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元Gureのブログ一覧

2018年06月19日 イイね!

珍車PART772

珍車PART772
珍772弾はいぶし銀のこのモデル!

そう、オジン臭い外見に当時、貴重なDOHCエンジンを搭載、本家スカイラインよりも“羊の皮を被った狼”的存在だった当時も今も激シブ車が今回のお題です(^_^)v

⇒『昭和51年(1976)5代目RT104型コロナセダン2000GT』!!

マニアなみんな!コロGっすよ、コロG!ってこの呼び方知ってるのは既に50歳以上かな(汗)、日本で初めて『GT』を名乗ったいすゞベレットGTが“ベレG”、続くスカイラインGTが”スカG”、そして初めてGTグレードが設定されたこの100系コロナ(RT55 1600GTはコロナ名ではなかった為)から‟コロG”と、GTグレードがあるものは何でも縮める文化があった時代でした、しかしセリカGTをセリGとかカリーナGTをカリG(何か卑猥w)とは誰も云いませんでしたが…

さてこの4代目コロナ、通称‟安全コロナ”と言われ日本/トヨタ初の予防安全を謳うOKモニターを初採用、以後トヨタ車に続々と普及しますがその草の根的存在、CMキャラには元祖財前教授の故・田宮二郎氏を抜擢しその安全性を訴求してましたっけ!

まぁ、当時~タァーイムショック~で人気高かった田宮氏のおかげがどうかは知りませんが100系コロナは大ヒット、先々代の売れに売れたRT40系に次ぐ販売記録を得ております。

100系は1973~78年という5年の長寿、途中排ガス規制に手間取りFMCが1年先延ばしにされた結果ですがモデル末期でもそこそこの登録があったのはさすがトヨタ車、76年にライバルのブルーバードが不評610→810に、三菱ギャランはギャラン史上最大販売数を誇る初代ギャランΣA120系がデビュー、No2~3の日産と三菱にNEWモデルで挟まれたコロナでしたがΣに一時的にTOPシュアを奪われるものの終盤の78年まで安定した販売数を誇り王者の貫禄を見せつけたモンです、しかも3車の中では排ガス対策の出来が一番悪くドライバビリティの低下が顕著で酷評モノのレベルだったのに関わらずですからトヨタさんの実力は40年前もスゲかった(*_*;

確かにこの型は奇をてらわずにオーソドックスなスタイリングが好評、当時流行の見かけは尖鋭的ながら視界が著しく損なわれるインポルブメントデザインを採用せず広いグラスエリアとスッキリしたデザインが保守層だらけのこのクラスを求めるオーナーに大きく支持され逆を行ったブルーバードU610はこれが大きな要因で人気を急落させてしまいましたんでね、ブルUのように個性はない代わりに大きく目立たず安心感、安定感のある100系コロナはマーケット研究に長けたトヨタの勝利でした!

現車ですが100系の前期型、モデルライフが長ったので76年と77年にMCされ前・中・後期がありましたが73年~3年間という長い期間存在した前期がやはり一番見かけたモデル、しかし現車は76/7月登録、この年の秋にはMCされているので前期のモロ最終版ですナ。

43年前のコロG、走行不明ながら総評3.5、内装C、未記入の外装もDレベルは維持している感じ!


100系コロナも当時の定石通りセダンの他に2ドアHTをラインアップ、HTながらキャラの被るセリカ(ダルマ)カリーナHTよりも地味で落ち着いた印象は年配層向けでその分、セリカカリーナのようなスポーツモデル(STやGT等)よりもファミリーグレードを見かけるのが多かった気がします、コロナは性格上HTにも普及版ファミリーグレードを設定、DX、GLと言った何らセダンと変わらない地味なグレードもよく見かけましたね~。

カリーナにもファミリーグレードHTは存在(DX、スーパーDX)しましたがこちらは見かけるのは稀、ほぼST/SR/GTといったHTモデルの目撃度でこの辺、コロナとカリーナの棲み分けが上手に出来ておりました、後(84年以降のFFになってからのコロナ150、カリーナ150)に統合される2車でしたがまだまだコロナはコロナ、カリーナはカリーナのそれぞれの存在価値が見られる、そんないい時代でした…。

コロナの若向き?HTモデル、TOPは勿論GTでしたがセリカ、カリーナの1/10位の目撃頻度でしたでしょうか!?!?


