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元Gureのブログ一覧

2020年12月18日 イイね!

珍車PART883

珍車PART883珍車883弾はこのクルマ!

最近の旧車
高騰に例外なく含まれるセリカ、しかしトヨタ系旧車って何故か日産のそれとは異なりケンメリやハコスカ、ブタケツローレル、S30ZやB110サニー等、高騰前からある程度の高値を指していながらトヨタ2000GTやTE27レビン/トレノを除きなかな値段が付かない、今回のお題である初代セリカにしてもつい4~5年前まではせいぜい70~100万って感じだったのが今ではその3倍4倍っという大変な事になっておりますねぇ(*_*;

って事で今回はコレ

⇒『昭和50年(1975)RA25型セリカLB2000GT』!!

トヨタマニアには超お宝のLB2000GT、しかも75/11登録って事はギリギリの未対策モデル、73~75年の2年間しか存在しない18R-G型DOHCソレックス×2 145psの未対策モデルです。
1976年からは当時世界一厳しいと言われた昭和50年排ガス規制、所謂マスキー法(米国)の実施が日本でも行われるためその前年の75年は未対策車生産、販売の最後の年、比較的早い時期に規制適合していたホンダやマツダ、三菱他はクリアエンジンに早々と切り替え未対策は在庫のみの販売、しかし規制対応に遅れたトヨタは規制開始ギリギリまで未対策エンジンを大量に抱えていたため通常より高い値引きで販売、75年年末まで未対策車が買えるのは唯一トヨタのみって感じでした。

ただ、DOHC+ソレックスで売っていたトヨタ車はそれが幸い、軒並みパワーダウンした対策エンジンの新車よりも75年中にスポーツ専門店等はこれを見越し仕入れた未対策モデルをプレミア(と言っても常識的価格)で販売、当時はOILショックの引きずりと低公害ブームによりスポーツモデル=悪 的な見方がある中、75年のトヨタ未対策大量販売によりスポーツマニアは競ってこれの新古を求めたモノでした…。

そんなトヨタDOHCの中で最も高い人気を得ていたのがセリカLB、1973年に従来型セリカ(通称ダルマと言われるHTクーペ)に追加されたHBクーペは他のDOHC(マークⅡGSS/コロナGT/カリーナGT/ダルマセリカGT)の中でもTOPクラスの人気、当時神的販売・人気を誇るケンメリには遠く及ばないながらもスポ車ファンのハートを射止めた名車だと思います、個人的には敬愛するギャランGTOをパクるスタイリングは当時許せませんでしたがそこにバックドアを設け多用途をアピール、GTOとは比較にならない支持を得ていたのもトヨタ商法の見事さをみせつけられましたねぇ。

1970年、ギャランGTOと共に日本のスペシャリティカーの礎を築いたセリカ(ダルマ)
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LB追加以降はこれがセリカのメインになり2代目40系~3代目60系も同様、4代目FF160系以降は最終モデルまでLBとは名乗らなくともHBクーペのみとなったセリカのある意味代表的ボディスタイルと言え初代LBがその原型造ったと言っていいでしょう、現在の旧車取引では初代の場合、残存が多いのは生産、販売期間の長いダルマ、LBとの残存差は7-3(3がLB)位かな!?これにより初期ワンテール時代のダルマを除きLB、特に最高峰2000GTはかつて追いつけなかったケンメリに並ぶ高額を付けるようになりました!

初期ワンテールのダルマは保安基準改正前の赤目が希少、70~72年のモデルで残存が極端に少なくこれも超プレミア。
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それでは現車を見てみます、内外CB、総評3は年式からすると極上の部類、ALLペンの1度や2度、部分レストアなんかもしているかもしれませんがこれが未再生だとしたら歴代オーナーさんの努力の賜物ですネ。

A/C不良やガラス開閉の難程度で致命的不具合は見当たらないLB、走行9万㎞台は5桁メーターなので記録さえ残っていれば実走ですしマニア垂涎でしょう…
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内装もこの通りでシート切れ、ダッシュ割れも画像の限り見当たらず往年のスパルタンなイメージを維持しています!
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エンブレムレス、社外A/W以外はオリジナルを保ち当時のイメージカラーのモスグリーンも綺麗な状態!
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ルーフに至るまでこの艶!!恐らくALLペンをしていると思われますが40年車庫保管って可能性も!?
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出品地は関東、落札は3桁は当然のトリプルスコアですが希少な未対策18R-Gの2000GTですからねー、これでも安い?感じかも。

