
自販機から出てくる温かい缶コーヒーは、冬場のオートバイ乗りにとって大切なモノ。
こういうときは熱量(別名:カロリー)が大事なので、男らしく砂糖たっぷりミルクたっぷりのを選ぶに決まってます。無糖とか微糖とかブラックとか、こちらから願い下げです。昔のダイドーMコーヒーとMAXコーヒーは最高でした。
しかし、クルマに乗る人にとっての温かい缶コーヒーは贅肉の原因。ダラダラ飲み食いしながら運転するから、体重が減らないのです、分かっています、分かってはいますが、分かるわけには行かないのです。学生時代から、缶コーヒーが手放せない人間だったので。
さて、クルマでも早朝の冷え込みでガラスが凍結している朝なら、自販機で暖かい缶コーヒーを買うのは許されますよね。ガラスの霜取りをした後の手を温める為にも、100円で販売している自販機の缶コーヒーは大事なアイテムです。
で、うちのクルマのドリンクホルダー事情は、欧州車の例に漏れずの性能なのですが、センターBOXのフタをスライドして、メッキのボタンを押すと、カシャン~カシャ~~ン と、2アクションで運転席側のドリンクホルダーが立ち上がってきます。モンデオ助手席の、ガシャッ!と1アクションで飛び出すビックリホルダーとは違い、ダンパー付きの高級そうな動きです。助手席側は、運転席側のユニットが開くと、トレイの左側に置けるスペースができます。
背の高いサーモスとかのボトルやペットボトルを運転席側に入れると、クルマの乗り降り動作で十中八九はひっかけてしまうダメダメなレイアウトなのです。モンデオの助手席側も背の高いモノは走行中に倒れてくる浅いサポートでしたね。
なのでスポーツクーペの場合、背の高い容器は助手席側に入れると収まりが良いのです。
どうやら、LHDでも同じ構造で助手席用のホルダーみたいだ。それをそのままRHDでも採用しているのですね。CDチェンジャーのステーを左右で作り分けているのに、ドリンクホルダーに関してはこの体たらく。いや、これが独逸流の合理性なのでしょうか。
で、話を戻して、早朝の冷え込み厳しいところで温かい缶コーヒーを買い、安定感のある助手席側に入れておきました。(タイトル写真参照)
暫くしてからコーヒーを飲もうと手を突っ込むと、ホカホカだったはずの缶がぬるい。
おまけに、突っ込んだ手がやけにひんやりする、というか冷たいすきま風が手に吹き付けているような・・・
このホルダーはセンタートンネル真上で、このトレイの裏にもしっかり断熱材があるだろうけれど、流石に夜間冷え込んでしまうと、ヒーターの温風も入り混みづらいのでしばらくは冷え冷えのまま、ということでしょうか。今まで助手席側には背の高いサーモスを入れていたので、気がつきませんでした。ホットの缶モノは運転席側の方が良さそうですね。
ところでこれ、夏場は手を入れるのがイヤになるくらい熱くなると言うことでしょうか?
~本日のまとめ~
・センターの肘掛け高さが調整できる構造はとても良くて、休ませている左腕が、自然と運転席側ホルダーの缶にすっと手が伸びる位置に出来る。 しかしMBの場合はウィンカーにワイパーにライトのハイビーム操作、オートクルーズレバーに、オーディオ操作にステアリングのインフォメーション切り替え、エアコン設定と、左手がやたらに忙しい。そこに飲み物となる。LHDだと、ホドホドに仕事量が左右分配されるんだろうねぇ。このあたりは英国仕様が重要だからRHDでも手を抜かなかったモンデオに軍配。
・気がつけば、DC5iS、モンデオMK3、スポーツクーペと、3台とも2001年に発売開始された車両を乗り継いでいる。(インテグラだけ新車) 各メーカーの設計思想とコスト思想、車両の価格区分というか、トリムグレードの違いで全く作りが違うのを痛感。
・昨夜のクラシックカーディーラーズは、P1800クーペ(60年代モノ)だった。ボルボは燃料タンクとかの重要部品をちょこちょこ再生産しているようで、機関部品にはあまり困らない模様。テレビの車両は後期型の5MTを付けていた。エスコートMK1の時も思ったけど、生産年が長いクルマは色々とやりようがあるんだろうね。英国でもボルボはサビに強いみたいだ。
Posted at 2014/01/21 10:07:15 | |
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