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2012年12月24日

「ガールズ&パンツァー」の戦車プラモは本当に初心者でも作れるの?

「ガールズ&パンツァー」の戦車プラモは本当に初心者でも作れるの?
ガルパン戦車プラモを作ってみたい模型初心者の方へ。
アニメ「ガールズ&パンツァー」の戦車プラモデルには、
模型経験の無い初心者でも気軽に作れるものと、
初心者には到底完成させられないものとがあります。
この記事にはその中で最も重要かつ難易度が高い、
プラッツより2012年12月に発売されたガルパン戦車プラモ
GP-1 Ⅳ号戦車D型~あんこうチームVer.~」の製作に関して
とても重要な内容を多く含みます。
長文ですが、この記事をしっかりと最後まで
熟読する事ができない模型初心者には、
このプラモを完成させる事はほぼ無理だと考えて下さい。
逆にしっかりと内容を把握して読みきる事ができるのなら、
初心者でも十分に完成させる事ができるでしょう。



ちなみにもっと楽にⅣ号戦車を作ってねんどろいど等を載せたいなら、
タミヤの1/35Ⅳ号戦車D型モデルカステンのガルパンデカールセット
又は「GP-18 IV号戦車D型あんこうチーム  模型戦車道、はじめます!」を
購入した方が、初心者でもかなり簡単に作れます。



女子高生が実在の戦車で実在の街の中で戦うという
斬新な設定が受けて大ヒットしたTVアニメ「ガールズ&パンツァー」。

その劇中に登場する戦車のプラモデルが12月に発売になりましたが、
この戦車のプラモデルはアニメに合わせて新規開発されたものではなく、
従来から販売されていた、モデラー向けの本格的な戦車のプラモデルを
アニメでの設定に合わせて一部パーツを変更したものになっています。

戦車や飛行機等のプラモデルは本来、模型製作スキルを持っている
「モデラー」向けに設計開発されているものです。
ガンプラ等のキャラクタープラモデルのような、
小さい子供や全くの初心者でも劇中のイメージ通りに完成させられる
親切で簡単な設計のプラモデルとは根本的に異なっています。

そんな本格的な戦車プラモをベースに
一部のパーツ構成を変えただけで、
果たしてメーカーの謳い文句の通りに
初心者がちゃんと組み立てて完成させる事ができるのでしょうか?

などと少し気になったので、私が実際に購入した
プラッツ「1/35 Ⅳ号戦車D型あんこうチームVer.」
詳しく見てみようと思いました。

今回のこの記事を書く事にした理由として
このガルパンⅣ号戦車D型には、
2013年6月にグッドスマイルカンパニーから発売される
ねんどろいど 西住みほ」を
搭乗させる事ができるコラボ企画があるからです。
それを目当てにして、模型経験の無い
アニメファンが深く考えずにこれを気楽に買っても
挫折するのが目に見えていました。
ねんどろいどミポリンをこの戦車に載せるには、
ねんどろいどに付属する接続用の砲塔パーツを
砲塔部分と丸ごと交換する事も、
難易度増加の一因となります。
プラモデルとねんどろいどのコラボというと、
以前にも「輪廻のラグランジェ」において、
ハセガワの「たまごひこーき ウォクス・アウラ」と
グッスマの「ねんどろいど 京乃まどか」での
コラボがありました。
私も両方共購入し、アウラのプラモを作って
まどかを載せてみました
が、
戦車プラモよりは
難易度の低いたまごひこーきですら、
ガンプラのように簡単には行かない
ので
本格的な戦車プラモを初心者が買っても
挫折するだけですし、価格的にも痛手だと思います。

ちなみに私は普段からガンプラをよく作りますが、
基本的には素組み(素のまま組み立てて若干の塗装等を行う)レベルで、
改造や全塗装等はたまにする程度の「にわかモデラー」です。
自分ではモデラーとすら思っていません(`・ω・´)


今回のガルパンの戦車プラモがどういう仕様なのかは、
予約する前から理解したうえでの購入でした。
購入したのも主人公たちの「Ⅳ号戦車D型」のみで、
他の戦車は買っても私のレベルでは手に負えないので買っていません。

