• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2019年05月15日 イイね!

あのクルマの系譜・その9 ~三菱プラウディア/ディグニティ編~

あのクルマの系譜・その9 ~三菱プラウディア/ディグニティ編~‟あのクルマの系譜”その9、まだ創世記であった60年代の日本の高級車市場は大手のトヨタ、日産、そしてまだ日産に合併前のプリンスにて3分されておりましたが第4メーカーとして参入したのが三菱でした。

現在はこのカテゴリーからは撤退した同社ですがデボネア~プラウディア/ディグニティ(自社開発)、1964年~2001年のという実に37年の歴史を誇り三菱関連重役専用車のイメージが強い中、2~3代目では旺盛なオーナー訴求もなされ現在の三菱では考えられない乗用車フルラインの頂点を飾るに相応しい高級車でした。

今やトヨタ一強となった高級車カテゴリーですがかつては第3~第5勢力(トヨタ/日産/三菱/マツダ/いすゞ)も存在する華やかさでその一角を三菱自動車も担っていた訳ですね!

それではあのクルマの系譜・三菱プラウディア/ディグニティ やってみましょう。


【2代目プラウディア/ディグニティ】
alt
(プラウディア 2012~2016)

alt
(ディグニティ 2012~2016) 

・2001年に廃盤となったプラウディア/ディグニティ、日産との関係強化により日産フーガ/シーマのOEM版として13年ぶりに復活、エンブレ、オーナメント違いのバッジチェンジ(一部グリル等小変更)モデル。
・先代から継承しショートW/B(ホイールベース)がプラウディア、ロングW/B版がディグニティとなりプラウディアはオーナー/法人訴求、ディグニティが法人/VIP訴求となる。
・先代に続きディグニティは秋篠宮家公用車として宮内庁に納入される。
・4ドアセダンのみ、ディグニティはリムジンタイプ。
・搭載エンジンはプラウディアがV6 2.5L 同3.7L ディグニティがV6 3.5L HV。
・駆動はFR/4WD、ディグニティはFRのみの設定、ミッションはフロア7AT。


【初代プラウディア/ディグニティ】
alt
(プラウディア 2000~2001)

alt
(ディグニティ 2000~2001)

・長年三菱乗用のTOPであった『デボネア』のネーミングチェンジとしてデビュー。
・韓国向けヒュンダイエクウスが兄弟車。
・ショートW/B(ホイールベース)がプラウディア、ロングW/B版がディグニティとなりプラウディアはオーナー/法人訴求、ディグニティが法人/VIP訴求となる。
・4ドアセダンのみ、ディグニティはリムジンタイプ。
・ディグニティは秋篠宮家公用車として宮内庁に納入される。
・搭載エンジンはプラウディアがV6 3.5L V8 4.5L、ディグニティはV8のみ。
・国産最大エンジンのFF横置きモデルとしてデビュー時は話題となる。
・駆動は両車FFのみの設定、ミッションはフロア5AT。
・販売不振、メーカー不祥事により僅か1年のみの生産、プラウディアは1228台、ディグニティは59台の総生産台数。


【3代目デボネア】
alt
(1992~1999)

・プラウディア/ディグニティの祖先であるデボネアの3代目最終モデル。
・初の3ナンバーボディ採用、4ドアセダンのみ。
・先代に続きオーナー向けモデルも幅広く設定するもクラウン/セドリックの牙城は高くほぼ三菱関係重役専用車の域は出れなかった。
・下級モデルディアマンテがベースの為クラス唯一のFFモデル。
・搭載エンジンはV6 3L 同3.5L、営業用としてV6 3LにLPGも用意。
・駆動はFFのみ、ミッションはフロア4AT。
・電子装備がふんだんに採用された。


【2代目デボネア(デボネアV)】
alt
(デボネアV 1986~1992)

alt
(デボネアAMG)

