この記事は、
大人の怪談について書いています。
 素浪人☆さんの、おっかない話を読んで、昔、自分の身に起こった怖いハナシを思い出しました。
 とある夏の日の夜、24時過ぎ。
 オートバイで独り走りに行きました。
 行き先は、いつもの峠の1本道。
 そこは半径10キロは民家もない山中で、当時は崖崩れで途中から行き止まりに。往復6キロほどの道のりは、道幅も狭いし路面もかなり荒れているので、4輪の走り屋も滅多に来ない、オートバイで楽しむには最高のところでした。
 まずは行き止まりまでゆっくりと流して1往復、湧き水で濡れている道路の状況やひび割れなどを確認。
 そして2往復目、状況も判ったので少しペースを上げて走ってみる。ペースを上げると言っても、速度が伸びるところでも入って3速なので、まぁ推して知るべしの超低速コース。
 2本目は楽しく乗れたが、多少ガスが出てきた。あと1本で帰ろうかな。
 そして更にペースを上げての3本目。往路は気持ちよく走りきり、Uターンしての復路。
 1キロほど走り出したところで「ハイポイントコーナー」と呼ばれている、登り切ったところで右に曲がりながら下っていくトコロに差し掛かった。
 上りの頂点を超えるあたりで飛ばしすぎて前輪荷重が抜けてくると16インチのフロントタイヤはブルブルと震え出すので、前輪の荷重を考えながら速度を抑え気味にコーナーに侵入していく必要がある。しかし、この夜はなんか乗れているような気がして、つい頑張りすぎてしまった。
 下りに差し掛かるとともに右にオートバイを傾けたところで、フロントタイヤがさらにブルブルッと震えてきて、それに対処するため車体を起こしたら、当然走行ラインが左の路肩寄りに。それで路側帯の砂に乗ってしまい滑ってしまいました。
 これはヤバイと思ったところにちょうど、山に入る側道(砂利道)があり、そこに3mほど入り込んで何とか停車、転倒を免れました。
 くわばらくわばら(死語)と思いながら、オートバイを降りてバックして、峠道に戻りその日はそれで帰宅しました。
 それから何日かして、行きつけのオートバイ屋へ顔を出して峠での武勇伝を話しました。しかし、そこにたまたま居た人から聞いた話は…
 昨日、山中で自殺遺体が見つかり、その現場は、私が滑って入り込んだ側道を10mくらいのところだと。
 確かに、その日のローカル新聞朝刊に、遺体発見の小さな記事が有ったのを私も憶えてました。帰宅して朝刊を見直すと、遺体は損傷が激しい(動物が沢山居るので)のだが、死後1週間は経っていないだろうと書かれていた。
 見つけて欲しくて、引っ張られたのか…
 それとも、私が滑って居るのを山中から見ていて、その後事に及んだのか…
~本日のまとめ~
 NDをはじめてマジマジと見たけれど、コンパクトなのにボリュームのある感じで、格好いいですね。広島市内でも何台かすれ違いましたが、低さもあってあの顔と車幅のボリューム感はインパクトあります。
 ・広島空港にはこんな感じでマツダ車が常設していて、カタログもご自由にお取りください状態の展示。確か仙台空港でもトヨタ車を飾っていると思ったけど、カローラではちょっと様にならないの感じ。
 ・手羽先屋さんで、某案件についてのネタバラシを聞かされる。ほほぅ、そういうルートで見つけたのですか、それは良いかも。と言う事で、審査が無事通るように九州方面へ念を送ってみた。
 ・現行デミオのインプレは、また後日。
 
				  Posted at 2015/09/03 12:42:32 |  | 
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