6月8日の68の日以来思わせぶりなツイートを続けていた株式会社瑞起から、
予想通り現代に蘇るX68000の再現端末が発売される事が明らかになりました。
ただし名前は予想された"X68000mini"ではなく"X68000 Z"でした。
"Z"は社名である"ZUIKI"からでしょうか?


miniじゃないと言ってもそれは名前だけで、ちゃんと小型化されていました。

公開された画像からもかつてのX68000のデザインをそのまま小型化したもので
ノートPCの隣に並ぶその画像からも、ちっちゃかわいい姿がよくわかりますね。
株式会社瑞起は人気を博した昭和の家庭用ゲーム機のミニ端末
"メガドライブミニ"や"PCエンジンミニ"を手掛けていた事もあり
X68000の新型も小型モデルだった事から
名前は普通に"X68000mini"となるかと思われましたが(そう思ったのは私だけ?
名前は上記の通りとなりました。
この"X68000 Z"のサイズは全高約150mmとの事で、
かつての"X68000"が約270mmなので約2/5スケールといったところでしょうか。
ちなみにコンピュータ端末の2/5スケールといえば
バンダイスピリッツが発売した初代プレイステーションのプラモデル
"
BEST HIT CHRONICLE 2/5 “PlayStation”(SCPH-1000)"と同じですね。
…全然関係無いですがっ。
また今回の正式発表までにトラックボールマウスとキーボードの姿も
ツイートされており、それらもちゃんと用意されています。
X68kの特徴のひとつでもあるマンハッタンシェイプスタイルのボディには
その中央部にしっかりとキャリングハンドルもあり、
かつての持ち運び可能なスタイルがそのまま小さく再現されています。
X68k当時の国内PC事情は
主に企業の業務用に使われていたNECのPC-98シリーズ、
唯一CDメディアを備えるゲームユーザー中心の富士通FM-TOWNS、
そしてクリエイター向けで"パーソナルワークステーション"とも呼ばれた
シャープのX68000の3機種がありました。
現代に例えると業務用PC-98シリーズがWindowsで
クリエイター御用達X68kがMacと言えばわかりやすいでしょうか?
X68kの優れたPC性能は当然ゲームソフトにも生かされ、
当時大ヒットしていたアーケードゲーム"ストリートファイターIIダッシュ"を
家庭用端末で唯一、省略ナシの完全移植を実現した事でも話題になりましたね。
当時私が持っていたのは"X68000 SUPER-HD"でゲームが目的ではなかったので、
メインメモリを増設しフルカラープリンタやスキャナ等の周辺機器を揃えて
色々やってました(詳細は秘密です
ストII'も6ボタンジョイスティックと一緒に買いましたがあまりやり込まず。
他にゲームはオーバーテイクとふしぎの海のナディアくらいしか持ってなかったです。
"X68000 Z"の性能や入出力系、対応メディア等といった詳細はまだ未公開ですが
明日9月15日(木)から開催される東京ゲームショウ2022会場にて
サイズ感をイメージできるモックアップサンプルが展示されます。
そして10月8日(土)に端末詳細が公開され同日より予約受付が始まります。
この"X68000 Z"がただのミニゲーム機になるのか
クリエイティブなPC端末になるのか。
その辺りも含めて楽しみですね♪
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Posted at
2022/09/14 18:53:44