このプラモデルの詳細は記事の後半に写真でじっくり載せますが、
結論から書きますと…。

プラモデル経験の無い初心者には
まともに組み立てる事はかなり難しいと思います。

この「プラッツ1/35 Ⅳ号戦車D型」のプラモデルは、
元となった「ドラゴンモデルズ 1/35 Ⅳ号戦車D型 3in1」のキットで、
過去に複数のメーカーから発売されているⅣ号戦車のプラモの中でも
モデラーから決定版と称されるほど精密にできており、
部品点数も元キットは1200点以上に登るそうです。
アニメ「ガルパン」仕様ではそこから4割程度のパーツ数削減を行い
一部の工程の省略等も合わせて簡略化しているものの、
元がプロ向けと呼べるような仕様のキットですから
模型経験が無い人には、どだい無理な話なんですよね。


アニメを見て劇中で活躍する戦車の立体物を欲しいと思うようなファンは、
本格的な戦車プラモなんて恐らく作った事が無い人がほとんどだと思います。
はっきり書きますが、ガンプラのような気軽に作れるようなシロモノではありません。
塗装しなくてもイメージ通りになるキャラクターモデルとは違って、
戦車プラモは組立後に全塗装するのが前提になっています。
色の違う部分も色分けされておらず、
カラーシールのようなものもありません。
それどころか、部品は小さいものでは1mm以下のものもあり、
細くて折れやすいものも多数あります。
それらすべて接着剤で固定しなければなりません。
ニッパー以外に工具の必要が無いガンプラとはまるで違います。
説明書も大雑把でわかりにくく、
ガンプラのように部位単位で組立順に区切って載ってる訳でもありません。
大人が相応の理解力と指先の器用さで作る事が前提なのです。

言葉で書いてもわかりにくいと思うので、
実際の商品状態を画像で見てみて下さい。

↓パッケージ外観です。


パッケージはアニメに合わせて新たにデザインされています。
この外観だけを見ていると、模型経験の無いアニメファンが
興味本位で手に取ってしまうのも無理は無いでしょうね。

↓インナーボックスもフルカラー印刷になっています。

側面には戦車プラモと同じサイズの
1/35スケールのキャラクターイラストが印刷されています。
ちゃんと完成させられれば、確かに並べたくなりますね…。

ここまでは初心者にも壁を感じる事もなくて良いのですが…。

↓プラモデルの部品を取り出してみます。

左の画像は組立説明書やデカール等が入っています。
真ん中は戦車本体のパーツが、ランナー(枠)単位で入っています。
右の画像は取り出したキャタピラやエッチング(金属)パーツ、デカール等です。

↓大洗女子のワッペンシール、エッチングパーツ、水転写デカールです。

ワッペンシールはおまけなので製作には無関係です。
このシールはランダムで、あんこうチーム5人の各キャラ絵と
あんこうチームマーク及び大洗女子マークで最低7種類はあるようです。
エッチングパーツはプラスチックでは再現しきれないような、
細かい部品で、プラモデル用の接着剤では取り付けできないので
瞬間接着剤を用います。
水転写デカールは普通のシールとは異なり、
水を使って滑らせるようにパーツに載せて、
水分を取る事で貼る、厚みの無いシールです。
慣れていない初心者には失敗しやすいものです。
見た目はものすごく綺麗ですが、失敗すれば目も当てられない状態に…。

↓組立説明書です。


キャラクターイラストを多用していて一見華やかですが、
重要な部分はわかりにくく、
これを見て組み立て作業がスムーズに進められるのは
慣れているモデラーさんだけでしょうね。
ガンプラしか作った事の無い人がこれを見ても、
とてもサクサク作れるとは思えません。

しかもこの組立説明書には誤字誤植等の不備が非常に多く、
説明書のパーツ形状と実際のパーツの形状が異なっているとか、
あんこうチームVer.では装備されていないパーツの
組み立て指示があったりとか、
更には必要なパーツの組み立て工程が省略されていたりとか、
等、
何の疑いもなく組立説明書をそのまま見ながら作ると
ガルパン仕様とは明らかに
違うものが出来上がってしまいます。

