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元Gureのブログ一覧

2019年02月10日 イイね!

《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~

《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~何とかの一つ憶えで珍車ばっかしやっててもネ、飽きられるのも嫌だし久々ない頭を振り絞って考えた新企画っす(^^;)

“系譜”なんて大袈裟なタイトルにしてますが現行、そして既にモデル製廃となっている国産車にスポットを当ててその系譜を振り返るってだけ、過去の企画で取り上げた車種も入るしそれらで「オイ元Gure、いくらなんでも長文だろ?」というご意見もあるとかないとか?なんでこの企画は画像と簡単な解説のみで振り返る、そんな単純明快な内容です、詳細知りたければこのネット社会、いくらでも細かく調べる方法はあるしそこにワタシが出しゃばる事もないんで若い世代で簡単に歴史を知りたい方、リアル世代は簡単に懐かしんでもらえればという内容ですので…。

なるべく簡素にする為に改暦(マイナーチェンジ)、型式や搭載エンジン、グレード等には細かく触れません、排気量をサラリとって感じになりまた、画像は過去記事の使い廻し、拾い物を含みますので宜しくどうぞ。

ここで予めお断りしておきますが車種によっては直接繋がりのないモデルを含む場合があります、例えば新開発のNEWモデルながら従来車の立ち位置を受け継いだモノとか従来型が車格変更(グレードUP)により空白となったカテゴリーに新追加されたとかですね、ワタシなりの解釈なので「それ、関係ねーべ」と思われる事もあるかもしれませんがその辺は気楽に流してくださいましw


それでは第一回はワタシらしく未だ愛して止まないこのモデル『三菱ギャラン』から参ります!


【9代目ギャラン】
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(2003~2013)

・セダン不況の煽りを受け海外専売モデルとなる。北米・ロシア・中近東・オーストラリア・台湾・中国等で販売
・オーストラリアでは『380』、台湾では『グランダー』の名称
・4ドアセダン、直4 2.4L V6 3.8Lエンジン搭載


【8代目ギャラン】
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(1996~2005)

・国内販売ギャラン最後のモデル
・直4 1.8L 同2L 同2.4L V62.5Lエンジン搭載
・4ドアセダン、ワゴン(レグナム)、双子兄弟モデル『アスパイア』で構成
・1.8Lは量産車世界初のガソリン直噴エンジン「GDI」搭載、後追加の2L/2.4LもGDI


【7代目ギャラン】
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(1992~1996)

・3ナンバーボディ化
・直4 1.8L V6 1.8L 同2L 直4 2Lディーゼルターボ(以下D-T)搭載
・4ドアセダン、5ドアHB(スポーツ)、4HT(エメロード)、双子兄弟モデル『エテルナ』で構成


【6代目ギャラン】
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(1987~1992)

・11年ぶりに『ギャラン』単独名義となる
・フルタイム4WDモデル設定
・最高グレードVR-4、2L4気筒最高出力205psを達成
・直4 1.6L 同1.8L 同2L 同1.8D-T搭載
・4ドアセダン、双子兄弟モデル『エテルナ(5HB)/エテルナSAVA(4セダン)』で構成
・VR-4 WRC優勝


【5代目ギャラン(ギャランΣ)】
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(1983~1990 TAXI仕様~1999)

・ギャラン初のFF転換モデル
・87~90年、6代目と併売(TAXI仕様は6~8代目と併売)
・サブネーム「Σ」が付く最後のモデル
・直4 1.6L 同1.8L 同2L V6 3L 直4 1.8L D-T搭載
・2Lに3×2バルブシリウスダッシュターボエンジン搭載
・4ドアセダン、4HT、双子兄弟モデル『エテルナ』で構成
・V6系のセダンは90年にSIGMA、HTはディアマンテに発展


【4代目ギャラン(ギャランΣ)】
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【4代目ギャラン(ギャランΛ)】
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(1980~1983 ΣのTAXI仕様のみ~85)

