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2020年02月05日 イイね!

あのクルマの系譜・その18~スバルプレオ編~

あのクルマの系譜・その18~スバルプレオ編~“あのクルマの系譜”その18、今回は日本の名車として1、2の評価を持つスバル、旧富士重工の『スバル360』を先祖に持つプレオに焦点を当てます!

惜しまれながら2010年、軽自動車生産から撤退したスバル、トヨタグループ入りから現在も継続販売されるプレオはかつてのライバルであるダイハツミラのOEMとなっておりこのOEM版とはクルマとしての脈略は当然皆無、従来のスバル製軽の代替えユーザーを主にラインナップされている現状です。

しかしプレオは現行ミラOEM版が2代目、初代は自主生産でスバリスト達には評価も高く有終の美を飾ったと思えます…。

かつてはスバルの顔そのものだったスバル製軽乗用、その系譜を辿るべくプレオの歴史を振り返ります!


【現行2代目プレオ(プレオ+=プラス)】
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(プレオ 2010~2018)

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(プレオ+ 2012~現在)

・プレオ/同+ともダイハツミラ/ミライースのOEM供給モデル。
・ヴィヴィオ以来の軽セダンに回帰。
・2010年OEM供給→販売、2012年にミライース発売によりプレオ+を追加(環境対策・極低燃費仕様モデル)。
・2018年にミラ廃盤によりプレオも廃盤、ミラがミライーズに集約されたのと同様にプレオ+に集約化。
・ボディは3HB/5HB、3HBには商用バンもラインナップ(バンはプレオのみ)
・駆動はFF/4WD ミッションは5MT/4AT/CVT 搭載エンジンは水冷直3 660cc。


【初代プレオ】
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(1998~2010)

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(R1 2005~2010)

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(R2 2003~2010)

・プレオは先代ヴィヴィオとは一転する軽乗用の主流となったハイト系にチェンジ、スズキワゴンR、ダイハツムーヴ、三菱トッポ、ホンダライフ等から比較して最後発のトール系となる。
・スバル360から続く軽セダンの立ち位置は2003年発売のR2、2005年追加のR1に譲る。
・車台は先代ヴィヴィオを第二次新規格軽サイズに拡大させて採用。
・2010年のスバル軽自動車撤退により最後のスバル軽となる。
・ボディは5HBのみ、5ナンバー乗用と4ナンバー商用(節税、業務向け)をラインナップ
・エンジンは水冷直4 660cc、NAとスバル伝統のS/C(スーパーチャージャー)を搭載。
・駆動はFF/4WD、ミッションは5MT/ECVT。
・2007年以降プレオは商用モデルのみに整理、乗用は後発『ステラ』や『R1/R2』に一旦集約、ハイト系としての代替わりをステラとし以前の軽セダンへの回帰にて2代目プレオへバトンタッチとなる。


【ヴィヴィオ】
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(1992~1998)

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(T-TOP 1993)

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(ビストロ 1995~1998)

・従来の『レックス』からのネーミングチェンジ、バブル期設計という事もあり軽自動車としては高品質で高い評価を得る。
・スバルらしく低重心、そしてドライバー優先の運転先サイズ拡大等が注目される。
・ボディは3HB/5HBと限定販売のタルガトップ(T-TOP)で構成、3HBには商用バンも存在。
・95年に追加されたビストロはクラシカル風味の意匠を訴求、クラシックデザインブームの先駆者であった。
・駆動はFF/4WD、搭載エンジンは水冷直4 660cc、ミッションは4MT/5MT/3AT/ECVT
・最上級のスポーツモデル『RX-R(RX-RA)』は卓越した性能から競技で活躍、ミニWRXとマニアから高い支持を得る、現在でもプレミア取引がなされる。


【3代目レックス】
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(1986~1992)

・スバル360→R-2から引き継ぐレックスの3代目。
・搭載エンジンは~90年までは水冷直2 550cc、90年~水冷直4 660cc
・長らくスバル軽の顔であったEK型2気筒エンジンは新規格対応660ccとなるのを機に一基に4気筒化した新開発EN型となる、EN型には8バルブ/16バルブ、SOHC/DOHC、NA/SCと数多くのエンジンバリェーションが存在。
・ボディは3HB/5HBで構成、3HBには商用バン(節税バン=コンビ)も存在。
・駆動はFF/4WD ミッションは4MT/5MT/3AT/ECVT、ECVTは87年追加の日本初のベルトドライブ方式のATで話題を呼ぶも耐久性など後に不具合が続出、度重なる改良で現在の姿となる。


【2代目レックス】
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(1981~1986)