というか、部品番号の間違いや手順間違い等もあちこちにあり、
説明書を鵜呑みにして
そのまま組み立てると
物理的に完成しません。

もちろんこれらに気付かずに作業してしまうと、
気づくのは最後の方の車体上下の組み合わせ工程のあたりでしょうが、
その段階では既に接着剤で固定した部分がほぼ完全に硬化しているでしょう。
それを初心者が後から修正するのはとても困難です。
特に小さい・細かい部品を後から直すのは至難の業というか
普通に不可能なのでは?
それができる人は素人では無いですし、
そもそも途中で、あるいは最初の方で間違いに気づくでしょうし。
気付けない=初心者、というのは間違いないでしょう。

↓説明書の間違いを確認できただけ記述してみました。【2014/01/04 リンク切れ修正】

↑画像に記した赤い部分が間違っているところです。
これで全てではなく、まだ間違ってる部分もありそうです。
この間違いを把握せずに作ろうとすると、
完成させる事は物理的にできません。

そもそも全体的に簡略化しすぎなうえに雑なモノクロコピーで、
そのうえ図が小さくて細かい部品の向きや
取り付け場所の確認が非常に困難なこの説明書で、
さらにこれだけの間違いがあって、
果たして初心者がちゃんと組み立てる事ができるのでしょうか?


模型慣れしている人やカンの良い人は
その部品工程の時に気づくかもしれませんが、
大抵は取り返しの付かないところまで気付かずに
そのまま作業を続けてしまうでしょう。

ただでさえ見づらいうえに、
説明書まで間違っているのでは、
これでメーカー公式の謳い文句である
初心者にも簡単に組み立てられる」というのは
さすがに無理があるのではないでしょうか…。

塗装用のカラーガイドも載っていますが、
モノクロ印刷ですし細かい部分がわかりにくいですね。
パッケージの画像やアニメ設定画等を見ながらでないと
塗り分けも難しいと思えます。

説明書は公式サイトに修正版がアップされていますが、
修正版でも全部直っていないので
修正版の通りに組み立ててもダメだったりします。


ではいよいよ戦車の部品を開けてみます。
プラモデルではランナーと呼ばれる枠の中に
部品がつながっていて、これをニッパーで切り取って
接着剤で取り付けて組み立てます。
使用する部品はある程度同じランナーの中にまとまっていますが、
とても小さい部品や折れやすい細い部品等もあるので、
取り扱いには繊細さと忍耐力を要求されます。
ガンプラのような安全基準もありませんので。

↓Aランナーです。

このAランナーは2枚組なので、
左の画像のランナーが2セット入っています。
ガルパンでの劇中設定に合わせる為に、
このプラモでは複数のⅣ号戦車のキットから部品を持ち寄っています。
その為全ての部品を使う訳ではなく、
特にこのAランナーでは使用しないパーツがたくさんあります。
けれど、使用しない部品を除いても、
ガンプラなどよりははるかに部品数が多く、細かいものも多いです。

↓Bランナーです。

このランナーは2つにわかれていますが、
合わせてBランナーです。
ここには大きさが1mmあるかどうかという
小さな部品がたくさんあります。
この部品は上級者向けのパーツなので
これ自体は使用しなくても問題無く組み上がるのですが、
逆に言えば元のプラモが上級者向けだという事の証明でもありますね。

↓CランナーとPランナーです。

Pランナーは他の部品とは異なり、
透明なクリアパーツになっています。
クリアパーツは通常のグレーのプラスチックとは異なり
プラスチックそのものが硬く、切り取る際に破損しやすかったり
パーツに亀裂が入ったりしやすくなっていて、
しかも画像の通り小さく細いものばかりなので余計に神経を使います。
ただほとんどのクリアパーツは完成後見えない場所になるので、
いっそ使用しないというのありですが、
当然説明書では見えなくなるなんて話には一切触れていません。

