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元Gureのブログ一覧

2020年07月22日 イイね!

あのクルマの系譜・その28~ダイハツブーン編~

あのクルマの系譜・その28~ダイハツブーン編~あのクルマの系譜・第28弾、今回はこれも複数の先祖を持つダイハツブーンを取り上げます!

ご存じの通り親会社・トヨタの登録車ボトムである「パッソ」と双子兄弟車、販売店の多さとネームバリューからパッソの販売量が圧倒的ですが一応共同開発を謡うもパッソ/ブーンはダイハツの企画・生産で行われ同社の長年に渡る軽自動車の経験が最大限活かされたモデル、ダイハツとしてもタントやムーブ等、好調な軽自動車に対し販売面では決して順調とは言い難いながらこれの上級登録車(アルティス、メビウス)がトヨタからのOEMであるため唯一の登録車自社開発モデルでもあり親との関係はありながらも”打倒!パッソ”を掲げているディーラーもいるとかいないとか!?!?

それではそんなダイハツの普通車に対する意地?であるブーン、やってみましょう。


【3代目(現行)ブーン】
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(2016~現在)

・先代同様トヨタとの共同開発モデル、生産はトヨタパッソ含めてダイハツにて行う。
・軽量高剛性ボディ(プラットフォーム)「Dモノコック」を初採用。
・予防安全機能(スマートアスシストⅡ→Ⅲ)搭載。
・ボディは5ドアHBのみ、エンジンは先代から引き続き直3 1L/1.3Lガソリン搭載。
・駆動はFF/4WD、ミッションはCVTのみ。
・2018~上級モデルにディーチューン エディションをOP設定、CVTのファイナルをローギアード化し乗用速度域での加速性能を高めるモノで非力という悪評をを躱す目的による開発。


【2代目ブーン】
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(2010~2016)

・先代同様トヨタとの共同開発モデル、生産はトヨタパッソ含めてダイハツにて行う。シャーシは先代をキャリーオーバー
・2012~アイドリングストップ搭載。
・ボディは5ドアHBのみ、エンジンは先代から引き続き直3 1L/1.3Lガソリン搭載。
・駆動はFF/4WD、ミッションはCVTのみ。
・先代の競技ベース「X4」は廃止。
・2012年迄先代ベースのMPVモデルのルミナスは継続ラインナップ。


【初代ブーン/ブーンルミナス】
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(ブーン2004~2010)

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(ブーンルミナス 2008~2012)

・従来型コンパクトモデルの「ストーリア」をネーミングチェンジ、ストーリア時代はトヨタ向け「デュエット」をOEM供給(全てダイハツで企画、開発、生産を行う)という形であったがブーン-パッソ(トヨタモデル)ではマーケティング等にはトヨタが入りトヨタ-ダイハツの共同開発モデルとなった。尚ベースは軽自動車のミラとなり拡大発展モデルがパッソ/ブーンであり発売時は登録車ながら軽のクオリティと揶揄され搭載エンジンも3気筒と軽自動車並みであった為評価は芳しいものではないも徹底したコスト低減がなされた事により従来型コンパクトとは一線を画すものであった。
・2008~ブーン(パッソ)をベースに7人乗りワゴン(MPV)モデルとなるブーンルミナス(パッソセッテ)を追加、ベースのブーンが2代目にFMC以降も2012年迄ラインナップされた。
・ボディは5ドアHB、5ドアワゴン(ルミナス)、エンジンはダイハツ新開発の直3 1L/1.3L及び1.5L 4気筒ガソリンを搭載、1.5Lはルミナスのみ、駆動はFF/4WD。
・先代ストーリアから引き続き競技ベースグレードとして「X4」を設定するがエンジンはベースを軽用→ブーンに変更、ダイハツKJ-VET型4気筒DOHC16バルブ1 133PSターボエンジンに変更している、X4は5MTのみ、他グレードは4ATのみの設定。


【ストーリア】
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(1998~2004)

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(X4 1998~2004)

