
クルマ好きさんには説明不要のモータースポーツ用
スポーツシート等で知られる"レカロシート"。
その"RECARO"ブランドを展開するドイツの
"レカロ・オートモーティブ"社が7月29日に
自己破産した事が明らかになりました。
レカロのシートは昔から高性能車や
ラリーカー等のモータースポーツ車では
自動車メーカー純正採用されている事も多く
クルマ好きさんには古くから知られていますね。
その昔、日本の自動車メーカーがコストダウンを行う際に
一番最初にコストカットの対象となった部品がシートでした。
そのため昔から海外の自動車メーカーとの性能差が大きく
特にシートが酷いと散々言われ続けていましたね。
近年ではシートに力を入れるメーカーが増えており
特にマツダは日本の自動車メーカーでは唯一、
尋常ならざるシートとドライビングポジションへの拘りを持ち
海外でも高く評価されるようになりました。
私が以前乗っていた2014年発売の"DJ型デミオ(現在のMAZDA2)"は
ひとつ上のクラスの2012年発売の"BM型アクセラ"のシートをベースに
さらに改良したものを搭載したりして、内外装や走りの質感だけでなく
ドライビングにも拘りカー・オブ・ザ・イヤーに輝いたりもしましたね。
私も腰痛持ちなので昔はレカロシートを愛用していましたが、
"DJ型デミオ"に乗り換えて以降はレカロシートは使っていません。
それでも腰痛の影響はほとんど無く快適に長距離運転を疲れずにできるので
マツダのシートは本当によくできています。
今乗っている"MAZDA3"は2日間で下道を約23時間1,300km走っても平気な
さらに疲れ知らずの快適シートです。
そのおかげで今はレカロシートを使っていませんが、
以前は最初の"
スプリンターカリブ"から"
DE型デミオ"までの
約20年間お世話になったレカロシート。



個人的には思い入れもあったので今回の破産は驚きでした。
ちなみに
"スプリンターカリブ"の画像にある黄色いマットはKAROマットです。

長く使っていて運転席がヘタったので途中で買い直しています。
今回自己破産したのはドイツの本社の方で事業の継続には影響は無いそうです。
また、日本で事業展開している"レカロジャパン"とは別となっている事もあり、
国内ではこれまでと特に変わらず商品の購入等もできるようになっています。
実際、"レカロジャパン"はほぼ同じタイミングの7月30日には
三重県に新しいショールームをオープンしたりと問題無く事業を行っていますね。
レカロシートは旅客機や海上自衛隊の艦艇、スペースシャトル等にも
採用されるほどのシートなので無くなると困りますね。
それだけに破産はしても事業は継続できるようで一安心ですね。
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Posted at
2024/08/10 00:00:01