・先代が22年間のロングセラーモデル、三菱重役専用車であり販売台数の少なさからなかなかFMCができなかったながら韓国ヒュンダイとの提携(高級車要請)や既提携先クライスラーの要望であったV6エンジンなどの関連から新モデル開発となる。
・正式名称は「デボネアV」となりVはV6、VIPを表す。
・ベースはE10系ギャランΣ、これの車台をストレッチして採用したため駆動はΣ同様でクラス唯一のFFであった。
・先代から飛躍させクラウン/セドリックに対抗させるオーナー向けグレードも充実させ自家用~営業用~VIPにターゲット訴求。
・旧税制時代デビューのためオーナー需要が多い5ナンバー小型車枠ボディが基本、3ナンバーモデルはモール、バンパーの大型化で対応。
・4ドアセダンのみ、ミッションはコラム4AT/フロア4AT。
・デボネア最初で最後の若年層&スポーツモデルを好む層向けに西ドイツのチューナー『AMG』監修のデボネアAMGも設定される。
・搭載エンジンはV6 2L 同3L 2LにはS/Cが後追加、89年の新税制に対応し販売増が見込まれた3LモデルはSOHC→DOHC化。
・極少数生産のリムジンモデルもラインナップされていた。


【初代デボネア】
alt
(1964~1986)

・60年代にファミリー向けミニカ(軽)、三菱500~コルト(小型)で礎を築いた三菱が高級車市場に参入したのが初代デボネア。
・販売されていた60~80年代では異例な22年という長期間FMCを行われずこの事から”シーラカンス”と称される。
4ドアセダンのみ、駆動はFR、ミッションはコラム4MT/コラム3AT
・搭載エンジンは当初 直6 2L OHV→同2L SOHC→直4 2.6L SOHCを時代に於てアップデート。
・昭和51年規制→53年規制適合
・発売時はクラウン、セドリック、グロリア、ベレルをライバルとしオーナー訴求するも販売は伸びず70年代には完全に三菱重役専用車となりFMCしても需要が見込めず結果的にロングライフとなった。
・近年、アメリカンなボディスタイルから旧車人気が沸騰、高額取引される対象となる。


あのクルマの系譜 ~三菱プラウディア/ディグニティ編~…
Posted at 2019/05/15 18:23:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 系譜 | クルマ
2019年05月13日 イイね!

2輪U検初挑戦!

2輪U検初挑戦!って事で(^^;)

仕事柄4輪のU検(ユーザー車検)は数え切れない位やってますが2輪はお初なんですわ、これまでの愛車は250が多かったし大昔400乗ってた時はバイク屋出したしバイク乗り初めて40年弱、初めての2輪車検に朝からやや緊張したかもw


仕事はこの日の為に休み取っていたんで第三ラウンドの予約、朝ゆっくりしてからまずは仕事でも懇意にしている予備検屋さんへ!


光軸とスピードメーター、ブレーキを予備検査、ライトはヤバイと思い昨日LED→ハロゲンに戻して行くもまさかのハロゲンで光量不足、反射板の劣化なのかもと予備検屋さんの検査員さんの指摘もありイチかバチか車載していたLEDに付け替えてみると無事OK、これで本検査に行く事にします!

ライト交換作業


LEDに付け替え点灯チェック!


っと我がペケジャーの向こうにいるクルマの方がみんカラの皆さんは気になるでしょうねw 陸事行くと大概1台2台の旧車は拝みますがこれは大物ですナw

810型ブルーバードHT1800SSS-E(1976~1977)


どうやらこのブル、排ガスがクリアできないみたいで苦労していた様子…
810になるとキャブではなく既にEGIですがね、旧いですからガスが濃過ぎる様子で予備検屋さん、インジェクターを必死に調整しているようでした。

あっ、そんな事より我がペケの車検だwww

12時半横浜陸事到着!


予備検屋で自賠責(24ヶ月11520円)入れてきたのでまずは重量税(5000円)と検査登録印紙(400円)審査証紙(700円)を購入、書類作っていよいよ初体験のコースに並びます。

4輪も2輪もかなり混んでいる感じで…


今年の2月にランカゴの車検で来た時に必死に2輪コースを見学ー勉強したつもりですがかなり不安、いつもはそんなに混んでいない2輪コースも前後ともかなり並んでいるんで他のプロの皆さんにご迷惑お掛けしては申し訳ない、ここは見栄捨てて?検査員にお初童貞を伝え筆降ろしのお付き添いお願いしておきますwww

いよいよコース入り!


前何台か検査しているのを凝視しますが付き添いさんが親切丁寧に指示してくれるので不安なく検査を受けれます。

懸案だったライトはこのコースでは光量足りずの判定でNG、すると付き添いさんは隣の4輪コースの方なら大丈夫な筈!とのお言葉でこれ以外(メーター、ブレーキ、排ガス)は全てOKなので一度コースアウトして再度隣に廻りライト再試験→無事OKとなり晴れて検2年付と相成りました!(^^)!

