第3東名とも呼ばれる準高速道路"名豊道路"が3月8日遂に全線開通！

約半世紀の時を経て、遂にこの日がやって来ました。
愛知県を始めとした中部圏の多くの人が待ち望んでいた、
国道23号線"名豊道路"の最後の未開通区間である蒲郡バイパスの
豊川為当IC～蒲郡IC間が、2025年3月8日(土)に
遂に開通となる事が昨日国土交通省より正式に発表されました。
【　2025.01.31追記　開通時間は3月8日(土)15時に決定しました　】

・着工は1972年…「国道23号名豊道路」が半世紀を経て全線開通 豊田市の工場から三河港への輸送時間短縮等に期待



これまで今年度中の開通を目指して建設が進められていましたが、
その予定から遅れる事無く、年度末の3月の開通を実現してくれました！

この蒲郡バイパスの最後の区間が開通する事により、
名古屋市緑区大高町の折戸交差点から
国道1号線浜名バイパスを経て、
浜松市中央区篠原町の篠原東交差点までの99.2kmが
すべての交差点と立体交差で交わり信号交差点が全く無い、
高速道路のように走り続けられるバイパスが完成する事となります。

このうち折戸～豊明間は片側3車線の地域高規格道路となっています。
もちろん一般国道なので完全無料となっています。
※浜名バイパスは元は有料道路でしたが2005年3月に無料開放されています。
また、一般道ですので一部を除き最高速度は60km/hとなっています。

なお、今回の開通区間はあくまで早期開通を目指しての事から
暫定2車線での開通となります。(名豊道路は全線完成4車線です)
蒲郡バイパスの全線開通後は交通集中により渋滞が多発する可能性がありますが、
それでもこの全線開通はとても大きな意味を持っています。

1972年に事業化されて以来52年が経ち、この度遂に全線開通となります。
私が生まれるよりも前から建設が始まりながら、ようやっとの悲願達成となりますね。
本当に、建設に携わった全ての方に感謝致します。
そして、西尾市より東は未だ暫定2車線区間が多く残っていますので、
早期の完成4車線化工事をお願いしたいところですね。
とりあえずは、全線開通を大いに祝いましょう♪