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今月からTV放送が始まっているTV版「
機動戦士ガンダムUC RE:0096」
本日は「
第3話 それはガンダムと呼ばれた」です。
今回もアバンは前話の本編映像を流しながら
池田秀一さんがナレーションであらすじを語ります。

「宇宙世紀0096…工業コロニー・インダストリアル7。
アナハイム・エレクトロニクス工業専門学校に通うバナージ・リンクスは、
空から落ちてきた青い瞳の少女に出会う。
オードリー・バーンと名乗るその少女を送り届ける途中、
”袖付き”と呼ばれるネオ・ジオンの一団から追われるも、
逃れた二人はメガラニカにあるビスト邸にたどり着いた。
そこで二人を待っていたのは、
バナージの通う学校の理事長カーディアス・ビストであった。
しかし、オードリーから必要ないと言われ、
失意のまま館をあとにするバナージ。
ビスト邸には袖付きの一団が迫りつつあった。
宇宙世紀を震撼させる”ラプラスの箱”とは…」
オープニングの後はそのままAパートへ。
Aパートは前回の続きからで、コロニーに擱座したリゼルのシーンから
OVA版ep1のラスト、デストロイモードになったユニコーンガンダムが
サーベルを抜いてアップに迫るところまで。
BDでのep1の39分4秒~54分59秒(エンドロールに入るところまで)の範囲となります。
このAパートでep1ラストまで一気に行くので、今回はAパートの方が特に長いです。


そしてBパートはOVA版ep2冒頭の
デストロイモードへ変形する際のコクピットのバナージのシーンから、
クシャトリヤとの戦闘後ユニコーンモードへ戻り
意識を失ったバナージが過去を思い出しているシーンの最後
タペストリーのところまでです。
BDではep2の0分8秒~3分40秒までとなっていて、
Aパートが15分55秒、Bパートが3分32秒で
第3話本編部分だけで19分27秒となっています。
すぐ下に詳しく書いていますが、ep2冒頭の8秒はカットされています。


今回の第3話はBパートからOVA版でのep2に入りますが、
その都合上、↑の2つの画像にある
OVA版ep2最初のメガラニカのタイトルバックと、
「赤い彗星」のサブタイトルの2つがカットされています。
タイトルバックのところは
そのカット自体が削除されておりその8秒が短くなっています。
またサブタイトルのシーンは削除されているものの、
尺の長さ自体は同じになっていて、
サブタイトル表示時間の分短くなったところを
その後の回想シーンのカットの切り替わりタイミングを変える事で
尺の長さが同じになるように調整しています。
これまでの2話と3話Aパートでは
OVA版と尺の長さも完全に同じでしたが、
ここで初めてカットが変わる事になりました。
とはいえ新規カットがあった訳では無いのは
少し残念でしたね。
本当に、TV版には新規カットは入れないという事でしょうか。
エンディングの後は次回予告。


第4話のサブタイトルは「フル・フロンタル追撃」
TVアニメらしいタイトルですね。
今回ももちろん、リアルタイム視聴での
データ放送プレゼントがあります。




5分で1回プレゼントゲームに挑戦できる訳ですが、
データ放送は7時27分に自動的に終了するので
TV放送中には合計で5回チャンスがあります。
比較的高確率で当たるものの、
場合によっては5回全てハズレるという事もあります。
ゲームの結果後すぐに元のユニコーンモード画面に戻らないと
その分ゲームのチャンス回数が減ってしまうので
プレゼントを狙っている方は要注意ですね。
今回の放送でも副音声でスタッフ・キャストの制作秘話等が聞けます。
副音声は残念ながら今回までですが、
評判が良ければまたやるかもしれないという事でしたので、
希望される方はTwitterで
#副音声企画 #おかわり希望 のハッシュタグで
また聞きたいって呟いてみて下さい。
ここからは、おまけ。
ガンダムUCのアニメは細かい描写が多い事も知られていますが、
それでも原作小説版の分量からすると全然尺が足りなくて
かなり多くの場面がカットされたり描き変えられたりしています。
その中で、この第3話の冒頭で
クシャトリヤが擱座したリゼルをファンネルで狙撃したシーン。
動けない相手をファンネルで狙っている割には
核融合炉に当ててしまい核爆発でコロニーに穴を開けてしまいます。
このシーン、マリーダとしては機体を爆発させないように
武器とコクピットだけを狙っていたのですが、
なぜ失敗したのかは原作で詳しく描かれています。
アニメでも一応映像として再現しているのですが、
イマイチよくわからなかった方はここを読んでみて下さい。




要約すると、複数の敵機とそれらの攻撃がコロニーへ与える被害、
それに配慮しながらクシャトリヤと多数のファンネルを
コントロールしなければならない為、
マリーダの負荷はかなり大きくなっています。
擱座したリゼルは建物にめり込んでいるので、
正面からでは核融合炉を避けて沈黙させる事はできません。
更にコロニー地表スレスレの辺りはコリオリの力により気流が発生しているので
ファンネルの姿勢制御はとても難しくなっています。
映像でもファンネルがうまく制動できていないシーンがありますね。
原作ではこのようにもっと細部まで詳しく描かれています。
またアニメ版でカットされてしまったシーンの中には、
特殊部隊のダグザらが生身のままで
ファンネルを撃墜するシーンもあります。


このシーン等もできれば映像で見たかったところですが、
特殊部隊エコーズ関連はここに限らず
原作ではグロいシーンが多いので
尺の関係もあってアニメ版ではかなりカットされています。
というか、原作では「人狩り部隊”マン・ハンター”」と呼ばれ恐れられている
という設定なのですが、アニメ版では「ただの特殊部隊」程度に濁されています。
ダグザやコンロイたちの凄さがちょっと味気なくなってしまっているのはやや残念。
こんな風に、原作ではもっと多くの人物まで
その生い立ちから経緯、心理描写に至るまで細かく描かれているので、
アニメ版で興味を持った方にもできる事なら読んで頂きたいところですね。
もっともエログロシーンがとても多いので
ニチアサ放送で興味を持った子供には読ませられませんが(^^;
以上、再編集TV版
「機動戦士ガンダムUC RE:0096 第3話 それはガンダムと呼ばれた」でした。
< 機動戦士ガンダムUC RE:0096 >
2016/04/03 第1話
96年目の出発
2016/04/10 第2話
最初の血
2016/04/17 第3話
それはガンダムと呼ばれた
2016/04/24 第4話
フル・フロンタル追撃
2016/05/01 第5話
激突・赤い彗星
2016/05/08 第6話
その仮面の下に
2016/05/15 第7話
パラオ攻略戦
2016/05/22 第8話
ラプラス、始まりの地
2016/05/29 第9話
リトリビューション
2016/06/05 第10話
灼熱の大地から
2016/06/12 第11話
トリントン攻防
2016/06/19
放送休止(全米オープンゴルフ放送の為)
2016/06/26 第12話
個人の戦争
2016/07/03 第13話
戦士、バナージ・リンクス
2016/07/10
放送休止(全米女子オープンゴルフ放送の為)
2016/07/17 第14話
死闘、二機のユニコーン
2016/07/24 第15話
宇宙で待つもの
2016/07/31 第16話
サイド共栄圏
2016/08/07 第17話
奪還!ネェル・アーガマ
2016/08/14 第18話
宿命の戦い
2016/08/21 第19話
再び光る宇宙
2016/08/28 第20話
ラプラスの箱
2016/09/04 第21話
この世の果てへ
2016/09/11 最終話
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Posted at
2016/04/17 10:37:56