と言うようにHTのGTですらこの調子ですんでセダンGTなんて数える程しか見ていないかも?当時でもセリカカリーナGTは腐る程いましたがコロGセダンなんて見た日にゃ翌日学校でクルマ好き小僧の間では目撃が自慢になる程珍しかったですwww

あっ、このコロナにはよりレアな2ドアセダンSRってのも存在、DOHCではないながらそれに次ぐスポーツユニットのインジェクションEFIで130psを発揮する2L 18R-E搭載の2000SRにツインキャブ付き16R-B搭載の1800SRが一時期存在しました。
こんなのは子供時代に見た事はなく大人になって僅か1回だけトヨタ関連施設で見ただけという幻のモデル、さすがに現存はないでしょうねー、当時ですら「誰が買うの?」的な2ドアSR、カリーナやカロスプSR同様にハードサスに助手席フットレスト、ラジオすら装備されずLSD装備という漢グレードで果たして何台売れたんだか…

コロナ2ドアセダンSR


話を戻しコロG!!ジジ臭いコロナにGTのみの黒ガーニッシュとこのエンブレムを見た瞬間、発狂モノでした(笑)


コロGはスタイリングもですが内装の感じも‟THE大人”って雰囲気がイイ!当時の流行り通り連メーターを採用するインパネはドライバー側に湾曲するフライトコクピット、これはトヨタではセリカにもカリーナにも採用されず当時トヨタでは唯一無二の存在(後にKP40系スターレットも採用)でフライトコクピットが有名だったホンダ1300クーペや三菱ギャランGTOに次ぐ採用でした。

年式以上の高評価の内装、フライトコクピットが当時のスポーツ車の雰囲気を強調しますネ!


ズラリと並ぶ6連メーターもソソります!


76/7の2000GTというのは違う意味でも貴重=最後の未対策モデル、国の指導で76年12月を以て未対策車は販売できなくなるという事から駆け込み需要がこの頃は盛ん、トヨタの場合は排ガス対策の遅れから51年規制施行の翌77年前夜にギリギリパスという業界TOPとしては情けない惨状ながら日産、三菱、マツダ、ホンダ等他社は76年には既に対策車もラインナップ、駆け込み需要で未対策モデルの販売が好調な半面、規制車は売れないという時期が76年の一つの出来事でした。

未対策時代のトヨタ2LのGTと言えば勿論エンジンは名機18R-G型DOHC×ソレックス2基!
2L最高の145ps(レギュラー仕様の18R-GRは140ps)、このエンジンは飽きる程味わいましたがテンロクの2T-Gの俊敏な吹けがない代わりにツインカムながら余裕の排気量からなる低速からモリモリくるトルクフルな感覚が忘れられません、後発ではいくらでも18R-Gを超えるパワフルなエンジンは出現しましたがソレックスからなる重厚なエンジン音と高回転まで回した時の爽快感はまだターボなんて夢の時代、NAの神髄を見せつけてくれる名機に思います、2バルブでしたんで後の日産FJ20や後続機3S-G等とは比べ物にはなりませんが当時の最高峰のスポーツユニット、まだまだDOHCが希少な時代、スポ車好きならみんな憧れたモノでしたよね、ご同輩w

現車、赤いボディのため退色も見られますが程度はそこまで悪くない感じ、恐らく1度や2度はALLペンしているのでしょうがまだこのまま乗れる感じ?外観は社外マフラー、ローダウンにワタナベA/W、内装ではナルディのステアリング程度のカスタマイズで限りなくオリジナルに近い状態というのも高ポイント、典型的スポーツモデルの弄りながらシブさを増長しなかなかいいセンスだと感じます、やり過ぎずかつノーマルの野暮ったさがない、この位がコロナというクルマには一番合っていると私的には感じます!

『静岡533』のマニア3桁ナンバーを背負う現車、手入れも良さそうです!


懐かしの対米輸出用激突吸収バンパーはop、サイドモールも取り払われますがこれが逆に地味なコロナをイケイケ風にしている感じ!?