・エンジン、電装を電子制御化(ベルナス、エタックス)
・FR最終モデル
・HTのギャランΛは82年にスタリオンに発展
・ギャラン初のターボモデル設定
・4ドアセダン(Σ)、エステートバン(Σ)、2HT(Λ)、双子兄弟モデルは改称された『エテルナΣ/Λ』となる。
・直4 1.6L 同1.8L 同2L 同2.3L D及びD-T搭載


【3代目ギャラン(ギャランΣ)】
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【3代目ギャラン(ギャランΛ)】
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(1976~1980)

・『Σ/Λ』のサブネーム付記
・昭和51年→53年規制適合
・Σは76~77年度のギャランシリーズ最多販売台数記録(クラス1位も記録)
・4ドアセダン(Σ)、エステートバン(Σ)、2HT(Λ)、77年から双子兄弟モデルの『Σエテルナ/Λエテルナ』で構成
・直4 1.6L 同1.85L 同2L 同2.6L搭載


【2代目ギャラン】
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(1973~1976)

・大衆車クラス→小型ミディアムクラス(2L級)にグレードUP
・4ドアセダン、2HT、エステート(バン)にて構成
・直4 1.6L 同1.85L 同2L搭載
・派生車種『ギャランGT』設定
・昭和50年→51年規制適合
・世界初のサイレントシャフト(バランサー)付アストロン80エンジン車設定


【初代ギャラン(コルトギャラン)】
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・既存車種『コルト』の継承モデル、ギャランのサブネームを付記(72年以降コルトのファーストネームが外れる)
・原案Jアローのデザインにて従来の三菱車のイメージを一新
・派生車種『コルトギャランGTO』『ギャランクーペFTO』設定
・4ドアセダン、2HT、エステート(バン)にて構成
・直4 1.3L 同1.4L 同1.5L 同1.6L 同1.7L搭載
・日本初の排ガス対策(48年規制)CAエンジン搭載車設定

【コルト1000/1100/1200/1500】
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(1200/1500 1968~1970)
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(1000/1100/1500 1963~1968)

・本格的小型車として1000/1100/1500シリーズを設定
・昭和43年Bigチェンジ、外板、インパネ迄変更し1200/1500シリーズとなる、1200はコルトギャラン発売以後も併売
・4ドアセダン、2ドアセダン、バンにて構成
・別車種下級にファストバックのコルト800/1000F/11(イレブン)シリーズ設定


【三菱500/コルト600】
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(500 1960~1962)
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(コルト600 1962~1963)

・三菱初の自社開発モデル(500)
・RRレイアウト
・2ドアセダンでの構成
・62年より『コルト』の名称に変更し排気量を600ccに上げたコルト600となる。
・直2 2気筒500㏄/600ccエンジン搭載
・63年のFMCによりコルトシリーズは小型セダンクラスとアンダー1Lの二通りのラインナップとなる。


あのクルマの系譜 その1~三菱ギャラン編~…
Posted at 2019/02/10 18:10:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | 系譜 | クルマ
2019年02月09日 イイね!

珍車PART811

珍車PART811
アハハ、怒涛の如く取り貯め珍車出しております(^^;)
第811弾はバイク、ダンプの後の単車というこの節操のなさがいいでしょ!?www

ってこんで今回はバイク編です、2輪興味ない方はスルーしちゃっておくなさいませ!


さぁ、今回のお題、4輪で言えんばブタケツとかLBって感じ?王道中の王道であるハコスカケンメリには及ばないながらその脇を固めるスター級の旧マシン!

⇒『平成23年←輸入新規、国内年式(製造)は推定で昭和54年(1979年)スズキGS400E』!

我々世代にはこれも若き日、青春の1ページに輝いたバイク、今も昔も夜な夜な元気なニィちゃんに大人気!カタチも音もそういった層を痺れさせるモノがあるんですよねー、コレ!