・ブーンの前身である「ストーリア」に充るもストーリア自体が長年ダイハツ登録車コンパクトを支えた「シャレード」のネーミングチェンジモデルでありシャレード後続として発売されるも成績は芳しくなく1代限りのネーミングとなった。
・先代のシャレードが2000年まで併売。
・ボディは5ドアHBのみ、エンジンは直3 1L 直4 1.3L(2000年~)直4 713cc(X4)ガソリン搭載。
・駆動はFF/4WD、ミッションは4AT/5MT。
・競技ベースの「X4」は軽自動車のミラ等に搭載された660ccDOHCターボエンジンを713ccとしたチューンエンジンを搭載、120psを誇るモンスターモデルでラリーやダートラユーザーに向けた特別車輛で快適装備を省き(一部OP設定は可能)戦闘力重視モデル。
・ストーリアデビュー以後タイムラグを置いてトヨタにOEM供給、「トヨタデュエット」も設定されディラー網や販売力により供給元のストーリアよりデュエットが販売量では上回っていた。


【4代目(最終)シャレード】
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(1993~2000)

・初代シャレードが”リッターカー”を大々的にアピールした事により先代3代目までは1L3気筒エンジン搭載に拘るも4代目ではボディの大型化と重量増により遂にこれを廃止。1.3L/1.5L/1.6L(全て4気筒エンジン)となった。
・ボディは4ドアセダン(ソシアル)/3HB/5HB、ミッションは5MT/4AT。
・1987年で途絶えたスポーツグレード「デ・トマソ」が復活し話題となる。
・ソシアルに関しては94年迄先代を継続しHBより遅れてのFMC、尚ソシアルをベースとした派生であるトールワゴンである「パイザー」が96年に設定。

【3代目シャレード】
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(1987~1993)


(ソシアル 1989~1994)

・初代~2代目の実用一辺倒のボディデザインを改めイタリア調のデザインに拘るスタイルを採用、これにより居住性(特にRr)は悪化。
・搭載エンジンは多岐に渡り伝統の1L 3気筒ガソリンの他、同ターボ(DOHC12バルブI/Cターボ)、1.3L 4気筒、1L 3気筒ディーゼル(NA/ターボ)を揃える。
・ボディは4ドアセダン(ソシアル 89~)/3HB/5HB。
・駆動はFF/4WD、ミッションは4MT/5MT/3AT。
・先代で大きな話題となった「デ・トマソ」は廃盤となるもDOHCターボの「GT-XX」がデトマソの後を受けるHOTハッチモデルとしてラインナップ。


【2代目シャレード】
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(1983~1987)

・初のFMCでシャレード2代目となる。
・初代の売りであった1L 3気筒エンジンに拘りベース、ターボ付き、ディーゼル、同ターボ全てがそれであり特にDeに関しては世界最小Deエンジンとして世界から注目された。
・先代で参考出品に留まった伊・デトマソ社監修の「シャレード デ・トマソ」が2代目で市販される。
・ラリー用競技ベースに「926ターボ」を84年に設定、グループBのホモロゲ取得モデルであった。
・ボディは3HB/5HBでそれぞれにハイルーフモデルも設定、また、4ナンバー商用登録のバン=所謂節税バンもラインナップ。
・ミッションは4MT/5MT/2AT/3AT。


【初代シャレード】
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(1977~1983)

・シャレード発売前の1975~76年、排ガス対策の時期に充り小排気量に規制クリアは不利という部分で各社軒並み燃費等経済性に優れた1Lエンジンを廃止、唯一ダイハツだけがシャレードの前身である「コンソルテ」に細々搭載していた(最終77年には廃止)が新モデルとなるシャレードはこの”1Lカー”を大々的にアピール、当時としては驚異的低燃費を誇る新開発CB型1Lエンジンを武器に入門車やセカンドカー需要に高い人気と販売量を誇った。
・1Lカー以外にも5㎡カーとしてもアピール、Lカーとしてコンパクトサイズながら定員の充分なスペースと積載を誇りこの部分でも人気。
・前任コンソルテがトヨタのパブリカ/同スターレットの供給モデルであったのに対しシャレードは企画・設計・開発・生産全てがダイハツオリジナル、親会社のスターレットより1Lエンジン搭載(スターレットは1.3L)の為格下でありトヨタより開発許可が下りコンソルテの前身である「コンパーノベルリーナ」以来7年ぶりの自社開発モデルであった。
・ボディは当初5HBのみ、78年以降クーペ(3HB)を追加、クーペはマリンウィンドウと呼ばれた丸形のRrクオーターの小窓が非常に個性的。
・駆動はFFのみ、ミッションは4MT/5MT/2AT。
・コンソルテ時代の1Lは4気筒であったがシャレードでは当時では振動他で邪道扱いされていた4スト3気筒をバランサー等の採用により問題点を克服、現在このクラスで当たり前となる3気筒エンジンを広める元祖となった。