・スバル360→R-2から引き継ぐレックスの2代目。
・360以来の伝統だったRR(リアエンジン・リアドライブ)方式を180度転換、スペース効率に優れるFF方式に大転換。
・搭載エンジンは水冷直2 550cc、ボディは3HB/5HBで構成、3HBには商用バンも存在、節税バンは先代のファミリーレックスからレックスコンビに名称変更。
・駆動はFF/4WD、ミッションは4MT/5MTにオートクラッチ。


【初代レックス】
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(レックス360 1972~1976)

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(スイングバック 1978~1981)

・先代R-2から名称変更し新時代のスバル軽を大々的にアピール、73年まではR-2と併売。
・360、R-2の保守的な2BOXスタイルを上級レオーネをイメージするロングノーズ、ショートデッキのウェッジの効いた先鋭的デザインとなる。
・搭載エンジンは水冷直2 2st360cc(~76)、SOHC同500cc(~77)、SOHC同550cc(77~)となる。これは軽自動車規格改正によるもの。
・75年以降、51年→53年規制適合(スバルSEEC-T)
・ボディは2ドアセダン(非HB)のみでデビュー後、4ドア(非HB)、リアガラスハッチ付き2ドア(スイングバック 78~)、2ドアテールゲート付き(商用バン、節税バン=ファミリーレックス)を順次設定。
・規格改正時、76年にボディを新規格に準拠しながらエンジンは暫定的に500ccとされこのモデルを「レックス5(ファイブ)」、77年以降はフルスケール550ccとしこれを「レックス550」とする。
・79年、商用バンの実質オーナードライブ訴求で大人気を果たしたスズキアルト47万円に対抗、レックスバンをオーナー訴求したファミリーレックスを追加、アルトに対抗した48万円という金額が話題となる。
・駆動はRR、ミッションは3MT/4MT、電磁式オートクラッチ。


【R-2】
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(1969~1973)

・1958年発売のスバル360、12年約40万台の販売実績を残し初のFMCで「R-2」とネーミングチェンジ。
・てんとう虫の愛称で親しまれたユーモラスなデザインは一般的2BOXスタイルに変更。
・駆動はRR ボディは2ドア(非HB)とテールゲート付き2ドアバン。
・搭載エンジンは空冷2st直2 360ccをメインとし71~72年のみ水冷2st直2 360cモデルも設定、水冷「L」シリーズは72年のレックス発売で廃盤、空冷のみレックスと併売された。
・駆動はRR、ミッションは3MT/4MT。
・2003年の「R2」は名称復活ながらハイフン(-)が入らずR2は別車種としての扱い。


【スバル360(スバル450)】
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(1958~1970)

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(コマーシャル)

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(最終型)

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(ヤングSS)

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(450 1960~1966)

・富士重工(当時)の航空機技術を生かして同社初の市販4輪車として1958年に発売、当時の軽自動車の水準を大幅に上回る性能、内容で大人気を博す。
・2016年、日本機械学会により機械遺産に認定された。
・40~50年代、当時2輪~3輪が国民の足を努めていたが360の発売により庶民に4輪車の普及を果たす、時の通産省が提唱した国民車構想にはやや外れるも60年代にその役割を果たし現在でも日本車の傑作として認知され根強いマニアに現在でも動態保管されるケースも少なくない。
・駆動はRR エンジンは空冷2st 直2 360cc横置き ミッションは3MTフロア。
・ボディは登場珍しいモノコック構造、2ドアでデビュー後コンバーチブル(59~キャンバストップ)、コマーシャル(59~商用でルーフは幌、後部サイドウィンドウをパネルごと開閉可能)、テールゲート付きバン(63~ カスタム)を順次ラインナップ。
・生産(販売)期間が長く3回のMC、大きく分けて4タイプの360が存在。
・1960~1966年のみ普通車登録となる450ccをラインナップ、エンジンと大型バンパー以外は360と同一、輸出用パワーUP版が主目的で国内流通は極少数。
・60年代後半のハイパワーブームに対応し若向きのヤングS、ツインキャブで36ps(標準は16psでスタートし68年スペックは25ps)にパワーUPされたヤングSSも68年~設定。


あのクルマの系譜・スバルプレオ編…
Posted at 2020/02/05 20:09:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 系譜 | クルマ
2020年02月04日 イイね!

珍車PART849

珍車PART849レア物が出ました!レア物!!

