
ガンダムブランドのアパレルショップとして
ガンダムフロント東京及び新東名静岡NEOPASAに4月に開業した「STRICT-G」。
そこで8月11日に発売された限定Tシャツ「リミテッドTシャツ」を購入すると
先着で実際に組み立てる事ができるガンプラ付きハンガー
「ガンプラハンガー」が貰えます
私も12日に買ってきたのでレビューしてみたいと思います。
販売しているのはガンダムフロント東京無料ゾーンにある店舗と
新東名高速道路の下り線にある静岡サービスエリア「NEOPASA」内の2店舗のみです。
新東名上り線の静岡NEOPASAの方は、自販機のみなので購入できません。
↓リミテッドTシャツです。

Tシャツはブラックとホワイトの2色でそれぞれS、M、L、XL、XXLの5サイズをラインナップ。
価格は¥5,250(税込)とかなり高額ですが、
それもそのはず、最高級の着心地を標榜するスペシャルモデルだからです。
店頭にはサンプルがあるので触ってみるとわかるのですが、
ものすごくサラサラでとても軽いです。
伸縮性もあるのですが、基本的に小さめにできているので、
購入する際は普段のTシャツよりワンサイズ大きいものを選ぶと良いそうです。
また洗濯する際は必ずネットを使用してほしいと、店員さんから説明を受けました。
つまりちょっと傷みやすいので、普段着や仕事着なんて使い方は
ちょっとできそうにありませんね。値段も値段ですし(^^;
↓静岡NEOPASA店頭での販売の様子。

店頭入口のレジ目の前にありました。
表にブラック、裏にホワイトがあります。
まだ発売2日目だった事もあるのか、ガンプラハンガーはたくさんありました。
Tシャツの枚数分ガンプラハンガーをレジへ持って行きます。
↓ガンプラハンガー用に大きなバッグに入れてくれました。

このバッグも布製の取手のところが赤と青で口を閉じるシールが黄橙色と、
ガンダムのイメージカラーになっています。
↓ガンプラハンガーのパッケージです。

パッケージはダンボール製で、中は画像のような感じで入っています。
↓組立説明書です。

このガンプラはいつもの限定ガンプラとは異なり付録扱いみたいなものなので、
部品注文等はできません。
またカラーシール等も付属していません。
↓ガンプラハンガー本体です。

ハンガーとガンプラのランナーは中央と左右の穴に爪で固定されています。
説明書では爪をニッパーでカットするようにと書かれていますが、
取り外す際には爪を少し内側へ押してやるだけですぐに外れます。
↓ハンガーです。

ハンガー本体は普通にハンガーとして使用できます。
ただ衣類を固定するフック等は無いので、
ただシャツをかけておく程度にしか使えませんね。
プラスチック製ですが結構丈夫なので簡単に折れたりはしないでしょう。
↓ガンプラのランナーです。

ガンプラはAランナーのみで、白一色成形になっています。
1/200ガンダムというと
昨年の日清食品40周年記念のカップガンプラを思い出しますが、
カップガンプラはMGガンダムVer.O.Y.W.デザインだったのに対し、
このガンプラハンガーはちゃんとガンダムVer.G30thになっています。
このタイミングでVer.GFTではなくてG30thなのは何故なのかわかりませんが、
さすがにスイッチ等は付いていませんし、金型流用でVer.GFTとかは無さそうですね(^^;
ではさっそく作ってみます。

ちゃんとG30thデザインで細部までディテールも入っていて、
ぱっと見はなかなかカッコイイのですが、
やはり白一色成形では寂しいところですね。
各部のアップをテケトーに。

可動部は首、肩関節、股関節、足首関節がボールジョイントで動きます。
また肩アーマーは別パーツ化されていて、独立可動します。
首と肩関節はそれなりに動きますが、
股関節と足首関節は意外と可動範囲が狭くて
ほとんどポーズ付けはできないですね。
足の裏はカップガンプラではパーツがあったのに、これにはありません。
さすがに少しさびしいですね。
↓ビームライフルとシールドです。