全て合格にてコースアウト!


おぉ、ウチの公的書類?で初の”令和”の文字が!!


車検ステッカーは当然ながら『3・5月』、まだ慣れないから二桁でない年号数字が何か違和感!?


無事U検パスできた事と検2年付となった事でペケもホッとしている様子w



検査は4輪よりやる事が少ないので思っていた以上にラク、ラインに合わせ検査前に床のスイッチを踏んだり離したりが最初マゴつきましたが2年後にやる時は大丈夫…な筈(笑) 何事も慣れですわな~。

合計19820円で検2年付、リーズナブルにお初な2輪U検、無事終了です(^_^)v
Posted at 2019/05/13 18:10:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | XJR1300 | 日記
2019年05月11日 イイね!

元Gure散歩のつもりがミニツーリング♪

元Gure散歩のつもりがミニツーリング♪
仕事や山梨で1週間バイク乗ってないんでチョッくらぶらぶらしてくるべかなぁ と午後から跨ってGo!!

先週は友人と二人で走ったんでソロは2週間ぶり!なので何か新鮮(^^;)


家に居ても夏のように暑いし海風に当たりたくなりフラっと江の島へ!10連休の後だから少しはいつもの土曜より空いてるかと思いきや海側は相変わらずレジャー車で大渋滞、皆遊び足りないんかいな!?www

江の島はもう夏の雰囲気!


好天と気持ちのいい風に誘われて観光客もワンサカ!



ホントは江の島で折り返そうと思ってたながらあまりにも風が爽快、7月/8月とは違いまだ本格的な夏ではないのでバイクで走っているとチョー気持ちイイby北島 ですw
信号で停まると1.3Lの空冷エンジンがまるで火鉢を囲んでいる状況になりますが走ってれば快適、これが真夏だと走ろうとも熱気に恐らくヘコタレるでしょうナ(*_*;

結局走りながら考えて代わり映えしないながらホームグランドの?箱根に行く事にしR134~西湘BPに入ります、2月からもう何回ココ走ってんだろ!?って感じですがさすがに5月は快適!

西湘BP→箱根新道に入るつもりが気分的に旧道(七曲り)を走りたくなりR1や新道が土曜日渋滞の中、旧道に入ります。

芦ノ湖近辺はやはりレジャー車多い、しかし10連休の後だからかいつもの土曜に較べればマシかな~、走りの快適度を平日を10とすれば5位では走れた感じ、山の中はそれほどレジャーがおらずそこそこ快適に走れましたわ、これが普段の土曜ならば快適度2~3?山の中だろうとド渋滞してるしで…

江の島から40分でいつもの大観山に到着!


ややガスっていて富士山はクッキリとは見えませんでしたが相変わらずの絶景!


アネスト岩田(大観山)はやはり好天の土曜日、バイク天国と化しています。


相変わらずデカいの小さいの、新車もあれば旧車もいる、ただけたたましい走り屋も多く大観山~椿ラインは騒がしくてorz…

やはり平日に走るのが一番です、もうなかなか仕事で平日は来れなさそうにはないですがね、それにしても箱根走るのは1ヶ月ぶり、前回は山ん中はまだまだ寒かったですが今回は寒くもなく暑くもなく一番バイクにはいい時期だと思います!


大観山からは椿ラインを湯河原に下ります、湯河原から熱海や伊東がいつものコースですが今回はココから帰路にします、今回はミニツーリングで止めておきましょー!
平日ならば湯河原で折り返し椿ライン登りを愉しんで箱根新道を降りて戻るんですが煩いのが多いのでそのまま湯河原→R135→西湘BP→R134→R1で無事地元着、朝喰ってからなにも腹に入れてないんでラーメン屋で打ち上げw


ハイタッチ!drive
2019年05月11日 12:48 - 17:13、
158.30 Km 3 時間 51 分、
8ハイタッチ、コレクション2個を獲得、バッジ31個を獲得、テリトリーポイント260pt.を獲得
Posted at 2019/05/11 21:28:03 | コメント(0) | ツーリング | 日記
2019年05月10日 イイね!

新山梨ヤード探しとクーラーガス入れと諸々…

新山梨ヤード探しとクーラーガス入れと諸々…
8日~9日の一泊2日で久々山梨へ!