余談ですが10年程前、73年の不動ダルマ1600GTを買取し部分レストア→実働にし販売した事ありますがこの時買値が確か50万位、販売は150万程度でしたからねぇ、 LBに較べれば安価とは言え今ならダルマ2テールでもこの倍は行くと思います、既に手の届かない世界に羽ばたいた70年代スポーツ車、高額になった故に今後はより大事にされるとは思いますがくれぐれも金持ちの道楽で投機対象とされ各オークション(日本限らず)でたらい回しされホントに好きなユーザーに渡らない事がないように願いたいモノです(^^)/
Posted at 2020/12/18 17:31:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2020年12月15日 イイね!

ガソリン車販売禁止(/ω\)

ガソリン車販売禁止(/ω\)つい先だって政府から衝撃の?発表が…

https://news.yahoo.co.jp/articles/388db2ad77b9c3f6daebe56baabd760b99871793

まぁ、時代の流れ、全世界がこの方向に向かっているのでもう止めようもないながら今回の政府発表、マスゴミが相変わらず大騒ぎ、中にはフェイクや根拠ない予測で記事書いているのもあり時代遅れの内燃機関マニアwとしては腹正しくもありーので…

既に決定事項のように書きまくってますがあくまで今のところは”目標”2030年とか2035年とか2050年とか言ってますが政府お得意の観測気球みたいな感じもします、しかし遅かれ早かれ純ガソリン車はなくなるんでしょうが恐らくトヨタがこれだけHV推しをしている日本ではHVは禁止対象外でしょう、個人的観測には違いないですが日産のeパワー、トヨタ/三菱のPHV(PHEV)、スズキのなんちゃってHV(エネチャージ)なんかも禁止には含まれないでしょうし日本独自の軽自動車は多分こうしたマイルドHV化するんでないかなぁ、軽もEV義務化なんて言ったらその文化、終了だと思われ…
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それと気になるのはDeの行方、今回は”ガソリン車”の規制、つまり軽油で走るDe車はどうなるんだかが気になる、乗用車はHVなりEVなり燃料電池でもいいでしょう、しかしバス・トラックをEVなんてまだまだ無理な筈、現在のDeエンジンの力をEVでやるならトラックは荷台一杯電池だらけで荷物載せるスペース、積載量が確保できる筈もないしバスにしたって大型路線で定員10名とか(爆)

配送車にHVのトラックが出始めておりますしCNGなんかもあるけどこれらのドライバーさんと話すとパワーはDeとは比較にならないと。革新的技術進歩で今後そこら辺は克服していくと思われますが莫大な費用もかかりこれが配送料や運賃に跳ね返りとても今のような安価な生活は送れないように感じる。
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そして一概にEVを親の仇のように推奨するのは都会人の戯言、地方や雪国でこれらがガチで生活の足になれると思ってるのは机上の空論お得意のお偉い方々のみ、2~3年に一度は起きる大雪で足止めされたEV=電欠になった時の処置どうすんの?
I-MIEVやリーフが出た10余年前から言われているB/Tを小型化してカートリッジ式にしポンと丸ごと交換できるようになる、或いは道路という道路に配線巡らせて車底部から常に給電するとかの技術がないとまだEV、まともには使えないでしょう、まさか市電や昔のトロリーバスのように日本中の空に電線張り巡らせる訳にもいかんでしょうし(笑)

そしてこれは都会でもですが仮に2030年以降に電気スタンドが現在のガソリンスタンドのように乱立?してもあの忌まわしい東日本大震災の時のようにスタンド渋滞が発生したら給油にせいぜい5~10分程度のガソリンですら3時間待ちとかあったのに電気スタンド、何時間待つ事になるんだか…?(これもカートリッジで解決!?)
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何か中国やアメリカ、欧州が言ってるからウチもぶち上げないと!的なイメージもあり電池の最大生産国の手の上で踊ってる気もする、EV驀進中の今の中国、日本の戦後、バイクメーカーが乱立した時の様相だし環境に言葉を借りた思惑にまんまと乗ってるんでないかなぁと、そしてその国に何としても遅れを取りたくないアメリカ、そのアメリカそのものであるハーレーが先日電動バイクを公開していましたよね、スクーターとかではなく遂に大型バイクまでもって哀しくなりますが…

