンメリ、後続も人気高いR30ですので間に挟まれた通称“ジャパン”は排ガス規制過渡期のモデルだった事もあり比較的他の代に較べ潰される率も高かったですからネ~…

⇒『昭和55年(1980)5代目GC211型スカイラインセダン2000GT-EXターボ』!!

ジャパンのターボ、しかもセダンって( ;∀;)
どうです?いくら残存の多いスカイラインでもこれはもう滅多やたらには見れないモデルだと思いませんか?

ジャパンターボと聞くとどうしても↓を思い出すアラフィフ世代じゃけんwww


そう、西部警察初の特車でしたよねー!

ギミック満載の“マシンX”として劇中に登場、ジャパンに“夢のスカGターボ登場”(当時のCM)とターボ追加がなされマニア騒然の最中、毎週日曜夜8時、テレ朝にコレ見たさでかぶり付いていたのも懐かしい想い出。。。

しかしジャパンの終盤に追加されたターボは僅か1年少しの在任、翌年の81年夏には次期R30型にFMCしたので実質日産が巻き起こしたターボブームも主役はR30ターボだった感じ。

ジャパンの時代は悪名高き50~53年排ガス規制の真っただ中で77年発売の210(ジャパン)はその悪夢の時代にデビュー、そんな暗い時代だけありハコスカ~ケンメリの象徴だったDOHC ソレックス×3 24バルブのS20型搭載のGT-Rは当然存在なし(既に先代ケンメリ初期で廃盤)、最も市場普及したL20型6気筒OHCエンジンも排ガス規制により青色吐息、それでも神的人気車のスカイラインのFMCでしたので当時は相当注目され72~77年と排ガス規制の影響下、比較的長寿だったケンメリからの代替えも順調でした。

しかしやはり時代的にジャパンはスカイラインの中でも不遇なモデル、牙をそがれた走行性能はDOHCを有するトヨタからはCMで~名ばかりのGT~と揶揄され日産マニア、スカイラインファンが地団駄踏んで悔しがったのも有名な話ですよね。

実際NAのL20は正直「ドンガメL20」でしたしかえってZ系エンジンの4発ショートノーズの方がまだ元気に走れたりと乗るとスカイラインの名前が傷つくような出来栄えだったGT系ながら見かけだけならネームバリューによる神通力は健在、走りはともかく往時はケンメリに遜色なく見かけクルマ好きなら意識したモデルでした。

79年に430セドグロでダボラを吹いて?認可を取り付け国産で初めてターボを発売した日産、スポーツイメージがことごとく迫害される時代の中、430→910ブル―バードに次いでスカイラインにもようやくターボ搭載、これによりトヨタDOHCの性能を上回る2.8L並みの145ps/21kgmという当時としては破格のスペックを得たスカGは“名ばかりのGT”をようやく返上しスカイラインマニアは溜飲を下げたのでした!

出品車はそんなスカGターボの最高峰であるGT-EX、当時スカGにはこのGT-EXを頂点として次にスポーツ色の濃いGT-ES、やや豪華?のGT-EL(GT-L)、GT系廉価版のGT-E(GT)が存在、ターボグレードは豪華版のXとスポーツ版のSに人気集中、その性格からSはHT、Xはセダン系をよく見ました。

XとLには430や910のターボでは設定のなかったATをスカイラインで初めて採用(Sを除く)、この時代はまだまだ高性能=MTという認識ながらターボエンジン、特にL20はATとの相性も良くATモデルの市販率もそこそこにありましたがまだ日産は3速ATの時代でしたからね、買った方は相応な富裕層かとw

現車を見てみますがR点ですが内外C評価、北海道からのお出ましなので雪害も心配される地域でこの評価は好成績に思います。

↓25年車庫保管、走行10万強、大きな不具合もなく奇跡のジャパンと言っていいでしょう!


ジャパンは79年を境に前期後期に分かれ現車は大型の角目2灯になった後期(前期は丸目4灯)、どちらのエクステリアも好きですがインパネも改良され前方視界を気を遣った後期のデザインが好み、また、Rrスタイルもケンメリから継承した◎◎テールも後期型がより現代的にリファインされており個人的には後期好みです!

↓室内、経年劣化は当然あるも非常に綺麗でイイ!


現車、A/C不良ですがこのレベルになればそんなのはマイナス要因ではない、まさかこれを日常使用はしないでしょうし夏場乗らなきゃいいんですから(笑)

↓外装もイイ状態、ホイール以外はオリジナルでこれまで溺愛されてきたのが画像からも伝わります!


ジャパンターボは昔友人が乗っていてよくハンドル握りました、ヤツのはターボGT-ESでしたのでP/Sナシ!若かったのでそれでも走ってしまえば難なく運転できましたが今じゃとても無理な位ハンドルは重くオマケに225/60か何かに替えてたんでね、据え切りなんて10代の血気盛んな頃でも往生した覚えがあります(+_+)
出品車はXですしね、フル装備の勿論P/S付きですから現代車から乗り換えてもそう不自由な思いはないでしょうね、当時はXなんて憧れの高級モデル!何せP/Wで舞い上がる時代でしたしw

↓1~2度は塗り直してるかな?未再生でしたら大した綺麗さ!