【コンソルテ/コンソルテベルリーナ】
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(コンソルテベルリーナ 1969~1972)

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(コンソルテ 1972~1977)

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(コンソルテクーペ 1973~1977)

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(コンソルテ4ドア 1973~1974)

・シャレードの先代となるのがコンソルテ、デビュー~1972年まではコンソルテの先代となる「コンパーノベルリーナ」を継いで「コンソルテベルリーナ」が正式ネーミング、73年以降は「コンソルテ」のみとなる。
・73年までは2代目トヨタパブリカの供給モデル(双子兄弟)であり2ドアセダンのみ、73年以降にクーペと4ドアはやはりトヨタのパブリカスターレットクーペ及びセダンの双子モデルでありそれぞれグリルやテールの一部、バッジ(エンブレム)のみオリジナル。
・1969年のトヨタ-ダイハツ業務提携以後、ダイハツは軽専業とされ登録車の自社開発はトヨタから止められる事となった、しかし提携以前の先代コンパーノベルリーナの代替え需要やダイハツ社内事情もありパブリカ/同スターレットの供給がなされた。
・コンソルテデビュー時はコンパーノの4ドアセダンをカバーするモデルがトヨタにも不在であったが1973年、パブリカスターレットに4ドアが追加された事によりこれの供給を受けるも1974年、トヨタよりオリジナルモデルの開発が許され(実質は当時旧型になった2代目E20系カローラベース)シャルマンがダイハツ自社セダンとして登場、これによりコンソルテ4ドアは廃盤となり僅か1年余りのラインナップだった。
・搭載エンジンはダイハツ製1L 4気筒、トヨタ製1.2L4気筒となるがシャレードデビュー前に1Lは一旦廃止、排ガス規制不適合の為。
・駆動はFR、ミッションは4MTのみ、DECS-Cによる50→51年規制適合(1Lは50年のみ)
・先代コンパーノベルリーナの4ドアセダン最上級グレードのスーパーDXのみコンソルテが2ドアのみであった為1970年までコンソルテと併売。


【コンパーノ/コンパーノベルリーナ/コンパーノスパイダー】
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(コンパーノライトバン 1963~1969)

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(コンパーノベルリーナ 1963~1970)

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(コンパーノGT 1965~1969)

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(コンパーノスパイダー 1965~1969)

・現行ブーンの祖先に充るのがトヨタ提携以前のダイハツオリジナルモデルであったコンパーノシリーズ、マイカー元年と言われた1965年以前、かつての通産省国民車構想に応えたの600~800㏄モデルでありトヨタパブリカ(700~800㏄)マツダファミリア(800~1000㏄)、三菱500/コルト600(500~600㏄)と並んで小型大衆車ブームを牽引しマイカー元年に繋げる役目を果たす。
・当時でもモノコック構造がほぼ主流になる中で古典的なはしご型フレームを採用、これによりボディバリェーションが幅広く設定でき2ドアセダン/4ドアセダン(65~)、トラック、バン、オープンモデルがラインナップされた。
・デビューは時代的に貨客兼用車が重要視されてり初代マツダファミリア同様、まずはライトバンから発売、市場の反応が上々である事から順次ボディバリェーションを増やした。
・ネーミングは基本「コンパーノ」でありバン、トラックと後追加のスポーツモデルに名付けられオープンはスパイダー、セダンはベルリーナのサブネームを採用。
・搭載エンジンは直4 800cc 同1L(65~)、駆動はFR、ミッションは4MT/2AT。
・65年、スポーツモデルのコンパーノGTに国産量産初のインジェクションモデル(機械式燃料噴射装置)を追加し話題となるも時代が早過ぎて普及はせず。



あのクルマの系譜~ダイハツブーン編~…
Posted at 2020/07/22 01:36:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 系譜 | クルマ
2020年07月20日 イイね!

道志~山中湖~サザンビーチツーリング♪

道志~山中湖~サザンビーチツーリング♪約20日ぶりのバイクツーリング、何せ雨ばっかしよー降るじゃんね、まぁ、梅雨だから当たり前かーw

バイク乗らんとストレス溜まる、先週から天気予報と睨めっこし昨日と今日なら降られずに済むと踏み昼前に出発!!

保土バイ→R16→圏央相模原~圏央道~相模原ICと順調に走り神奈川・山梨の2輪の聖地!?である道志みちに久々に乗り入れ!