いすゞの名車、ジェミニなんですが初代の前半モデル、初代ジェミニは1974年~1987年といういすゞらしく!?長寿、この為後半のモデル、特に走り屋に支持が高かったDOHCのZZ等は残存もソコソコあり我が神奈川県はいすゞ城下町というのもあるんでしょうが稀に見かけたりもできるもさすがに前半の70年代モデルは皆無、逆に今回の出品みたく「まだ残ってんだぁ」と的衝撃です(*_*)

⇒『昭和52年(1977)PF60型初代ジェミニクーペ1800LS』!!

述べた通り初代ジェミニは13年の長寿だったんで大きく分けて4つのモデルが存在、これをⅠ型~Ⅳ型とすれば出品車はⅡ型で最初のMCが行われた77年~79年のモデル。 

74年、従来のベレットからバトンを受けデビューした初期Ⅰ型ジェミニ


現在でも残るのはほぼⅢ型以降の79年以降のモノなので初期Ⅱ型の残存、MTが当たり前の時代のモデルながらATってのもよりレアだし状態もかなりのモノなんで驚きです!

現在でも旧車スポ根マニアには人気の高い最終型(Ⅳ型)ジェミニZZ/R


地元神奈川産というのもありワタクシもいすゞのクルマは昔から贔屓の存在なんですがこの初代ジェミニが出た時は斬新なスタイルに惹かれましたねー。

世界各国で生産されるグローバルカーであった事もあり純日本風味ではなく世界の香りを感じさせるお洒落な出で立ち、特徴であったサイドウィンドウの丸美が目新しく独特なデザインのインパネ等、こんな部分に”国際的”を感じたものでした。

さて、そんなレアな出品Ⅱ型ジェミニですが現役実働で車検も残る『京都56』は当時モノナンバーでしょう、京都は旧車天国と聞いておりますがこんなジェミニまで生息していようとは!


R点ながら内外CDという経過年数を感じさせない上物、距離じは5桁メーターなので不正確かもしれませんが16000㎞代という素晴らしい内容…

勿論40数年経過ですんでOIL漏れや内装の痛みはあるようですが軽傷、いかにオーナーさんが大事にされてきたかを物語っています。

懐かしい独特デザインのインパネ、ダッシュ割れ等はない感じで充分な綺麗さ!


シートカバーがしっかり掛けれているのでオリジナルのシートも恐らく相当綺麗なのでは!?



このⅡ型ジェミニ、学生時代の仲間が乗っており若い時分に時々転がしましたがいすゞにありがちな見かけのイメージとは異なるガサツさが魅力?搭載するG180型エンジンは旧ベレット時代=60年代設計のエンジンで煩い代わりにパワフル、トヨタのT型や日産のL型のようなお世辞にもスマートな印象はない、しかし回せばモリモリとトルクフルで楽しいエンジン、ミッションもカチカチ決まり爽快でしたしねー、ただ、このジェミニ、1600でスタートして1800やDOHC/ディーゼル等幅広い設定を行うもいかんせん室内が狭い、セダン/クーペ関係なしに運転席でもクラッチを踏むとフロアトンネルに干渉は避けられないしとにかく足元が窮屈、後席でもセダンであってもかなりのミニマム、FRだから仕方ないとは言え当時のレベルでも格下のカローラやサニーのFR時代のモデルにも負けファミリカーとしては如何なものか?って感じ、走りは良かったんですがねー、その辺もありマニア向けモデル以外はあまり評価を聞かれなかったのかもしれません…。

今見ると角目のセレステのようですがレッキとしたジェミニクーペ!


この時代のジェミニでは最もスポーティグレードのLS、1型Ⅱ型では雰囲気のみでエンジンは標準型と同一、この後78年により派手な外観を纏うLS/Gが追加され79年のMCで名車ZZが設定されジェミニ=スポーツセダンのイメージが造られますがⅡ型時代はまだまだ地味な印象でした。

外観はフルオリジナル、ALLペンでなければ屋根保管間違いないでしょう、経年劣化は年式勘案すれば極軽いレベル!



さっ、気になる落札額ですが結構行ってます、もう少しで3桁に乗るって感じ。

DOHCのZZならば価格高騰も当たり前ですが標準に毛が生えた程度のⅡ型LSでこれですから凄い、実際の販売価格は3桁になるのは間違いないですしね、このクルマの価値を解るいすゞマニアの手に届くのを切に願いますわ(^^)/
Posted at 2020/02/04 16:51:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ
2020年02月01日 イイね!

あのクルマの系譜・その17~三菱ミラージュ編~

あのクルマの系譜・その17~三菱ミラージュ編~“あのクルマの系譜”その17、一度は途絶えた三菱の登録車入門編を長く務めたミラージュを振り返ります!

