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元Gureのブログ一覧

2020年04月20日 イイね!

珍車PART855

珍車PART855
珍車855弾、少し前までは旧車と言っても日産軍団(ケンメリやハコスカ、S30Zやブタケツローレル)なんかに較べ同年代ながら比較的常識的価格で取引されていましたが近年、急激なプレミアム化によりいよいよ庶民旧車ファンには手の届かない存在になってしまった初代セリカの出品を久々に見ってけたのでご紹介!


⇒『昭和52年(1977)初代RA35型セリカLB2000GT』!!

80年代には溢れていた初代セリカも希少な存在になって久しいですが意外にも5~6年前まではそう驚くような金額にはなっていませんでした、その頃既に日産軍団は例えばハコやケンメリのフツーの?GTやGT-Xでも200万~300万なんてのが出ていたながらセリカの場合は本命のGTでもせいぜい150万行くか行かないか?ってレベル、GT以下のSTとかLTなんていったら程度が良ければ売り物になるもそれでも二桁で手に入ったモノですが今ではGTですと300万は下らない、程度がそんなに良くなくても非GTでさえ立派に3桁を優に超えるという現在、旧車ブームの弊害でもありますがこうした古き良き70~80年代車はセリカに限らず既にそう簡単に手が届かなくなってしまいましたね~…

今回取り上げる出品車ですが初代セリカでは珍しい最終型モデル、この時期(1975~77)のモデルなので当然悪名高き昭和50~53年規制モデルでもあり新車時も未対策時代のセリカから較べ評価/販売もガタ落ち、GTの場合当時唯一と言っていいDOHCエンジン(正確にはいすゞがラインナップ)を搭載、その走りは規制のおかげでDOHCとは思えない回転の鈍さや息つきが顕著でとてもスポーツモデルと言える内容ではなく未対策時代の2000GT=18R-G型エンジンの145psからTTC-C 排ガス適合18R-GU型は130psとスペック的には15psダウンながらも感覚的にはそれ以上のモノがありセリカマニアは勿論、スポ車ファンも大いに悲しんだモノでした、それでもトヨタの矜持?51→53年規制に流れる中伝統のソレックスツインをEFIに変更しようともDOHCの火を消さなかったのは拍手でしたが…。

そんな現車のRA35、この77年に2代目A40系セリカにバトンタッチしているので初代の最終型、73年から追加されたLB(リフトバック)、5年経過したモデル末期ながら一定以上の人気は維持、76年のBigマイナーでより豪華になり新デザインのインパネや現代にも通じるマルチレバー等をいち早く採用、またOPながら対米輸出用の5マイルバンパー=激突吸収バンパーを採用し外観の迫力を増し動力性能は残念感満載ながら1970年のダルマセリカデビュー以来の根強い人気はやはり規制で四苦八苦のスカイライン(ケンメリ→ジャパン)に負けない支持がありました。

1973年、”第三の扉”を売りにレジャー性と多用途性をアピールして大人気となったセリカLB(73~75年の前期型2000GT)


セールス時代にRA35も時折下取りしましたが当時(80年代前半)10年落ちの未対策GTなら下取りしても再販できる値段を維持しながらメーカーそのものがなかった事にしたい?51年規制モデルは下取り→解体という流れが多かったです、規制モデルはまだ5~7年落ちでも10年落ちよりもぞんざいな扱い、そんな珍事が起きてたんですね~、GTで程度よければロングラン保証付けて自社(トヨタ)中古部門で並べるもSTなんていったら問答無用のツブシ(*_*;

5マイルバンパーとサイドモール、リモコン化によるタルボ型高級フェンダーミラーにより前期に較べ格段に豪華イメージとなった後期LB2000GT(75~77)


それでは出品車です、実走7万㎞台という奇跡的な内容でR点ながらもA、内外CBという評価も驚愕!


機関的にもOIL漏れ程度で出品票によれば不具合なし、充分な実働車ですし40年オーバーの個体が信じられない状態ですね。

C評価の内装、インパネ割れは見受けられるもそれ以外は清潔/快適レベルを維持!


この個体、お約束のワタナベA/W以外はオリジナルと言う点も凄い、何回かALLペンはしている感じながら退色し易い赤のボディカラーもこのままで充分乗れそうですしね、最早かなりの数が消えた初代セリカLBの更にも元々少ない後期型でこのレベルで残る個体、そうはないと思います!

5本バナナ→3本バナナテールになった後期型のRrビューも非常に綺麗!