平日なんでスイスイ快適にワインティングを飛ばします、何か雲行きは怪しいけんどこの段階では無事!

道志村の清流で癒されます…
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1時間少しでいつ以来だろう?かなり久々道の駅どうしに到着!
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過去ブログ漁ると前回ここに立ち寄ったのは2019年3月27日だったんで1年4か月ぶりです。
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ここは神奈川・山梨・東京のバイク乗りが集うメッカ、到着時に大迷惑な旧車會が4~5台たむろっておりゼファー400やXJR400で爆音大会やってるんでWCだけ済まして行こうかなと思ってたらトイレ中にいなくなってたんで大休止(*^^)v

『赤道を超えても腐らない水を神奈川県横浜市に供給しています』的な文面、横浜市民としてありがとう道志村って感じで…
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休憩終了、相変わらずバイクPはバイクの品評会みたくなっている…
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どうしを出発すると雨パラパラ、少し走るとザーザー降りで最悪、途中コンビニで雨宿りしながらスマホで天気チェックすると山梨県道志村~山中湖村、午後から終日雨になっている(汗)

いつも”詰めが甘い”と言われる元Gure、横浜や熱海の天気はチェックしてたんだけど本日出発時にいつも×2何とかの一つ憶えの熱海を止め道志に来たんでこっちの天気は未チェック、当然雨具の用意はナッシング(-_-;)

しかしこのコンビニ、たかがコーヒー1本しか買ってないのにズブ濡れのワタシを見て『少し切れてますが使えるカッパ、処分するんでどうぞ!』とタダで提供して頂きありがたやありがたや、まぁ、薄いペラペラのビニールのヤツですがないよりはマシ、しかし田舎のコンビニって親切だよねー、”施されたら施し返す、恩返しです!”By大和田(早速だよwww)って事で今度来た時には少し高い買い物せんといかんわ。

せっかく来た山中湖も降雨の為写真だけで通過…
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もう山中湖ではザンザン降りでせっかくのカッパもほぼ無力でパンツ、靴下の中までグッショリだし気温、下界は28度もあったクセに山中湖辺りは20度程度なので濡れた身体でしかも夏用装備の為かなり寒い、震えながら乗ってましたわ(泣)

R138、篭坂峠を降りて静岡・小山をかすめてからR246に入り山北→松田と走りR255で小田原、ここから西湘BPに入り湘南海岸に出ます、雨がなければ山中湖→河口湖と抜けて中央道で戻るつもりがとにかく雨から逃げたく降雨情報がない海側に出たって訳、山側(山梨県側)はずっと雨予報だったんで…。

サザンビーチ茅ケ崎で休憩
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恒例www
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予報通り海に出ると曇りながらも雨はなかったながらそれでもR255小田原手前まではずっと降っていて参りました、下界で気温が上がったので唯一の救いでしたが。

~♪烏帽子ぃ岩が遠くに見えるぅ~
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サザンビーチ後は一気に家路に!! 身体冷えたのと雨中走行でペケJ、悲惨な状況になってるんで帰宅後は下回りを重点に洗車っす!
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洗車後はWAX、ズブ濡れチェーンに給脂!
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と予定の半分は雨でNG、夕方帰宅予定でしたが3時間少々と目標距離200㎞達成も不可、しかし錆付き防止は出来た事でしょう(^^)/

ハイタッチ!drive
2020年07月20日 11:38 - 16:53、
187.87 Km 3 時間 5 分、
2ハイタッチ、バッジ15個を獲得、テリトリーポイント120pt.を獲得
Posted at 2020/07/20 20:30:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記
2020年07月18日 イイね!

珍車PART872

珍車PART872珍車872弾、今回のもなかなか出会える代物ではないと思いますゼ(-_-;)

これが出た時は少なからず驚きましたねぇ、まぁ、時代的に初代レガシィが火をつけた空前の?ステーションワゴンブームですから出ても不思議はないながらまさか日産、実質GT-Rのワゴンを出すとは思いませんでしたし我が国を代表するハイパフォーマンスワゴンのTOPではないかと思います…。

⇒『平成11年(1999)初代C34改型ステージア260RSオーテックバージョン』!!

