毎度、修羅場です。
ということで、今回の出張現地での相棒は素ヤリスでした。1Lモデルなのですが、
前回(昨年10月)がほとんど乗れなかったし、おろしたてのバリバリの新車だったのに対し、今回は4万キロ近い走行を稼いだ個体で、高速は乗れなかったけれど1日半で100キロちょいと前回よりはまともに乗れました。イロイロ感じるところもありインプレしようかなと思いますが、やはり修羅場なのでチョット気になったり気に入った細かいところだけ書いてみようかな、と。
昨年10月の個体とはナンバーが違う車両でしたが、走行は3万9千キロ越え。登録から1年半でソコソコ走ってます。
まず気になったのはパワーパックで、特にCVTはかなり疲れている感じがする個体でした。出だしのつながりがラフな感じになって振動やパワー入力をうまく吸収できておらず低速ではガクガクとした感じ。そしてエンジンの振動も3気筒らしいというか、1Lビッツらしい感じで懐かしくさえ思え… ほぼ新車だった前の個体では気にならなかったので個体差なのかもしれませんが、劣化だとしたら4万キロでこれは少し早いなぁ。正直今回の車両でヤリスに初めて乗っていたらパワーパックだけで悪印象で、車体のよさは印象薄くなっていたかも。
前回も気になった走り出すとパオーンなCVTは変わらずで、まぁこればっかりは設計年次の古いパワーパックなのでしょうがないです。1.5LのCVTがどんなものかは気になりますがGRヤリスのRSは助手席で見ている感じ多段的に変速していたようなので、500㏄増分のトルクを使った制御になってることに期待したいですね。
そしてすぐに分かるのが車体剛性は変わらずにイイですね。ドアのしまりやハッチの収まりなどはやれている感じはしませんでした。しかし、足回りは固めの印象だった前の個体とは違い、滑らかに(でも過去のヴィッツのようにヘロンヘロンではないのですが)柔らかく動くように感じました。それと、レーンキープアシストの介入がハンドルの重さ(というかフリクションというか)に対して悪い印象を与えなかったのも前の個体とは違う感じで、今回は切らずに乗れました。
あと、緊急ブレーキを今回体験できました。人生初自動ブレーキ体験(笑
朝の通勤時間帯で混雑している狭めの市街地を30キロ程度で走っている時に、ふいに前走車が急停車するほどの勢いで減速しました。車間距離は車両1台分ほどでしたが、私も左足ブレーキ! と同時に警報音が鳴ってMFDが真っ赤になって「ブ~~~~~~~~~ぅ」という、油圧の逆止弁が流量多すぎて唸りながら圧が下がるような音が車内に響きました。(あまり分かりやすい例えじゃないなぁ) 左足のペダルの感触も通常のブレーキとは違い踏力が抜けていて油圧を乗っ取られているような感じでした。
自分で意図した減速率よりも強い制動を掛けられてとまどいトワイライト、思わず「反応、早えぇじゃん」とつぶやく次第。
前走車は完全停車する前に加速を再開していたので私はすぐに左足の踏力を抜き右足も踏みましたが、自動ブレーキの制動が優先されたのか素ヤリスは一旦停止してから動き出しました。今思えばAB両ペダルが同時入力されてキャンセルとなったのかも、私の方が後続に迷惑をかけたような挙動をしてしまいました(汗
余裕というか安全率を見てなのでしょうけれど、今回の事例での自動ブレーキ作動は過剰介入でした。でも、9回過剰介入しても、1階の大事な時に効果があるなら自動ブレーキは有って当然の装備と私は思います。
前回は殆ど試せなかったMFDですが、今回は色々試せました。ナビとの連動による矢印や次曲がる交差点までの距離の表示、燃費情報や車体情報などなど、素モデルとは思えない充実ぶり。特に気に入ったのがヘッディングディレクションが出る機能。
自分の鼻先が北なのか北西なのかでるのは、ナビで目的地を設定しないで走り回る私的にはとても便利でした。
しかし写真に出ている通り、後席や助手席のシートベルト着用を促すワーニングの誤作動が気になりました。特に荷物を置いている訳では無いのに、不意に点灯するのですよ。何か見えないものが乗っているとか…
全体的にヤリスは高感触で、個人的には気に入っています。もし営業車1号をBセグ新車でとなったら、マツダ2かヤリスの6MTで決まりです。ただ、1Lのパワーパックだけは選べないなぁ。
~本日のまとめ~
・FIT4のガソリン車に乗ってみたいな。
・眠い
・街中に人出が戻っていますね。気のゆるみからの感染再拡大に気をつけたいところです。
Posted at 2021/11/20 09:23:25 | |
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