↓Dランナーです。

こちらも小さい部品がたくさんありますね。
小さい部品は取り付ける際になくしやすく、
接着剤の量を誤れば取り付けた時に不恰好になります。
精密ピンセットを使って1つずつ丁寧に作業しないといけません。

↓Eランナーです。

車体パーツともなるとある程度大きい部品が多いですが、
それでも細い小さな部品もありますね。
ゲート跡(パーツの切り取り跡)の処理も大変です。
まぁ小さい部品は離れて見たらわかりにくいので
細かいゲート処理は省略しても良いのですが…。

↓Fランナーです。

このランナーには細長いパーツがたくさんありますね。
切り取りから組み付けまで、
曲げてしまわないように注意が必要ですね。

↓Jランナーです。

こちらにも細かい部品や小さくてもちゃんと開口された部品があります。
こういった小さな部位にも精度が出ているところが、
本格的な上級者向けプラモデルである事がわかります。
ガンプラにはよくあるバリ等も見当たりませんね。

↓Hランナー、Qランナー、Uパーツです。

こちらにも細かい部品がたくさんあります。
これらをしっかりと組み付けるのに、
初心者だと一体どれだけ時間がかかるでしょうか。
仮に綺麗に全部組み付けたとしても、
塗装に失敗すれば全て水の泡です。
細かい部品が塗料に埋もれてしまったりするので。

↓X1及びJ38パーツです。

車体の外装パーツですね。
これらにもものすごく細かいディテールが刻まれていますが、
塗装の際にはこういったディテールを潰さないように
丁寧に塗らないといけません。
そういう作業も初心者には難しいと思います。

↓a(A)ランナーです。

このランナーも2枚組なので、
左の画像のランナーが2セット入っています。
ランナーの名前が「a」なのにランナータグ(明示)には「A」とありますが、
これはアニメでの設定に合わせた部品形状を再現する為に、
別のプラモデルのランナーを持ってきているからです。


部品は以上です。
この部品構成を見ただけでも、
初心者には荷が重すぎる事が容易にわかると思います。
参考までに、小さい部品の大きさと組み付け難度が
わかりやすい画像を載せてみますね。



このような部品がたくさんあるという事です。
モデラーの人にはいつもの事なので気にもならないでしょうけれど、
アニメを見てちょっと買ってみよう的な気楽な考えで
これを買った人は、恐らく挫折してしまうと思います。


プラッツを責めるつもりはありませんが、
「初心者でも容易に組み立てられるようにパーツを再構成」の一文は
ちょっと変えたほうが良いような気がしますね。

プラモデルの作り方はネットでいくらでも検索できますが、
見よう見まねで作っても、いきなりうまく完成させられるものではありません。
商品の外見で難易度が誤魔化されているきらいがありますので、
気になる人はよく調べてからにした方が良いでしょうね。

逆にガルパンをきっかけに戦車プラモに目覚めるというのも良いのですが、
何にしてももっと簡単なプラモデルで練習してからでないと、
全塗装前提の上級者向けプラモデルは敷居が高いと思います。

この記事がプラモ経験の無いガルパンファンの参考になれば幸いです。
ちなみに同時発売のプラッツの他の2商品は
このⅣ号戦車D型に比べれば、まだ部品点数が少なめとの事です。


ここまで読んで、それでも作りたいと思う初心者さんは、
頑張ればできなくもないので挑戦してみて下さい。

↓2013/1/13私も一応組み立て作業は完了しました。

画像は仮組み状態の為、一部パーツを付けていません。

↓2013/2/18完成しました


↓2013/7/1ねんどろいど西住みほを乗せてみました。



<ろあの~くのガルパン戦車プラモ記事>
「ガールズ&パンツァー」の戦車プラモは本当に初心者でも作れるの?
ガルパン戦車プラモ「Ⅳ号戦車D型」を作ってみたよ♪
「ねんどろいど西住みほ」が届いたよ♪
ブログ一覧 | 商品レビューだよ♪ | 日記
Posted at 2012/12/24 23:58:02