これも探そうと思ってもなかなか出ません、何せある意味特殊車!?的存在でしたからね、ワタシも実物触ったのは2回程度、転がしたのはたったの一度でした…。

当時仕事で日産にも出入りしており茅ケ崎のオーテック本社で新車を造ったばかりの時に内覧的がお初、その後出回ってから中古を一度扱った程度ですがインパクトはハンパなく今でもその時の驚きはよーく憶えております(かつてのえんま帳という元Gureメモを見返してはいますがw)

カタチと名前は違えど実質スカイラインGT-Rのワゴン版、ステージアは96年、スカイラインR31のワゴンの後継としてラインナップ、強敵レガシィの車格を上回る高級Lクラスワゴンは長年そこに君臨したY31セドグロワゴンの後継も兼ねていたのでその豪華さはベースとしたスカイラインR33やC34ローレルを超える豪華さと紳士的な造りがウけ、ステーションワゴン全盛期の力もあり人気モデルとなりました。

ライバルはトヨタのクラウンエステート(S170系)と定めただけありその豪華さはある部分では車格を超えていた印象、しかしより想像を超えたのが突然の如く現れた260RS、97年に当時のR33 GT-Rのエンジンやパワートレイン、足回り(Rr)をステージアに移植、気品あるLクラスワゴンに突然獰猛な日本最速ワゴンが現れいくらワゴンブームでも日産、こんなの出すか!?と誰しも驚いたと思います!

もちろん乗ってみてもとても大人しい?外見からは想像つかない足の速さは当然、ワゴンな分ボディ剛性はGT-Rと較べるとやはり貧弱さは感ずるもそれも街乗りだけなら充分の補強が施されエボワゴンとこの260RSだけはワゴンを忘れる乗り味でした。

R32でGT-R復帰後のまだまだ興奮冷めやらない中、次期R33 GT-Rがベース!
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まぁ、オーテックというところはR32時代の4ドア GT-R?(但しNA)やR33の4枚GT-Rとか普段は救急車とか特装車の開発/製作拠点ながら油断してるとこうしたスゲェのを出して来ますからね、にしても当時アベニールサリューとか対レガシィ用ハイパワーワゴンはメーカーが出していたのでまさかとは思いました、別名”GT-Rワゴン”、前述のクラウンエステートのアスリート(1JZ-GTE 直6 2.5L DOHC+ツインターボ280ps搭載)やレグナムVR-4(6A13 V6 2.5LDOHC+ツインターボ280ps)等の他社Lクラス最速ワゴンを超える性能を誇示、GT-Rワゴンに相応しくアンチョコにステージアにRB26DETTを移植したってだけでなくスーパーハイキャスやワイドトレッド(ノーマルとはOFFセット別あつらえ)やブレンボブレーキなどGT-Rの性能をそのまま持ってきておりその迫力ある意匠もライバルを圧倒するものでした…。

ノーマルのステージアとは一目でその性質の違いが判る260RS
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後の三菱ランサーエボリューションワゴンやカルディナGT-FOURにも言えますが誰がこんなワゴンを求めるの?的な疑問はありましたがとにかくあり触れたGT-Rやエボとは異なるレア度と独特なオーラは凄かったですねー。

さて、現車ですが年式からすれば少走行?となる実働15万㎞、小規模事故落ちですが内外Cという高い評価を得ておりマニアにはタマらん状態、年式なりのヘタりはあるも機関的に致命傷はない様子!
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当時は不評だった33 GT-Rに代わりこちらを推す声もあの頃はよく聴きましたがワゴンブーム終焉と共に忘れ去られつつの感も否めない260RS、米国の25年ルールのおかげで天文学的値段になった人気のR32、R34に引っ張られるカタチでかつての不人気33 GT-Rも今や雲の上の金額、そこ行くとこの出品車もまだ常識的な金額(それでも素のステージアの取引金額の10倍してます!)なので名器RB26DETTを味わうには一番安い選択肢かもしれません。

GT-Rワゴンに相応しく5MTのみという潔良さが素敵な260RS現車の室内はまだまだ綺麗!
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しかし振り返るとこの頃の日産はやはり勢いと面白さ、情熱がありましたよね~、いや、90年代は日産に限らずどこもワクワクするような新車が目白押し、クルマ達の絶頂の時代でしたんで当たり前ですが後のゴーン体制期に移ってからどんどん没落、今やあの有様ですからねー、それでもZやGT-Rの火を燃やし続けたのは唯一ゴーンの功績だとは思いますがまた元気を取り戻して欲しいモンですね って三菱ヲタクが恐れ多い台詞ですが(大汗)

外装の状態も程度良く美しさと迫力はまだまだ失っていない出品車!
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出品は関東、落札は記載した通りGT-Rのようなお化け価格ではなかったながら素の初代ステージアは一桁万円流通の中、その10倍以上なのでこれのマニアの方々はお早目にお願いしまぁーす!って感じですナ(^^)/
Posted at 2020/07/18 21:24:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2020年07月13日 イイね!