ワタシは好みでないながらVツインOHVのあの”ドドドドッ”がハーレーの醍醐味の筈、それが京急みたく~♪ドレミファ~なんて音出して加速されてもねぇwww
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そして一部では誤解があるようですがあくまでもコレ、新車の純ガソリンが禁止になる、逆に中古の売買は規制されるモノではないしワタシらがこよなく愛する旧車と言われるクルマ達も現状走行禁止とかは言われていない(その代わりべらぼうな重課税とかはあるんだろうけど…)、しかし現状ですら80~90年代のスポーツモデルの異常な高騰もありワタシのようにどんなに時代が進もうともアンチ非内燃機関は数多くいるでしょう、そうなるとスポーツモデルでなくとも純ガソリン中古車の異常な高騰は避けて通れない気がしますナorz…

いや、何もワタシだってEVやHVを全面的に反対ではない、しかし猫も杓子もこればかりにしたら我が国最大の産業である自動車業界は衰退してしまうと思うのです、EVがいいヒトはEVを、ガソリン車を断ち切れないヒトにも選択肢を残して欲しい、ガソリン車だってそれこそ燃費や排ガスのクリーンさは60年代、70年代の数倍、数十倍進化しているんだし世界的に見ても内燃機関の技術では他に追従を許さない日本、まだまだ進化できる筈だしCo2の問題だってEVや燃料電池車は生産過程や廃棄時でどうなん?ですしねぇ、一時の流行り?で選択肢を狭めると国難にもなりかねないと思うんですが如何でしょうか。

原発もどうすんだか?ホントに全面EV化なんてするなら再稼働、新規原発も必要でしょうしね、これの賛否は各自意見の別れる部分なので触れませんしその頃にはこちとらもう免許返納の年代!?、振り返ればクルマの一番いい時代に共に生きて来た年代ですから今のような状況は受け入れ難いのは確か、しかし若い世代、これから生まれてくる世代はそれが当たり前、「いつまでガソリン(エンジン)車乗ってんの?」と蔑まれる時代が10年後に来るかどうかは?ですが先走り、フェイク、根拠のないデマ記事だけは止めて欲しいですネ、まっ、そうなったらそうなったで乗れる時迄愛車を維持、禁止されたら大人しく免許返納→電車移動ですわ(電動車椅子かもしんない…笑)

※あくまで個人の主張です、反対意見の方もおられると思いますが論議する気はありませんので反対派の方は静かにスルーでお願いします、噛みつかれても恐縮ながら返答しません。
※画像はイメージです、その個別車種をどうのというものではございません。
Posted at 2020/12/15 00:26:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2020年12月14日 イイね!

やっぱりYHでOIL交換(汗)

やっぱりYHでOIL交換(汗)

いやいや、転居したら作業環境にも恵まれるしVR-4やエボは自分でOIL交換するゼ!なんてデカい口叩いてましたが結局はYH依頼、寒いしダルいしYH、OIL会員だからタダだしね、古OILの処分もメンドイってのもあるしで(^-^;

前回はOILのみ、5月にやっており7か月経過ながら走行は2000㎞程度、しかし距離より月数重視でスパッとOIL&フィルターを交換っす!




旧いクルマなんでね、当時は当たり前な鉱物油、10W-30で交換!
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PITのオニイちゃん、「綺麗に乗ってますね、VR-4動かせて光栄です!」なんて調子イイ事言ってましたがお世辞でもそう言われるとブタもおだてりゃって木き登りますナw 余計なモンまで購入してしましましたわ(笑)

馴染みある旧家最寄りのYHで作業完了!
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VR-4終わったらランカゴもだ(/ω\) ガロンでOIL仕入れるかなぁ…

おしまーぃ(^^)/
Posted at 2020/12/14 21:18:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | ギャランVR-4 | クルマ
2020年12月13日 イイね!

ミニイオの冬支度とek納車準備!!

ミニイオの冬支度とek納車準備!!

