平成29年8月26日(土)開催されました『ハイドラ起動隊夏の陣!みんなで登ろう雄山神社』参加リポートです。
一部他の方のイベントリポート画像と重複する場合がございますがお許しください。
さてこちらのイベント、日頃北陸でお世話になっておりますハイドラ起動隊さんのイベントですが、今年で何と3度目の開催との事です。
※これには深い訳があるそうです。
主催ハイイロさんのブログは
こちらです。
私は黒部ダムから立山周辺におけるCPについては、まだ手付かずの状態でございますが、ついに富山県の難所であるここ雄山神社CPの取得出来る日がついにおやって参りましたwww。
時間(暇)+お金(運賃その他諸々)+体力(登山)とその全てのステイタスを網羅したバランス型難所CPとでも申しましょうか?(爆)
難所ブログとしてのリポートは、また後日別のカタチでアップしたいと思います。
今回奇跡的にこの8月の最終土曜日がお休みとなりまして、念願叶っての初参加となりました。
第2回(第1回の補習?)と違い今回は公募型の参加と言う事で総計11名の大所帯となりましたが、結果皆さん顔なじみばかりでwww、何ら気兼ねする事のないメンバーばかりでした。
私はと言うと勿論富山県CPを埋めるべく第1目的が雄山神社CPの緑化、そして第2目的が雄山神社の巫女さんがお湯を入れてくれるカップヌードルを食すwww。
あと3次会である焼肉ご宴会も第3の目的でもある(笑)。
当日は6時に立山駅集合。
私は前日無理くりに北陸出張を入れまして、前日の夕方には立山駅にございます無料パーキング入り。
ここでマックさんと合流。
雑談など終えて夜の9時過ぎには就寝。
寝る前には公衆トイレにてこんな美しい巨大蛾に遭遇。
幅10cmは軽くあろうか.....
コメントいただきましたカピバラさん@420さんによると『オオミズアオ』と言う種なのですが、調べたら
絶滅危惧種の蛾だそうです。
また一つ勉強になりました!
これを美しいと感じるのか気持ち悪いと感じるのか別れるところではありますが、直に見た私は思わず『美しい!』とwww。
さて脱線しましたが前日の富山県。
午前中より局地的な大雨が降り続きとても山に行くような気象条件ではございませんでした。
私が立山入りした頃は一旦雨も落ち着き何とか回復するのだろうかと思っていた深夜3時過ぎ。
バケツを返すような猛烈な雨に見舞われ雨音に目が覚めた次第。
半ば絶望的な状況で最就寝いたしました。
※画像は車中から撮影。
朝の5:30起床。
前日宿泊組の2名を除く9名は準備されてすでに駅に。
この時点でまだ小雨の雨模様で合羽とザックカバーを取出します。
立山駅集合。
6:20のケーブルでまずは美女平まで。
6:40のバスで美女平から室堂まで向かいます。
名所ブナ平に鎮座する立山杉の大木、仙洞杉。
そしてハイドラ観光名所ともなっております、称名滝の展望でバスを停車してくれます。
微妙に電波無くなったりもするけどね。
称名滝の観光バッジCPは途中で取得いたします。
その後高原を抜けて室堂到着。
さて室堂駅ですが、日本最高地点の駅。
観光客、上級登山者から初心者まで様々な人でごった返す駅。
ここが立山連峰の様々な登山の入口となります。
ここで高山病に対して身体を馴染ませるべく休憩。
前泊組を待ちながらトイレや水汲み、そして準備運動を行います。
前泊組余裕の登場後、記念撮影。
まずは一の越を目指します。
最初は岩をコンクリで固めた遊歩道的な道を歩いて行きます。
と、程なくして軽い人だかり。
ん?
んんん?
何じゃ、岩???
おぉ!!
僅か数メートルの先に居るのは
『雷鳥!!』
しかも2羽.....
恐らくツガイでしょうか?
開始早々10分以内の出来事でしょうか?
クリッとしたお目目が超カワユス!