゛K”を愉しむ!

゛K”を愉しむ!雑誌風に言えば”Kカー”ってヤツ、最近極レアなH27Aミニカダンガンを手に入れすっかりと久々にそのKカーってヤツを愉しんでいます(^^;

ありがちなオッサンの若者に対する「昔は良かった」自慢になっちゃうんで若いヒトには申し訳ないですがネ、でも実際今の時代、気軽に買えて愉しいクルマって軽位しかないんじゃね?って気もするし…

勿論その「愉しい」の定義は昔の若者(つまりワタクシら)と今の若者では価値観も時代も違うんで何ともでしょ、今流行りのハスラーやタフトなんかに”愉しさ”を見出すのも理解できるし我々の時代のように”L/100ps超え”とかツインカムだターボだ!4バルブだ5バルブだ!スーチャーにインタークーラーも!っていうのが愉しい時代も確かにあった訳ですがいつの時代も共通するのは「安上り・気軽・気負いなく乗れる」って点かな!?

かく言うワタシん所はKカー3台のオーナーをやらさしてもらっています。

①雪遊び用
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贅沢な20バルブの4気筒、重いしパワーはないも走破性は軽の範疇を超える!

②ヒラヒラ走り!?用
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高速は不向きながら街中ではバイク感覚のヒラヒラが味わせる!

③お買い物&足&通勤用
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足としては優秀、これだけ中広いと普通車の出番ナシ!

3台が3台共それぞれ特色があって乗ってて飽きない、しかも維持費安い!勿論メインは普通車なのでそれを所持した上での真に贅沢な物言いですがそこはご勘弁m(__)m

思えば若き日、免許取得したその時、亡親父のセカンドカーにあった昭和43年式のホンダN360TSがワタシのKカー履歴としては最初、空冷だしヒーターはエンジン熱をダイレクトに入れるのでガソリン臭い、当然旧々規格なので運転姿勢は不自然(ペダルが大幅に左にオフセット=ホンダだけでなく当時のKはこれが当たり前)と不満言えばキリがないも燃料喰わないし気軽に乗れてその軽快感はこの上ない、バイクのヒラヒラ感に近く360ccという小排気量のため常に高回転を維持、パワーバンドを維持するためギアチェンジも頻繁でそれが疲れると取るか愉しみと取れるかですね、ワタシの場合絶対パワーやスピードは低くても小さい・軽いというのがどれ程愉しいかを教えてくれたクルマでした。

親父はその後ホンダZ-GSS(HTになった最終)を経てスズキフロンテクーペ→セルボと買い替えその恩恵に息子のワタシも預かった訳でセルボを除きサブロク時代のKカーを満喫、言っても当時80年代前半ですから60~70年代のこれらのK、一桁万円で味わえたのが親父の道楽がエスカレートしたんでしょうね~、最後はセルボを貰い20代前半の小僧のクセに普通車+セカンドカーという身分、貧乏人のクセして若い頃からクルマやバイクには金に糸目付けない困ったヤツでしたwww

若き日に強烈な印象を残したNコロTSとフロンテクーペ!
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Kも排ガス対策を迎えた70年代後半からスポーツモデルとかは消え失せ単なる”ガマン車”に一時成り下がりすっかり魅力は失せワタシも若気の至り?何か貧乏臭くて一時期軽ななんてプライドが許さん!!って感じで遠ざかりますが80年代後半、普通車に訪れたハイパワーブームの再燃がKの世界にも波及、我が三菱が82年に『ミニカami』に世界最小ターボで”ハイパワー”を誇示するとスズキがアルトワークス、ダイハツがミラTR-XXでアッという間にミニカのお株を奪いましたね、そりゃそうです、ミニカは単にそれまでの2気筒SOHCにターボ付けただけ、スズキダイハツはツインカムにI/Cターボ等本格的でしたし多気筒化していくし…。