今回の目的は新山梨ヤードを知己から紹介頂いた山梨の不動産屋さんに訪問し予算や間取り等予め希望を伝えていたのでこれに見合ったものをピックアップしてもらっておりこれらの内見が第一の目的、そして山梨の仲間=たけまるGT氏とToshiクン との再会が第二、第三はVR-4、エアコンの冷えが若干弱いのでこれも山梨に懇意にしている電装屋さんがいるので点検兼ガスチャージと…せっかく安宿とは言え金出して泊まるんで2日で色々欲張るってこんで(;^_^A

まっ、これ以外にもアクシデント?がありもう一つ余計な用事が飛び込みましたが…

まず8日、11時過ぎに出発、ここんとこバイクばっかなんでギャランと言うか4輪に乗るのが緊張するわw

圏央道に入り節約の為相模原ICで降り下道、R20で山梨に入ります!

途中のコンビニで昼飯休憩


R20を少し頑張り大月から中央道に入り勝沼で降り再びR20、こうして節約すると1000円以上浮くんでね、時間に余裕ある時はこれに限ります、さすがに旧山梨ベース時代のように全線下道で行くパワーはなくなりました…

15時、甲府の住吉にある源泉掛け流し温泉大浴場がありビジネスホテル(ホテル湯王温泉)にチェックイン、ココは昔サラリーマン時代に出張で使った事があり70年代の旧い設備なので非常にリーズナブル、露天はないけど温泉浸かれ寝るだけならば充分なんで。

湯王温泉チェックイン!


久々の長距離、VR-4異常ナシ(この時点では…汗)


15時半にToshiクンがホテルに迎えに来てくれて2人で仕事の都合で地元を離れられないタケちゃんの所に向かい16時に合流、3人で会うの1年ぶりなんでここからファミレスで花咲かGになりついでに夕食も済まし19時半解散、二人とも20代、30代とお若い世代ながらオッサンによう付き合ってくれました<(_ _)>

再びToshiクンにホテルに送ってもらい20時おやすみ~って事で解散、その後はノンビリ2時間温泉を愉しみ1時過ぎに就寝zzz。。。

殺風景ながら8畳位あり広さも充分、ポット以外の当たり前な設備もあり不自由ないお部屋


ハイタッチ!drive
2019年05月08日 11:11 - 14:12、
119.92 Km 3 時間 1 分、
3ハイタッチ、バッジ24個を獲得、テリトリーポイント190pt.を獲得


9日、10時チェックアウトして笛吹にある電装屋さんにGo!! 今や希少なR12ガスを格安提供してくれるんでね、3年前ギャラン復活時にお世話になりましたが再訪問です!

ガス注入


しかし圧力問題なくガスも僅かに足りない程度、去年の夏効かなかったからと話したら…去年は暑過ぎたので仕方ないよと電装屋さん、去年は何んら異状ないのにそういった症状を訴えるのがかなりだったとか、約30年で3年程度でやや抜けなら上出来だよと(笑)

一応少し補充してやるから様子見てと。お金も取らずサービスでって事でホント、山梨のヒトはイイ人です(^_^)

ガス補充後はしっかり約10℃以下の冷風が出ておりました!


電装屋さん昼過ぎに終了、そこからまた甲府に戻り不動産屋へ!営業さんの案内で10件、山梨市、笛吹市、甲府市、甲斐市の条件に適う物件を内見、3件位に候補を絞ってカミさんやら倅らと相談して追って連絡という事としヤード探し終了、不動産屋出たのが17時丁度、さて、横浜目指しますかぁ とR20に向けてクルマ走らせてると何て事ない普通の道で右前輪が突然「パーン!」とけたたましい音盛大に鳴らしてバースト(>_<)

バーストタイヤ見てみると何か金属片拾っとる、参った😖

何て言ってても埒開かないんでさっさとスペアに交換、恵まれてたのが速度30km位だったし道幅もかなり広い所だった点、楽に左に寄せてスペア交換できたんでね、これが狭い道だと夕方の混んでいる時間だったし大顰蹙だったなぁと。

テンパーでハマまで帰るのも嫌だしどうせ秋の車検前には山もなくなりつつで交換するつもりだったのでその足でU/Gに直行、ギャランは215/45ZR17履いてるんで同じサイズの中古仕入れようと色々見たけどピンとくるのなくて…

4駆だしできれば山の関係もあり4本換えたい、しかしこのサイズだと2本とか3本とかしかなくて…
チャンポンは嫌だし仕方ないのでコンビニで金下ろし予算確保、アジアンの新品を入れましたわ、ドリフターには定番の台湾製のKENDA KR20ってヤツ!