出品は北関東、気になる落札はホエーッって感じの金額、店に並ぶ時は300万前後
じゃないと赤字じゃね?という落札は最早セリカもケンメリハコスカ同様の投機対象化しつつあるのかと思うと複雑ですがかつてコレを社名とは言え解体送りにしていた自分が恨めしいですわw
(^^)/
Posted at 2020/04/20 17:35:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2020年04月19日 イイね!

潮風浴びに…元Gure散歩

潮風浴びに…元Gure散歩って呑気こいてる状況じゃないのは解ってるんですがさすがに毎日毎日自宅籠りだとストレスも溜まる、かと言って長距離?でツーリング出るのも憚れる現況なので近場をグルグルとバイク乗ってきましたわ、3密を避けてバイクのんびり転がす位ならバチ当たらんでしょ、不要不急の外出には違いないけんど…(*_*;


天気いいし暖かい、昨日は大雨だし明日も雨マークなんでストレス発散には最高の海沿い走ろうとGoogleマップ見ると考えるのは皆同じ!?先日神奈川の黒岩知事が神奈川の三浦・湘南=つまり海沿いには来ないで!と悲痛な声上げていましたがそんなのどこ吹く風で車大渋滞の真っ赤っか!
三浦海岸~江の島のR134は酷い事になってるんでここは止めて大黒埠頭湾岸に車首向けます、港湾なら日曜は休みだし人ゴミなんてない、綺麗ではないもがらも海見れて潮風も浴びれるって訳で。。。

キリン(ガントリークレーン)も止まって静かな港湾の雰囲気、結構好きなんす。



気温22℃、吹き付ける風も暖かでスッカリ春、武漢ウィルスのおかげで1年で一番いい季節を思う存分味わえないのが哀しいですね~…

お気に入りの埠頭で撮影会!




首都高湾岸線、鶴見つばさ橋の上り(東京・千葉方面)は渋滞している感じ、他所の事言えませんがこの時期、東京や千葉に乗り入れるって勇気あるなぁとw


仕事でしょっちゅう来る大黒埠頭内、平日の賑やかさ(って言ってもここ最近はやはり平日でも活気ないですが…)が嘘のように静まり返りカモメの声だけが響きイイ感じ、三浦や江の島で直近に危機感のないボケーっとした観光客に寄ってて来られるよりは百倍精神衛生上えぇしで。

ここのすぐ脇に停まっていたあの忌まわしいウィルス船もいなくなり横浜市民はホッとしていますがその代償が今の緊急事態でもある訳ですねーorz…


2時間程市内ウロウロしただけでも結構スッキリしました、ヒトもクルマも市内に関しては少なく普段の休日は賑やかな伊勢佐木町や関内辺りも閑散としていて寂しい感じ、ホント、早くウィルス騒動が収束して欲しい、それだけが願いですネ!
Posted at 2020/04/19 19:48:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記
2020年04月17日 イイね!

あのクルマの系譜・その22~三菱FTO編~

あのクルマの系譜・その22~三菱FTO編~あのクルマの系譜シリーズ、第22回は前回取り上げたGTOの弟分、三菱FTOにも注目してみたいと思います。

伝統的に三菱は値段も高価で一定以上の経済力ある年齢層をターゲットにしたグランドツーリング的モデルと若年層を対象に台数の稼げる大衆車をベースにして比較的廉価提供できるライトウェイトスポーツを用意してきており前者がGTO、後者がFTOとなります。

この原点はやはり1969年にデビューしたコルトギャラン、これが大成功た事により3種の派生モデルをラインナップ、その二つは前回取り上げたギャランHTとギャランGTOになります。
そしてこれら(ベースのギャランセダンも含め)より1サイズ小型化しエンジンも一回り小さいモノを搭載し価格を抑えたのがFTOのルーツである「ギャランクーペFTO」になる訳でこういった図式(高価なツーリングカーに対する廉価なライトウェイト)は後の各社でも採り入れられました。

イメージリーダーとして花形であるギャランGTO/GTOに対し影が薄く地味な印象すらあった三菱ライトウェイトですが走りの評価は兄貴を上回る事も多くこちらもFTO最終2000年以来三菱ではこういったカテゴリーからは撤退しておりますが70~90年代の若年層に支持を受けた三菱ライトウェイトを振り返ってみます。


【FTO】
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(1994~2000)