まさか自分が死ぬまでにこの目で雷鳥を見るとは思わなんだwww。
これは今回の全ての目的をも凌駕する超ラッキーな出来事でした。
この感動に浸りながら石畳の歩道を進みます。
しかしその後一か所の雪渓(残雪)に阻まれた歩道を歩き、勾配もきつくなり始め....
簡単に書いとるけど前半戦の残り1/3は結構キツイっす。
そしてようやく第1関門の一の越山荘に到着(標高2,700m)。
ここまで私の足で40分くらい。
ここには文字通り山小屋がございまして売店やトイレもございます。
トイレは清掃協力金(チップ)として100円を入れる形となっており、私も往復で200円(2回)で使用させていただきました(笑)。
ここで全員揃うまで、また休憩。
景色素晴らしい!
しかしまだここは室堂⇔雄山までのあくまでも中間地点。
残りの高度303mですが、ここからが色々な意味で何かが来ます(笑)!
さて登山再開。
斜度が一気に上がりガレやザレの尾根を登って行くのです。
いきなりの急登につき、すでにご覧の大渋滞.....
見よ、この角度!!
そして第2関門に祠のある二の越を通過。
ここら辺りから体調も少し変わってきて運動量に対しても呼吸量も多くなってきました。
高山に慣れていない身体なのでしゃーないですね。
そして第3関門の三の越は尖がり岩が目印。
雨後の透き通った空気の中、西からはかなり強い風が尾根に当たりまして結構あおられますので風への注意も必要です。
ここを過ぎた数十メートル地点で、ハイドラの神社CPである『雄山神社』は取得いたします。
めでたく今回の第1目的を無事果たしました。
有難いことにこのあたり電波も充分ございます。
あと少しなんだけどなぁ....
更にここから呼吸が確実に苦しくなってきました。
何歩か動くと息があがります(笑)。
そんなこんなでヨチヨチと歩を進めながら何とかかんとか
立山連峰・雄山に登頂!!
しばし景色をお楽しみ下さい。
その1。
その2。
その3。
山頂のわずかな平地には雄山神社の社務所がございまして、芋の子洗うように人でごった返しております。
昨日も一昨日も天候不良で立山到達者は両日ともに一桁の人(笑)。
当初天候危ぶまれた当日も一歩間違えたらそのような危険な日に当たっていたかもしれないのに、当日は嘘のような快晴にこの人だかりとごった返しwww。
老若男女入り乱れまさに天空のオアシスとでも言いましょうか!
早速ここでの私の第二目的。
巫女様のカップヌードルとお土産にバッジやらお守りやらを購入。
ちなみにカップヌードルの価格は500円。
これを安いのか高いのか感じるのは人其々ではございますが、私の感想では『決して安くは無いけど高くもない』です。
ちなみに巫女さんは、お買い上げの際に必ず『ご奉仕』と言う文言をお使いいただきます。
そう!これは神へのご奉仕なのです。
この言葉に感動しましてカップヌードルのみならず缶ビール(700円)もご奉仕させて頂きました(笑)。
〇っくすさんと乾杯~ぃ!
あと事前に調べてたんだけど、ここにいる神主さんや巫女さんってどうしてんの?と言う疑問に対しての回答が諸説ございましたが、それも無事解決。
直接お聞きしました!
こちらの社務所に常駐し寝食を行っているようです。
ようするに長期滞在型のご奉仕なんですね。
こんな場所毎日上り下りなんて流石にきついでしょうから納得です。
しかし凄い場所に神社を創ったもんだ!
立山信仰と言う言葉がございますが、その昔この立山連峰に人々はただならぬ畏敬の念を感じたのでしょうかね?
アルプス1万尺~♪
とは、まさにこの標高の事です。
さて話変わりまして最初意味有り気に申しましたハイドラ起動さん主催のこのイベント。
今回でもう三度目の開催。
何故に三度も開催したのか理由をお尋ねいたしますと....
イベント3回とも皆勤で参加されてるこちらのお方。
※現在フリーランスでハイドラ活動をされておりますwww。
皆さんを一時間以上待たせての見事登頂でございますが.....
ガォー!!
まるでロッキーを思わせるガッツポーズでその巨体を震い立たせております。
そう!
