
何度か書いているが、w203系のCクラスはセンサー類からオイルが漏れてハーネスを伝わりCPU基盤を壊すというのが定番(?)トラブル。
スポーツクーペを購入前は、「CL203」という形式で検索かけて英語のサイトばかり見ていたのだけど、購入後に日本語で調べると、出るわ出るわ多くのトラブル事例。読んでいるうちに不安になってきたが、100%出るトラブルなら、定期的に点検しておけば良いじゃない、と言う考えに変わってきた。
幸い、うちの個体は走行距離が短いので各症状はまだ出きっていないので、早めに対策をしておけば当面は安心なのも事実。 どうせ4年で乗り潰すだろうし、道具だと思って割り切りたいところ。
111M20エンジンの場合、
・カムシャフトセンサー
・クランク角センサー
・ATのコネクターカプラ
の三カ所が鬼門のようで、カムシャフトセンサーには既に対策部品が入っていたし、ハーネス側へのオイル漏れは進行していないようだ。その代り、センターのオイルシールから噴出しているけれど(^^A;
クランク角センサーについてはボッシュ製などの代替品が安価に入手できるようだ。と言っても容易に交換出来る場所でもなさそうなので、次回車検(来年末)前にエンジンマウントとミッションマウントと一緒に交換しようと考えている。
今回懸案のATコネクター。整備記録を見る限りでは、ここのコネクターを対策品に交換したという記録は残っていない。コネクターを交換するとなると、ATFが何リッターかこぼれるので、その分補充しなければならないのだが、ATFの給油口のキャップを見ると写真のように黒いまま。ATFを補充や交換をしたとなれば、赤いロックピンが入るので、この個体は「ATFの補充をしていない=コネクターも交換していない」と言うことになりますな。
なんでもコネクターカプラのOリングが硬化するのでATFが漏れるらしい。そうなると12年落ちであるからして、Oリングはカチカチだろう。現在走行3万キロだけれど、長時間の運転が多いので熱も持つから、オイル漏れ的には出やすい条件なはず。幸い、夏場の点検では漏れていなかったけれど、冬になってOリングの温度変化が大きくなれば、スペースシャトルのように漏れるリスクはうなぎ登りだろうから、寒くなる前に、早めのATF交換とコネクター交換をやった方が良いだろう。
本日、現実逃避に色々と調べてみた。
a) コネクター交換だけなら、ATF上抜きで行けそう。
b) ATFはメルセデス純正が良い。(手持ちのACDELCOのDEX3使っちゃおうかと思ってたけど、止めておくか)
c) ATFフィルターは交換可能で、オイルパンを外すと簡単に交換出来る。
基本的にはATF交換無しでOKの車両。たかだか3万キロ程度の走行でどれだけフィルターが目詰まりしているか分からない。となれば、上から何リッターか抜いて、コネクター交換して、新品のATFを補充するのがお気楽そうだ。
コネクターカプラーとATFの交換が終わったら、リヤデフオイル交換で油脂類は一通りOKと考えている。(それ以外の油脂類は前オーナーが定期的に交換してくれていたので)
来春あたりでフトコロに余裕があったら、足回りのブッシュ類とアライメントを見直したいトコロのココロだ。
~本日のまとめ~
・スポーツクーペ故障で他の懸案事項としては、燃料ポンプ+センダーユニット。この冬にでもパッキンの色を確認してみようか。パッキンの劣化とあわせて、どうやら203の初期型は燃料ポンプ自体も信頼性が低いらしい。もしかして、走行中に燃料計のメモリが増えるのは、センダーユニットの問題かもしれないし。このあたり、燃料フィルター交換と合わせて一気にやってしまった方がスッキリするかな。ポンプ関連はボッシュ製が手に入るみたいだし。
・燃料ポンプと言えば、最近燃料ポンプを新品にした営業車2号は絶好調。加速も良くなったような気もする。
・ついに先月末でスカパーを解約させられてしまった。無念。
・F1鈴鹿は地上波でもやるみたいなので、見ようかな。深夜放送だけれどあのエンジン音なら寝ている家族の迷惑にはならないし(笑 可夢偉はなんか壊れてFP2の3周で終わりだそうで、決勝ではマシントラブル出ないで欲しい。祈りましょう。
Posted at 2014/10/03 18:05:19 | |
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