
年の瀬になり今週がピークの忙しさかな!?
自分のブローカー仕事は開店休業状況で陸屋業務に励んでます、少しの足しにと始めた陸送業務委託が本業に?って感じで平日に新規ブログ上げる元気も時間もないしで(*_*)
そんな中でもしっかり捕獲は怠っておりませんゼ(笑)
今回は街行く珍車からオークション会場の大物まで撮り貯めた‟捕獲車輛”の1週間ダイジェスト!って感じでお付き合い下さいましwww
18日月曜日は地場輸送、運ぶクルマに刺さるモノは一切ナシですが街を走行中こんな光景を…
そこだけ80年代の半ばに戻ったような光景、MX31or41のブタ目マークⅡHTのグランデとAA63カリーナセダン!
マークⅡはヤンキーに、カリーナは走り屋に絶大な支持を得た両車ともブイブイ言わせた人気モデル、MX30/40マークⅡはその後の60~90系のマークⅡ絶対人気の基礎を固めたモデルでしたしカリーナAA63は伝統のGTが最後の2年だけこれも伝統の2T-G系1.6LDOHCを当時の新開発、4A-Gに換装がなされ最後のFRというのもあり使い勝手とボディ剛性に有利な点とスクエアでスタイリッシュなセダンボディが本来のターゲットであるファミリー層以上にテールスライドに拘る‟特殊”な層に持て囃されたモデルでしたねー。
2台共売り物のようでマークⅡはプライス出ていませんがカリーナの方は立派なお値段が掲示されています((+_+))
ただそれに相応しい美車の様子、マークⅡで最低37年(最終型1980年 モデルライフは後期型78~80y)、カリーナで32年(最終1985年 モデルライフは4A-G搭載が83~85y)経過ですが両車ともとてもそれだけの年月が経過した車両には見えません!
勿論渋滞中の車中から見える範囲ですからよく見ればそれなりの劣化はあると予想しますがプライスカードの価値は好きモノには充分妥当な金額でしたし大手旧車屋のキチガイじみた価格設定に較べたら良心的でしょうね~…
マークⅡもカリーナもバーフェンにローダウンとかなりのカスタマイズがなされマークⅡは往時かなり生息した街道レーサー風、カリーナは峠風でワタシらが遊びまわっていた80年代の雰囲気をそのまま現代に伝えていました、できればクルマ降りてよく観察したかったですがケツ決められた時間との勝負の仕事でもあるのでそれは叶いませんですがイライラの渋滞の中、この瞬間はワタシにとってはオアシスでしたね(笑)
19日火曜日、この日は1件オク会場からの引き出しがりましたがその会場にいたのがコイツ
お馴染み?のS13シルビアQs、えっ?珍しくない?いやいや今やこれも滅多に見なくなったしとにかくこの固体、美車の表現に何の疑いがない程に綺麗な状態、どうしてもコレもカリーナ同様に峠族、ルーレット族、ドリフト小僧に酷使されるクルマでしたのでまともな状態で残っているのが奇跡的な現代においてフルノーマル状態で長年前オーナーさんが愛情を注いできたのが手に取るように解る逸品、ここ数年で見かけたS13のうちではNo1の状態じゃないかなぁ…
出品票ではR点ですしE/gに不調をきたしている様子ですが内外は22年経過(H7年式)としては驚きのB評価!
好きモノから「何だ、ATかよ!!」と聞こえてきそうですがATだからこそここまでの状態で残存しているのは間違いないでしょう!
S13でホワイトというのも振り返ってみるとなかなか珍しいのでは?2トンやダーク系のイメージが強いので眩しい位に綺麗な純白のS13、とても新鮮でした!
この会場からの帰路、前に現れた光景が↓、最初は何も感じないながら「えっ、今時スプリンターって珍しくねぇか!?」って感じで慌ててシャッターをw
10年前なら気にも留めなかったスプリンター、最終型E110系ですが2000年にカローラに統合されてリストラされてから早17年、元々カローラの何十分の1程度の流通でしたからそうは多く見かけずでしたが現車、エゴカー減税の迫害にも負けず17年生き延びたこれも美車、大体大衆車の旧車ってのはたまたま壊れないから乗っているって体が多く内外ともそれほど手が掛けられたような痕跡もそうはないんですがこの固体、3桁ナンバーですし分類番号からして近年登録の様子、中古でしかもスプリンターをわざわざ選ぶオーナーさんのセンスが憎いかも(笑)
とにかくこれも手入れが行き届きタイムスリップ的時限さえすぐには感じさないフツーに走る姿に感動でした!
20日水曜日も琴線に触れるハコビーはなしw、収穫ねぇなぁ、昼だし腹減ったし松屋でも入るか?いやいや4t入れねーし(怒)
なーんて思ってたらその松屋にチョコンと置いてある可愛い姿↓
スバル360!! 画像はやや距離あるので目一杯ズームしたのが失敗でぼやけてしまいましたがこの固体も完全レストア車のようで綺麗、丁度信号に捕まったので遠目ながら見える範囲で観察、Frはスリットが廃されスバルマークが付く最終型の顔ながらお尻は丸型テールの中期型の出で立ちで折衷?型、恐らくDXだと思われますが太陽光が反射して眩しい程の銀のボディ、小さいながら尋常じゃない存在感を示すのはさすがスバルNo1の名車てんとう虫だなや!!と感心しながら通過してきました。
この日は街角走行時にもう一台珍しいのを捕獲、遠目だし奥まっていたのでいい写真は撮れてませんが。。。
皆さんどうしても右にいる92トレノ後期に目が行くんでしょが天邪鬼元Gureが狙ったのは左にいるRT60系コロナマークⅡ!
初代マークⅡ、68年の日産の新車種/新ジャンルのハイオーナーカーというカテゴリーでデビューしたローレル(初代C30)に対抗して次期型コロナを急遽ハイオーナー路線に変更しコロナの格上でコロナマークⅡとしてデビュー、X30以降のマークⅡ絶対人気が嘘のようにこの初代と2代目(X10/20)はあまり人気は得られずローレル以下だったかな…
スポーティと豪華路線のどっち付かずの中途半端な印象で支持得られず3代目X30/40でミニクラウン的完全高級車路線に変更、これ以降ののマークⅡ快進撃が始まった訳ですね。
トレノもマークⅡもナンバー切られていますがココ、特にクルマ屋って様相でもないんですが2台共青天井ながら綺麗な状態、マークⅡは三角窓が開けられ換気も怠りないようで維持管理をきちんとなされている様子でした。
21日木曜日、この日は楽しみな?日本最大のオク会場からの引き出し業務!
ココは横浜会場の規模とは比較にならん旧車・名車コーナーの出品車の数でここの仕事が入るとテンションだだ上がり(^_^)v
だって一部ハチマルナナマルかぶれ、カタログキ〇ガイやら自称旧車マニアの頭デッカチ(イチイチ言う事に棘があるwww)の皆さんは安くない交通費や移動の手間かけてお台場何とかだの門司港何とか、まいこ何とかだハチマル何とかとか頑張って行く訳でしょう?お疲れさんでござんすw
その点仕事で報酬貰いながら決してそれらイベントに劣らない数のレア車輛を拝める訳ですからこの仕事請け負っていて一番良かったと思えるヒトトキって訳ですヨ、まぁそれらイベントと違いあくまで仕事で行ってるんでじっくり見とれる時間がないってのがタマにキズですがネ、時間がー、ない!でもダイジョウブby吉高 って感じですナw
下らん事はどうでもよく話を元に戻して日本最大の旧車コーナー、とても全部は取り上げる事はできないですが一部、ワタクシが‟オッ”と思ったのだけ厳選して?ご紹介(笑)
まずはコレ
70~80年代のホリデーオートやヤングオートから抜け出てきたような典型的”族車”、しかしこの時期の日産車はこうした装飾!?がとても似合いますナ
80年代初頭の夜な夜な我が物顔で走り回っていた430のグロリア、警察24時富士山初日の出暴走では圧倒的に多かった430、あの頃は迷惑千万でしたが今こうした個体見ると一つの文化すら感じますねー、単車もそうですが一般人は眉をひそめるような魔改造も今だと「頑張ってるなぁ」と感心できたりしますw
この固体、80年代の面影を残しながらも90年代のエアロでも弄っており角張った430はこれはこれで似合う、チバラギ仕様の煙突デッパは330に任せておけばいいしで(笑)
とお次はその330!!