この大袈裟な?大型アイアンバンパー、時速5㎞程度ならばぶつけても元に戻るという衝撃吸収型の初期、ホースメント裏にはダンパーも入りコロナを始めマークⅡ(X30/40)セリカ(A30)カローラ/スプリンター(E50/60)等に広く採用されましたがすぐにより軽量で同じ効果のあるウレタンバンパーに取って替わられ寿命は短いながらもまだバンパーがバンパーとしての役目を立派に果たしていた時代(ウレタンも含む)の象徴のように思います、見かけもいかにも頑強そうでは迫力あったもんなぁ~。。。

さてこのコロG、そこそこの金額で落ちましたが3桁には余裕で届いてません、ケンメリやブタケツ、LBなんかと同期ですがそれらに較べるといかにもコロナらしい地味な金額?しかし店売りは確実に3桁は超えるでしょうしある意味ケンメリ等より遥かに希少なクルマですんで再びマニアの手による過保護な動態保存、期待したいっすねぇ(^^)/
Posted at 2018/06/19 21:06:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2018年06月17日 イイね!

草ヒロ54

草ヒロ54
久々甲斐の国からの草ヒロ便り(笑)

この土日、自分の仕事で山梨、1泊2日でトンボ帰りしたんですがその仕事場でハケーンしたのが今やマニア人気も凄い“クジラ・クラウン”!!

ご存じクジラ、1971~74年(昭和46~49)の4代目S60(セダン)/70(HT)型クラウン、それまでにない近未来的スタイリング「スピンドル・フェイス」を採用しかなり冒険したのはいいですがその個性的スタイリルが高級車を求める層には受け入れられず“クラウン史上最大の失敗作”と不名誉な称号まで与えられてしまった当時の不人気車種、唯一長年のライバルセドリックにこの4代目のみ人気・販売台数を奪われるというこれまた不名誉な記録も作るクラウンファンには屈辱の?モデルな訳ですねー。

あまりの評判の悪さのため当時の一般的モデルチェンジイヤー(4年目)を待たず3年で次期型に切り替えるという緊急対策も行われた逸話のあるモデル、当時排ガス対策に追われるトヨタ、これの本格取り組みに入る前に酷評の最重要車種をまだ余裕のある時期にFMCし日産対策を優先、事実他社種を見れば排ガス対策に苦慮しこれが施行された昭和50年以降はFMCを行える余裕がなくなり通常4年のところ5年、6年とFMCを引っ張ると言う混乱も起きたのでトヨタのクラウンに対する判断は正しく大幅に軌道修正した次期S80/90型は以前のように日産を上回る成績を上げましたから!

スピンドルフェイスを最大のアピールとしてデビューしたS60/70型クラウンでしたが…


上記画像モデルは前期型(71~73)、現車は後期型、後期は前期でその独特な個性が酷評、中でもバンパーボディ一体型のFr/Rrの印象が最も嫌われた部分でこの部分を大幅にリファイン、今では常識的スタイルも当時は特に高級車の場合、ボディはボディ、バンパーはアイアンバンパーのしっかりしたモノがドッシリ付いていなければ受け入れられなかったという代表がこのクジラ失敗により示された感じです。

さて現車、一応原型は留めますが各部の破損、欠品や著しくサビ、色剥げは進行、もうレストア復活は困難な感じ。


グレードは最高峰の2600スーパーサルーン!いくら人気薄のクジラでもトヨタの代表作ですんでそれなりに当時は見かけパトカーやタクシー、ハイヤー等都心に出ればウヨウヨに近い位いましたっけ、但し先代S50型から置き換えれたのはいいが特にタクシーの場合、次期S80にすぐさま替わってたかな!?酷評クジラはほんの一時期だけの生息で80年代になった頃、丁度ワタクシもこの頃免許取得しましたがもう見かける事はなく再販価値ナシと70年代中にはほぼ潰されたんではないかと!?!?

あっ、オーナー向けの2HTも先代から継続してラインナップされましたがこれこそまず見なかった、裕福な遊び人?の2HT、圧倒的にライバルだった230セドグロが多かったですナ、セダン以上にHTはカッコ悪かったし(*_*;

MS70型クラウン2ドアHT


コレ、2000スーパーサルーンの前期をDラー時代に下取りした事があり子供の頃に植え付けられた“ブサイクの最悪クラウン”の印象で乗り出した所、当時売っていた70カローラやSV10カムリ、勿論新車ですがそれらの10年以上前に出ているクジラ、その個体は9万㎞程度走ったモノだったと記憶していますがペりメーターフレームによる重厚な直り心地と静粛度、未対策時代のM型6発の余裕と各パワー装置に新車でもカローラやカムリはさすがにクラウンには敵わないなぁと実感、『クラウン』の偉大さを若き元Gureに教えてくれたモデルで思い入れ深いんですw