ネットで調べるとウェット性能がイマイチらしいながらコスパには優れている様子、アジアンはナンカンやクムホの経験あり普通に使うとだけなら問題ないし素性が解らん中古よりはとりあえず新品だしいいでしょう って事でサクっと交換、エアバルブ交換や旧タイヤ処分込みで4万でお釣来るしね、何より慣らし皮むきがてら安心してハマに帰れるしで(^-^)v

予定にないタイヤ交換作業orz…


新品は気持ち良し!



そんなかんやで山梨の中央市にあるUGを出たのが19時半過ぎ、勝沼まで下道で勝沼~相模湖を中央道、相模湖~下道再びで相模原~圏央厚木を圏央道、そこからまた下道で22時過ぎに無事帰宅です!

ハイタッチ!drive
2019年05月09日 19:34 - 22:14、
127.31 Km 2 時間 27 分、
2ハイタッチ、バッジ22個を獲得、テリトリーポイント200pt.を獲得


KENDAタイヤ、やはりナンカンチックでハイスピードのコーナーではサイドウォールの柔らかさからなる腰砕け感はあるなぁ、しかしドライでの喰い付きは問題ないし乗り心地、ロードノイズはナンカンよりイイ感じ、エボに続いてナンカン入れようと思ってたけど急な、予定にない出費で参りましたが思わぬいい買い物したかもしれませんわ(^^)/
Posted at 2019/05/10 02:43:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | ギャランVR-4 | 暮らし/家族
2019年05月07日 イイね!

珍車PART827

珍車PART827珍車827弾、コレも昔買いかけたっけなぁ(^^;)

1957年~2001年、全11代を数えるコロナの中で一番スタイリッシュでカッコ良かった!
何せコロナと言えば現車の7代目T140系以外はどれも典型的オヤジ車ってイメージ、トヨタを代表する小型セダンで日産ブルーバードと激烈な戦いを演じ”BC戦争”なる言葉も生み出しましたが140以外はどれもブルーバードの方が若々しくスポーティな印象でしたよね。


⇒『昭和59年(1984)7代目TT142型コロナT1800GT-TR』!!

従来のコロナから突然変異?した140系コロナ、この代から本格的にセリカやカリーナと兄弟化が進んだせいもありますがそれまでのオッサン専属の立ち位置のコロナが兄弟車よりもイケイケの訴求、スタイリングも妙に尖鋭的になり当時これがデビューした時、少なくないヒトが「コロナ、どうしちゃったの!?」と思う程の変わりよう、140系は82年デビューでほぼ同時にセリカ、カリーナも3代目にFMC、3モデルとも似たイメージながらも個人的にはコロナがセダン/HTともに一番まとまっていて当時10代のハナタレをも惹きつける魅力が凄かった!

何故に?こうなったかと言えばライバルのブルーバードが1979年の910デビューにより空前の大ヒットを飛ばしておりその要因はコロナ(先代T130)と較べ先進性、スポーティ度、オシャレさでは1枚も2枚も上を行きキャラクターには当時絶大な人気=スーパースターだったジュリー(沢田研二)を起用した点、80年にはクラスNo1の売り上げを記録しコロナはすっかり霞んでしまったので対ブル対策として名誉挽回を掛けて一気に若返りスポーティなイメージにと寄せた訳です。

ジュリーに対抗してキャラには2代目007=ジェームスボンドのR・ムーア氏を起用!