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この記事へのコメント

2012年12月25日 1:39
今更ながらガルパンを見始めました。

最初の偵察シーンからツボりました・・・中々に面白いですね。

下手の横好きで子供の頃はガンプラ以外のプラモ(軍艦や戦車が好きでした)もよく作った(腕は兎も角)ので懐かしいな~と見入ってしまいました。

当然ながらガンプラの様に素パーツも塗り分けられてもいないので全く触れた事が無い人がタンクにチャレンジは余り優しくないですね。

今なら本で色々勉強し直して道具も揃えてじっくり作ってみたいと思うも今度は時間が取れないジレンマ。う~ん(ーー;)








コメントへの返答
2012年12月26日 1:08
ガルパン面白いでしょう?

ちょっとほのぼのしすぎてるきらいもありますが、そこはまぁ愛嬌という事で。

私も幼少の頃にクルマや戦闘機のプラモにも手を出した事があるのですが、もちろん塗装はおろか、まともに形になる事すらありませんでしたけどね(笑

そうなんですよね、今ではまず何よりも時間が足りません。
2012年12月25日 5:05
なるほど、あの小さなパーツはコレでしたか。
ろあさんのご意見、ごもっともです。よくぞ記事にしてくださいました。

「ガルパン」については作者自ら見積もりが甘かったようで、ファンの勢いに押されて各方面でこういう矛盾が出ているようですね。

「ノリ」で観るという表現が適切ではないと思いますが、追及してしまうと戦車に限らず全体的にツッコミ所ばかりというのは「ミリヲタ」ではないワタシでさえ分かります。。
そういう意味で「アンチ」な方も居りますね。。

バンダイさんの技術の高さがどうこうというレベルの話は今回は除外するとして、この難易度もモデラーの楽しみなのでしょうね。(キャタピラの部品がひとつひとつ別で接着剤を流し込むとか、たわみ具合がどーこーとか?)

それこそ「塗り分け」レベルではなく「塗装、ウェザリング命」というか・・・

難しいコトを考えなければ「ガルパン」は素晴らしい作品ですから、ワタシは単純に楽しんでおります♪
あまり色気を出さずに大切にして欲しいなぁ。。
コメントへの返答
2012年12月26日 1:13
ランナーを見てとにかく驚きました。
これが「初心者にも簡単に」と言えるのかと。

制作陣の見積の甘さもあったようですが、周辺業界の先走り感もあるようですね。
大洗町の方はうまくいっているようで良いのですが、コラボの仕方次第ではマイナスに影響しかねないので、慎重さと大胆さを要求されますね。

こういう作品はノリで見るものなので、野暮なツッコミをするような人には見てほしくないですね。
そもそも現実の町で古い戦車が女子高生のたしなみバトルになってる時点で、突っ込むところしかありませんし。

ミリタリーモデルにとっては、こういう細かい部品も楽しみの一つなんですよね。
履帯がひとつずつ組み上げるものだったなんて、MGガンタンク見るまでは考えもしませんでした(笑

何はともあれ、まずはしっかりと1期を終わらせて欲しいところですね。
2012年12月25日 10:53
小学生の頃父親が作ってるのを見てガンプラ感覚で戦車プラモに手を出して挫折したのは今では良い思い出です(遠い目)

確かに何も知らなければこのパッケージ&謳い文句を見ると簡単に組めると勘違いしてしまいそうですね。

コメントへの返答
2012年12月26日 1:17
私は戦車には手を出した事は無いのですが、戦闘機はいくつか作った事があります。
もちろん当時はまだまともに組み上げる事すらできませんでしたね。

パッケージだけでも勘違いしやすいのですが、なんとなく確信犯的な印象も受けます。
挫折するだけなら良いえすが、不満を爆発させるような人が出て来ない事を祈ります。
2012年12月27日 20:31
よしつきvsろあの~く。対決、堪能させていただきました(´▽`)
そんな中で、いまさら「えせモデラー」の私が何をか言わんやですが、少しだけ。