GS人気は今も衰えずスズキ車としては先代に位置するGT380と並ぶ名車、現代水準では勿論の事、当時でもそれほど驚くような性能も特徴がある訳でもないながら物凄い人気、このためわざわざ海外からボロボロになってしまった個体を逆輸入しても商売になる程の人気車で旧車市場でも比較的タマの多いモデルですね!

しかしGS、スズキにとっても歴史的価値のある1台、60~70年代、ホンダの4st推しに対しヤマハと共に2st推しだったスズキが海外の排ガスや騒音問題、そして二輪シュアNo1のホンダが4stで大成功しているのを見て2stの将来性に疑問を持ちだしたスズキ初の4stモデルがこのGS400(てか550/750もラインナップしていたのでGSシリーズ)、少ないながら既に4stを持っていたヤマハ、カワサキに遅れる最後発の4stミドルですのでスズキにとっては大冒険?今後の社運を預けたモデルだった訳です。

1976年、スズキ初の4サイクルマシーンとしてデビューしたGS400!


75年の免許改正により自動二輪の400cc以上免許取得が極難関となり事実上75年以降の新規自動二輪免取得層のメインとなった400ccクラス、これまでホンダCB750Fourのヒットにより各社利益率が大きく内外で売れる750cc(海外向けは750ベース、或いはそれを超えるモデルのスケールダウン)を主としてきましたが免許改革によりミドル級のガラパコス=400ccを主力にせざるを得ず各社このクラスに注力、ホンダはCB400Fourからより採算性のの高いホークⅡCB400Tに切り替えカワサキは2stのSS/KH400とは別に4stの400RS(Z400)、ヤマハも2stのRD350→400にした上で4stのGX400を取り揃え激戦区の様相、スズキは長い間ミドルの座を守る2st3気筒のGT380に加えこのGS400にてこの激戦に加わりました!

400クラスの当時のベストセラー、ホンダHAWKⅡと並ぶGS400


スズキ車と言えばそれまで大柄でどこか田舎臭いながらワイルドというイメージ、しかしGSはスマートでオシャレな都会的スタイルでデビュー、どことなくカワサキKHシリーズの後追いにも見えるティユアドロップ形状のタンク/テールカウルのスタイルにGT380の3気筒に較べツインとした事による細身のボディがスズキのイメージを一新、550/750は4気筒ながら旧GT550/GT750と較べるとやはり都会的スマートを醸し出し大きな話題となりました。

スズキが偉かった?のはGS400、せっかく後出しするからには他にないものを!!って感じで何と当時は高級メカだったDOHC機構を採用、他3社がこのクラス、全てSOHCだったところに唯一のDOHCは大きな注目を集めましたねー、いや、乗ってみればDOHCとは思えないマイルドさ、出力も他SOHCと変わらない36ps(後半は37ps)でしたしジェントルな佇まいを裏切らない誰でも扱える素直さがGT380の野性味溢れる味とは真逆でスズキの新境地を見た!って感じでした。

クラス初のDOHCツイン!


ただ、乗り味どうの、性能どうのの前にGS400、そのDOHC2気筒の音が素晴らしくツインらしい♪ドコドコ~というサウンドはノーマルでも迫力あるしマフラーを変えたり輩になると直管にしたりするとその音は下品な程の大迫力、爆音好きにはタマらない魅力的?エキゾーストを奏でる事から暴走族の必須バイク化し大人気になるもこの層に持て囃されると悲運ながら今も昔もGSでのノーマルなんてまずおらず現存の8割位?9割か?は所謂”族仕様”ばかり、まぁ、これもGS400の文化と言えばそうなのでしょうがノーマルの美しいボディラインが好きなワタクシとしては族単(暴走族の単車)として名を馳せたGS400、気の毒な思いは拭えません、クルマで言えばサバンナRX-3やS13シルビアみたいなモンかな(*_*;