懐かしいインパネ


内装はガラスが1枚割れていて荒れ放題カビ放題ながら一部には新車時のビニールも残っており恐らくココに来た頃は程度、それなりに良かったのではないかと推測、土地はいくらでもある地方の整備工場はこのような生き残りが多く存在していますよね~。

強調されたアイアンバンパーがジャンクヤードの片隅で”クジラ”を主張しているようで…


往時の酷評とは裏腹に今ではその独自性が再評価されておりプレミア価格も年々上昇しているクジラクラウン、マニアならこれも何とかまだ生かせないか?と思うのでしょうね、そりゃ金に糸目をつけなければ復活できない草ヒロはないと思いますがこの個体、このまま静かに土に還るのでしょう…。

個人的にはそのスタイルが故、当時の評価と同様に苦手なクジラですが今見るとそれほど強烈な個性はない感じ、今のはどれもエゲツないですもんねぇ、クジラが可愛く見えますわwww
Posted at 2018/06/17 22:39:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 草ヒロ | クルマ
2018年06月14日 イイね!

珍車PART771

珍車PART771撮って出しの珍車シリーズ(^_-)-☆

今回のお題ももうなかなか見れなくなりましたよねー、我が神奈川県が産んだ名車いすゞジェミニ!

ってかいすゞの乗用車そのものがもうすっかり見ない、名車の誉れ高い117クーペやベレットを除き普通に走っていた普通の個体、例え最後のホンダOEMジェミニやアスカなんて死滅?って元々おらんがな!!ですかな、いや、神奈川はいすゞの工場かつては川崎、藤沢、大和と3箇所もあったしお膝元だけあり例えホンダジェミニでも往時は結構見かけたんですわ…

まっ、オリジナルジェミニが消えて四半世紀、ホンダ製ジェミニでさえ廃盤からそろそろ20年ですもんねー、そりゃ見なくなって当然だ。。。

てな訳で今回はオリジナルな方の個体

⇒『昭和62年(1987)2代目JT150型ジェミニ3ドアHBイルムシャー』!!

このコーナーでも何度か2代目ジェミニは取り上げましたがイルムシャーの出品捕獲は多分初めて、しかもレアな?HBモデルですからねー、お珍しい個体。

150系は当時のカローラ(80~90系)ですら慌てさせた程人気のあったモデル、いすゞ始まって以来の大量販売車、後にも先にも150ジェミニを上回る販売を記録したモデルはなく(但し乗用車カテゴリー内)もしトヨタが売ったらいすゞの10倍は売れただろうとトヨタDマンが唸る程のいいクルマでしたが人気があったのはセダンの方、当時のスペシャリティ、ピアッツアを縮めたようなスタイリングのジェミニHBはセダンに較べると人気薄、先代のクーペからHBに変貌し決して悪い印象ではないながらセダンの目撃度に較べ1/10位かな?ジェミニってクルマは伝統的にコンパクトで取り回しはいいのですが反面これも伝統的にに室内が狭く2代目150系ではFFになりながらも相変わらずの狭さ、セダンですらファミリーカーとしては?でしたので3ドアで利便性の低いHB、後席はセダン以上に狭く2+2と言っていい程、テールゲートや可倒式シートとありきたりの便利さは持ちましたが思い切ってピアッツアや117のような流麗なクーペとして出ればまた結果は違ったかもですがね、下手にHBとしたのがいかんかった…!?

決してHBが出来が悪いとかではないんですがHOTハッチブームにもかかっていたしパワフルモデルも存在した割にこっちはカローラFXやシビック等の影に完全に隠れセダンの高評価は得られませんでしたね。

さて、そんな珍しいHB、現存で多いのはワイルドさでは今も独特の味で人気のPF60の先代FR時代のZZシリーズ、そして150セダンの普及版C/C、ZZハンドリングbyロータスがほぼ、ロータスの前に86年、ハイパワーバージョンとして追加された現車であるイルムシャー、デビュー時こそ話題にはなりましたが以降のロータスに人気は集中、それでもアクが強く味付けされたエクステリア等にマニアは喰いつきセダン系はそこそこ見れましたがよりスポーティ訴求の筈のHBイルムシャー、なかなか応じでも見ず希少な存在だと思います!

ジェミニの中では先代PF60型ZZが旧車市場ではいぶし銀の人気者!


実走9万㎞台、R点の内外D、不具合はそこそこあるもワンオーナー車ですのでマニアには垂涎でしょう!