しかし140系はFR→FFの移行期のモデル、デビュー2年足らずで5HB限定ながら8代目となる150系FFコロナが登場し140と併売しますが以降トヨタは時代がFFに流れるのに合わせFF版に注力、FR版はややおざなり感があったのは拭えなかったですねー…

それでもデビュー10ヶ月で長年コロナのTOPグレードとして君臨していた2000GT(18R-GDOHCエンジン搭載)を廃版として史上初のDOHCターボとなる1800GT-T/GT-TRを追加、83年のMCでは従来1.6LDOHCはセリカ/カリーナに任せ未設定だったところにAE86でデビューした新開発4バルブDOHCの4A-GEを搭載する1600GT/GT-Rもラインナップ、このようにFR版はスポーツモデルと廉価版を主として一般訴求はFFにと移行、特に85年にFFにも4セダンを追加以後はこの色彩が濃くなりました。

出品車は83年MC後の後期型GT-TR、日産がGT-Rの呪縛に苦しみ当時4気筒のRSにこのグレードを付けられない中、なんのしがらみのないトヨタはいとも簡単にR文字をセリカ/カリーナ/コロナにラインナップ、日産の拘りをよそにRが付くとP/SやP/W等当時の言葉で言うフル装備の豪華仕様という内容ながら当時大注目だったのは3T-GTEU型DOHCターボ165ps!!

このエンジンは使い古されたT型エンジンがベース、長い事トヨタのテンロクGTを支えた2T-G型DOHCエンジンをベースに1.8LにスケールUP、ターボ装着による燃焼効率UPのためツインプラグ化、トルク、馬力は申し分ないながら実際には当時4バルブ化の流れの中で旧態化した2バルブ、重いT型ブロックという点が災いしあまり芳しい評価ではなかった…

82年に”鬼に金棒、ツインカムにターボ”と大々的に謳ってデビューした1800GT-T/GT-TR(画像は84年~後期型)


特に83年の4A-G搭載の1600GT系がデビュー以後、絶対パワーでは勝ってもレスポンス、スムーズさでは新設計の4A-Gには敵わずGT系で出た比率では1600が高かった様子、ワタシもどちらも乗った経験ありますがAE86と違い重量級のコロナやカリーナでは1800の方が乗っていれば絶対速かった、この時代なんでドッカンターボですからねぇ、体感的にはターボ加給が掛かった時のGは4A-Gでは味わえない、その代わり出足やハンドリングの軽快感は1600が勝る、操って愉しいのはやはり1600かな?まぁ、当時でもその4A-Gの恩恵を愉しむならレビン/トレノを選んだ方がいいや!とは思いましたがね、どうしても4Aだとオーバーウェイト感が拭えない、反面、コロナクラスなら豪華装備もあるし軽々しい4A-Gの音質より重厚な3T-GTの音、好きでしたしワタシが狙ったのはHTの1800GT-TRでしたネ。

走行約20万㎞m、それなりの不具合は出ており評価3、内外Dという出品車


OIL漏れやP/Sポンプ?冷却系もNGなようなのでそれなりの金は掛かりそうですが先記の通り140は4A-Gの方が多く出ていたので現在1800GT-Tが残っているのは超希少、マニアなら直してでも飛びつきたいんではないでしょうか!?

T型ブロックは重い分かなりの頑強さが取り柄、エンジンそのものは20万㎞位ならまだ大丈夫でしょうが部品が出るのかが問題、P/Sポンプやラジエーターは絶望的でしょうがまだ何とかなるかな、一番怖いのはATなんでトルコンがどうかですねぇ。

D評価ですが清掃次第ではかなりイイ感じになりそうな室内、A60系セリカ/カリーナやセリカXXとイメージが重なる機能的デザインが懐かしい!


外装、退色しやすい赤ながら艶も残りALLペンまでは必要ない感じ!個人的には唯一X30/40マークⅡのようなこのテールランプがイマイチでしたが…


純正鉄ッチンに至るまでオリジナル、ATですし荒く乗られた印象はないですね、当時”ミニソアラ(MZ/GZ10系)”と称されたスタイリッシュさは今見ても惚れますw


1600 4A-Gならばその後のFR走り屋人気もありまだ何とか残る(と言ってもほぼカリーナですが…)も3T-GT搭載はもう何台もないんじゃないんかな!?仕事柄あらゆるAA会場出入りしていてもまず1800は見かけないですからねー、何とかこれも満身創痍を克服して路上復帰して欲しいと願います、出品は東、落札はそれなりのプレミアは付いていますがATという点がマイナスでしょう、3桁には遠く及ばずってところでした(^^)/
Posted at 2019/05/07 20:02:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

プロフィール

「続・究極の自己満💦 http://cvw.jp/b/2682511/48492836/
何シテル?   06/18 17:46
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2019/5 >>

   12 3 4
56 789 10 11
12 1314 15161718
1920 212223 2425
26272829 3031 

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation