前回のブログでもチョロッと書いたけど、ホンダEについて。
vertinさんがまとめたこの文章に全面的に同意&賛成。
EVの設計は、積むバッテリーとモーターと車体寸法と乗員数と重量を設定すれば、よほどの発想転換が無い限り、どう足掻いてもデザインと価格以外で他社と区別することが出来なくなる訳ですよ。
そんな状況で、欧州でポツポツ出始めているA-BセグメントフルEVのカテゴリーにホンダのブランドと過去デザインの焼き直ししか売りが無いEVを出して、どうなるのか、と。
追突時の乗員保護と爆発する危険性さえ無視すれば、中国の町工場でも真似できるレベルのクルマに何ができるの?
ホント、最近のホンダ4輪からは、ホンダ独自の技術やアイディアで、乗り手に新しいライフスタイルを提案する、と言う姿勢が全く感じられないんですよね。正直、スポーツカーであるS660とNSXも、そのカテゴリーと価格帯の中から選ぶ必要有りますか?となっちゃう。
自分だったら、ケータハムスズキと911選びますよ。
オレだったらこうする。
レガシィを活用案: ショーではEVのeNSXをメイン展示。で、片隅にコッソリフルEVの小型トラックeT360を展示(車体色は水色で、鼻先に白抜きでHマーク)
eNSXは販売するすると語って放っておいて、eT360を販売。
トラックは本体鼻先に40kW固定のバッテリーと、荷台に追加できる20kWのバッテリーパックを装備。後者は取外し充電や交換を可能にする。
斜体サイズは日本の軽規格寸法以下もしくは360cc当時の寸法に留めて、イタリアのAPEやアジアのトゥクトゥクなどの代替になるように。
ホンダの技術力を活用案:
ホンダeのオプションで、助手席に座らせてコネクターを繋げば自動運転してくれるASIMOを発表。
運転手が[You have] と言えばASIMOが[I have]と応えて自動運転に切り替え。自動運転、車両操縦はもちろん全てバイワイヤー。車載の各種センサーとASIMO装備のカメラ、マイクも制御にフィードバック。
非自動運転時は話し相手にもなってくれるし、音声ナビにもなってくれる(ASIMOの音声は男性:若山弦蔵 女性:初音ミク)
運転手の体調監視も行えて、iWatch5などのリストウォッチ経由で心拍をASIMOが管理。意識を失った緊急事態などには車両コントロールをして安全に退避、警察か消防へ通報をしてくれる。
更にメーカーオプションで、ASIMOしか座れない増槽バッテリーパック30kWを助手席シート位置に固定。乗車定員は3人になるけど、航続距離と自動運転が追加装備出来る。
どうでしょう、本田技研様
~本日のまとめ~
・自律制御のASIMOの技術をベースに自動運転、と言うのは技研でも考えてると思うんだけどなぁ。
・ヤマハがオートバイを跨がって操縦する自律ロボット開発しているけど、オートバイは単純にハンドル切って曲がる訳では無いから、そこが技術者としては面白いのだろう。 クルマはバイワイヤーで全てコントロールできるからもっと簡単だと思うんだけど。
Posted at 2019/09/13 13:02:43 | |
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