ガンダム本体は左右対称でできているので、
ビームライフルを左手に持たせたり、シールドを右腕に付ける事もできます。
またバックパックにはシールドを取り付ける穴も開いています。
↓
HG ガンダム Ver.GFTと比較。

こうやって比較してみると、細部までそれなりに再現されている事がわかりますね。
しかしやっぱり白一色は寂しいので、色を塗ってみようと思います。
という訳で塗装してみました。
せっかくG30thデザインになっているので、実物大ガンダムやRGガンダムのように
パネル毎の色の塗り分けにも挑戦してみました。

このサイズでのガンダムの塗装はなかなか大変ですね。
とはいえかつて塗装した
1/380カップヌードルガンダムに比べれば、
まだ楽な方でしたね。
今はタミヤさんのスミ入れ塗料なんていう楽なアイテムもありますし。
各部のアップを載せてみますが、
アップで見ると塗装やスミ入れの雑さが目立ってしまいます。
私はモデラーではないので、腕が無い事を前提にご覧下さい。

できるだけ細かいところまで塗り分けています。
頭部バルカン砲やツインアイはもちろんの事、
両肩と両膝の航空灯もちゃんと塗っていますし、
シールドや横っ腹の赤い部分もちゃんと2色で塗っています。
この横っ腹やふくらはぎの部分はモールドも入っていないので、
自分でパネルラインを掘って塗っています。
バーニアノズルやヒジ関節、膝関節等のゴールド(実際にはカッパー)のパーツも
ちゃんと塗り分けました。
実はRGガンダムでも色分けされていない部分まで塗り分けてあったりしますが、
どこがっていうのは、もはや写真か資料でも見ないとわからないレベルですね(^^;
最初はここまでやるつもりは無かったので、合わせ目消しをしていなかったのですが、
結果的にやっておけば良かったと思いました。
スミ入れ塗料が合わせ目にどんどん流れ込んでいくので(苦笑
↓ビームライフルとシールドです。

ビームライフルの塗り分けはRGガンダムに合わせました。
シールドは裏側がモールド一切無しという寂しさだったのですが、
さすがにここはどうにもできなかったので、画像の通りです。
カップガンプラではちゃんとモールドあったのにね。
↓
RGガンダムVer.GFTと比較してみる。

RGガンダムとGFTオフィシャルガイドブックVol.1の資料を見ながら塗りましたが、
赤と青の色合いはあえて合わせずに、
青はMGガンダムVer2.0のものを使い、赤はキャラクターレッドを使いました。
↓2011年の日清カップガンプラと比較してみます。

カップガンプラは当時買っただけで作らず積んでいたものを、
せっかくなので今回一緒に作って塗装までしてみました。
カップガンプラは元から多色成形だったので、
最小限の部分塗装で、色はMGガンダムVer2.0のものを。
黄色はRLM04イエローです。
ちなみにカップガンプラとガンプラハンガーのパーツ構成はほとんど同じで、
可動箇所もほぼ同じですが、多色成形の有無等の影響で、
ボディのパーツ構成が違っています。
カップガンプラはボディの青と赤と腰の白が成型色で再現されています。
↓RGガンダムとカップガンプラと並べて足裏比較です。

やっぱり足の裏パーツは欲しかったですね。
ていうか、こうやって見るとカップガンプラがかなりよくできていた事がわかりますね。
3枚目の画像はガンプラハンガーのオプション一覧です。
…って、ライフルとシールドしか無いですけどねっ。
という事で、STRICT-GリミテッドTシャツ付属「ガンプラハンガー」でした~。
今回はTシャツが高額アイテムという事もあって、
みんな気軽に買って行ったりはしなかったと思います。
キットそのものは完全新規金型ですし、ちゃんとG30thデザインで
G30th好きの私には良い感じでしたが、Tシャツのおまけとはいえ価格からしたら
やっぱり足の裏とかシールド裏とかもうちょっとだけ頑張って欲しかったかな?
それにしても、1/200ガンダムを2体同時に塗装するのは大変ですね。
右手の腱鞘炎が辛かったです。
この他にもガンダムとは無関係の小さいプラモデルを1体
ほぼ同時進行で製作しているので、余計に腕が痛みます(笑