・バブルの恩恵からこのクラス(ライトウェイトスポーツ)は87年製廃となったコルディア以来のラインナップ。
・90年にネーミング復帰でデビューしたGTOに次いでこちらもかつてのギャランクーペFTOからネーミング復活、GTOの17年ぶりに対しFTOは19年ぶりの復活。
・ベースは当時のC♯系ランサー/ミラージュで多量販売の大衆モデルを基礎としボディはコストの掛からない2ドアクーペのみ、駆動もFFのみとしコストを抑えグレードによってはGTOの半値から入手可能。
・搭載エンジンは4気筒1.8L SOHC V6 2LDOHC 同V6 2LDOHC可変バルタイ機構(MIVEC)仕様。
・ミッションは5MT/4AT/5AT。
・4ATと5ATは国産初のMTモード付ATでありこの種のモデルとしては異例であるAT比率が高いという現象が起きた。
・ホンダインテグラタイプR以前はFF最速を誇り各種モータースポーツでも活躍。


【コルディア(コルディアXG/コルディアXP】
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(コルディアXG 1982~1983)

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(コルディアXP 1982~1983)

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(コルディア 1983~1987)

・ランサーのクーペモデルであるセレステの廃盤によりクーペモデルが消えたランサーに代わりコルディアはこのカテゴリーを継承。
・後続FTOとはクルマ的脈略はないものの立ち位置=三菱ライトウェイトの視点ではFTOの前任がコルディアに充る。
・初期のみFrグリルの異なるXGとXPが存在、前者はギャラン店扱い(ギャランのG)、後者はカープラザ扱い(プラザのP)であったが83年のMC以後は店舗別設定を廃止しコルディアに統一。
・ベースはセダンであるトレディアになるがそれ自体が当時の初代ミラージュがベース。
・ボディは2ドアHBクーペ、搭載エンジンは4気筒1.6Lキャブ 同キャブターボ 同1.8Lキャブ(以上~84迄) 同1.8L ECI-ターボ(83~)。
・駆動はFF/4WD(84年以降は4WDのみ)、ミッションは副変速機付き4MT/5MT/3AT。
・デビュー時は当時大流行のターボアピールによりターボモデルはクラス最速で注目を浴び販売もそこそこながら後発のAE86レビン/トレノを始め並み居る強豪の下でコルディアの人気は急落、84年以後は走破性をアピールして4WDのターボモデルのみに整理された。
・87年に製廃以後94年のFTOデビュー迄の7年間、三菱ライトウェイトの血筋が絶える事になる。


【ランサーセレステ】
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(最終型 1977~1981)

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(前期型 1975~1976)

・1975年、廃盤となったギャランクーペFTOを継承し三菱ライトウェイトの立ち位置に就く。
・ギャランの2L級格上げに伴い取り残されたクーペFTOだったが大衆車カテゴリーをギャランから引き継いだランサーの名前をファーストネームとしこれまで1クラス上のギャランクーペがランサーのクーペという変則的なラインナップを改め正式に名実ともランサーのクーペモデルとしてラインナップ。
・シャーシは当然当時の初代ランサーであるも外板は勿論、インパネまでランサーとは別物でありギャラン-ギャランGTO的なスペシャリティモデルに近く朴訥としたランサーとは見違えるシャープなスタイリングでセリカLBやB210サニークーペで市民権を得たHBクーペを採用した事もあり若年層に大人気を誇る。
・ボディは2ドアHBクーペ、エンジンは4気筒1.4L 同1.6L 同ツインキャブ(~77)、2L(79年~)駆動はFR、ミッションは4MT/5MT/3AT。
・昭和51年→53年規制適合(MCA-51→MCA-JET)

【ギャランクーペFTO】
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(1971~1975)

・コルトギャラン、同GTOのパーツを流用し1サイズ小柄なボディにこちらも1サイズ小さな商用向けに開発したエンジンを載せギャランHTや同GTOのようなHT形式を採らずサイドウィンドウをヒンジ式にした純粋な2ドアとし徹底したコストダウンを図り若年層向け三菱初のライトウェイトスポーツとしてデビュー。
・ベースのギャランがFMC(73年)を機に従来の小型1.4~1.6Lから2L級の中級クラスに格上げされギャランGTOも大幅MCにてギャラン同様2LクラスにグレードUP、クーペFTOはこれに伴い従来1.4Lモデルのみだったところに旧ギャラン、同GTOの1.6Lエンジンが追加されこちらもグレードUPする。
・ギャラン格上げにに伴い小型大衆車クラスに新車種である「ランサー」が投入された事により名前はギャランのままながらクーペFTOは本来下級に充るランサーのクーぺという変則的な立場に次期セレステまでの2年間置かれる。
・ボディは2ドアクーペ、エンジンは4気筒1.4L(商用OHV ~73)同ツインキャブ(~73) 同1.4L SOHC(73~)同1.6LSOHC 同ツインキャブ(73~)駆動はFR、ミッションは4MT/5MT。


あのクルマの系譜・三菱FTO編…
Posted at 2020/04/17 03:36:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 系譜 | クルマ
2020年04月16日 イイね!