Kハイパワーの代表格のアルトワークスとミラTR-XXは今や名車ですね!
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勿論三菱もスバル(富士重)も上記2社のガチンコを黙って観ている筈もなく三菱はミニカダンガン、スバルはヴィヴィオRX-Rとまるで上級のギャランVR-4→ランサーエボリューション、インプレッサWRXをそのまま小さくしたようなブっ飛びKをリリース、ワークスやTR-XXが速いのは速いも少し攻めると足やボディが悲鳴を上げる中でダンガン、RX-Rは後出しだけありその部分も煮詰められており90年代初頭のまだバブルの香りの残る好景気の時代、Kとは言え金掛かってましたよ、エェw

とても軽のクオリティではなかったスバルヴィヴィオ
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ワタシ的にはこの頃でもまだ20代後半、今こうして振り返ると魅力溢れるKがゴロゴロしていた中で普通車のハイパワーしか眼中なかったですが仕事で下取りした古いミニカバンを何のけなしに転がすとこれがオモロイ事!

360→500/550の新規格(当時の)に移行する過渡期のモデルで旧ミニカ70~73(69~73年)時代の商用バン、これを何と82年まで造ってた訳、もちろんこんなのは当時とすれば本来解体屋直行なのですがあまりに面白くて延命して半年程乗ってました、旧360時代のボディに550ccのエンジンを載せしかもこの頃はミニカ、FRでしたのでパワーはないながらバンという質素さからなる軽量なFRはどれ程愉しかったか!これで箱根や大垂水を夜な夜な走ってましたからね、当時から変質者(笑)
乗用ミニカより商用だったのも排ガス規制が甘く当時の2Gエンジンの本来に近いパワーがあったのも魅力、28ps位だったかな!?でも4MT+FRの軽量ミニカ550バンはとにかく面白かった!
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90年代、ついに行きつくとこまで行った感があるビート、そしてカプチーノも殿堂入りですナ!
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ビートは久々のホンダの魂を見せつけられたしカプチーノはわざわざFRレイアウト!どちらも転がした事ありますがそのタイトさで欲しいまで思えないもこれぞバイクの延長でしょ…

と思い出話は尽きないですが現在、普通車でワタシ的感覚の”愉しい”を味わおうとすればかなりの出費ですよね、GT-RしかりGRスープラしかりNSXなんて夢のまた夢…

今の若者にはワタシ的感覚の愉しさは絶対的に少数派は承知ですがそれでも確実に存在しています、現代だってその欲求を満たしてくれる、しかも安価で気軽にというKの原点を失わないモデルも存在しますよね?
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勿論普通車にだってスイスポだとか少しはあの頃を感じさせるクルマもありますが軽と比較すると維持費はそれなりにする、70~90年代のKに較べたら安全性などは隔世の感がありますし気軽にリーズナブルに走りが愉しめるのはクルマや中身は変わっても今のKも不変ではないかと思います、勿論定石であるワゴンRやタント、ジムニーなんかも否定しませんヨ、今も実用のek(オッティ)、過去には軽トラや軽ハコも愛用した身ですからそれぞれの用途で選べばいいと思います!

ただ走り好きには普通車に消えた”愉しみ”まだまだKには残っていると思うんでネ、ウチの息子らにも言うんですがそのうち所帯持てば嫌でも?ミニバンとかになる、走り愉しむならKという選択もあるから2台持ちできる位の稼ぎをしろよ!とw
今走り好きの若い衆にも同じ事云いたい、あっ、裕福な若い方はGT-Rでもポルシェでも乗って頂いて結構ですが(笑)
ワタシもダンガンが仮に何かの事情で手放さざるを得ない(震災とか水害とか…)場合、今後も”Kカー”に愉しみを見出して行こうと思っちょります(^^)v
Posted at 2020/07/13 22:04:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2020年07月07日 イイね!

珍車PART871

珍車PART871かなりの大物キターーーーって感じです、これはワタシのダンガンも敬礼しますって(笑)

しかし良く残ってましたよねぇ、コレの残存、もしかして最後の1台?じゃないとしてもそれに近いんじゃないかと思います、実車は軽く30年は見てないと思いますヨ。



⇒『昭和48年(1973)初代TA12型カリーナ2ドアセダン1600GT』!!