ハコスカ/ケンメリの異常な高騰程はないながらもこれも結構な高額、セダン、AC不良そしてATと言う部分が響いたと推測しますが3桁前半ってところでした~。

発進から3000rpmまではドンガメ、しかし3000を超えるとまさしく“ドッカン”とくるL20ET、久々に味わってみたいモンです(^^)v
Posted at 2017/04/02 20:17:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2017年04月01日 イイね!

珍車PART683

珍車PART6834/1、嘘つきの日ですがこれはウソではないっすヨw

いやいや、まだ残っていたこのクルマ、85年にファッショナブルな4HTとしてデビューしたトヨタのカリーナED、私的にはあまり好きなモデルではなかったですがバブルに向かう好景気の中、当時流行った?Wインカム層=確か20代後半~30代前半の都会に住み子供のいないお洒落な夫婦 みたいな定義だったと思いますがこう言った層に向けて訴求したところこれが大人気、このためEDに刺激され各社ライバルを慌ててこさえますがマツダの回答が88年登場の『ペルソナ』、EDをまんまパクったような外観でスタイル優先、居住性最低の4HTという部分も同じ、ただ、ペルソナは元々インテリアの拘りには以前から気合を入れていたマツダ、それまでにない先進的なデザインを採り入れたりして一層の気合が入っていました…

そのぺルソナの双子兄弟モデルがこのクルマでしたねー

⇒『平成3年(1991)MAEPE型ユーノス300』!!

無謀なマツダ5チャンネル化のスタート期にユーノス店向けに追加された300、ユーノス店は元来あるマツダ店モデルをベースにし高級化モデルをラインナップ、ファミリアアスティナベースのユーノス100、そしてこの300、ボンゴベースのユーノスカーゴを主に独自(シャーシは共有)モデルのユーノス500や同ロードスター、同コスモ等を取り揃えて他店(マツダ店、アンフィニ店、オートラマ店、オートザム店)と好景気の中、マツダ車の拡販に気合を入れてました、その後のバブル崩壊でこの計画は大失敗、マツダ存続も深刻になった訳ですが今の元気なマツダ的には“無かった事”化していますね(^^;

300の元ネタであるペルソナ、これは当時EDを上回る人気とまでは行かないながらそれなりに見かけたモデル、独特な個性的なインテリアに魅せられてオーナーになられた方も多かったかもしれません、私の生息地である関東は90年代までマツダの浸透は低かったですがファッショナブル4HTが流行の時期でしたし少なくとも我が三菱のエメロードよりは見ましたネ(笑)
ベースはGD系カペラながらカペラの野暮ったさは皆無、さすが女優のイングリッド・バードマンをイメージしたと言い切るだけあり垢抜けたお洒落さはこの類のモデルでは随一だったかもしれません、それでもトヨタの販売力の前でどうしてもメジャーにはなり得ませんでしたが。

↓ユーノス300のベースである『ペルソナ』(1998~1992)


ラウンドし一体感を醸し出すシートデザイン、小物入れとして持ち歩きのできるセンターアームレスト、ドアにテンショナーを内臓するシートベルトなど新しくおジャレな内装は当時結構話題になりその後のマツダ車のインテリアデザインにも継承されマツダの個性を主張しています。

↓300/ペルソナの独特なインテリア


まっ、300の方は派生車ならではの?少数派であり本家ペルソナの1/10?1/100?(地区によると思いますが)って位見かけませんでした。

そんな貴重な出品車、よく残ってるなぁと思ったらお膝元からの出品、先日も広島訪問しましたがいくら広島と言ってもこのレベルのマツダ車がゴロゴロ走っている訳ではないですが地元には根強いファンもいるでしょうからね、長年隠し持ってた!?のかもしれませんね(^^)

そんな出品車ですが状態はあまり良くはなくR点、外装評価なしで内装Dですから綺麗とは言い難いレベル、出品票によるとE/g異音もあり部品取りでの余生しかない気がします、よほどのマツダバカもこれは手を出すような名車でもないですし。。。

↓MTという事位しか価値は見いだせない感じですが希少性はかなりのモノ!


↓インパネのデザインも独特!評価Dなので期待はできませんが…


デザインは現代目線で見ても美しいですね、今こうしたピラーレス4HTなんて法規の関係でもう造れませんから余計個性的で美しさも映える気がします、状態が悪いのが残念ですしレストアしてまで!という熱心なファンの手に渡るといいのですが…

↓フルオリジナルで画像の限り外観はCレベルに感じます!


300はペルソナに較べ高級感も当然ながらテールをマツダ伝統の丸型ランプを採用したりスポーティな印象、個人的には300の出で立ちの方が好みでしたし圧倒的な少なさに天邪鬼のGureとしては惹かれる部分もありましたっけw見かけの割に乗ってみると意外にしっかりした脚、1.8L/2LのF8、FEエンジンも過不足ない走りを提供してくれましたがまだV6推し以前の設計でしたのでね、見かけの割にガサツな印象がある搭載エンジンに後のV6が載ればまた印象も違ったかもしれません。

↓Frビューも問題なく大傷や凹も見受けられない様子!


落札はなされますが解体価格、出品店さんは大赤字かもしれませんが取りあえず延命されたようで変態マツダマニアさんには朗報ですナ( ;∀;)

Posted at 2017/04/01 19:09:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ

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