とまたまた前置きが長ぇしw 思い入れあるモデルはこの傾向が顕著、このGS400は16の頃友達が中古で買ったのはいいがすぐに事情により?免取り喰らい再取得する1年位、ワタシが調子維持で頻繁に乗っていたので愛車に限りなく近い想い出があるんでね~…

さて現車、逆輸入車で新規扱い、実際は意匠から推測するに星形キャストを履いたGS400EⅡモデルと思います。GS400は76~のⅠ型、78~のⅡ型、78~のキャスト付EのⅠ型、79年~の同Ⅱ、80年~の同Ⅲ型が存在、出品車はメーターの形態、タンクグラフィックの意匠からしてこれがオリジナルなら間違いないでしょう!

出た当初はグラフィックすらない単色、スポークホイールで地味目だったGS400も改良の度豪華に変貌、タンク&テールカウルにピンストライプ入れたり星形キャスト、段付きシート、グラフバー採用と進化しました。

メーターは減算歴アリ、E/Gもイマイチの様子ですが車体、足、外装は高評価!


実はこの出品車、実物確認済ですw

ウチの近所にカスタム系バイク専門店がありあまり趣味じゃないんで滅多に入らないですが先日店先にGSが並んでいるのを発見!何とこの個体でした、すさまじい値段で並べているのは言うまでもないですが。

旧車會の不良オヤジで慣れてるせいか?「ちょっとエンジン回させて」と言ったら難なくOKできっちり整備されステン集合の♪ドコドコ~ではなく♪バゴバゴ~ とけたたましいながらイイ音出してましたっけ、サイレンサーで車検通るらしいですがそれにしても久々のGSサウンド、こりゃヤンチャなお方にはタマらんだろうなぁ。

お約束ながら軽めの!?族仕様


タックロールの段シート、絞ったUPハン、BEETのサイドカバー、ステン爆音集合とやる事はやってるGS400E、オリジナルに魅力を感じる元Gureとしては何であの美しいラインを崩すかぁと泣きたいですがGSやカワサキZ系は弄ってナンボというマニアが多いのも確か、オリジナルのGS400を見つけるなんて川底で砂金見つけるようなものですしねorz…





一番人気の出たⅡ型E、このグラフィックが特徴的でした!


キャストホイール創世記時代、スズキはこの特徴的な星形キャストが売りでした!


ミラーからエンジンに渡りハブ掛けならぬメッキ掛け?相当気合と金掛けてます!


GSの人気でもあったペンタゴンテールもしっかりクリア化


国産唯一だったギアポジインジケーターを備える高級メーター、子供騙しながらこれもスズキの大きな特徴でGT380から継承


GS400の人気ピークは現車の79年のGS400EⅡ型、段シートやグラフバー、サイドカバーまで入る派手なストライプを纏う高級感溢れるモデル、これを最後に80年、次期GSX400E(通称ザリ)に道を譲り一旦廃盤となるもそのGSXがスタイル面で不評だった事もあり再デビュー、ストライプを細いピンストライプに戻したⅢ型として復活するも時代は400もマルチ化、カワサキZ400FXのデビューもあり復活したものの人気はFXに取られ数か月で販売終了となってしまいました…。

79年型GS400EⅡ型


しかしその後の衰えないGS人気は現在も続行中なのは冒頭申し上げた通り!バイク旧車を代表する立ち位置を得るとは当時考えもしなかったですがそれに相応しい何かがあるバイクだと納得です!

あっ、落札額は想像より安いんですが前述のカスタム屋ではその倍のプライスでしたわ、せいぜいキャブの分解掃除程度しかしてないと思いますが3桁近くのプライスにまたまたタイムマシーンで80年代に戻り10万位で中古で売ってたのを買い漁りたい心境になりましたわwww
(^^)/
Posted at 2019/02/09 18:37:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | スズキ | クルマ
2019年02月09日 イイね!

珍車PART810

珍車PART810
珍810!810に因みこんなのを引っ張ってみましたゼ(^^;)

⇒『昭和63年(1988)CXZ19JD型いすゞ810 10tダンプ』!!

