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中盤の大きな山場を迎えたTV版「
機動戦士ガンダムUC RE:0096」
本日はガンダムTVシリーズの定番、
大気圏突入のある戦闘回の「
第9話 リトリビューション」です。
今回でOVA版ep3のラストまで行くのですが、
ep3のエンドロールは途中まで本編映像が流れる為、
今までのようにCMを挟んで次のepという風には行かないので、
アバンを少し長めに取ってBパートラストが
ep3のエンドロールになるように尺を調整されています。

「宇宙世紀0096、工業コロニー・インダストリアル7
アナハイム工専に通うバナージ・リンクスは、
空から落ちてきた青い瞳の少女に出会う。
オードリーと名乗る少女は、”ラプラスの箱”の譲渡を止めるべく、
ビスト財団の二代目当主カーディアス・ビストに訴えたが、
箱の譲渡交渉は決行された。
地球連邦軍・ロンド・ベル隊は譲渡を阻止するため、
コロニーの制圧を開始。混乱の中、交渉は決裂、
バナージは実の父親であったカーディアスから
ラプラスの箱の鍵であるユニコーンガンダムを託される。
バナージは”袖付き”のモビルスーツを撃退し、
地球連邦軍ロンド・ベル隊の強襲揚陸艦ネェル・アーガマに回収され、
同じくネェル・アーガマに保護されていたオードリーと再会を果たした。
しかしネェル・アーガマは、
ユニコーンガンダムを追うネオ・ジオンの領袖、フル・フロンタルの襲撃を受ける。
”赤い彗星の再来”といわれるフロンタルの
圧倒的な戦力に追い込まれたネェル・アーガマでは、
オードリーがジオンの姫君ミネバ・ザビであるこ発覚し、人質とされた。
バナージはフロンタルと対峙するが捕縛され、
ネオ・ジオンの資源衛星パラオに連行された。
フロンタルと会談したバナージは、
戦闘状況下とはいえ自らも人を殺していたことを知る。
そして袖付きのパイロット マリーダ・クルスから
宇宙移民たちの思いを伝えられる。
やがて”バナージとユニコーンガンダム奪還作戦”が決行され
パラオは戦場と化し、バナージはマリーダと交戦する。
ニュータイプ同士の感応により彼女の心を知り動揺するバナージに
特殊部隊の司令ダグザは再度、箱の鍵ユニコーンガンダムが示した
ラプラス・プログラムの座標に迎えと指示をする。
ラプラス・プログラムが示した座標、そこは宇宙世紀元年、
初代大統領リカルド・マーセナスが宇宙世紀憲章の演説のさなか
爆破テロによって失われた宇宙ステーション
首相官邸ラプラスの跡地であった。」
…長いですね。これでもまだ短い方だったりします(´・ω・`)
今回のアバンの尺の長さは3分14秒でした。
オープニングの後はAパートへ。


Aパートは被弾したネェル・アーガマから放り出されそうになった
アルベルトをマリーダが助けたところまで。
OVA版ep3の48分40秒までで、長さは8分29秒です。
続くBパート。


OVA版では誤ってギルボアを撃ってしまったバナージが
呆然自失となって大気圏へ落ちていく55分34秒までで
尺の長さは7分15秒となりますが、
前述の通りep3ではそこから主題歌が流れ始めるも
本編映像は続きます。
本日のTV版でもOVA版と同じように
エンドロールにかかる本編映像が続けて流れます。
ここでかかるエンディング曲はTV版のものではなく、
なんとOVA版と同じケミストリーの"merry-go-round"が
特殊エンディングとして流れます。
OVA版でも印象的なシーンが
TV版でもそのままだったのは嬉しいところですが、
エンドロールで流れる本編映像には元々セリフ音声が無いので
映像を使うならこうするしか無かったというのも事実ではありますね。
エンドロールに入るタイミングや流れる映像は
OVA版と全く同じですが、スタッフロールのテキストは異なります。
OVA版では一般的なフェードイン・アウト式でしたが、
TV版では特殊エンディングらしい、下からのスクロールになっています。











エンドロール中の映像はOVA版と同じですが、
最後の地球をバックにしたところからは
表示スピードが遅くなります。
OVA版では地球をバックにした後すぐに真っ暗になり
そこからはブラックアウトのまま
残りのスタッフクレジットが下からスクロールアップしていきますが、
TV版では地球のシーンが最後までゆっくりずっと続きます。
変更があったのは、そこだけで尺の長さも同じです。
さて、次回はいよいよep4となります。



次回のサブタイトルは「灼熱の大地から」
TV版でも次回予告から思いっきり見せ場を見せてしまいます。
冒頭から熱いシーンが続くものの、
次回は基本的には戦闘は少なくなっています。
尺の長さから計算すると、次回第10話は
ep4冒頭から始まって、マーサからバンシィの資料を渡された
アルベルトがため息をつく18分15秒までと思われます。
今回のおまけ。
ギルボア隊はギラ・ドーガ1機とギラ・ズール2機の編成ですが、
この3機はみんな長距離砲であるランゲブルーノ砲を装備しています。



どちらもパッと見は同じっぽく見えますが、
ギラ・ドーガのランゲブルーノ砲は実弾兵器なので
排莢アクションがあります。
ギラ・ズールのランゲブルーノ砲・改はビーム兵器へと改良されています。
シナンジュと親衛隊のギラ・ズールが乗ってきたのは
逆襲のシャアでも使われていたSFSシャクルズ。


パラオ戦でデルタプラスがブースター代わりにも使っていましたね。
そしてアンジェロのギラ・ズールが装備している武器は
サザビーが持っていたビームショットライフルの改良版。
大型化されて出力も強化されている他、グリップの持ち方が変わり、
ランゲブルーノ砲・改と同様に給弾ベルトで接続されています。
サザビーのものと同様に、収束と拡散とで使い分けできます。
ガンプラでも商品化の予定があったようなのですが、
残念ながら実現しませんでした。
ガンプラというと、今回活躍した
ギルボアと親衛隊キュアロンのギラ・ズールが
プレミアムバンダイ限定ガンプラとしてちょうど今再販受付中です。


パラオ攻略戦で登場した袖付き仕様のガザC、アイザック、ギラ・ドーガや
今後出てくるジオンカラーのベースジャバーも一緒に。
ラプラス史跡の中でダグザが命と引き換えに
攻撃したシナンジュの頭部。


緑に光るモノアイが壊れて消えた後、
その下にあったシナンジュ・スタインの頃の赤いツインアイが光ります。
シナンジュは目が3つあるという事なんですね。
今回はダグザさんとギルボアさんという
重要な人物がふたり、戦死してしまいます。


ふたりとも涙なしでは語れない最期でしたが、
今回のエンドロールでは、ギルボアを撃ってしまったショックで
大気圏落下のコントロールができないバナージを
ダグザの乗っていた補助席がガランシェールへと導きます。



泣ける演出ですね…。
ダグザとギルボアはこの後もまたバナージを助ける場面があります。
そのシーンもまた泣ける印象的なシーンでしたね。
以上、TV版「機動戦士ガンダムUC RE:0096 第9話 リトリビューション」でした。
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それはガンダムと呼ばれた
2016/04/24 第4話
フル・フロンタル追撃
2016/05/01 第5話
激突・赤い彗星
2016/05/08 第6話
その仮面の下に
2016/05/15 第7話
パラオ攻略戦
2016/05/22 第8話
ラプラス、始まりの地
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2016/05/29 12:07:21