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元Gureのブログ一覧

2018年08月03日 イイね!

珍車PART779

珍車PART779
779弾もレア菱っす(^^;)

今や絶版になってしまった三菱の小型セダンの代表作であったランサー、あっ、正確には名前は残ってますよ日産の変なライトバンOEMに(泣)

ランサーと言えば若い世代では当然“エボリューション”が真っ先に浮かぶでしょう、しかし本来エボは亜流、何でもない普通のランサーこそがこのクルマの本質な訳で元は1973年、まだこのクラスが「大衆車」と呼ばれ絶大な地位を築いていた時代に東の横綱・日産サニー、西の横綱トヨタカローラに対抗して登場したのが始まり…

それらライバルよりは大衆車とは言え玄人好みの味付けでパンチのあるエンジン、ガサツながらも剛性の高いシャーシ、ボディを武器に国際ラリーで活躍し後発ながらカローラサニーに劣らないネームバリューを誇りました!

今回の取り上げはランサーとしては三菱がヤル気で?造っていた最後のモデルではないかと個人的には思えるモデル

⇒『平成9年(1997)5代目CM5A型ランサー1800GSR』!!

珍しい素のランサー、所謂ノンエボってヤツですがかつての三菱スポーツを表すグレード名「GSR」、エボを除けばこの型の最高グレード!

2000年代に入ってからのセダン衰退の波はランサーも避けられず抜きんでた高性能スポーツセダンであったエボリューションのみ存在価値が認められる風潮が強まり遂に国内では2010年を持って先記のカーゴ(ADバンOEM)を除き“普通”のランサーは廃盤、そして上級ギャランの名を冠した後続フォルティスも2015年で廃盤となり国内では三菱セダンの息が途絶えたというカタチになりました(海外向けは継続生産)

6代目時代はまだまだセダンにも一定以上の需要がありグレードや搭載エンジンもワイド、次期7代目セディア→ランサー→ギャランフォルティスになる頃にはエボを除き営業用グレードや廉価版エンジンしかなくなってしまうので華やかな?ランサー最後のモデルのように感じます、勿論6代目ランサーにもこれを叩き台にしたエボリューションが君臨しますがエボと普通のランサーの棲み分けする価値がある時代でした。

エボとしては初のFMCが大注目されたエボリューションⅣ(96~97)


現車ですがいくら当時まだ市民権があった非エボのランサーでもGSRは超希少、エボⅣのGSRではなくあくまで“ランサーGSR”ですからねー、当時でもこれは珍車扱いですよ、えぇ。

6代目はバブル時代の先代の影も引きずり世界最小のV6である6A11エンジン搭載モデルも存在しましたが既に6代目ではバブルも崩壊、これは全く見た事も触った事もないモデルでしたがそれに次ぐ位希少だったと思います、初代A73から始まりランタボ等では超メジャーグレードだったGSRも92年のエボリューション発売以来非エボでは影が薄くなってしまいましたのでね、この種のグレードを好む像は必然的にエボⅠ~Ⅳを選ぶので当然なのですが強いて言えばATで高性能版が欲しいというマニアのみの為の存在?って気がします、GSRはその後ラリーアートに名称変更しセディア時代には消滅します…。

総合3.5内外C、実走8万㎞台のレア車ノンエボGSR、ATだし現代スポーツ需要にも対応しますナw


GSR、エボほど尖っておらず派手な出で立ちを嫌うスポ車好きには結構好まれたんですよね~、外見は控えめのエアロとジェントルな顔付は素のランサーそのもの!しかしエボⅣの280psと較べると色褪せるも1.8L 4G93ターボはオーバー200ps(205ps)と充分以上の性能を誇るしエボと同様のフルタイム4WD、実際乗ってみても高速域ではエボの比較にはならないも街中での俊敏さはそう変わらない(但しMT、ATは経験ナシ)、過去のGSRが軽量からなる胸がすくような走りを提供してくれたような爽快さはさすがにこの時代は消え失せていますがその分太いトルクと今とは味付けの違ういかにもターボ!!の力業でストレスない走りを味わえたモンです!