兄弟分のダルマセリカ、派生のカリーナHT GT、同じ名器2T-Gを積むTE27レビン/トレノは旧車ショップに出向けば見る事もできるし流通の場でも根気よく探せば出会える事もまだあると思いますがカリーナセダンGTなんて絶対と言っていい程見つからんと思います、ハイ。

80年代半ば位まではこれも見れましたが70年代未対策スポーツが持て囃された頃でも数も少なくまた特徴的なテールがスポ車好きには嫌われスポーツモデルとしては不人気だったセダンGT、カリーナはセリカと同時に1970年に発売、クーペ/HTのセリカ(若者向け)に対しファミリーユース前提のカリーナは当初2/4セダンのみのラインナップ、頂点は当時のトヨタ戦略の定石を行くDOHCエンジンを搭載する「GT」でありセダンながらカリーナにもラインアップ(当初GTは2ドアセダンのみ、後に4ドアも設定)されますが2T-G搭載のGT人気は圧倒的にセリカが持って行き見かけが大人しくいかにもファミリーモデルのカリーナGTの需要、ほぼありませんでした‥。

そしてセリカセダンだったカリーナに73年、流行の2HTが追加、セリカの派手さを嫌うスポーティモデルを求めていたユーザーにこれがどハマリしセリカに肉薄する人気を獲得、この事によりセダンGTはより売れない結果となり80年代で見かけるのもほぼHTでしたよね、ご同輩w

1973年に追加設定されたHTはセリカを上回る人気モデルに!


しかし解るヒトには解る!?セダンGTはいぶし銀のシブさがあり同じ類のコロナセダン2000GTや後年のセリカカムリ2000GTと共に”羊狼”的魅力があるのも間違いない、ハコのDOHCモデルはHTやクーペのそれよりも貴重でもあり熱狂的マニアもいるのも事実、この出品車もそうした歴代マニアに慈しまれ今日まで50年近くを生きてきたのでしょう…

R点、内外DBという年式からしたら破格の評価ですがこのクルマは残っている事自体が既に高評価!


現車、最初のMCが入り4ドアにもGTが追加された以降ってのも希少、最初からラインナップしていた2ドアGTは上述の通りHT、そして4ドアGTがラインナップされた以降より影の薄い存在になっており当時コレ買ったヒト、イイ意味で物凄い変質者ですよねーwww

この年式になるとダッシュの歪みや割れは致し方ないですがそれでも画像の限りそこそこのイイ状態を保っていると思います!


出品票記載ありませんがクーラー装着車、この時代他社は吊り下げ式クーラーが当たり前の中でトヨタは一部(カリーナ以上)組み込みユニットを採用しており何気に進んでいました!


シートは張替え?って位綺麗、5桁メーターの為横行不明扱い(改竄扱い)ながらこのシートが未再生ならば実走行の可能性も高い!


あれだけゴロゴロしていた2T-GエンジンもさすがにもうないでしょうからOIL漏れ等不具合は気になりますが70年代の頑強ブロックのT型エンジン、ワタシも過去セリカGTのレストアに関わる機会がありましたがエンジンそのものはマジに耐久性凄く問題はこれを弄れるイイ職人さんに出会えるか否か!?に今後の維持に重要な事柄ですね。

かつてのトヨタテンロクGTの主役だった名器、2T-G型1600cc 4気筒2バルブDOHCソレックスツイン115ps!!


後続機の4A-Gには勿論適わないもこの2T-G、ソレックスだった事もありエンジンサウンドは4A-Gよりはブロックが頑丈な分、音質は低めで重低音?の魅力、しかし回すとツインカムらしい耳障りのいい高音を発生、これこそ回してナンボで回転上げた2T-Gは上位機種の2L DOHC 18R-Gよりも楽しかったんですわ、18Rはトルクで走る、2Tは馬力で走るって感じでした。

外装は1度や2度のALLペンやレストアはしているのでしょう!?およそ半世紀を経過した車輛には見えませんよね!



カローラよりは豪華、コロナよりは確実に小さいという”隙間産業”で成功したカリーナ、地味にある意味一世を風靡した隠れた名車ですが後続アリオンも風前の灯、セダンも壊滅しましたよね、合掌。。。

A/W以外はオリジナル、品を悪くしない程度のローダウンも個人的には好印象!艶も充分あり綺麗な10カリーナ!



当時はこの個性的なテールランプ、Rrスタイルが評判芳しくなくカリーナセダンは若者には少し損していた感じでした。
しかしオリジナルエンブレムだけでも相当な価値ですよ、えぇ…。



出品地は東海地区、お膝元ですネ!落札価格は意外に低い感じですがそれでも店頭プライスは軽く3桁は超える、ダルマやカリーナHTは200,300となる現在ですからこれでもリーズナブルな絶版旧車でしょう、今ならHTよりも目立つセダンGT、アリですネ、金さえあればwww
(^^)/
Posted at 2020/07/07 20:20:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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