【2014/02/19 一部画像差し替え(背景がグレーの画像が新規)】
これまでに発売されたHGUCの「ジェガン」は
逆襲のシャア版、
スターク・ジェガン、
ジェガン(エコーズ仕様)の3タイプでしたが、
OVA「ガンダムUC」に登場するスタンダードな
「
RGM-89D ジェガンD型」は未発売でした。
B-CLUBの改造パーツは発売されたので、
ガンプラHGUCでの発売は当分無さそうな事と、
エコーズ仕様にD型に必要なパーツのほとんどが
入ってた事で、思い切って自作してみました。
私がジェガン好きなのは以前からのお友達の方はご存知かと思いますが、
数あるジェガン・バリエーションの中でも特にD型が一番好きでした。
しかし、なぜかD型だけはガンプラで発売してくれません。
ですが4月に発売されたエコーズ仕様のキットの詳細を見ていたら
胸部増加装甲はアーマー一体成形だったスターク・ジェガンとは異なり
ノーマルボディに被せる別パーツで、ノーマルの頭部も入っているという。
これってつまり、色以外はD型になるんじゃない?
という事に気づいたのがきっかけでした。
実際にはエコーズ仕様の完成UPのところでも書いたように、
エコーズ仕様でできるのは「なんちゃってD型」で、
頭部右側頭部、腕と足の関節部等の形状がD型になりません。
メインカメラゴーグルもクリアレッドになってしまいます。
そこで考えたのが「スターク・ジェガンとのニコイチ」。
スターク・ジェガンの頭部はD型ベースなので側頭部はD型になってますが、
フェイスガードが付くためマスク部の形状が異なります。
マスク部はパテ埋めするよりもエコーズから移植した方が早く、
塗装作業もマスク別パーツ化で楽になりました。
ゴーグルもスタークのブルーのものを移植。
腕と脚の関節部も、余っていたHGUCニューガンダムのパーツや
社外ディテールアップパーツ等を用いて再現。
HGUC「スターク・ジェガン」や「エコーズ仕様」ですら再現されていない
ちゃんとした形状の「ジェガンD型」を、今の私にできる工作で
HGUCにて再現してみましたっ♪
と、相変わらず前置きが非情に長いですね。
いつものように画像貼り貼りする前に…。
今回掲載する画像の中で、D型のグレネードラックカバーが
付いていないものがいくつかあります。
実はスタークと一緒に撮影していたのですが、
その時点でそのカバーだけ作ってない(ランナーから切り取ってもいない)
などという事実に気が付き、雨が降る中でサフ→スプレー2層吹きしてました。
カバーが付いてる画像を見ればわかりますが、
湿度の影響でカバーだけ白っぽくなってます(^^;
さすがに異なるジェガンバリエ3機同時進行ともなると、
今どれの何をどこまでやった、とか把握しきれなくなってしまいます。
ノリと勢いと思いつきで作業してるのがバレバレですね(苦笑
まぁそんな事はどうでもいいので、
さっそく完成したジェガンD型の全身から~。
各部をアップで!
今回のジェガンD型の改修ポイントは↓画像の□で囲った部分です。
このうち赤い□の部分が逆シャア版とUC版で形状が異なる部分になります。

スタークやエコーズでも再現されていないこの部分をなんとか再現してみます。

ガンダムUC版ジェガンの肩関節ブロックは
横からの設定画の赤い□の部分を見るとわかりますが正方形です。
でもHGUCでは最初に発売された逆襲のシャア版のままなので
ドラム状になっています(逆シャア版ってホントはνみたいな球状じゃ?)
ほとんど見えない場所ですが、設定に合わせてボックス状にしてみました。
実は肩関節が大きすぎてアーマー内部でゆとりがほとんど無かったので
これで小型化されて、肩アーマー内部が随分余裕ができました。
肩アーマーの独立可動まで実現できていたら完璧でしたね(^^;
そんな改修作業を経て、ジェガンD型は完成しました♪
大部分はキットそのままで良かったとはいえ、
やはり膝裏のパイプ状のパーツとかは大変でしたね。
本来ならHGUCユニコーンガンダムの膝関節パーツを使うと
丁度良いサイズだったのかもしれませんが、
うちにはνガンダムはあってもユニコーンはあまってませんでしたので、
余ってたνガンダムを使いました。
ジェガンD型でポーズを付けてみる。