1970年の三菱自工設立以後(それ以前は三菱重工の一部門)ギャラン、ギャランGTO/FTO、ランサー、そして最大のヒット作ギャランΣ/Λで70年代に急成長した三菱は78年、遂に第二販売チャンネルを構えるまで発展、この新たな販売店『三菱カープラザ」向けにデビューしたのが初代ミラージュでした。

三菱らしい革新的な技術を盛り込んだミラージュは大人気を獲得、エントリーカーとしてトヨタスターレット、日産パルサー、マツダファミリア、ホンダシビック等の強豪と切磋琢磨しながら成長しましたが三菱の不祥事の煽りを受け2002年にカープラザ消滅と時を合わせて最後まで残った派生モデルのミラージュディンゴが廃盤、従来のミラージュは一旦後続コルトに道を譲りましたが2012年、セグメント変更にて10年ぶりに復活、相変わらずの激戦区であるコンパクトカー市場でイマイチ精彩を欠いている現状で菱ファンとしては今後が気になるモデルです。

そんなミラージュの系譜やってみます!


【現行ミラージュ】
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(ミラージュ 2012~現行)

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(海外専売アトラージュ 2013~現行)

・歴代ミラージュとは脈略はなくミラージュとしては6代目(先代コルトを含めると7代目)に充るも開発経緯含め全くの新車種として理解した方が容易、生産も三菱モータータイランドであり元来は新興国向けコンパクトとして開発されたものに国内で「ミラージュ」を名づけた。
・立ち位置的には三菱の登録車でのエントリーとしては過去のミラージュ、コルトを踏襲するが車格はCセグ→Aセグにダウン。
・ボディは5ドアHBのみ、タイ生産でフィリピンではセダン版の「アトラージュ」が2013年よりラインナップされるも国内未発売。
・搭載エンジンは直3 1L/1.2Lにてデビューするも2015以降は1.2Lのみに整理。
・衝突軽減ブレーキ、アイドリングストップ機構等環境安全装備も施される。
・駆動はFF、ミッションはCVTのみ。


【コルト】
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(コルト 2002~2012)

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(コルトプラス 2004~2012)

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(ラリーアートバージョンR 2006~2012)

・2002年のカープラザ店消滅に伴い専売車種でカープラザのイメージだあったミラージュ(ディンゴ)は廃盤、三菱コンパクトの立ち位置を継ぐエントリーカーとしてデビューしたのが新車種である「コルト」。
・1960年代に展開していた小型モデルに名付けられたネーミングである「コルト」、海外版ギャランや後の海外ミラージュも名乗っており三菱にとっては歴史的に重要なネーミングの復活ながらこれら歴史的なコルトとは脈略はナシ。
・ボディは国内では5ドアHB、5ドアワゴン(コルトプラス)、海外版ではカブリオレや3HBも存在。
・搭載エンジンは直4 1.3/1.5Lの可変バルタイ機構のMIVECにて構成、スポーツモデルのラリーアート、同バージョンRには1.5Lターボエンジンを搭載しバージョンRは特別な意匠から通称「コルト・エボリューション」とスポ車マニアからは人気を得る。
・駆動はFF/4WD、ミッションは5MT/CVT。


【5代目ミラージュ/ミラージュアスティ/ミラージュディンゴ】
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(サルーン 1995~2000)

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(HB 1995~2000)

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(ディンゴ 1999~2002)

・先代から引き続きランサー(5代目)との兄弟モデル。
・ディンゴはコンパクトトールワゴンモデルながら車台はミラージュとは別設計でミニバンのディオンと共通、カープラザ店モデルの為別車種ながらミラージュ名がファーストネームに入る。
・ボディは4ドアセダン、2ドアクーペ(アスティ)、3ドアHBに5ドアワゴン(ディンゴ)、ステーションワゴン/商用バンとして2003年までリベロを用意、2003年以後はリベロは6代目ランサー(セディア)に統一されセディアワゴン、ランサーカーゴに継承。
・搭載エンジンは直4 1.3L 同1.5L 同1.6L 同1.8L V6 1.8L 直4 2LDe、リーンバーンMVV(1.5L)やI/Cターボ(1.8L)もラインナップ。
・駆動はFF/4WD、ミッションは5MT/4ATでATには三菱独自のMTモード付INVECS-II搭載モデルもラインナップ。
・HBとアスティには競技ベースのRSを設定。


【4代目ミラージュ/ミラージュ6/ミラージュアスティ/リベロ】
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(サルーン 1991~1995)

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(リベロ 1992~2003)