アハハ、実は“810”と言えば誰しも想像付くブルーバードの810を探してみましたが残念ながら出てません、まぁ、元?トラック屋のワタクシとしてはこっちの方がササリますがw


810、語呂合わせで「発展=8・10」の意味合いで名付けられた現行GIGAの3代前のいすゞ大型モデル、1983年に先代ニューパワーから引き継いだ新世代の大型車としてデビュー、大型初のATである現スムーサーの元祖となるNAVI6もopにて搭載したり直6ターボ、V8/V10/V12等多岐に渡るエンジンラインナップを誇る革新的なモデルでした!

95年(平成3年)まで造られたので今も地方等では活躍中、首都圏でこそ排ガスの関係でもう見れなくなりましたが特にダンプ、ミキサーの建設系やトラクターでは高いシュアを誇ったのもあり地方ではまだまだ現役かもです。。。

60年代設計のニューパワーに比較し飛躍的に新しくなった810(中期型)


ただ、地方で活躍中なのは最終型の92年以降が殆ど、810は大きく分けた3タイプが存在、前期丸目4灯(83~86)中期角目4灯(86~92)、そしてフォグ埋め込み横長ライトの最終となりますがさすがに丸目/角4は滅多にいないでいょう…

810は特にダンプが高い人気、カーゴ系は日野、ふそうの後塵を拝すもダンプはUDと並び高い支持、悪路に強くフレームが頑強という部分と海外でもいすゞのシュアが60年代から高くパーツが多い点、外人にも弄れる技術者が多くいた点で現在でも実働であれば古くてもいすゞのダンプ(UDも同様)立派な金額で貿易されます。

事故落ちR点、内装は働くクルマとしては高評価のC、外装は評価入っていませんがダンプの割には綺麗な部類!


ダンプ、職場が職場なので汚れ、傷、腐食がない方が不思議ですがこの個体はまだまだ!
搭載エンジンはかつては大パワーで人気を博したV10 15000ccの10PC1型エンジン、今では海外と言えど燃費の点でそれ程でもなくなりましたが実走44万㎞はまだまだ現役、100万200万㎞と手入れしながら走る大型ですので海外に渡ってからこの先10年20年は頑張れるレベルですねー。

勿論30年車ですし建設系ですから荒く扱われるのもあり不具合はそれなりに出ていますがコレも乗用車相場しか知らん方々には目ん玉飛び出る金額で落ちています。

今や4tは4気筒、大型も6気筒ターボしかない時代になってしまいましたがV10/V12は生エンジン(NAって事)らしい大トルクが魅力、ダンプやミキサーではV10、よりパワーが大事なヘッドでいすゞは最大級のV12を用意、他ディーゼル3社ではV10が最高峰の中これによりトラクター業界でシュアを伸ばしました。V12のヘッド、かつて乗りましたが引っ張ってないとホイルスピンする程のパワーは下手なスポーツカーより出足がいい、その代わりL/何百mって世界の極悪燃費でしたがイイ時代でした…。

建設系の割には荒れが少ない外装



現車、フレームやサスも距離が少ないだけありまだまだ綺麗、過積載当たり前の時代に生きた個体ですが無茶はやってなかった様子!


タイヤはここまで使うか!って事になってますが建設系でここまで綺麗なキャビンは滅多にナシ、法人のダンプ屋さん上がりでしょうかねぇ。


ダンプ荷台は分厚い鉄板ながら酷使で凸凹になってしまうのが殆どですがこの個体はそれも見受けられず画像の限り程度良し!


しかしダンプの命は荷台ではなくホイスト部、ここがダメだと致命的で信頼性から人気あるのは極東製か新明和製、後はコダイラかな…現車は新明和製ってのもあり落札額も跳ね上がってます!