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~あのクルマの系譜シリーズ、第21回は時のスポーツカー衰退の流れ、メーカー自身の不祥事の煽りも受けて2001年に製廃となった三菱GTOを取り上げます。

1970年、三菱が本格的ツーリングカーとして従来のコルトギャランをベースにして仕上げたスポーツモデル、コルトギャランGTO(以下ギャランGTO)が三菱スポーツの原点、以後そのDNAを着実に受け継ぎGTOまで絶える事のなかった三菱スポーツのイメージリーダーの立ち位置はもう長い事空席になっております。

GTO廃盤以降の三菱は社会的にもシュア的にもかつてのように販売台数の見込めないスポーツモデルをイメージリーダーに据えれるような環境下ではなく特に近年、日産ルノーアライアンスに組み入れられた事により自社でのスポーツモデル開発=GTOの復活というのはほぼ絶望的、そんな部分もあり三菱が華々しかった頃、70~90年代の三菱スポーツを振り返ってみます。


【GTO】
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(最終型 1998~2001)

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(中期型 1993~1998)

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(前期型 1990~1993)

・三菱スポーツの原点である「ギャランGTO」から17年ぶりのネーミング復活で話題を呼ぶ。
・ベースをディアマンテとしギャランGTO同様に一般普及型セダン系をベースとするスペシャリティカー。
・日本車離れしたスーパーカー的出で立ちと大柄でグラマラスなボディは輸出先の北米では「3000GT」の名で大人気を誇るも国内では全種4WDや重量級のV6エンジン等が要因のヘビーな重量からライバル陣と比較し俊敏さに劣り意図した人気は得られず。
・デビュー後の91年からはスタリオンに続きレース活動にもGTOで参戦、N1耐久選手権(クラス1)では一番のライバルとされたR32型スカイラインGT-Rと互角の勝負を演じた。
・ボディは2ドアHBクーペのみ、エンジンは通算してV6 3LのNAとツインターボ、ミッションは5/6MT(途中追加)/4AT、駆動は4WDのみ。
・11年のモデルライフの中で大きく分けて3タイプが存在(2度のMC)、前期モデルではアメリカの規制前でありリトラクタブルライトが採用され中期以降は固定式プロジェクターに変更、また中期型デビューの翌年には三菱の伝説的グレードである「MR」をギャランGTO以来で復活させた。


【スタリオン】
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(2600GSR-VR 1988~1990)

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(2000GSR-X 1982~1984)

・GTOの前身に充るのがスタリオン、GTO発表前には「スタリオンGTO」のネーミングも候補であった。
・シャーシはこれ前後の三菱スポーツの定石通りA160系ギャラン/エテルナΣ・Λを使用。
・スペシャルティカーながらリトラクタブルライトを採用したウェッジの効いたスポーツカー然としたスタイリングで一見2シーターにも見える出で立ちは精悍ではあったが三菱らしくゴツゴツした武骨さが当時のライバル、セリカXX、フェアレディZ、サバンナRX-7と較べ流麗さを欠きスポ車ブームの中でも地味な存在。
・ボディは2ドアハッチバッククーペのみ、エンジンは4気筒2L SOHC 同2L(キャブ/ECI)、同ECIターボ、同ECIシリウスダッシュターボ、同2.6LECIターボを搭載。
・ミッションは5MT/4AT、駆動はFR。
・競技に於いては国際ラリーを始めとしループA、グループN、全日本ツーリングカー選手権等に参戦。
・ベースとなったギャランΛ/エテルナΛも車種編成により82~84年まで併売。
・88年以降はブリスターフェンダーで3ナンバー化された2600GSR-VRのモノグレードのみとなる。
・石原プロ制作のアクションドラマ「ゴリラ警視庁第8班」で特別仕様のガルウイング2600GSRが劇用車として登場、同仕様が限定販売で市販され話題となる。

【2代目ギャランΛ/エテルナΛ】
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(1980~1984)

