
広島へ1週間出張になり、空港からの足にTレンタで借りたのがこいつ。走行距離5万キロちょい。
3代目の1000cc3気筒ということで、
昔モンデオのオルタネータが壊れたときにレンタルした2代目と比べてみることが出来た。(5日間で220キロほどしか走らなかったけれど)
驚いたのは、この季節でもレンタカーの標準は夏タイヤなんだねぇ。雪の降る地域には出なかったから困らなかったけど。
さて、荷物を後席に納めて、運転席に座ってみると、異形ハンドルに目がついた。自分は小型車の場合、ハンドルは上向き気味にして胸に近いポジションが好きだが、ポジションは簡単に出すことが出来た。 座った感じではシートも悪くない形状かな、ヘッドレストが一体なので頭をヘッドレストにつけっぱなしで運転するには形が合わないので、長距離は厳しそうだ。この手のクルマにしては、ハンドルの左右オフセットもあまり大きくないので気にならない。
さて、走り始めて真っ先に思うのは、意外とまともに走るということ。止まるし、曲がる。エアコンも効く。特に不満は感じないなぁ、と思いながら赤信号で停まる直前くらいから、とんでもない振動が出た。
この振動は停車で毎回必ず出るということでは無く、何かのきっかけに停車するときの減速でエンジンの振動がもろに伝わるモードになるようだ。
停車時以外はアイドリング振動も気にならず、50~70キロで走っているときは3気筒だという事は一切感じさせない。すばらしいね。ATのゲートシフトも使いやすいし、ワイパーウィンカーの操作感のしっかりさは、トヨタならではだ。
ダッシュボードの一体成形の大きさと、家電のようなヘアライン処理に驚くけど、まぁそれも慣れてしまえばこんなものか、という感じ。強いていえば、ドリンクホルダーがセンターにしか無いのが残念、2代目はAピラー近くの吹き出し口近くに、開閉式で缶ががたつかないホルダーがあって、感心したのを思い出した。
ハンドルの水平に伸びるスポーク部分に手をかけたら、ホーンが鳴って驚くこと2回。ホーンボタンというか、中央のTカバーが節度が無いような感じを受けた。
山道や少しペースが上がり気味の国道を走っていて気になるのは、どうも前輪が狙ったラインのタイヤ1本外側を走るような感じになり、慣れるまで切り増しが必要だった。これは、前輪の位置が車体の前に寄っているからかなぁ? でも。電動パワステの感触は悪くない(フィットシャトル比)
1本ワイパーも試す機会があったが、特に問題なし。ウォッシャーがワイパーに付いているのは少ないウォッシャー液できれいに拭けるのが便利かも。
総燃費は16キロ/Lというところだった。チョイノリも多かったし、無難な値。
サイズも悪くないし、クルマとしての出来も悪くない。残念なのはドリンクホルダーと、停車時に時々本性を現す3気筒の振動くらい。
世間でいわれているほど現行ヴィッツは悪くないクルマじゃ無いかなぁ。買うなら、横滑り防止装置とサイドエアバッグは必須だと感じるけれど。
やっぱりこのサイズ価格帯ならスプラッシュがベストチョイスだね。
営業車として考えると、ヴィッツは長距離が厳しそうなので選択の範囲外。でも、3ドアマニュアルのターボ仕様が出るなら・・・ 価格が86並になるだろうから、要らんな、やっぱり。
まとめ・意外としっかりしたハンドリングと3気筒のデメリットを感じない乗り味、燃費。
・センターメーターをやめたのは良かった。
・内装とシートがもう少し良ければ文句なし。2代目よりは良いクルマに思える。
・安全装備が寂しい。
余談だけど、広島市内ではナビの情報が古くて、高速に乗れなかったり、1方通行を無視する指示を出されたりと、大変でした、
余談2:タイトル写真説明:面白い名前のスーパーを見つけた。 愛は心の仕事ですね(笑
Posted at 2012/12/24 23:06:25 | |
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間違いだらけの営業車選び | 日記