
3月8日発売のPS3ゲーム「
機動戦士ガンダムUC」にゲスト登場する事をきっかけに、
同日同時発売されたガンプラHGUC「デルタガンダム」を
さっそく作ってみました~。
このキットは2010年秋に発売された「
HGUCデルタプラス」のバリエーションキットです。
ランナー構成的には7枚中6枚が新規ランナーになりますが、
キットの基本構造のほとんどをデルタプラスから流用コピーしている為、
デルタプラスと互換性があり、無加工で組み換えができます。
その辺りは最後の方に載せるとして、いつものレビュー行ってみたいと思います。
まずはパッケージから。
↓新たな「
ガンダムUC MSV」ブランドとしての発売です。
↓組立説明書です。
続いてランナーです。
↓ボディや武器、関節部等のA1・A2ランナーです。

A1・A2ランナーはどちらも紺色で成形されています。
デルタガンダムのボディ等は黒に近い紫なので本来この色は使われていませんが、
ボディはもとより腹部もライフルも関節部やハンドパーツも
すべて紺色になってしまっています。
その為組み立てるとものすごく味気ない1色になってしまいます。
コストダウン…でしょうかね、多色成形ランナーすらありませんし。
↓外装系金メッキのBランナーです。

ウイングバインダーはちゃんと反対側にもゴールドメッキがかかっています。
↓外装系金メッキのC1・C2ランナーです。

メッキコーティングキットの宿命、ホコリブツ等ももちろんあります(涙
メッキの色合いはすごくいい感じです。
↓スリッパ等の赤いDランナーです。

とても残念な事に、シールドの赤い部分だけはシールで再現となります。
↓唯一デルタプラスから流用されたABS製のEランナーです。

端っこにデルタガンダム専用パーツが追加されています。
Eランナーの変形用ボディは使用しません。
↓ポリキャップ、サーベル刃、ハンドパーツセット等です。
サーベル刃はクリアイエロー、ポリキャップはデルタプラスと同じ色です。
ハンドパーツセットはA1ランナーと同じく紺色です。
画像ではHGUCジムⅢと比較しています。
ホイルシールはツインアイとセンサー以外は
スラスター開口部等の足りない赤色等が入っています。
さて、さくっと組み立ててみますね。

プロポーション等はとてもよくできていると思います。
各部のアップをテケトーに。
↓ライフルとシールドです。

デルタプラスと同様、シールドの向きを装着後に変化させる事はできません。
シールドは後ろに大きな肉抜き穴がありますが、目立たない場所なのでいいかな。
格納されたサーベルのゲート跡とか目立ちます。
適当にポーズをつけてみる。

シールドを外して百式ライフルを持ってると、
これだけ形状が違ってても百式にしか見えなくなる不思議。
このキットには百式用ライフルや、左の武器持ち手は付属していませんの。
でも百式ライフル大好きなので持たせてみたくて借りてきました。
サーベルはグリップもサーベル刃も2本ありますが2本同時に持つ事ができません。
ウェーブライダー形態へ変形させてみます。

画像ではウイングバインダーの小さい羽根を開くのを忘れていました(^^;
デルタプラス同様、変形専用のボディへ差し替える方式により、
上下厚の薄いWR形態を再現しています。
せっかくなのでHGUCデルタプラスとも比較してみますね。

こうやって比較して見ると、大部分をデルタプラスから流用している事がわかりますね。
けれど大型化されたシールドとメッキによりイメージはかなり違って見えますね。
↓HGUC初期の百式とも並べてみます。

やはり今の目で見てしまうと、初期の百式は厳しい物がありますね。
メッキの色合いもくすんだような感じになっています。
結構最近買ったものなんですけどね。
このHGUCデルタガンダムはあくまでデルタプラスのバリエキットで、
共通の構造になっているので、両者のパーツを無加工で組み替える事ができます。
バックパックとウイングバインダー、シールドは専用接続なので互換性がありません。

Eランナー以外のランナーが新規とはいえ、
大部分はデルタプラスからデータをコピーしているようで、
ライフルやサーベルの持ち手もデルタプラスのものと同じ形状になっています。
この為HGUCジム系と同じハンドパーツセット用の手甲と
デルタプラスから流用された武器持ち手用の手甲の形状が異なるという
おかしな事態を引き起こしてしまっています。
手甲は新規のメッキランナーなんだから、合わせてくれればいいのにとも思いますが…。
ボディと関節や武器が全部同じ紺色だったりシールドの赤い部分がシールだったりと、
MGクラスの価格の割に、かなり残念ポイントが多くて少々割高感を拭えませんね。
大半のメッキパーツはアンダーゲートですが一部ゲート跡も露出してしまいますし、
頭部、肩、前腕、ウイングバインダー等の合わせ目はかなり目立ちますね。
合わせ目はメタリックテープ等でなんとかできそうですが。
また可動範囲もデルタプラスのままで及第点には及びませんし。
最新モデルだし百式という超人気機体なんだし、
価格に見合う分だけ…もうちょっとだけ頑張って欲しかったと思います。
けれどメッキの色合いやプロポーションはかなり良い感じですので、
百式やデルタガンダムがお好きな方にはオススメです。
という訳で、「
HGUC デルタガンダム」でした~。

さて、明日にはWRで飾っておく用の2個目が届きます。
そして本日はPS3「ガンダムUC」も受け取ってきたので、
早いとこ小説を読まないといけませんね。
フロンタル専用ギラ・ドーガ等のDLCは、大半が8日からDLできますよ~。
2個目が届くという事は、デルタガンダムのプロダクトコードが1枚余るんだね私(^^;