やっぱりジェガンはシールドを構えてライフルを撃つポーズが一番カコイイ!
頭部バルカン砲の砲口はD型のみ開口してあります。
膝関節を弄っているので、可動範囲は画像のように少し狭くなりました。
設定画と同じようにふくらはぎ側装甲を一部切り取ったのですが、
2重関節の下の可動軸が大きく動くようになっても、
元のキットに比べると可動範囲は狭いです。
パイプ状のパーツの下端部の処理も可動範囲を優先して逃げています。
この辺りはまだ私の技術的反省点ですね。
ここで折角なので、以前製作した逆シャア版と並べて比較してみます。
逆シャア版は素組み部分塗装で全塗装はしていません。

こうやってみると、逆シャア版は色が凄いですね。
なんでこんなに明るいんでしょう。
UC版はだいぶ落ち着いた色合いなのですが、
実はこのUC版ジェガンのカラーリングって、
ザクⅡver2.0のカラーとそっくりなんですよね。
もしかしたら塗料そのまま塗っても違和感無いかも?
D型に使用した塗料はスタークさんと完全に同じです。
それにしても私、ホントにシール類貼らないなぁ。
あ、別に失敗して「目のシールが歪んでいるっ!」って
某シャ◯アーさんに怒られるのが嫌だとかいうんじゃないですよ?(苦笑
ジェガンD型といえば、OVA「ガンダムUC episode2」において
フル・フロンタルの駆るシナンジュ相手にガロム中尉が使用したのが
スターク・ジェガンの一部ユニットを使用した「高機動型ジェガン」
↓画像でネェル・アーガマの下段カタパルトから飛び出したのがそれです。

それをHGUCで再現してみました。

劇中通りに左手にはジムⅡ用ライフルを持たせました。
しかしこの画像には失敗があって、
実はブーツもスターク用にしないといけなかったのが、
ノーマルのままになってしまっています。
グレネードラックカバーといい、ツメが甘いですね私(^^;
せっかくジェガンが4体あるので、4機のジェガンの頭部を比較してみます。

これを見ると、D型の頭部を再現する為に
スタークが必要になる事がわかると思います。
でもスタークのキットを1個追加する事で、D型頭部もできるし
エコーズ・スタークなんていう組み換え遊びもできるので
安い買い物ですよね。
…作業量は倍増しましたがっ(笑
とまぁこんな感じになっています。
ついでだから4体のジェガンの全身を比較しちゃいましょうか。

これで私が作ったジェガンは4体…。
エコーズ・スタークもあるので実質5体ですわ。
ホントによくやったものです。
でも、自分が作りたいと思って、思いのままに作ったものが
こうやって形になってみると、すごい満足感いっぱいですよね。
模型製作の醍醐味のひとつなんじゃないかなって思います。
しかし、これだけの作業を行える事はこの先もそうは無いので、
今後全塗装するキットはドライセン以降しばらく無いかもしれません。
でも、やっぱり量産機って良いよねっ♪
以上、HGUC「ジェガンD型」でした~。
立て続けのジェガン3部作最終章は
今まで以上に長大な記事なってしまいましたが、
ここまでお付き合い頂いた方、ありがとうございましたm(_ _)m
この先もしジェガンD型がHGUCで発売されたとしても、
今回の製作は決して無駄にはならないでしょう。
経験等もありますが、恐らく今後バンダイさんがHGUCでD型を出すとしても、
腕や脚の関節部の形状は逆襲のシャア版のままになると思われるからです。
だって、UC枠で出てるスタークやエコーズが逆シャア版のままですからね。
後でD型だけ変えてくるとか、ちょっと考えられないかな?
それにしても、作ってる時もそうですし、やっぱり完成した後も眺めて楽しい。
やっぱりガンプラは楽しいですよねっ!(←ハル君風に
さて、この記事を書いている途中で、↓が届きました。

この後さくさくっと組んで、明日の夜にはUPできたらいいなと思います。
あと、金曜日は休業予定が無くなったので、
ドライセンは月曜日にUPすると思いますたぶんー。
それでわっ!