・スタリオンの前身となるのがギャランΛ/エテルナΛ(以後Λ ギャランとエテルナ販売店別の双子車でエテルナΛは初代ギャランΛエテルナから改名)、セダンであるΣのHTバージョンでセダンがファミリー向けとされΛはスポーツバージョンの側面も持ち当時の三菱最高峰である2.6Lエンジンを搭載しイメージリーダーを務めた。
・先代(初代)Λからボディ外板は一部キャリーオーバー。
・ボディは2ドアHTのみ、エンジンはガソリン4気筒1.8L SOHC 同2L 同2L ECI 同2L ECIターボ 同2.6L ディーゼル4気筒2.3LSOHC 同Deターボ。
・ミッションは5MT/4AT、駆動はFR。
・82~84年は車種編成(ターボモデルのみ)の上、居住性で優位なΛもスタリオンと併売し2代目Λとしての通常(当時4年)モデルライフを終える。
・Λのスポーティな部分はスタリオンに、ラグジュアリーな部分は次期型Σ E10系で設定されたΣ HT(4HT)に継承された。


【初代ギャランΛ/ギャランΛエテルナ】
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(2600スーパーツーリング 1979~1980)

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(2000GSR 1976~1978)

・三菱上級スポーツモデルを担当したギャランHTとギャランGTOを統合、従来のギャランセダン→ギャランΣにFMCしたのを機会にギャランHT/GTOを廃盤統合して新たにギャランΛとなる。
・新販売店設立と同時に2チャンネル制に対応する為ギャランΛのFr/Rrをリデザインした双子兄弟の「ギャランΛエテルナ」が78年より設定。
・ボディは2ドアHTのみ、エンジンはガソリン4気筒1.6L SOHC 同1.6Lツインキャブ(~78) 同2L SOHC 同2L ツインキャブ(~78) 同2.6L SOHC(78~) 。
・ミッションは5MT/3AT、駆動はFR。
・国産初の角型4灯式ヘッドライト、1本バーハンドル、Rrラップアラウンドウィンドゥ、ロールバーリアルーフ等斬新なデザインや装備でセダン版Σと並ぶ人気車種となる。
・昭和51年→53年規制適合(MCA-51→MCA-JET)
・79年にパーソナルクーペとしてデビューし好評を得ていたトヨタセリカXXの対抗馬として3ナンバーの高級パーソナルカーである2600スーパーツーリングを設定、ショーファーのデボネアを除き一般訴求モデル初の3ダッシュ。


【ニューギャランHT(2代目ギャランHT)】
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(1973~1977)

・Λの前身の一つがギャランHT、ニューギャランは2代目ギャランの通称。
・当時ハードモデルにギャランGTO、ファミリーモデルのセダンとギャランGTOの中間の立ち位置でスポーツグレードから普及版を揃え居住性等ではギャランGTOを上廻っていた。
・ボディは2ドアHT、エンジンはガソリン4気筒1.6L 同1.85L 同2L 同2Lツインキャブ
・ミッション4MT/5MT//3AT、駆動はFR。
・昭和51年規制適合(75~ MCA-51)


【コルトギャランHT/ギャランHT(初代)/コルトギャランGTO】
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(ギャランGTO最終型 1976~1977)

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(ギャランGTO前期型 1970~1972)

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(コルトギャランHT/ギャランHT 1970~1973)

・従来の三菱中心車種(セダン)だったコルトのFMC版がコルトギャランとなり当時流行した2HTやスポーツクーペブームによりデビューしたのがギャランHTとギャランGTOとなる。
・ギャランHTはファミリー層もターゲットに据え一般訴求~スポーツグレードまで展開、ギャランGTOはよりコアなユーザー対象で三菱初のDOHCエンジン搭載も行われ「MR」グレードのその性能はスペシャリティーカーながら本格スポーツカーの実力を持つ三菱No1の名車とされ以後GTO、ランサーエボリューションの最高グレードとしてDNAを継ぐ。
・コルトのファーストネームはギャランは71年迄で以降「ギャランHT」、ギャランGTOは77年最終迄正式名称「コルトギャランGTO」。
・HTはギャランセダンをベースに2ドアロールーフ化、センターピラーレスとしたもの、ギャランGTOはHTをベースにクーペ化しながら国産初のダックテールを持つより精悍なスタイル、これは当時米国でブームとなったマッスルカーのテイストを採り入れたもの。
・ボディ、ギャランHTは2ドアHT、ギャランGTOは2ドアHTクーペとなる。
・エンジンはギャランHT=ガソリン4気筒1.5L SOHC 同1.6L 同1.6Lツインキャブ 同1.7Lツインキャブ ギャランGTO=4気筒1.6L 同1.6Lツインキャブ 同1.6LDOHCソレックスツイン 同1.7L 同1.7Lツインキャブ 同2L 同2Lツインキャブ。
・ミッションは4MT/5MT/3AT、駆動はFR。
・昭和51年規制適合(ギャランGTOの75~ MCA-51)
・ギャランHTは70~73年の3年でFMCし2世代となるもギャランGTOは70~77年の7年のロングライフ。
・ギャランGTOは当時まだ珍しかった一般訴求型セダンをベースにスポーツカーの性能を載せる新ジャンルである”スペシャリティカー”をライバルのトヨタセリカと共に認知させ以後各社が追従。