・先代から引き続きランサー(4代目)との兄弟モデルながらバブル期でもあり外観はランサーと大幅に異なる。
・ボディは4ドアセダン、2ドアクーペ(アスティ)、(ディンゴ)、ステーションワゴン/商用バンとして92年までは先々代のワゴン/バンをキャリーオーバー、92年以後は4代目ランサー/ミラージュベースのリベロ(ワゴン/バン)をラインナップ(リベロはランサーの派生モデルともなり当時のギャラン店とカープラザ店で併売)
・搭載エンジンは直4 1.3L 同1.5L 同1.6L V6 1.6L 直4 1.8LDe、リーンバーンMVV(1.5L)は省燃費、世界最小排気量V6(車名ミラージュ6)は当時注目を集め1.6LはホンダV-TEC同様に可変バルタイ175psというパワーでスポ車マニアに人気となる。
・駆動はFF/4WD、ミッションは5MT/34AT/4AT。
・93年追加のアスティV(廉価版)は普通車で100万円を切るリーズナブルさでヒットする。

【3代目ミラージュ】
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(HB 1987~1991)

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(サルーン 1988~1991)

・変則的FMCで87年にHB、88年にサルーン(セダン)を発売。
・先代まで兄弟モデルのランサーフィオーレがランサー単独名義になるがミラージュが吸収した格好となりランサーは5ドアHBモデルのみの存在となりミラージュの1シリーズ化。
・6代目ギャランから始まるオーガニックフォルムを採用。
・ボディはサルーン、3HBに先代からワゴン/バンをキャリーオーバーしてラインナップ。
・搭載エンジンは直4 1.3L 同1.5L 同1.6L 同1.8LDe、1.6Lはミラージュ初の16バルブDOHCエンジン(4G61型NA125ps I/Cターボ145→160ps)を搭載。
・ 個性的グレード名、VIE(ヴィー)SWIFT(スイフト)fabio(ファビオ)、CYBORG(サイボーグ)XYVYX(ザイビクス)にて展開。
・駆動はFF/4WD、ミッションは5MT/3AT/4AT。


【2代目ミラージュ】
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(HB 1983~1987)

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(サルーン 1983~1987)

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(ワゴン 1985~1992)

・初代(先代)後期で「ミラージュⅡ」のネーミングになるも再び「ミラージュ」となる。
・初代に較べ大幅にボディ拡大し居住性をUP。
・エリマキトカゲをCMに使いクルマそのもは低迷ながらこのCMからエリマキトカゲブームが訪れた。
・先代から引き続きランサーフィオーレと兄弟モデル、尚、同一車台を使った1クラス上級であるトレディア/コルディアも同族。
・~84年までは先代の特徴であった4×2スーパーシフトを採用するが84年以降は一般的な4MT/5MT/3ATとなる。
・ボディは3HB、4ドアセダン、85年追加のバン/ワゴン。
・駆動はFF/4WD 搭載エンジンは直4 1.3L 同1.5L 同1.6L 同1.8LDe。
・85年~ワンメイクレース「ミラージュカップ」が開催され競技ベース車としてHBは認知度を高めた。


【初代ミラージュ】
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(HB 1978~1983)

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(サルーン 1982~1983)

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(ミラージュⅡ 1982~1983)

・新設された三菱カープラザ店のメインモデルとして発売、三菱初のFFモデルでありこのジャンルのパイオニアであるホンダシビックや日産パルサーが強豪として存在するがこのジャンルで1、2を争う人気/販売を得た。
・横置きFFであるがこれを採る為にミッションが工夫され副変速機を持ち4速×2で事実上8速となるのが最大限の売りだった。
・当初3HBのみでデビュー、順次5HBと82年のMCで4ドアセダン(サルーン)が設定される。
・駆動はFF、搭載エンジンは直4 1.2L 同1.4L 同1.6L、1.4Lには気筒休止MDエンジンも設定された。
・82年の大幅MC時に車名を「ミラージュⅡ」に改める、この時1.4ターボを追加、ターボブームの中、軽自動車(ミニカアミ)~大型(ふそうグレート)迄のフルラインターボを完成させる。
・82年のサルーン追加時にFF版ランサーとしてランサーフィオーレが双子車で設定、ミラージュサルーン→カープラザ店 フィオーレ→ギャラン店と棲み分け。
・83年に同一車台を用いるミニバン「シャリオ」もファミリー。



あのクルマの系譜 その17~三菱ミラージュ編~…

Posted at 2020/02/01 13:56:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 系譜 | クルマ

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「オウチ弄り記 2025.6/14 http://cvw.jp/b/2682511/48485636/
何シテル?   06/14 18:18
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

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あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
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2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
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あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
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