出品はODトラックの聖地?である北関東、落札額は前述の通り驚きの3桁近い額、ワタシが現役でトラック屋営業やってた10~15年前と全然値段変わってませんから驚きますねー、日本のトラックは乗用車以上に世界各地で信頼性で人気、東南アジアではいすゞ神扱いですしこの810ダンプ、老兵はまだまだ死なずですナ(^^)/
Posted at 2019/02/09 02:24:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ
2019年02月08日 イイね!

珍車PART809

珍車PART809
このクルマも残存どの位なんだろうか!?
そんなに古くはない(と言ってももう30年前ですが…)ながら新車時、てか産まれながらの不人気車、しかも都合3代に渡り稀代の不人気車でしたんでねー、最終型となる現車も新車時でも殆どと言っていい程売れず知名度は低い、逆に“変態モデル”としてはその筋を好む人間には話題に登らない事はない?そんな希少車が本日のお題!

⇒『昭和63年(1988)T12型3代目スタンザ1800スプレモ』!!

元祖変態車?バイオレットの派生として1977年にデビューした初代A10型から現車である3代目T12型迄一環してバイオレット(T11以降はオースター)のボディを使って内外装をクラスレスな高級化を施し“ミニ・セドリック”的小さな高級車というコンセプトで存在したのがスタンザになりますね。

ただ、日本でこういったモデル(小さな高級車)は人気が出た試しがなく不必要にオーバーデコレートされた見かけ、乗ってて恥ずかしくなる分不相応な内装という点が余計貧乏臭く感じられた?ってところですかね、特に70~80年代は「フル装備」(エアコン、P/S、P/W、オーディオ)というのが高級車のステータス、現代では軽でもこれら装備は当たり前になったので最早死語になっていますが当時はどんなに中身ばっかりフル装備でも見かけが大衆車+αのこうしたモデルはウけなかった、スタンザの他にも同じ日産のローレルスピリットやダイハツシャルマン、トヨタプログレなんかもその類…

2代目A10バイオレットがスタンザの元ネタ


バイオレットの内装を高級化、Frは330セドリックをあしらった顔つきでデビューした初代スタンザ


個人的にはA10スタンザは好きだったですが往時、街で見かけるのは稀、上級モデルの金額で格上のブルーバードや廉価版のスカイラインやローレルも狙えるという点でやはりウけは悪く2代目T11、そして出品車のT12も同じコンセプトだったのが災いし遂には生涯通して“不人気車”の烙印を押され続けてしまった、次期型は著しい高評価を得たプリメーラ(初代P10型)とは思えない今も昔も影の薄いスタンザ、よくぞ残っていました!って感じですネ。

出品車、走行5万㎞台、評価3で内外EDという年式からしたらまずまずの状態!


出品票によるとA/C不良やE/G異音など不安もありますが何せ希少な個体、変態マニアには垂涎の的?現車もマニアが乗っていたのか全く似合わない大径ホイールが浮いた感じ…

内装、インパネの状態はイイ感じですがシートはこのワインカラー特有の焼けが多く見られます!




この時代を表すキャバクラワインカラーの豪華絢爛な室内、ハイソカーブームの時代ですからスタンザどころか下級のサニーやカローラですらこうしたケバさが溢れていましたが見た目は豪華でも自動車のシートとしてはどうなの?ってモノばかり、例え真の高級カテゴリー車であったセドリックやローレル、マークⅡクラウンであってもこれらフカフカ腰砕けシートにイイ印象はないんですがこれも日本車の一つの文化ですよね~。。。

D評価の外装は大傷や凹もなく綺麗!





