
iPhone3GSを購入して以来、家でも車でも外出先でも音楽などはiPhoneメインになりました。
その為やはりiPhone用スピーカーが欲しくなってきていたので色々と調べてみたら、
最近流行のデジタルフォトフレームとiPhone用スピーカーを組み合わせたものが
増え始めてきていたようです。
これまでにビクターの
NX-TC5/3やパナソニックの
MW-10が出ていましたが、
この4月に新たにケンウッドから
AS-IP70が発売されるという事で、詳細情報を集めていました。
ビクターのは据え置き型コンポでワンセグにも対応しているようですが、
据え置き型はちょっと大きいし、
パナソニックのは液晶画面が9型と大きいうえにCDプレイヤーも付いてますが、
お値段が今でも実勢価格25000円くらい。
正直このサイズとお値段ならせめてDVD再生くらいは搭載して欲しかったかも。
ケンウッドのはパナソニックのものからCD再生や内蔵4GBメモリなどを減らして
液晶画面を7型にサイズダウンしたようなものです。
4/25発売という事で実勢価格25000円前後、ネット最安値21000円でしたがそれよりも
5000円安いお値段で購入できたので買ってしまいました。
ちなみに今まで使っていたCDプレイヤーは
コレです(笑
かなりのグレードアップですね^^;
届いたのはつい先ほどですので、まだ液晶画面の保護シートも貼ったままですが、
とりあえず少しだけ使ってみたレビューをしてみようと思います。
使っていて何かあればまた記事を更新すると思います^^
基本的にこの製品はDOCKコネクタを介してiPhoneから音声と音楽等のデータを
受け取っているだけで、ハードとしてiPhoneへアクセスしている訳ではない為、
AS-IP70側からiPhoneを直接的にコントロールできません。
再生・停止・早送りなどはできますが、リスト読み出しと指定再生はできません。
アートワークも表示できないですが、動画はちゃんと見られます。
同じ理屈でiPhone内部の写真やiPhoneで撮影した動画・写真は全て読み込み不可能。
この辺りは購入前からわかっていましたので、納得しています。
↓とりあえず、iPhoneの動画を本機で再生したところを動画で撮影してみました。
それではここからは製品の詳細とちょっと使ってみた感想を。
ここに載せていない画像も
My掲示板(画像22枚)にありますので、宜しければどぞ^^
・付属品と本体背面。

付属品はACアダプタ、AMラジオ用ループアンテナ、時計保持用の単4電池2本です。
本体背面には左下にFMラジオアンテナ線、右下に時計保持用電池ボックスとACアダプタプラグ。
正直アンテナ線がちゃちいっていうか、持ち運ぶ事は考えてませんねコレ。
・本体右側面のDOCKコネクタ。

DOCKコネクタは押すとスプリングギミックで飛び出してきます。
iPhoneはDOCKアダプタ無しで装着できますが、コネクタの下に空間ができるので、
iPhoneを上から押すと本体が少し右に傾きます(笑
・本体左側面と底面。

SDカードはなぜか上下逆さまに挿入します。SDHCにも対応しています。
USB端子はUSBメモリのみ対応で、その他のHDDなどには対応していません。
・iPhoneを接続して音楽・動画を再生してみました。

初起動の時と、音楽←→動画の切り替えをした時にはこんな画面が出て、
再生を始めるにはiPhone側で再生操作をしないといけません。
一度本機で再生した後は同じプレイリストを再生している間は
再生を止めて電源を切ったりiPhoneを着脱したりしても、
iPhone側で操作しなくてもAS-IP70側の再生ボタンで再生できるようになります。
この時再生されるのは「前回最初に再生した曲」であって
「前回最後に再生した曲」ではありません(笑
ちゃんとiPhoneで最後に再生していた曲の止めたところから再生できるようです。
プレイリストを変更したり動画を再生したりする時には、
iPhone側から操作する必要があるようですね。
アートワーク表示や曲・動画のリストも液晶画面に表示できないのが辛いです。
・音楽を再生。

音楽再生時は液晶画面にアートワークが表示できません。
一時停止や早送りなどはAS-IP70で操作できます。
・動画を再生。

iPhoneに取り込んだ動画を再生すると、元の画面サイズが横長でない動画は
AS-IP70の画面には強制的に横長に引き伸ばされて表示されます。
iPhone単独だと通常表示されていても、↑の画像のように強制的に引き伸ばされます。
画面の表示サイズは選べません(涙

動画再生中は、iPhone側はサムネイル状態で止まっています。
タッチパネルは全ての操作を受け付けています。

iPhone側の画面右上にある拡大縮小ボタンを押すと、AS-IP70側の画面が
拡大縮小できます。(↑の画像の左が標準、右が拡大状態です)
・SDカードの写真を表示してみた。

SDカードやUSBメモリの写真・音楽は液晶画面でリスト表示できます。
デジタルフォトフレームの再生時は切り替え間隔を「5、10、15、30、60秒」から選べます。
画面表示サイズは「標準」と「フル画面」しか選べませんが、
90度刻みの回転表示はできます。
画面切り替え時のエフェクトとして「ロール」、「ページ」、「ズーム」の3種類選べます。
ただフォルダで整理していてもフォルダが表示されないので、その点は注意が必要かも。
フォトフレーム表示の際、音楽はSDカード、USBメモリ、iPhone全てで再生できます。
再生時は画面の上部に曲タイトル、再生時間と再生バーが表示されます。
長いタイトルは1ドット単位でゆっくりスクロール表示されます。
アラーム関係は2種類独立設定アラームとスリープタイマーを設定できます。
再生開始時間、音量(3段階)、動作モード(毎日、月-金、土日の3種類)、
スヌーズ(5~30分で5分刻み)、
再生メディア(内蔵ブザー、ラジオ、SD・USBの音楽、iPhone音楽)で指定できます。
アラームは1と2をそれぞれ単独・両方同時に選択する事ができます。
スリープタイマーはOFF→15、30、60、90分が選べます。
という訳で、届いてすぐのレビューをしてみました~♪
まだ受け取ったばかりなので細かい部分はわかりませんが、
まぁ良い感じの製品ですね。
実勢価格の25000円だとちょっと高いかな?と思いますが、
私は最安値よりも5000円安く買えたので、このお値段なら十分だと思います。
液晶画面の画質と動画の滑らかさはしっかりしています。
アートワークなどが表示できるようになれば文句無しですが、
これは後の製品に期待しましょう。
スピーカーの音質に関してですが、はっきり言って「しょぼい」です。
私は前のプレイヤーがアレですし、元々音楽や音響に特に拘りの無い人間なので、
この程度でも問題ありません。
何より大きな音を出すための製品じゃありませんし、ベッドサイドに置くようなものですし。
ただ他社製品ではできるイコライザー設定もできないのは残念かも?
iPhone3GSの大ヒットでこの手の製品がこれからも増えると思います。
今年はiPhone4Gも来るのでこれからもっと良い製品が出てきたら
また買換えちゃうかもしれません。
とりあえずアートワークとか表示して欲しいっす^^