トヨタ、ディーゼルエンジンの認証不正で10車種が出荷停止に…。

昨年から一気に噴出したように次々と明るみに出る
日本の自動車産業における不正事件の発覚。

特に昨年末のダイハツの全車種出荷停止は
とても衝撃的でしたが、他にもトヨタグループで
不正が多数発覚してきましたね。

そして今回、豊田自動織機による
ディーゼルエンジンの出力認証試験での不正行為が
発覚し、該当エンジンを搭載する国内外10車種の
一時出荷停止が発表されました。
・豊田自動織機エンジン認証不正問題　トヨタが10車種の出荷停止　このエンジンを搭載するマツダや日野自動車もそれぞれ1車種の出荷停止｜TBS NEWS DIG


・【トヨタグループ】相次ぐ不正「絶対にやってはいけないこと」豊田章男会長が会見で謝罪


不正があったのは豊田自動織機が開発した自動車用ディーゼルエンジン3機種で、
認証試験の際に不正プログラムを用いたECUで測定を行ったという事です。
なお該当エンジンを搭載する量産車では規準を満たしている事が確認されており、
販売済みの車両に問題は無いという事です。

・豊田会長「トヨタは不正ないのに他グループが足引っ張る！」会見で語ったトヨタの今後について...【ゆっくり解説】


高い品質と安全性で信頼を得ていた日本の自動車が
相次ぐ不正発覚でその信頼を失いつつあるのは
同じ自動車産業に勤める者として悲しく思います。
この時期に一気に噴出した事に何かしら意味や理由がありそうな気もしますが
これを機に信頼回復へと向けて根本的な改善をして欲しいところですね。


…そういえば、日本の自動車メーカーで不正が無いのってマツダだけ？
今のところマツダだけは何も聞かないのですが、大丈夫かな？(^^;