
生音研修で行って来ました
いま帰りの電車のなか
今日は声楽のソプラノとチャイコフスキーのバイオリン協奏曲
声楽
声楽の声は、ポップスの声とは歌い方も声質もまったく異質なんだけれども、人の生の声の音楽を聴こうとしたらクラシックの声楽くらいしかないのではないか
PAなしのアカペラコンサートとかは稀だろうし、、
普段聴いているポップスは、マイクを通した録音、AD変換からのデジタル音源をスピーカー通して再生したものなんだけど、どっちがいいとかいう話ではなく、あくまでそれはそれで、、、
目を閉じて聴いてると、、、
口の大きさとか形とか、、、
そんなのに拘ってどうすんの?といういつもの結論に、、、
人の声のもっと大事なものを表現しようよ、、、
次のチャイコフスキーのバイオリン協奏曲
演奏終わっての感想、、
スゲエ、、
演奏が良かったのはもちろんなんだけど、今日はチャイコフスキーの音楽について自分なりに分かったことがあった
この人の音楽は、もちろん今日聴いた曲だけでそう思ったことなんだけど、
大小、強弱、緩急、静寂と賑やかさ、あとなんだろう語彙がでてこないが、、、
対照的対称的な要素がこれでもかと入って構成されている
そしてバイオリンの独奏のところでは、極限までの静寂さのなかでバイオリンが演奏される
周りの客の空腹の音さえ聞こえてくる
その直後のオケの爆発的な音がダイナミックレンジをさらに際立たせている
いろいろなレンジのなかで表現がなされる
EDMやテクノとかあるいはDTM全般だろうけれども、音域も音圧もテンポもある範囲内で単調な現代音楽にはない音楽だと思う
勉強になった
この東京藝大のモーニングコンサートは1時間のプログラム、1500円
集中力が続く時間でチケットもお安く、とても気に入っている
オケはもちろん日本のトップレベルの演奏家たちで構成されている
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コンサート | 日記
Posted at
2024/06/20 14:05:39