C評価の室内は荒れもない様子、インパネデザインはエボとほぼ同一


20年落ちとは思えない位美品!不具合も致命的なモノはなくこのままで充分乗り出せますネ!



見慣れたテールですが小さいスポイラーが新鮮w


まだまだ三菱が元気な時代の遺産、エボではないのでたた大した落札額ではなかったですしなかなか国内再販は難しいクルマ、ただしオーストラリアやニュージーランド、ロシア等は日本が信じられない程の三菱車の人気が高いので恐らく貿易に出るのでしょう、出品は関東地区でした(^_^)v
Posted at 2018/08/03 17:29:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2018年08月02日 イイね!

珍車PART778

珍車PART778
778弾、いやーこれもかつてはかなり見かけたんですがすっかりいなくなってしまいました、三菱らしくRVブーム期のTOPを走るモデルでしたしその内容が故、海外でも引っ張りダコ、生産終了から時間が経ち値がこなれた頃(10~15年前位)にどっと貿易に出ましたしその時に一気に姿消した感じで…


⇒『平成8年(1996)初代N23W型RVR2.0 4WDスポーツギア』!!

RVR、初代(N10/20W系)が91~97年、2代目(N60/70W系)が97~2002年、その後絶版期間を挟み2010年に復活した現行GA3/4W型の3代が存在、2代目と現行は残念ながらのレアモデルで不人気車と言っていいでしょう、よほどのマニアでないと選ばず街で見かけるのも極僅かですが初代は先記のように時流を捉えたドンピシャ?の時期にデビューしましたのでかなりの普及、リアル世代としたらRVRと言えばこの初代のイメージが強いのではないかと思います。

初代と2代目は「ЯVR」のRを反転させた頭文字も特徴的で話題となりましたね、クルマ自体はミニバン創世記を彩った2代目シャリオをベースにしショートW/B化しながらもミニワゴンとしシャリオの3列→2列シート化、しかし2列としては広大な室内空間を生み出しロングスライドのRrシートも大きな人気になり3列まではいらん、しかし広大なスペースが欲しいというユーザーに高い支持を得ており独特な2+1のスライドドアも好評で人気となりました。(2代目RVRは3代目シャリオ=シャリオグランディスベース)

このコンセプトは外観の遊び心満載のイメージともマッチ、パジェロ、デリカスターワゴンと並びスキーブーム期の各地スキー場でこのRVRを見かけるのも多かった…

勿論三菱のこの期のクルマですんので4WDがメイン、2WDも設定されましたが見かけるRVRの9割が4駆だったような印象があります、E30型ギャランの4駆システムを流用、エクステリアやインテリアもE30ギャランやディアマンテでお馴染みのオーガニックフォルムを纏い三菱車としての統一感をアピール、絶頂期の三菱ですのでワイドバリェーションを誇り搭載エンジンは4G93 1.8L SOHC16バルブ120ps、4G63 2.0L DOHC16バルブ140ps、4D68 2.0LSOHC8バルブターボディーゼル88ps、4G63 2.0L DOHC16バルブICターボ230→250ps(AT220ps)等を搭載、De、I/Cターボは途中追加でしたが中でもI/CターボはギャランVR-4やランサーエボリューションから名機4G63ターボを移植した事から本来この種のクルマに興味のない層(ワタクシ含むw)からも注目を集め同時にラインナップされた兄弟のシャリオリゾートランナーGTと共に変態扱い!?RVRエボリューションとも呼ばれたのも懐かしいです(^^)

初代RVRはこのようにある意味エポックなモデル、他にないいかにも三菱らしいクルマでこのコンセプトは2代目まで継承されますが2代目の頃にはすっかりRVブームも終息し売れ行き、人気共大幅に下降、加えて三菱の不祥事によるイメージダウンも重なり2002年にひっそりと姿を消す格好になりました…。