現車、グレードは最高級の1800スプレモは間違いないでしょうが当時、SOHC(CA18i)、同ターボ(CA18ET)、DOHCターボ(CA18DET)の3種が存在、どれかは画像だけでは判断できませぬ。

2代目T11の時代に元ネタのバイオレットがあまりの不人気(バイオレット・リベルタ)で脱落、その後はスポーティ担当のオースターと双子関係、T12も同様でT12オースターは若々しくシャープなデザインが嫌いじゃなかったですがスタンザはこの無用な?ロングノーズ、逆スラントがいかにも似合わない、逆スラント好きな元Gureでもこれは勘弁でしたねー、ホリデーオートに出ていた”Oh!My街道レーサー”のケンメリやブタケツを無理矢理ロングノーズにした取って付けた感ハンパなく前後を切り詰めたオースターとはFrだけで全く違う印象でした。

出品地は西日本、落札は二桁に届いたって感じでマニア専門店でも買い付けたかな!? T12なんて最近までハナも引っ掛けられなかったクルマですがさすがにもう残存もなくなりつつの今、金額が付くようになってきたようです(^_^)v
Posted at 2019/02/08 19:11:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2019年02月07日 イイね!

珍車PART808

珍車PART808
教習所も一段落したんでね、お得意の珍車シリーズ、久々にやりまひょか(^_^)v

ブログもバイク関係に追われコレ、暫く棚上げにしてましたが時間あればチェックしストックしてあるんでこれから順次リリースして行こうかと…。

今回は久々かな!?OLDトラックやりましょー!

⇒『昭和56年(1981)FV315N型ふそう重機運搬車(セルフローダー)』!!

40年近く前の重機運搬セルフ、見かけはかなりのお疲れですがまだまだ現役!実働ですしこのテのクルマはいくら古くても発展途上国で引く手あまた、実働であれば恐らく乗用車のレベルで見たらおよそ廃車のような体でも決して安くない金額で取引されます!

ふそうFシリーズと呼ばれるこの型、現スーパーグレートの2代前のモデル、尤も有名なのは菅原文太&愛川欣也の名コンビで人気を得た映画「トラック野郎」で文太兄ぃ演ずる星 桃次郎が蹴る“一番星号”ですね!

トラック野郎の劇用車ふそうFU


※因みにFUのUは後輪2軸で引きずり(1デフ)、FVのVは2軸で2デフを表しており他車軸形態によりSとかPとかが記されます。

トラック野郎の劇用は73~79年の前期型、出品車は79~83年の後期型となり後期は前期の柔和な表情を真っ黒にし通称“ブラックマスク”と言われたモノ、日野やいすゞ、UDに較べ迫力面で弱かった顔を引き締めて所謂強面にMC、個人的には前期の柔和な表情が好みでしたが後期も最近の某ミニバンに較べりゃ全然ジェントルw

後期型ブラックマスクのふそうF


現車、長い年月重機運搬として頑張って来たのでしょう、キャビン、ボディとも年月を示すように結構ヤレてますが意外に荷台は綺麗、あまり重量のある重機は運んでいなかった?ミニユンボとかフォークの類かなぁ…

現状なので評価はナシ、タコグラフ付きの為メーター改竄扱いになるもこのテは実走に近いのが常なんで年式を鑑みるとかなりの少走行!


コーションは恐らくキャビン交換のため実車と合わないようですが貿易なら関係ナシ、開発途上のお国では重機も多くセルフは重宝し引っ張りダコです。

外観に較べキャビン内はイイ状態、新車時の?ビニールも残っているのが驚き!こういった部分でも少走行を示してると感じます!


ブラックマスクはステンでグレードUPされていますが長年の劣化が顕著



敢えて評価付けるならば外装E内装C、全体評価は実働(セルフ部含め)前提ならば2っところでしょうか?

歩み板、自動(油圧)で実働ならばこの年代では珍しい、かなりの高額だった筈




出品地は中部地方、落札額もご立派な額で3桁の半分以上、仕向先ではコレ、驚く金額になるでしょう!

国内では地方であってもこの年式の大型は排ガス関係でもう生きるのは困難な時代、海を渡ってのもうひと踏ん張りを期待したいモンですナ(^^)/
Posted at 2019/02/07 22:40:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 三菱ふそう | クルマ

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「究極の自己満💦 http://cvw.jp/b/2682511/48491364/
何シテル?   06/17 18:18
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