最終78年のグロリア4HTのSGL-E Fタイプ、ヤンキー定番のグレードでした。
ただこの固体で珍しいのはわざわざFタイプの角目2灯をセダン及び非Fの丸目4灯にしている点!
顔を弄るのも一つのお約束でしてケンメリやブタケツに330の角(というかイメージは楕円)2灯をブッ込むのが定番、セドグロでも非FをF顔にしたりセダンをF顔にするのは少なからず見かけましたが逆って言うのはあまり記憶にないですね~。
330は一番これが似合う?いかにもアメリカンナイズなスタイリングでしたのでケツ上げホッドロッドは非常にキまるんですな、ロッドでロンシャンやエンケイバハ、クルーガーのホイール履かせた330のロッド、これも80年代にはウヨウヨいました…
そして泣く子もも黙る?S30Z!!
ZはやはりS30に限る!って訳ではないですがこのオーラは独特ですよ、個体はフツーのZ-Lのですがアズキ色にバーフェン、Gノーズで完全な240Z-Gに化けてます、昔はGT-R仕様にせよZ-G仕様でも偽物と揶揄されバカにされまくりでしたが今や仕様でも立派に一つのスカイラインやZの文化として認知されド・ノーマルよりも値段が跳ねる感じでして改造のし甲斐がある?時代になったのかもしれません、個人的には詐欺だと思いますが(笑)
ただ現車、Z-Lとしてももういくらも残っていないであろうド初期のS30、69年~73年モデルライフでインパネやテール、ゲートのエアダクトが後期(73~78)モデルよりワイルド感が強くワタシは前期モデル派でした。
これも一体幾らの取引になるんだろうか?下手な新車よりは高額になる事は間違いなくS30だけではなくここに並んでる旧車群、総額何億ってレベルでしょう、イヤだねー貧乏人はwすぐ金に換算したくなりますが単に商売の最前線であるこの会場で金だけではない夢が溢れている一角がここだと思うのです!(^^)!
そして少し新しくなりますがバブル時代のスーパホワイト現象の立役者のマークⅡGX71グランデが立派に並ぶ姿を見て71がこういう場所にいる=オレも歳取ったとつくづく思うのです(泣)
この71も非常に綺麗で総合4、内外Bという高評価、屋根付き保管は間違いなく裕福で夢溢れたあの頃を思い出させてくれる雄姿です!
あの頃の憧れが草ヒロやらボロボロになっている姿は見ると哀しいですからね~、青春時代に夢見たクルマはいつまでも輝いて欲しいのでこの71は十二分にその役割を務めています、自称旧車マニアの餌食になり昔人気あったから乗る→現代車と違い維持に金掛かる、若しくは飽きたからポイという被害に遭わない事をただただ願います、GX71や330/430はそういう被害に遭い易いしで…
エンブレムチューンでTC24になっていますが現車は所謂ただグラ(1G SOHC)、このただグラがバブル期ではカローラよりも売れそれまでハイオーナーカーに縁遠かった普通の庶民にも好景気の恩恵で爆発的に普及、石を投げればただグラに当たるという良き時代、確かにあったんですヨねー。
そしてコレ↓ワタクシの大好物!数多い日産名車の中でも個人的には1、2に挙げたいB110サニークーペ!
TSサニー風にカスタマイズされた定番の改造サニーですがこれは昔も今もカッコええです、ハイ。
大衆クーペなんですがTSレースでの活躍が凄くワークス仕様のイメージ強いですがド・ノーマルでも充分カッコ良かったですし名機A12型OHVエンジンも去ることながら現車、B110の末期に僅かにラインアップされた直結5速のGX-5と来た日にゃ嫌でもテンション上がるってモンですゼw
OHVとは思えない鋭く吹けるA12、慣れないと操作がぎこちなくなるながら身に付ければ小気味よいチェンジが味わえる直結5速、そして今の軽よりはるかに軽い軽量ボディで60ps台ながら当時の1級スポーツ車にも負けない走りをしたB110、これに始めた乗った30数年前のあのイメージ、現車眺めながら思わずまた味わいたくなってしまいました!
