営業車3号のメンテ

燃料ポンプを交換されて快調になった営業車2号(中型スクーター)。こちらは年内に手放して、来春にでも新営業車2号を手配するつもり（は未定）。となると、空白期間でのとりあえずの足が欲しい。

　と言うことで、春に引き上げてきて屋外に放置プレイ中の営業車3号を整備した。コイツは、黄色ナンバーなので30キロや2段階右折で捕まる煩わしさもない。近所の遊撃手としては気楽な乗り物だ。積載性がBOXのみなのが辛いところだけど、2号だってフルに荷物積んで走るのは滅多にないから。




　まずは、カバーを外して、リヤキャリアやカウルを外して、バッテリーを獲りだして充電。

　キャブドレインから液体を抜いて、キャブをバラして掃除した。そして組み立てるだけ。


　で、このストリートマジックというスズキの原付、雨天にさらして駐車しているとスロットルワイヤーを通じてキャブに雨水が貯まって始動できなくなるという、すばらしいデザインで有名。

　長期不動のあとでエンジンをかけようと必死にキックをしていると、キャブ内の水がクランクケース内に行って（-人ー）南無　と言うことになる。自爆装置か?

　今回も、キャブから抜けた液体は、まったく気化する素振りも見せず、パンにいつまでも貯まってる。つまりほとんどが水ということ。（そもそも、長期保管前にフロートのガソリンは抜いてコックはOFFにしているのに、キャブフロートから液体が出てくるのがオカシイって話）

　

　一応カバーはかけて、屋外に駐めていたわけだけどどうしてか雨水は浸入してしまうんだなぁ。

　バッテリーを充電したけど電圧弱くてセルは回らなかった。キック２回でエンジンは始動。一通りチェックして問題なさそうだから、自賠責を入れて乗り出しますか。

～本日のまとめ～
　・スズキのオートバイはカウルの立て付けや各部の作りが独特で、ちょっと整備するのにコツが必要。変態というわけではないけれど。まぁ、ストリートマジックはこれでスクーターの駆動系なので、十分に変態なオートバイですけど。

　・やっぱりオートバイの整備は楽しい。早く趣味オートバイを直したいが、時間と財布の中身をやりくりせねば。２ストオイルの臭いを嗅いで、久々に元気になった。

　・ヤマハの3輪車が話題だけれど、確かに安いし安定感も高いのだろうけれど、軽快さとしては2輪の方が楽しいと思うし、消耗品のタイヤやブレーキは部品が増えるわけだから、何とも言えないなぁ。自分はオールドタイプなので、一生乗る事はあるまいと考えていた２５０スクーターを認めるまでかなりの時間を要した。前２輪のオートバイを認める日は来るのだろうか?

　・デミオのカタログが届いた。厚い。読み応えもある。というか、アクセラのカタログがホチキス中綴じなのに、デミオはきちんと製本されている。力の入り具合を感じるわ。期待の４WDについては、リヤはトーションビームままのようだ。


　・アクセラの４WDが、カタログでは図が無しで1.5ガソリンにしか設定されていないのに比べると、デミオでは４WDについて力の入った説明がある。その割にはまだ先行試作車も公開されていないので、リリースまで作り込んでいると言うことだろうか？個人的にはフロントヘビーのディーゼルは４WDの方が乗り味楽しいと思うが、さて