初代コンセプトを継承した2代目RVRでしたがほぼイメージに残らないレア車となってしまいました。


さて現車ですが素直に「まだ残ってたか!」って印象、ほぼ海外送りになった感があるので今も残る個体は個人オーナーがな長年慈しんできた個体と思われます、現車も23年落ちで状態はそれなりですが年式以上のコンディションを保っている様子。

総評3、内外BCと高評価の現車、20万㎞弱と走ってはいますがさすが過剰設計時代の菱車、不具合は少ない様子


機関面ではOIL漏れが気になる点ですがこれ以外に特に記載ナシ、貿易なら何ら問題にならない距離で整備の上まだまだ活躍するでしょう。

出品車、4WDのスポーツギアで4G63ターボ搭載モデル、グリルガードや背面タイヤといったクロカンな外装でバカっ速の菱得意の変態モデルですね~。

20年超えとは思えない綺麗な室内、E30ギャラン調のインパネも個性的でした!


この頃の三菱はギャランスポーツやこのRVRのようにRVとシティランナーを融合させたモデルを提唱、他社にはない提案でしたが個人的にはどこか中途半端で好みではなかったながら今となってはある意味三菱らしさを主張しておりRV→SUVと移り変わりマルチパーパスが人気の今を先取りしていたように感じますしね、その割に現行RVR、パジェロ、アウトランダー(非PHEV車)とイマイチの存在感になってしまっているのが残念です(+_+) 

色艶も残り大傷、大凹も見受けられずここまで美車の初代RVRももう何台も残っていないでしょう!



出品は関東、落札は勿論なされ高額ではないながらもそれなりの金額、国内か貿易かは解りかねますが国内売りとなればプライスはそこそこ値付けしないと赤字になるレベル、菱ファン以外にはもう忘れ去られた印象ですがこの個性は後世に残したいと久々初代RVRを見て強く思いましたわ(^_^)/
Posted at 2018/08/02 16:19:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2018年08月01日 イイね!

珍車PART777

珍車PART777珍車777弾!7並びラッキーセブン!指ぱっちんでポール牧でござんすね(意味不明www)

ってこんで今回は復活のカウントダウンが始まったトヨタ・スープラ!!

2002年に絶版となって早16年、セリカXX時代からトヨタの代表的スポーツだったスープラの復活、内容見ればBM臭?レクサス臭?強い手の届かない高級スポーツカーですんでワタシ如きが楽しみにしても仕方ないんすが久々直6の復活とか見どころは多いようだしスポ車ファンとしてはまエボの復活、REの復活と並んで超楽しみかも!(^^)!

ワタシら世代ではスープラ(XX)は青春時代からの憧れのスポーツでしたしどちらかと言えば当時はトヨタ派だったワタクシ、人気の日産勢(スカイラインにZ)以上にこの名前を聴けばウズウズするのが正直なところで(笑)

⇒『平成元年(1989)初代MA70型スープラ3.0GT-LTD』!!

国内ではセリカXX、北米ではセリカスープラの名前でデビューししたのが78年(初代A40/50型)、81年にはより尖鋭的スタイルと強心臓を搭載した2代目A60型に移行、そして86年、従来の国内XX名を止め海外モデル同様にスープラを名乗って登場したのが現車、すなわち3代目XX=初代スープラとなる訳ですねー…

初代モデルはMA40/50型セリカXX(海外では初代セリカスープラ 78~81)


2代目モデル、MA/GA60型セリカXX(海外2代目セリカスープラ 81~86)


XXは売ってましたし70スープラもドンピシャのリアル世代、当時のトヨタ最強エンジンを搭載し決して小柄軽量ではないながらもしそのBigパワーにモノ云わせやや直線番長的な部分はあるもFRが故テールスライドもお手の物、腕が伴いこのBigパワーを思うように使えればこれもオモロイ車だったです、ハンドリングにやや鈍さを感じるもシフトフィールは鋭く脚も70になってからかなり進化、それでも3Lではパワーあり過ぎて物足りませんでしたしGT-RやRX-7に較べてしまうと鈍いというか追いついてこないと言うか…しかしこれも後半の2.5になると水準が上がりましたし足回り一つでも日進月歩だった当時、今とは違いMCすれば足に限らず確実に進歩を感じられる、そんなイイ時代でした。

XX→スープラ、その味付けは古典的FRで排ガス規制で青色吐息、豪華路線だった40/50を除けば60→80までほぼ変わらず早くから4WDに移行した日産とは趣を異にするFRスーパースポーツでしたし近々再来する新型スープラにも是非歴代のワイルドさを継承して欲しいモンですナ!