これも今や物凄い金額、B110の一番人気であるクーペですからねー、これに憧れながら手の出ない110マニアの多くが数多いサニトラB120で愉しんていた日々もう遠くなりつつありますね、ガソリンながら商用で排ガス規制が厳しく首都圏ではサニトラ乗るのも厳しい時代、人気のクーペやセダンが手に入らずバントラに逃げるのも容易でなくなってしまいました…
そしてこれらの並びの後方ににある屋根付きの置場、ここは通常スーパーカーやオープンカーが保管してありますがあまりに旧車が多く一部こちらに置かれている様子、勿論上記にご紹介した車種はホンノ一部、好きなヒトが見たらタマらんクルマもまだまだたくさんありましたヨ。
その屋根付きスペースに目をやると…
いましたねー、ダルマセリカ!
遠目からの出で立ちにもしかして超レアなド初期(70~73y)猫目ワンテールかと思いかけ寄りましたが残念ながら中期(72~74y)分割テールの1600GTでした。
このダルマも転がし用のショボイホイールとタイヤのせいで貧乏臭い印象ながら内外装はレストア済か?って位綺麗!再塗装程度はやっていると思いますがよく見ると劣化も見受けられレストアまでは行っていない様子、しかしながら40年前後の個体としてはアッと驚く状態をキープ、美魔女も驚くべっぴんさんのダルマセリカでした。
そのダルマの斜め前にいるのがコレ
シティカブリオレですねー!
色んな意味でエポックだった初代シティ、81年の♪シティ!シティ!ホンダホンダホンダホンダ~のCMでデビューし爆発的人気を獲得、クルマとコラボさせたホンダらしい発想のモトコンポの存在やハイルーフ、ターボ、ターボⅡ(ブルドック)と次々にラインアップを拡充し飽きさせない話題を提供、オープンボディのカブリオレもその一環で当時60年代のフェアレディSP/SRやパブリカやコンパーノ等にあったフルオープンのコンバーチブルが安全基準の関係で皆無になっていた80年代、大幅なボディ補強でその基準を潜り抜けてデビューしたのが84年デビューのシティカブリオレ、久々の唯一のオープンモデルデビューと言う事で大注目でした!
中身は補強で重く非力な1.2Lエンジンで走りは眠たくなるモノながらや後年のファミアカブリオレ、ユ-ノスロードスターなどのオープンブームの先駆けでしたねー。
赤いのボディに色剥げはあるも30数年の年月を感じさせない出で立ち、幌の状態はかなりのモノで再生品かな!?と思わせる立派さ!後部スクリーンも綺麗なモノでタイヤ1本テンバーという以外気になる点もなさそう、シティマニアにはヨダレ物でしょうねー。
その隣にいたのがまた出たまた出たどうしましょう、カ・カ・カ・カ・カ、掛布さーんって感じの定番名車ですナw
これは69年モデルなので最終型の後期で間違いなし、某都知事のように厚化粧ハンパなくあまり腕のいいショップとは思えない仕上がりの悪さが残念、ところどころ点サビも浮き出ており下回りにしてもかなり来てーる感じてーるって感じである程度修正しないと取り返しつかなくなる可能性も感じられるも半世紀前の軽ですからね、残っている事に敬意を払いたい!
『8横浜』の小板当時物プレートのてんとう虫、松屋の個体もそうですが比較的多く残る名車なのでそれほど感動はないながらもあえて旧社名で書きますが富士重工の熱意と矜持、そして庶民にクルマを普及させたい!という思いを肌で感じる名車ですね!
そして最後、スバル繋がりって訳ではないですが昨日金曜日にヤードにいたコイツ
疑似?レトロカーブームの立役者ヴィヴィオビストロ!
周囲にいる現代の軽に較べ一際小さいながらその存在感はそれらの比ではない、これもブームを造った位で二番煎じ三番煎じの急造レトロカーが軽だけにとどまらず普通車の世界でも現れましたが元祖だけありビストロが一番しっくりきます!
ブームをこさえた位ですから以前はかなり見かけましたが今やすっかり見る事もなく懐かしい、同型車に乗るお仲間に早速LINEで送ってやると大興奮の様子?で返信があり何でもお買い得グレードの3ドアビストロLというグレードだそうな、スバルは興味対象外なのでよう知らんですがさすがスバルバカ、こんな不鮮明な一枚でそこまで突き止めるんですからその年期には恐れ入谷の鬼子母神ですわwww
と以上今週の捕獲はこの位で!
ホントはまだまだストックしてたんですがあまり刺さらないのと外車ですし疲れたんで割愛させて貰います(^^;)