本日は午後から二人の倅が来てパジェロイオとパジェロミニのタイヤ交換、来週からガンガンそれぞれが兄弟、友人等とスキーに行く予定があるとの事でスタッドレスに履き替えってこんですナ。

昨シーズンが暖冬でスタッドレスには替えてなかったので2年ぶり、両車ともタイヤ年式は7~8年経過しているので効き目はあまりアテにすんな!と厳重に注意、ヒビ割れや亀裂、残溝は点検し大丈夫ながらかなりゴムは硬化してるんでね、必ず4駆にしてくれぐれも安心しきらず”夏タイヤよりはマシ”程度に考えろと申し伝えておきやした(-_-;)

ウチは一応エボもVR-4もランカゴもスタッドレスはあるんですがこれらで雪山や雪道に行く事はまずない、山梨時代はいつ降るか解らないので揃えましたが今はこれらはほぼ横浜オンリーのクルマなんでね、1年に1回か2回降るかどうか?の横浜在住だと手間の方がダルい、もし降雪したらもう出ないか近くにいる次男坊のPにあるミニを使えばよろしなんでwww

新居は引越し時にお伝えした通り13段の階段を昇る高台、タイヤは家の庭空スペースにブルーシートで保管、そこの上げ下ろしなんてオッサン考えただけでも腰めがしそうなんでそこはそれぞれ倅らの仕事、ってヤツらのクルマにヤツらがスキー行くんだから当たり前の話、タイヤ保管料取りたい位ですわw

まずは先に来た次男坊のミニから!保管スタッドレスを下ろし…
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山梨時代に色々クルマ弄り初級編は教え込んだ次男坊はイチイチ指導せずともタッタカと作業
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ヤツが作業している間、オヤジはタイヤチェックやブレーキなどの目視点検
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旧家と違い作業スペース(一応公道w)が広いんで能率いい作業が行えやっぱココに引っ越して良かったわ(^^;
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交換後空気圧を調整
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作業終了
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お次はミニの作業中にイオが来たので選手交代!


作業者も当然長男に交代、長男は機械弄りは苦手なんで以前教えたながらも再度指導・アドバイスしながらも何とか自分で交換させます。
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交換後はワタクシがエアチェックしてイオ履き替え終了!
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この後は前にお伝えしたek売却が正式に決まり本日お金と名変書類を受領、16日or17日に引き渡す事になったので倅らも手伝わせて納車準備っす。

ウチの子としては半年という短期間でしたが娘の所での在任を含めると6年活躍してくれた元オッティ、現ekワゴンwww
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先週時間あるウチに売却に含めない室内小物やLEDは外し済なので洗車と室内清掃って感じ…

掃除機使い6年の慰労と次期オーナーさんんへの礼儀として徹底清掃!
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次男は内装拭き掃除、長男はマットやタイヤWAXを担当
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昼過ぎから始めた各作業、16時に終了!

久々倅二人とやるクルマ弄りはやっぱいいモンです、終了後は家系ラーメン喰って解散、支払いはお互いのクルマ作業を皆で分担したんで各自割り勘ですヨ、奢るなんてとんでもナイ!今や彼らの方が稼いでるんで貧乏父さんはそこはしってかりしとります(爆)

(^^)/
Posted at 2020/12/13 18:38:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 所有車輛 | 日記
2020年12月12日 イイね!

あのクルマの系譜・その30~いすゞピアッツァ編~

 あのクルマの系譜・その30~いすゞピアッツァ編~ あのクルマの系譜シリーズ、いよいよ最終回とします!

30台に渡り現役/絶版を問わず系譜を探ってきました、まだまだネタはあるも体力の限界by千代の富士 って感じで続ける意欲失ったんで今回で終わりとさせて頂きますネ。

さて、トリを飾るのは94年に乗用車生産撤退以来早26年、今の若者はいすゞが乗用車をリリースしていた事すら知らない方々が増える中、年配者や根強いいすゞファンには忘れられない名車、「117クーペ」をルーツに持つピアッツァを取り上げたいと思います、ねっ、有終の美を飾るに相応しいお題でしょ!?
まっ、有名なクルマ=歴史なんで今更ワタシが偉そうにクドクド語っても仕方ないですがよろしければ暇潰ししていって下さいまし。

94年当時を振り返るとバブル崩壊の衝撃をモロに受けた年、自動車メーカーもその波には逆らえず厳しい舵取りが要求され特にマツダ、いすゞの経営状況は深刻、そんな中いすゞが選んだ再建策はメインであった大中小トラックのみの扱いに絞る事、それまで決して台数は出なくともトラックの大きな利益に守られながら細々と?玄人向けにラインナップしていた乗用車をリストラする苦渋の選択をした訳ですねぇ…

そんないすゞ乗用のイメージリーダーだったのが117→ピアッツァ、早速その歴史、系譜を見て行きましょー!


