おはようございます。
今年もあと3週間、コロナで始まりコロナで終わりそうです。
旧車好きな年金生活者ですがやはり大きな影響を受けた一年でした。
今年を振り返るのはまだ早過ぎるかも知れませんが気付いたこと、旧車にまつわる面白い写真などを幾つかアップしておきたいと思います。
このブログを読んでいただけている方々にはもうご存知のことでしょうがうちの旧車は二台、1967年型のダットサン フェアレディSRL311(ダットさん)と1969年型ジャガーEタイプ2+2のクーペ(赤なまず君)です。
2台とも私の延23年に亘る米国駐在中に現地で購入して乗っていて帰国時に個人輸入で持ち帰った車です。
中でもダットさんは1980年代にまず2台のSRLでレストアの練習を始め並行して程度の良い67年型(前期型)のSRLを探していた所LAから車で4時間ほどのフレズノという街で売り物があると知り買って来たものです。
不動車だったのでその場でU-Haulでトレーラーを借りて皆で乗せLAまで引いて帰りました。 その後LAで知人のアメリカ人のレースドライバーにこのU20エンジンのオーバーホールを依頼し、内外装をコツコツ仕上げました。 一度帰国になって持ち帰ったのですがまた再赴任になり改めて個人でアメリカへ輸出してまた現地で乗っていた三十数年のよき相棒です。
一緒に映っている子どもは今では孫の少年野球チームの監督をしている厄年の長男です。笑
このフェアレディSP(L)とSR(L)は手元の資料では
左ハンドル車が43千台強、右ハンドル車が5千台強の合わせて48千台強が生産されたそうです。
圧倒的に輸出用の左ハンドル車が多く、主に国内販売とオーストラリア向けの右ハンドル車は生産台数全体の11%しかなかったのですね。
因みに生産年度別のフェアレディのプロフィールは、
この表にある通り1967年型までは前期型(ロウウインドシールド)、68年型からは米国の安全基準に適合させるために後期型(ハイウインドシールド)に分類されます。
この様に前期型67年の2000は右と左ハンドル車を合わせても1000台程しか生産されておらず、多くは直ぐにレースに使われたので残存数は少ないと言われていて希少車になります。
この様に多くのフェアレディがアメリカへ輸出され、今でも多数が残っていて愛されているのもアメリカにフェアレディの専門パーツショップが幾つか残っている理由でしょうね。 今でも多くのパーツが購入できます。
そんなアメリカでは日本の様な車検制度がないのでフェアレディの改造も盛んに行われています。
ここ一年前後にアメリカ発のフェアレディのメーリングリストに掲載された改造フェアレディの写真を何葉かアップしてみます。
先ずは
オリジナルのU20エンジンはこのフェアレディ2000にしか使われなかったのでブローしてしまうと代わりを見つけるのが難しく、またキャブ車からインジェクターに交換したり、ターボエンジンに換装しているフェアレディが多数あります。
この車もエンジンをSR20に換装していますね。
太いタイヤを履かせるためにだいぶ膨らませていますね。
顔付きが大きく変化しています。 アルファロメオのジュリアの様です。
長くなったので明日も続けます。
ブログ一覧 |
Datsun Roadster | 日記
Posted at
2020/12/09 03:45:25