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いよいよガンダムUC最大の戦闘シーンへと突入する
TV版「
機動戦士ガンダムUC RE:0096」
今回はバナージとジンネマンの砂漠越えが印象的な「
第11話 トリントン攻防」です。
前回は珍しく池田秀一さんのナレーションによる
前話までのあらすじがありませんでしたが、
今回はいつも通りに戻ってきました。
どうやら次回の為の尺調整だったみたいですね。

「宇宙世紀0096…スペースコロニー・インダストリアル7
アナハイム工専に通うバナージ・リンクスは
空から落ちてきた青い瞳の少女に出会う。
コロニー内で戦闘が行われる中、
オードリーと名乗る少女を救うべくメガラニカに戻ったバナージは、
父カーディアス・ビストから、連邦政府を覆すといわれる
”ラプラスの箱”の鍵、ユニコーンガンダムを託される。
ユニコーンガンダムはラプラスの箱の在り処を段階的に開示していく鍵であり、
バナージは地球連邦軍と
”シャアの再来”フル・フロンタル率いる”袖付き”との間で、
宇宙世紀を呪縛する大いなる陰謀に巻き込まれていく。
ユニコーンガンダムが示した新たな座標は、
宇宙世紀元年、爆破テロによって失われた宇宙ステーション
首相官邸ラプラスの跡地。
その頃、ミネバと共に地球に降りたリディは、
自らの家がラプラスの箱を巡りビスト財団と深い関わりがある事を聞かされ
その因縁に取り込まれてしまう。
一方、ガランシェールのキャプテン、ジンネマンらに救われたバナージは
砂漠に不時着していた。」
今回はBGMが「MOBILE ARMOR」に変わっていました。
この曲はそのタイトルの通り、シャンブロをイメージした曲です。
シャンブロというよりロニの心を描いた曲になっていて、
とても哀しい、切ない曲になっています。
私のガンダムUC楽曲での最も好きな曲でもあります♪
アバンの尺の長さは2分43秒でした。
前回から一部カットが新規に変わったオープニングを経てAパートへ。


連邦軍の潜水艦ボーンフィッシュとそのMS部隊が
シャンブロ隊によって全滅させられた31分09秒まで。
尺の長さは10分10秒となります。
続くBパートはいよいよ第2回MS大運動会の本番ですね。


ラー・カイラムからトライスターのジェスタと
リディのデルタプラスが発進する38分9秒まで。
尺の長さはちょうど7分となり、
Aパートも含めた本編の長さは17分10秒でした。
エンディングから次回予告へ。


次回は敵味方ともに多くの旧型MSが大活躍する
まるまる全部戦闘回、サブタイトルは「個人の戦争」
バナージ、ジンネマン、ロニ、リディ…。
それぞれが抱える異なる”戦争”が絡みあう点も見どころですね♪
ちなみに
6月19日は全米オープンゴルフ放送の為休止となりますので、
次回は6月26日朝7時からとなります!
前回に引き続き今回も多数の旧型MSが登場しています。





これら懐かしのMSたちep4登場メカを
余すところ無く全て
こちらの記事で紹介していますので、
気になる方はご覧下さい。
本日のデータ放送。


今日のキーワードは「地球連邦軍」でした。
冒頭のフラストによるグローブの悲劇に合わせたと考えるなら、
珍しくまともに「今日のキーワード」と言えますね。
アニメ版では尺の長さの関係もあって
圧倒的ボリュームを誇る原作小説版から
かなり多くの場面がカットされたり小さくまとめられたりしていますが、
特に今回のグローブの悲劇やマリーダやアンジェロの過去等は
描写的にもアニメでできる事ではないのでやむを得ません。
ここでもそれを載せるつもりはありませんが、
バナージとジンネマンの砂漠での語らいのシーンも
いくらか省略されてしまっているくだりがあるので、
エログロの無いその辺りを少しだけ紹介してみようと思います。





この辺りは今回の冒頭でも描かれたシーンですが、
原作ではもうちょっと二人の心の交わりがあり
その後の二人の父子に似た絆の結びつきがわかりやすくなっています。
また、砂漠のシーンはかなり端折られてしまった部分でもあり、
本当はもっと苦労した砂漠の苛酷さが描かれていたので、それも。





アニメでは乱暴に言えば
「熱い中ただ長距離を歩いただけ」的な感じになってしまっていて、
ジンネマンの言う「意地の張り合い」もよくわからなくなっていますが、
実際の砂漠はもっともっと過酷な環境で、それらを乗り越える事で
二人がより強く結びつく辺りがよりしっかりと描かれています。
ここに載せたのは一部だけなので、
興味のある方はぜひ原作小説版も読んで欲しいと思います。
今なら3種類の単行本以外にも
スマホ・タブレットで読める電子書籍版もありますので。
他にも、アムロ・レイ関連のところとか。


アニメ版ではリディがラー・カイラムの艦長室へ
着任の挨拶に来た場面で
壁にアムロの写真がかかっているのが映りましたが、
この場面も原作版ではもっと色々描かれています。



リディが自分を特別扱いするなというセリフは
アニメだとリディ自身がちょっと天狗になってる的な見られ方をされがちですが、
本来はちょっと意味が違っていて、
その辺りのリディの気持ちも原作でしっかりと描かれています。
また、ブライトの「甘ったれるな!」の叱責も
これまでのたくさんの経験やアムロの事も含まれている事が
より濃密に描かれています。



ダリルの「足を引っ張ったら後ろからでも撃つぞ」等の
トライスターとリディの交流の場面も、
着任時のエアトランジットでちょっかい出したところからの
ジェスタというMSの本来の目的等。
アニメしか見ていない人がよく誤解するジェスタというMSのコンセプト。
ただのジェガンの上位機種では無いという点が
少しだけ触れられています。
アニメでも十分に濃密なガンダムUCですが、
原作小説版はもっともっと深く描かれているので、
ガンダムUCを好きな方には本当に読んでもらいたいと思います。
…と、毎回同じ事言ってますけどね(^^;
以上、TV版「機動戦士ガンダムUC RE:0096 第11話 トリントン攻防」でした。
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2016/04/10 第2話
最初の血
2016/04/17 第3話
それはガンダムと呼ばれた
2016/04/24 第4話
フル・フロンタル追撃
2016/05/01 第5話
激突・赤い彗星
2016/05/08 第6話
その仮面の下に
2016/05/15 第7話
パラオ攻略戦
2016/05/22 第8話
ラプラス、始まりの地
2016/05/29 第9話
リトリビューション
2016/06/05 第10話
灼熱の大地から
2016/06/12 第11話
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2016/06/19
放送休止(全米オープンゴルフ放送の為)
2016/06/26 第12話
個人の戦争
2016/07/03 第13話
戦士、バナージ・リンクス
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放送休止(全米女子オープンゴルフ放送の為)
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死闘、二機のユニコーン
2016/07/24 第15話
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2016/06/12 11:55:36