この週末本当は自宅でゆっくりと身体を休める予定でした。
単身赴任と言う自由を手に入れても 掃除洗濯其の他家事と言った不自由も付いて回ります。
しかも寒くなると毎日の帰宅後、そう言ったルーティーンが相当億劫になりますよね。
それ故にたまの土日に引き籠るのも大切なんです。
まぁそう言う考えを持ちながら散らかった自宅をこの週末にでも片付けようと思いを馳せつつ週末の天候をふと見ましたら.....
土曜日、絶好のチャンスやん!!
海に出ているであろう時間帯、最大風速で4m弱。
見よ!この奇跡的な等圧線www。
寒波の多い今年、このような天気に恵まれるのはせいぜい1週間のうち、1~2日程度?
しかも土曜日とくりゃ、こりゃ行かないと.....
と言うわけで何にも用意していなかったから、準備がまぁまぁ大変。
なんだかんだと仕事を終えて少し休んでから準備&出発できたのが23時過ぎ。
高速の途中に例の九州は日向灘震源の深度5強の地震が1:08分発生。
ちょうど走っているところで震度3程度でしたが全く分からず。
その後餌屋さんに着いて地震の状況を尋ねると?結構揺れたよ!とな。
とりあえず気象庁の発表で津波の心配は無さそうでしたが、丁度6日前にトンガの噴火で津波が発生。
高知県は西も東も漁船の転覆被害が相次ぎ、最終的には30隻弱が沈没または転覆したそうです。
影響が無いのか少々心配でしたが、一番怖い津波の心配は無くなりましたのでとりあえず向かう事に。
しかし高気圧が張り出すと当然放射冷却となり道中こんな状況。
朝方が思いやられます。
現着3時ですぐにある程度まで支度。
何故かって?荷物放り出さないと寝れないからwww。
ある程度の道具出しは完了しましたが、ここで悲報。
2ピースのムーチングロッド、ドアに挟んでご臨終www。
幸いなのは中古釣具で安かったから被害は少ないw。
このスタイルの釣りでは絶対高額な竿を使う事が出来ません(笑)。
でもこの竿気に入ってたんだよなぁ....
また同じのが同じ値段で無いですかねぇ....
と言う訳で準備40分程度かかり就寝が4時前。
日の出が7時過ぎなので2時間は寝られる。
と思い一応6時に目覚まし掛けるも、寝坊して6時40分頃起床。
まぁ準備は殆ど終わっており、竿にラインを通す程度でしたのでほぼ日の出時刻に出航。
2週間前にも来たのですが、ここを管理されてるお爺さんが2回連続来られていません。
ボートはどうやら無事のようですが2回とも絶好の釣り日和、しかも冬期では数少ない釣り日和なので少々心配になりますね。
港を出るといきなり湯気の様な状態。
そして水温は何と19.2度!!
2週間前より2度ほど上がっています。
これは黒潮の分枝流がどこかで入った証ですね。
さて今回はモーニングサービス狙いでいつもより沖のポイントを目指します。
外に放り出していたオキアミも全然溶けていませんね。
少しウネリあるモノのアンカリングは問題なし。
しかし潮が恐ろしくぶっ飛んで水深30mラインを70~100mくらい出しても流れます。
しかも付けた方向の潮下に方向に他船がwww。
うーん、微妙な状況やなぁ....
アンカーロープ100mあればもっと沖に出ますが、50mなのでこのくらいがほぼ限界です。
とりあえず満潮となる9時30分まで粘りましたが、アタリも餌もかじられず心が折れましてここでいつものポイントに。
一応完全フカセ1本とカゴ天秤の2種類でしたが撃沈。
しかしこの場所他にもボート来てるのでその内モノにしてやりたいポイントです。
さてそこから一目散にいつもの安定ポイントに向かいます。
雅機は絶好調!ですがやはり現在の着座位置ではスタビライザー欲しいですね。
その後いつものポイント到着ですが、すでに先客2隻いましたので、アンカリング注意しながら距離をあけて付けます。
水深は20m、とりあえず沖よりはトロトロと流れていますが、あまり実績の良くない方向の流れ。
餌を打ちながら50mラインで止めていますと、ゴツン?と竿が当たったような?