イルムシャー、85年にPF→JTにFMCした時点でファミリーモデルはJTに移行、しかしスポーツ系はPFをそのまま継続販売しておりJT系は大人しくスポ車好きには物足りない印象でしたが翌86年にの電子制御式ターボ付き1.5Lの2バルブSOHCガソリンエンジン 4XC1-T型を搭載、足回りを旧・西ドイツのイルムシャー社がチューニングしたJT=FFジェミニ(当時はJTとPFが混在していたのもありJT系はこう呼ばれました)初のスポーツモデルとしてデビューし注目度は高ったです、世はFR→FFの転換期、イルムシャーがPFからの決別→JT系もいよいよスポーツ路線にも踏み入れるプロローグとなった訳です。

出品車は87年にMCされた後期モデル、個人的にはJT系はスッキリしていた前期顔が好きで後期のクドい顔付は苦手でしたがZZは後期のみ(88年追加)、イルムシャーも前期は極僅かな期間しか販売されていませんので前期を探すのは至難でしょう…

当時も今も希少なHBイルムシャー、赤いボディの割には元オーナーさんの手入れが良く退色し易いカラーながら艶もあり修正は不要な感じ、内装も至って普通の状態で画像の限りシート破れやダッシュ割れ等はなさそうです!

赤いボディはイイ状態、目立つでしょうねぇ今乗ってたらw



D評価ですがプロ清掃によりCやBにもなりそうな状態の室内!


ラゲッジにも切れや荒れもなくも綺麗で大切にされてきた事が解ります!


致命的不具合もなく外見も傷、凹なくまだ充分このままで乗れそうな赤いイルムシャー、いすゞマニアにはとても魅力的な個体!





出品地は関東で落札は無事なされますが希少車の割には安い、目ん玉飛び出る旧車相場の現在ではリーズナブル、セダンですともう少し高額なんでしょうがこんな部分にもHBのマイナーさが響いてる?

しかしいすゞマニア、ジェミニ好きにはいい個体、まぁ、これも加修に整備、利益載せると7~80万のプライスカードが掲げられるでしょうが今後の過保護な動態保存に期待したいモノですネ(^^)/
Posted at 2018/06/14 21:24:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ
2018年06月14日 イイね!

憧れの二人!?!?(笑)

憧れの二人!?!?(笑)
アルファードとハリアーの新車輸送…

コレ背負ってコンビニ停めてると結構通行人が凝視、そうだよねー、まともなヒトならばこの2台は憧れの的なんだろうしイイ歳のオッサンが「イイなぁ、コレ」byヤマハタウニィのCM www バリに喰いついてるし(笑)


まっ、こちとらこんな下手にクソ高ぇ高級新車なんて興味もないし荷扱い気を遣うしね、嫌になる(*_*;

しかしオレも昔のサブロクフロンテとか珍車捕獲とかして喜んでる場合じゃねぇっすよね、そろそろこういうクルマに興味持たんといかんですわなぁ、まっ、死ぬまでないだろうけんど(爆)

Posted at 2018/06/14 19:53:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 業務 | クルマ
2018年06月12日 イイね!

珍車PART770

珍車PART770
デヘヘ、珍車通常営業(^_^)v

デリカ特集やってる間に業オクで結構ネタ仕入れてるんで順次UPしていこうかと…

今回はそこそこ大物!クルマそのものはサブロクの小物ですが(笑)

⇒『昭和49年(1974)4代目LC20型フロンテ4ドア360』!!

いやー、もうこんなの絶滅したかと思いきやどっこい生き残りがおりましたヨ、軽くショックカルチャーショックですわw

このLC20フロンテ、先代があのスティングレイルックでイケイケのLC10Ⅱ型、サンダーウェーブラインを纏うLC10Ⅱは見かけも中身も非常にスポーティで大変人気がありこれをベースにJアローの美しいデザインを載せた名車、フロンテ・クーペも誕生、先々代から継承したパンチのあるスズキならではの2st3気筒はレーシングサウンドと言っていい程迫力の音質、時代的にもスポーティが持て囃された時代でしたし、フロンテ、クーペ共主に若年層には高い支持を得ました!

