姉のノートPC、
8年落ちVAIO、当時のエントリーグレードで、
MS Officeが付いて、当時8万円ぐらいだったらしい。
OSはwindows8からWindows10にアップグレード済み
CPUはPentium B980
メモリは4GB(空きスロット1)
記録ディスクはHDD700GB
(型番はSVE15123CJW)
今の常識から考えるととにかく遅い。
OSのアップグレードでただでも低性能なマシンが更にもっさり激遅になってた。
電源ボタン押してからNET見られるまで3分待ち。
何やってもローディングのグルグルマークが出てきて常に待ち時間発生。
そのうえキーボードが壊れているという最悪なマシンだ。
今回は、そんな型落ちのボロマシンを、
修理&部品交換しまくって激遅いPCを快適化する改造をしてみた話。
まずは壊れていたキーボードの交換。
キーボードにコーラをこぼして一部のキーが死亡。
画像のキーボードのバツマークがあるところはキーを押しても無反応。
姉はUSB接続の外付けキーボードと、
ソフトウェアキーボードを使ってこのPCを使っていたらしい。
運よく、NET通販で新品のキーボードが2000円で買えた。
このPCだと、本体裏側のねじを1本外して、
本体に傷を付けないように、
キーボードの周りの僅かな隙間に爪楊枝でグリグリやって外した。
ギターのピックを使うのが良いらしい。
通販で注文したキーボード、
届いてみたら想定外の「バックライト付き」、
そもそもキーボードバックライトは付いていないモデルだったが、
本体側にバックライト配線の差込口を発見。
刺してみて、電源入れてみたら光った!
しばらくキーボード入力をしないと勝手に消える。
キーボードを押せば勝手に光る。
しかし、バックライトの基本的な設定方法は不明。
これでキーボードの修理は完了。
ちなみに、
メーカーにキーボードの修理を依頼すると2万円前後掛かるし、
今回のモデルは古いのでメーカーの修理受付すら終了。
ノートPCのキーボードは、
その手の部品を扱っているサイトで、2000円~6000円ぐらいで買える。
ちなみに液晶画面は8000円~15000円ぐらいで売ってます。
ノートPCの型番をネットで検索すると補修部品が色々出てきます。
ちょっと古いノートPCだと修理を諦める人が多いが、
リスクはあるが部品探して自分で修理するのもアリだし、
メーカーで修理受付が終了していても、
格安で修理してくれるお店も沢山あるので、
古くても諦めるのは早いっ!
ただ、あまりにも低スペック過ぎるマシンだと、
そこそこ快適に使えるリース落ちの中古国産ビジネスノートPC
(メモリ増設&SSD化したリメイクPC)が3万円で買えるし、
HPやLenovoなら6万円出すと数年前の最上位モデルと同等の高性能な新品も狙える。
あまりにも低スペックなら買い替えを検討した方が良い。
CPU:インテル Pentium プロセッサー B980
8年前なので最近のノートPCとは違い、
マザーボードにオンボードではなく、
ソケットタイプなので交換可能かと思いきや、
マザボ搭載のチップセット、
インテル HM70 Express チップセットだと、
上位のCore i5やcore i7に乗せ換えると、
BIOSは認識し、PCは起動するものの、
電源が突然落ちたりするトラブルが頻発するという情報をNET上で発見、
CPUの交換は断念。
(上位モデルのHM76チップとかなら大丈夫らしい)
メモリー:4GB→8GB(4GB×2)
4GBでもタクスマネージャー上では余裕で足りているように見えるが、
4GBだと、Win10がメモリー不足に陥った時に備えて、
HDDやSSDの一部をメモリーとして使うメモリーの仮想化を行ってメモリー不足に備える。
メモリーを多めに積むと、メモリーの仮想化作業を殆ど行わなくなる。
ドライブへのアクセスが減るので動作が僅かに軽くなる。
軽めの作業しかしないなら4GBでも十分なんて情報も多いが、
4GBなら8GBに増設するメリットはあり。
4GBのメモリなら2000円~3000円あれば買える。
同じ容量2枚ならデュアルチャンネル化するので、
アクセス速度も僅かに向上。
記憶ドライブ:HDD700GB→SSD250GB
SSDが凄い安くなった!
250GBなら5千円台から買える!
容量は減ったが、そもそも音楽データぐらいしか入れてなくて、
240GBでも余裕でした。
HDDのデーターを無料のソフトを使ってSSDにクローンしてデータ移行。
俺が別のPCで使っていたSSDだったので、
パーテーション情報などを完全消去するのに手間取ったが、
無事、クローン化終了。
電源入れて動作が安定してNET見られるようになるまで3分ぐらい掛かっていたのが、
電源入れて30秒ぐらいでNET見られるようになった。
SSD化で超快適になります。
今回は不良品率の低く評判の良い、SanDisk社のUltra 3Dという製品を使用。
このPCの場合、HDDやメモリへのアクセスがし易いようになっていたので、
メモリ増設やHDDからSSDへの換装は簡単だった。
とりあえず、YOUTUBEで1080p(HD)動画見て、
ワードやエクセルなんかの軽めのソフト使うぐらいなら快適なPCになった。
YOUTUBEで4K動画の再生はさすがに厳しそうだがな。
買い替えを検討していたそうだが、
これでWin10終了までは延命出来たかも。
Posted at 2020/04/21 19:23:32 | |
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