前回のブログでは、
中古ノートPCの買い方について説明しましたが、
今回は前回説明した選び方を使い、
実際に購入してみたレビューである。
たまたま激安でゲット出来たという話ではなく、
ヤフオクで普通に出品されている中から、
誰かと競うわけでもなく普通に落札出来た物です。
同様の商品は探せば沢山あるので、
実際に中古を検討している人は参考になるかと思います。
落札前の画像。
入札すると誰も競ってくることもなく、
「あなたが現在の最高額入札者です」の表示のまま終了。
同じ出品者から同一のPCの出品もありましたが、
買い手がついてない状態だったので、
まだヤフオクに残ってるかもね。
消費税プラス送料で
6852円で購入。
お支払いはTポイントが余ってたのでTポイント一括で買いました。
Tポイントを貯めてポルシェを購入しようと思ったのですが、
3年で1万ポイントぐらいしか溜まらないので諦めて中古PCにしました。
三日後、PCが届く。
今回購入したのは、富士通のLIFEBOOK Sシリーズという、
13.3インチ液晶のビジネス向けモバイルPCです。
実はギリギリまでダイナブックのR734にしようかと悩んでたのですが、
僅かにスペックダウンするも、安さでS762にしました。
スペック
富士通 LIFEBOOK S762/G
型番:FMVNS8AE
2013年8月製造
モニター:13.3インチ HD1366×768 非光沢液晶
OS:Windows7をWindows10に出品者が変更済み。
CPU:Intel Core i5 3340M 2コア4スレッド クロック周波数2.7GHz ブースト時3.4GHz
GPU:Intel HD Graphics 4000(CPU内臓)
メモリ: PC3-12800(DDR3-1600) 4GB×1枚 (空きスロット有)
HDD:320GB
無線LAN:有
Bluetooth:無し
ざっくりこんな感じ。
本体左側から。
左から、ACアダプター差込口、USB3.0ポート、USB3.0/e-SATA兼用ポート、
ディスプレイポート、マイクジャック、イヤホンジャック。
なんとこれ、TVに気軽に繋げられるHDMI端子ではなく、
ディスプレーポート(DP)ってヤツなんです。
なので、このPCとTVを繋ぐには、DP to HDMIケーブルか、
ディスプレイポート変換アダプタを使わないとTVには繋げないのですが、
上記を用意すれば何とかなります。
本体右手には、
左から、ExpressCard/54スロット、CD/DVDコンボドライブ、USB2.0ポート、LAN、ケンジントンロック。
このExpressCard/54スロットですが、調べてみた所、
現在ではUSB3.0ポートを増設するぐらいしか使い道が無く、
USB3.0が既に付いてるPCだと、ハッキリ言って意味のない拡張スロットです。
写真を撮り忘れましたが、
PCの前面にはSDカードスロットとワイヤレスLANのON/OFFスイッチ。
モニター上部にはWebカメラ、マイクはどこにあるかわからん。
後ろにはアナログRGBポートがあります。
ってわけで、Bluetoothが無く、
HDMIの代わりにDPだった以外はフル装備的な感じです。
Bluetoothに関してはこの年代のPCでは付いてないのが多いのかも。
無線LANプラスBluetoothカードを注文してあるので、
内臓で追加できるか検証してみます。
細部を見てみると、
外観は塗装が薄くなってたり、角が一部剥げていたり。
ACジャックがややぐらつきを感じるが、
揺らしても接触不良になることも無いので問題無さそうです。
ただ、光学ドライブ付きでバッテリー容量がデカい事もあり、
13.3インチにしてはずっしりと重いです。1.6キロぐらい。
とりあえずストック状態で使ってみる。
モニターの発色に問題も無く、
商品説明通りの悪くない状態。
フル充電での起動時間は、Windows上では6時間半と表示されるので、
バッテリーは思いのほか状態が良さそう。
HDDだから起動は遅いが、
CPUの性能には問題が無いので、普通にネットは見られるものの、
ディスクアクセスが長くてそこが足を引っ張る感じ。
安定はしているので、速さを求めないならストック状態でも行けますが、
新品の状態から交換していない7年物のHDDという爆弾でもあるので、
個人的にさっさと新品のSSDに交換推奨である。
今回は安心のSanDisk製の一番安いモデル。
SanDisk 内蔵 2.5インチ SSD / SSD Plus 120GB / SATA3.0 / SDSSDA-120G-G27
というモデルを使います。アマゾンで2980円で購入。
容量要らないし安さ重視ならお勧めですが、
もう少し容量が欲しい、もう少し耐久性も欲しいというなら、
SanDisk Ultra 3Dか、ウエスタンデジタルのブルーがお勧め。
メーカー名は違いますが、ブルーとウルトラ、中身は同じらしい。
今回の富士通S762ですが、
HDDからSSDの交換には、7mm厚のSSDを9.5mmに増やすスペーサーが必要でした。
KAUMO 2.5インチ SSD/HDD用スペーサー 7mmを9.5mm厚に変換 耐熱シール付き KM-296
という商品をアマゾンで購入、398円
両面テープでSSDに貼るだけ。
ついでに空きスロットに4GBのメモリを追加して合計8GBに。
今回は、
CFD販売 ノートPC用 メモリ PC3-12800(DDR3-1600) 4GB×1枚
1.35V対応 SO-DIMM (無期限保証)(Panram) D3N1600PS-L4G
というモデルを購入。アマゾンで2303円。
1.35vか1.5vなのかわからなかったけど、
低電圧版1.35vで問題なく認識出来たので、これでいいんじゃね。
もしかしたらPanramのメモリが両対応だったのかもしれないけどね。
(追記:CPU-Zで確認したところ、
元々付いていたメモリーは、SAMSUNG PC3-12800S (DDR3-1600) 4GB
SO-DIMM 204pin 低電圧 M471B5273DH0-YK0 1.35Vでした)
ちなみにS762のSSD換装とメモリ増設作業はめっちゃ簡単で、
誰でも出来るレベルです。
正し!
バッテリーとACアダプターは必ず外して作業してくださいね!
ってわけで、本体とカスタマイズ費用の合計は、
本体:6852円
SSD:2980円
SSD用スペーサー:398円
メモリ:2303円
合計:12533円(税込み送料込み)でした。
この値段でバリバリ使えるPCが買えるなんて、
お得中毒過ぎて死にそうですw
この状態でマイクロソフトサイトからDLして作った、
Windows10のインストールメディア(USBメモリ)を使ってOSをインストール。
あっという間の20分ぐらいでインストール完了。
古くてもCorei5、速いっす!
ネットもWifiですぐに繋がり、
動きも軽やか、起動も15秒ぐらいで、
最近のPCと同等の速さ。超快適!
当たり前だけどYoutubeなんかも快適に見られるっす!
良い買い物したぜ!なんて思っていたのですが、
この後、大苦戦が待っていたのであった・・・。
続く。