反面その派手な出で立ちは中高年層、ファミリー層からは敬遠、特に軽自動車にも利便性の高い4ドアの訴求も始まり一早く軽4枚を出したダイハツフェローMAX、そして続くスバルレックス、ホンダライフにこれらユーザーはなびき軽No1を自認するスズキは73年のFMCでフロンテもメインを4ドアとしスタイリングもオーバルシェルなる卵型の可愛らしいイメージに変更、先代の派手さは皆無となりスポーティ版は継続するクーペに移行させる施策を取りました。

ただ、先代同様トリプルキャブの37psバージョン(GT等ツーリスモバージョン)も先代やクーペからそのまま継続、相変わらずのトリプルサウンドはフロンテらしさを失いません、さすがに先代ではラインナップしていた空冷は消え水冷1本になりましたが他社がまだ2気筒オンリーの中でトリプルを訴求、他社が排ガス対策を睨み続々と2st→4stに移行する中、スズキの意地?でLC20時代は2st1本で頑張っていましたっけ、さすがに排ガス対策や新規格切り替え時はこれの対応が間に合わず最大のライバルであるダイハツからMAXクオーレ用の4stOHCエンジン(AB型OHC2気筒=排ガス対策済)を購入して搭載するなど一時期混乱はありましたがね、しかしそれらが落ち着いた78年以降は自社開発の4st(F5A型3気筒OHC)と意地の2stエンジン(T4A型3気筒)の二刀流となり既に他社が2stを諦めた以降も長い事2stを訴求したのはスズキの強い拘りと意地、そして技術力に感心したものでした。

76年のBigチェンジで新規格に対応、ネーミングも『フロンテ7S』と変更、2/4stの2タイプを選べ排ガス対策も完了しました。


※7-Sでは型式変更となりSS10→SS20型となる。

それでは現車です、まだサブロク時代の4代目初期、大人しくなった印象が災いし先代程の人気と販売はなされなかったので往時でもそれほど普及せずでした、現存も今でもスティングレイルックに人気があるLC10Ⅱはイベントなどでも目撃されるもLC20はまずいない、かなりのレア度と感じますね~。

R点評価ながら内装はC、外装もCレベルを維持している感じで44年経過の軽自動車としては異例な美車!

走行も※マークないので実走行の様子、44年で2万㎞台って!!このフロンテは生涯ほぼ停まっていた感じですねー。
機関部はご愛敬のOIL漏れ程度、まだまだ走れそうですナ。

さすがにグレード特定はできません、てか忘れましたw資料見れば特定可能ですがその資料が山梨ヤードなんでご勘弁、内外の意匠からファミリー向け低グレードと推測します。

ラジオの有無が不明なので特定できませんがこれがなければCL(だったかな?一番安いヤツw)のような気が…


C評価だけあり内張破れやダッシュ割れはなさそうです、出品票によれば運転席シートに破れあるらしいですがあって当たり前!ここまで綺麗ならば文句言っちゃいかんですヨwww

LC10Ⅱから一転した柔和なイメージ、ガラスハッチをフロンテ初採用し利便性もUPしたRrビューも綺麗!希少小板88ナンバーがイイ!


カクカクが好きなワタクシ、個人的にはLC20~SS20は大の苦手、やはり先代のスパッとしたイケイケスタイルが好きだったんでこれにFMCした時は子供心に大いに嘆いたモノでした、商用にフロンテハッチというのがラインアップされたましたが何とそっちは荷室を活かすためにフロンテのRR方式から一転してFR、このためスタイルはLC20の面影はあるもロングノーズとなり幾分角張っていたのでワタクシはハッチの方がササりましたネ、当時小学校低学年、その頃にセダン版フロンテではなく商用バンに心惹かれた変なガキでした(笑)

アルト前夜のフロンテ商用=フロンテハッチ


未再生で長年車庫保管でしょうかね?艶は消えてますが大傷や凹もなくイイ状態、珍度は物凄いのでこれで走ったら皆振り向くでしょう、子熊みたいな可愛らしさは子供ウケもいいかも(^^)


出品地は北、落札は無事なされますがこれだけ珍しくてもやはり人気ないですから値段はまぁまぁ、ワタシでも買える程低額落札…
しかしこれもビシッと整備してよりお化粧直ししてやれば映えますよ、スズキマニアの方如何ですかい!?!?

(^^)/
Posted at 2018/06/12 20:59:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | スズキ | クルマ

プロフィール

「今日の捕獲 http://cvw.jp/b/2682511/48753662/
何シテル?   11/07 23:15
元GureのHNで活動、かつて二拠点生活していた時代や現在の本拠でののクルマ弄り記、また自己満全開の独自の企画モノをUP、企画モノでは記憶に薄い部分等はwiki...

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