今回の出品のモデルは88年MCの後期型のTOPエンジン&グレードである7M-GTE(DOHCターボ240ps)搭載の3.0GT-LTD!

3ナンバー税制改正前ですしクソ高ぇ税金払える富裕層は兄弟車だったソアラ(Z20系)に行く事が多く70の3Lは当時でも珍しかった印象、その後3ナンバーの税金が劇的に安くなってもそれに合わせた2.5ツインターボ(1JZ-GTE)が売れ線になりましたんでね、3.0GT系は2.5デビュー前のご存じ限定車、270psのグループAホモロゲ限定の3.0GTターボAが脚光浴びましたがXX時代の2Lメイン、そして70スープラの2.5Lメインに挟まれた3.0モデル、一番普及は低かったように思います。

さて現車、お疲れ様の30万㎞オーバーでRA評価、内装E外装Dという年式並みの状態ですがさすがトヨタ車、こんだけ走り込んでもきちんと値段入ってます、間違いなく今日本のスポ車が人気な貿易車輛でメーター巻き巻きして海を渡るんでしょうが(あくまで憶測w)決して安くない落札額に驚いてしまいましたわ。

白煙吹いてるしかなりヤバそうなレベルになっている様子で国内では潰しでしょうが海外行けばこれも立派なお値段になるでしょう…


内装E評価ですがこれは手入れ次第で綺麗にはなるながらシート焦げ、切れ、コンソロール割れはキツいかな?まぁ70スープラは海外でもかなり数出たしあっちにもEbayでも部品は出てるでしょうから蘇る余地は充分ありますネ!


デジパネ、これも10年位で大概どっか壊れてましたがこれは大丈夫なんかな!?オドはまだデジタル表示ではない時代、巻き巻きは簡単にできてしまいますw


70には他に1G-E(2L SOHC)、1G-GEU(2L DOHC24バルブ)、1G-GTE(2L DOHC-24 ツインターボ)、そしてこの7M-GTEに1J-ZGTとトヨタの誇る各スポーツエンジン(1G-Eは除く)が搭載されましたがやはり3Lのトルクは凄かった!2/2.5Lも馬力だけ見れば立派ながら実際ハードにh走らせてもじゃじゃ馬要素はなくトヨタらしくジェントルさが勝る味わい、しかし3Lは不用意にアクセル開けるとTRC入れていても出足やコーナーではケツ振るしBigトルクを2本のもはや後輪だけに任せるのは厳しいのでは?なんて乗る度に思ったもんです、勿論当時でも4駆であるR32GT-R始めギャランVR-4やレガシィRS等ハイパワー4WDに慣れてしまっていたのもあったので余計そういった感想になっていたのですが200psを超える重量級FR、扱い易さでは勿論劣るもFR世代としては逆に安心でき愉しめ古き良き走りを伝えていたと思います!

今や当たり前の3ナンバーワイドボディが大きな売りとなった70スープラ、ナローボディとは同じスタイルでも迫力は段違いでしたねー。


外装Dながら画像の限りまだまだこのままで乗れそうですネ!




この個体は西からのお出まし、落札額はこの内容なので額だけ見れば高額ではないですが30万㎞走った手負いの状況の30年経過車としてみれば驚きの金額、昨今の旧車価格の異常な高騰ぶりにはいつも驚きの書き込みをしていますが数年前ならこれもポンコツ解体価格の筈、80~90年代の魅惑のクルマ達、どんどん遠い所に行ってしまいますなぁ。。。
Posted at 2018/08/01 01:16:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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