既に言い古された事ではありますが、「メーカーはプラモデルの将来をどう考えているのか」。

私の子供の頃は、子供の小遣い100円程度で買えるエントリーモデルがたくさんありました。AFV、飛行機、軍艦、キャラクターモデルなどなど。とにかく選択肢がたくさんありました。
でも、当時の技術は色プラでもなければタッチゲートでもなく、バリもバリバリだし、そもそも子供たちはニッパーなど持っていないし、存在すら知りません。もちろん、塗装するなどという発想などありえません。
でも買っては作り、ただ作っただけでも満足感に浸っていました。

時は流れ、すっかりオッサンになり、みんカラと出会い、ガンプラ作りを再開し、少しずつですが技術が上がると同時に、そこに「達成感」を感じられるまでになりました。

自分で言うのもアレですが、これって「成長」なんだろうなと(笑)

でも、今の子供たちにそれが望めるかというと、どうなんでしょうね。
所詮、趣味だし好みでしょ?と言われればそうかもしれませんが、「とりあえず買わせて、やる気がある奴だけ残るだろう」的な発想は、ちょっと・・・。

「損して得とれ」じゃないですけど、とりあえず安価なエントリーモデルで小さな達成感を感じてもらうほうが、実は裾野が広がる気がするんですけどね~。

原価の高騰がそれを許さないということでしょうか。
それでも、このままプラモデル文化が衰退していってしまうのは、寂しい限りです。

乱文、失礼しました。
コメントへの返答
2012年12月28日 20:36
対決って…(^^;
基本的には同意見なんですけどね、ただ視点が全く違うので、結論が同じでもそこへたどり着くまでのプロセスがまるで違うから、同じ意見を言っても言い方などが変わってくるだけですよ。

ていうか、えせモデラーってへりくだり過ぎです。
ザク違さんがえせなら、もう私はモデラーという言葉を一切使えませんね(笑
まぁ私は「ガンプラビルダー」なので、モデラーを名乗る必要性がまず無いので無問題ですけどっ。

狭く深くだった昔に比べたら、今は広く浅く、ですからね。
それに昔以上に他人の目を気にしなければならない社会ですし。
軽度のオタ趣味は世間でも気にされないかむしろ好意を抱かれますが、深いマニアックな趣味は逆にドン引きされるものです。
なのでアニメファンといえど、胸を張ってやってる人以外は、結局軽く触る程度でしか無いんですよ。
そういう人がちょっと買ってみよう的に手を出すと痛い目を見るのが、今回のような商品なんですよね。

おっしゃる通り、こういう本格的なものに手を出す前に、あるべき前段階がすっ飛ばされてるのが問題なんです。
だけどガルパンはTVオリジナルで1クール作品なので、放送前に人気を伺う事ができませんし、プラモデルの開発はもっと時間とコストがかかりますので、初心者の練習に適したキットを用意する事もできません。
ネットでは先のたまごひこーきのウォクス・アウラですら難儀した人が見受けられたので、ガルパン戦車なんてドダイ無理でしょう。
でもメーカーからしたら、購入者が作ろうと積もうと「売れた」事には変わりありませんからね。
売れてしまえば、それでいい。
そしてもし、そこから一人二人でも模型趣味に目覚めてくれたらいいなぁ、というのが本音でしょうね。
そうでなくても、元は金型流用商品だから、これが売れなくても続かなくても損失は最小限に抑えられますし。

プラモデル文化は残念ながら、間違いなくこの先衰退して行きます。
ただその速度はとても緩やかですし、この先いくらでも盛り上げるチャンスはあると思います。
メーカー側が、どこまで「本気」になれるか、にもよりますけどね(^^;

プロフィール

「日中に街中を走ってると外気温計が40℃から下がらないのキツすぎ。
外に出たくなくなるね…。」
何シテル?   08/03 20:57
お仕事はトヨタ、クルマはマツダ。 美しいものとかわいいものに目が無い。 松屋ガチ勢/かつや者。 MAZDA3で道の駅スタンプラリーを走っています♪ ...
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