【最終型(2代目)ピアッツァ】
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(1991~1994)

・先代同様に当時提携していたGM、そのGMの意向から格下のジェミニとシャシやボディ一部共有等のコストダウンがなされこれにより駆動をFR→FFに転換。
・北米で販売されたジェミニベースの「ジオストーム」→「インパルス」として開発、国内のみピアッツァとされた。
・ボディは3ドアHBクーペのみ、エンジンは直4 1.8L DOHC、ミッションは5MT/4AT
・ジェミニから受け継ぐ4WSニシボリックサスペンションを採用。
・先代から引き続きヤナセ扱いのピアッツァ・ネロもラインナップ、細かな意匠がリデザインされていた。


【初代ピアッツァ】
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(初期型1981~1983)

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(イルムシャー1985~1991)

・長年に渡りいすゞ乗用のシンボルとして君臨した117クーペ、発売10年を経ていすゞは再び117のデザインを担当したJ・ジウジアーロに後続モデルのデザインを依頼、それが形となって117と入れ替わりに1981年発売。
・発売前の1979年、「アッソ・デ・フィオーリ」としてショーモデルとして発表、70年代の最先端だった117に対し80年代の最先端を謳うJ・ジウジアーロらしい美しいデザインは世界各国に絶賛、81年発売時もほぼショーモデルのままデビューした。
・華々しいデビューになる筈が同時期に初代Z10系ソアラがトヨタから発売され話題はほぼそちらに集中、またピアッツァは当時国内ではドアミラーが不認可であった事からフェンダーミラーに変更されこれを見たJ・ジウジアーロが激怒したという噂は有名。
・弱小メーカー故にシャシの新開発はならず117をそのまま流用した為エンジンや駆動方式は117に倣う。
・ボディは3ドアHBクーペのみ、エンジンは直4 2L SOHC(~88y) 同DOHC(~87y) 同SOHCターボ(84y~)。
・駆動はFR、ミッションは5MT/4AT
・85/11~旧西ドイツのチューナーイルムシャーに足回りのチューニングを依頼、独自のFrフェイスやホイールカバーを施したピアッツァ・イルムシャーを設定。
・88/6~ロータス社の技術提携を受けたハンドリング・バイ・ロータスモデルを設定。
・提携先(当時)のGM扱いディーラーであったヤナセ専売としてピアッツァ・ネロもラインナップ、標準(いすゞ扱い)ピアッツアのセミリトラ2灯ライトを角目4灯式にリ・デザインしたのが大きな特徴。


【117クーペ】
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(初期型 1968~1972)

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(中期型 1972~1976)

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(後期型 1977~1981)

・1960年代、いすゞは小型大衆ベレットとショーファーも視野に入れたベレルをラインナップし乗用車の礎を築くもベレル失敗の後、その後続として登場した上級小型車の「フローリアン」をベースに2ドアクーペとして発売されたのがピアッツアの前身である117クーペ、デザイナーの「J・ジウジアーロ」の名を日本で一躍有名にしたのがこのクルマ。
・フローリアンの企画時、「117サルーン」の案もあった事も有名、フローリアンのクーペでもありこのためシャシやドライブトレーン、エンジン(一部)を共用。
・モデルライフが長く大きく分けて前期(初期)/中期/後期が存在、前期は生産体制の脆弱な部分から一部手作業での製作が行われたた事から”ハンドメイド”として語られる。
・エンジンは初期型=当初直4 1.6L DOHCのみ、70年に国産初の電子燃料噴射装置付きモデル(ECGI)、フローリアンから直4 1.8L SOHCを移植等が行われ全3機種に拡大。
中期以降は直4 1.8L DOHCソレックス、同DOHC ECGI、同1.8LSOHCシングルキャブ/ツインキャブとエンジンバリェーションを拡大、後期途中(78y~)よりそれぞれ排気量を2Lに拡大、79yよりパーソナルクーペとしては異例な2.2L Deエンジン搭載モデルも追加。
・昭和51年→53年規制適合。

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(ベースであるフローリアン、詳細は→こちら)


あのクルマの系譜~いすゞピアッツァ編~…

Posted at 2020/12/12 20:46:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 系譜 | クルマ

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