軽くしゃくるとそこから一気に走り出し、中々のファイトで上がってきましたのは何とハマフエダイ!
フエフキダイの一種ですが、タマミやタマン、沖縄では確かミーバイ?ちゅうてサーフや磯での好ファーターであり外道ですwww。
しかもこやつ最大クラスはm超えともなりますので侮れません。
釣れたのは50cm弱ですが、口が細長いので鯛で言うとマイナス5cmですwww。
しかし綺麗なボディしとります。
勿論美味しいと書いているので持ち帰り確定。
その後先に着けれていたボートのおじさんが声をかけてくれて..... どうやら餌も取られんし魚探に何も映らんと嘆いておられました。
前日も同じ場所で釣っていたそうですが、その時は鯛にイサギに釣れたそうです。
確かにこの日はほとんど魚が映りませんでした。
何かやはり地震の影響出てるんですかねぇ.....
と話が終わり釣りに集中していますと、今度はガッツーンと竿が舞い込み、サイズダウンのハマフエフキ。
そしてまた最初と同じくらいのハマフエフキ!
当たる場所もほとんど同じ50mくらいの所。
ここに集まっているようです.....が、まぁ遊ばしてもらったしお土産も出来たので、今後の調査も兼ねて違うポイントの開拓で少し東側へ移動。
他船全くおりません。
とりあえず魚探で良さそうな瀬を探し、そこから風向きや潮流を計算したところにアンカリング。
まだまだではありますが実践あるのみですね。
日も出ると今度は暑くなってきましたので1枚脱ぎます。
さすが高知県ですなw。
水温は何とついに20度に上がっています(爆)。
もう残り餌も1枚となったし時間も残り2時間半程度なのでとりあえず粘ってみることに。
そして流していたラインの角度が少し立っているな?と思い巻き取り始めると、コンコンと魚の反応が。
どうやらすでに釣れていたようですが余りにも軽いのでゴリゴリ雑に巻きましたwww。
おそらくしょーもない外道と思い(笑)。
で、上がってきたのは30cmくらいのイサギではありませんか?
慌てて丁寧に網入れしましたよ。
後へと続けとばかりに同じタナまで落とそうとラインを出していますと、今度は15m出した所でいきなり竿をひったくるようなアタリ。
もしやカツオ??と思いましたがそこまでの走りはありません。
しかしドラグ閉めてもまぁまぁラインを出します。
もしかしてサンノジ?と嫌な予感もしながら.....
で、上がってきたのは63cmのハマチでした。
まだ小さいのになぜか黄線が消えかかっている個体でした。
その後良型のアカハタを一尾追加し1時45分納竿。
さてボートフェンダー(緩衝材)の使用リポート。
こんな貝類でびっしりの岸壁に寄せてまずは荷下ろしを行います。
何故ならスロープは恐ろしいほどのノリで、踏ん張る事が出来ません。
ここで最大限荷物を減らしボートを軽くするわけです。
ちなみに緩衝材は片側で基本4か所要りますね。
岸壁にこのような樹脂もありますが、当然小さなゴムボートでは意味がありません(笑)。
さて本日の釣果!
本命のスマやシマアジには会えませんでしたが、何だかんだとクーラーは賑わいを保てました。
ところで管理人のお爺さんですが、私が戻って時に港の整備で来られていました。
聞くところによると最近釣れんから行ってない!ですって(笑)。
お元気そうで何よりでした。
大きさ比較で一応戻ってからの撮影。
ハマチはこんな感じですが、脂あまり乗って無くあっさり目なので薄切りでカルパッチョなんぞに向いてそうです。
まぁこんだけ全部当たり前だけど食べきらないので、刺身に飢えている事務所の若い子たちに持って行ってあげます。
さてクタクタになりながらもある程度の処理を終えて、イサギだけは捌いて半身を頂きましたが良く脂が乗って美味かったです。
と言う訳で本日船外機とボートの洗浄をしましたが、朝から雨で寒い寒い.... 本当傍目から見ますとア〇と間違われても.....仕方ないよなwww。
ではでは。