あのクルマの系譜・三菱GTO編…
Posted at 2020/04/16 20:47:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 系譜 | クルマ
2020年04月14日 イイね!

アバラ馴らし!?からの修正塗装www

アバラ馴らし!?からの修正塗装www
ペケご帰還から4日、天気も体調もいいしスマホホルダーの具合も見たいので不要不急の外出してしまいました(*_*;

まっ、人ゴミに行く訳でもなし”3密”は避けてるんでご勘弁って事で(汗)


押し引きにまだ若干折れたタバコの吸い殻で…でなくて折れたアバラに響くのでホンノ散歩程度、金沢区の海っぷちまで走ってきました。

一昨日装着したスマホホルダー、ブレもなくこれまでのタンク装着より格段に見やすくなりメデタシめでたし!スマホ本体にガッチリ爪が噛むので振動他皆無で快適です。

↓こんな感じ、充電ケーブルも届くように調整し走行中でも充電可!


スマホナビやハイドラ上げてる時は熱持つのでね、これまでだと直射日光で特に夏場はスマホがオーバーヒートしてましたがこれだと全体的に走行風も当たるし大丈夫かなと!?

NEWカラー?のペケ、取り敢えず海辺なので記念撮影!




まだ見慣れないので自分のバイクじゃない感じも若干あるも慣れ親しんだブルー/黒2トーンなのでそう違和感もなく気に入ってますが傷モノになったストロボカラーも惜しいので海っぷちから帰宅後にケア開始!!

まずはテールカウルから…


使用アイテムはサンドペーパーに足付け(ミッチャクロン)に油脂落としのパーツクリーナー、スプレーの塗料とクリア!


油分落としてから水ペーパーで磨き塗装面をならします。


いい塩梅に磨いたブツ


マスキング


そして足付けにミッチャクロン塗布


ドライヤーで強制乾燥


吹いては乾燥を4~5回程度繰り返してからクリアで仕上げ、お次はタンクに取り掛かります、カウルは塗装するだけなんで気楽ですがタンクはデカール貼りもやるので緊張気味w

タンクはほんの少しの凹み、指で触ると解る程度なので構想としては傷部分をデカールごと磨き足付け→塗装→クリア→仕入れ済みのデカールを旧デカールの上から重ね貼りって感じ…。

ヤマハ純正パーツから仕入れた新品デカール!


カウル同様傷部分を水ペーパー磨き!


磨き→足付けときて塗装開始!



タンクもやはり強制乾燥と塗布を繰り返し塗料垂れに最大限気を遣いながら仕上げその後はクリア吹き!

カウルもタンクも強制&自然乾燥で2時間位放置、夜になるの見越して室内で作業して正解!なんすがシンナー臭くて窓全開の換気扇ONで中毒防止w

乾燥後はいよいよのデカール貼り!


旧デカールに寸分狂いのないように慎重に貼り付け


若干の凹みがあるので指で空気を押し出しながらの作業、気泡が入らないよにここも慎重に!クルマのフィルム貼りの要領ですナw

貼り付け完了、我ながらいい出来!


よーく見りゃそりゃ解りますがバイクに装着しある程度の距離から見たら殆ど解らないレベルにはなった感じ、どうしても日焼けがあるんで塗った部分の色が少し異なりますがこれは実際装着して年月経てば色も馴染む事でしょう…。

構想通りに完成!




カウルもいい仕上がり!



これで修正塗装完了、今のストライプタイプも気に入ってるので暫くNEWカラーを愉しみ気分が向いたらまたいつでもストロボに戻すとしましょー(*^^)v
Posted at 2020/04/14 22:19:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | XJR1300 | 日記

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「オウチ弄り記 2025.6/14 http://cvw.jp/b/2682511/48485636/
何シテル?   06/14 18:18
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

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あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
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