頑張れば体重
1〇3kgも何のその。
見事三度目にして立山連峰の雄山登頂!
おめでとうございます。
皆さん諦めずに頑張れば目標・目的は達成出来るのです!
体重
〇23kgでも.....
圧に圧倒される雄山の巫女さん。
※表情をお見せ出来ないのが非常に残念です.....
こちらのお方、ちゃっかりと登頂証明書やら雄山神社の祈祷、カップラーメンにプリンを飲み干したりと忙しいwww。
超遅れて来ても食べることは諦めません。
※今回参加の豚汁定食さんの表情をお見せ出来ないのが非常に残念です.....
ここでも全員で記念撮影。
ハイドラ起動隊の幟を広げて。
周囲から少々「何者?」扱いwww。
さてかなりの楽しい時間を山頂で過ごしましたが、13時頃より下山開始。
いつも言いますが『体力の登り・技術の下り!』。
体幹を必要とする下りは大きな筋力こそさほど使いませんが、緊張を強いられます。
特に落石を誘発させないよう細心の注意が必要です。
一歩一歩浮石などに足を掛けないように一の越山荘まで無事降り終えまして休憩。
この時点で私を含みます、ハイイロさん、〇っくすさん、はくらい君のオッサン主体4名は高山病に蝕まれておりますwww。
頭痛や吐き気をともないまして結構辛い感じ(笑)。
まぁ一の越山荘を過ぎるとかなり移動は楽ですが、高山病の一番の薬は『とっとと高い所から低いところへ行くこと』です。
なんだかんだと最後の方まで待ちまして無事室堂に集結したのはすでに16時前。
立山駅に到着したのは17:20頃です。
しかし帰りのバス内では該当4名は、妊婦なみにツワリしてグロッキーだったのは言うまでもございません。
ここまでの.....
【考察・感想】
今回多人数のためブログ掲載における所要時間が上記の所要時間が全く参考にならないと思います。
が、おおよそ様々な案内書などに掲載されている通り、室堂 ⇒ 雄山山頂まで2時間(休憩を含む)で、あとはペースの速い方遅い方によりけりだと。
また下りはそれより速い時間での往路計算になると思います。
ご自分に合った山行計画を立てられて、安全かつ無理のない余裕のあるプランで行くことをお勧めします。
※黒部ダム+雄山神社みたいな無謀な行程、出来ない事も無いですが自然相手なので決して無理なさらずに(笑)。
また高山病は体力のある無しに関わらず別物ですので、くれぐれもご注意ください。
お子さんやお年寄り、そして女性の貧血の方などは特にご注意を。
実際途中気分悪そうに途中休憩されている方もチラホラいらっしゃいました。
山のマナー、毎度の如くですが、このような人の多い場所は特に考えさせられるものです。
恰好一丁前の上級者っぽいのでもマナーなってないの居ます。
また初心者だから何やっても許せる的な方がチラホラ居るのも事実。
室堂⇔雄山神社はかなりの方がチャレンジする故、特に一の越東から山頂までの間は大渋滞いたします。
すれ違いは登り優先が大原則。
当日も上級者っぽいのが急いで下山しているのがいましたが、人の居ない巻き道を行くならいざ知らず、小石を落としながら抜かしていく馬鹿モンも居ましたねぇ。
また逆にサンダルで登山していた外国人のカップルも居たそうで(複数の方が目撃)、こう言うバカップルのおかげで救助のヘリ出動とかならん事を祈るばかりです。
基本人の多く集まるこのような場所は上述したような要らんものも目撃するゆえ、基本私自身あまり行きたくないのですが、それをも上回る自然の雄大さや景色の美しさ、そして動植物の営みにおける素晴らしさを体感出来る日本でも数少ない言わば異次元の場所でございました(笑)。
この苦痛後でもまた行きたくなるほど人を魅了するの頷けますねぇ。
そして二次会の温泉、『夢ごこち』でしっかりと汗を流し...
※案の定温泉入った頃には高山病も忘れ良い感じに腹も減り喉も乾き始めるwww。
三次会の焼肉で事故も無く無事全員登頂出来た事を祝い『かんぱ~い!!』
23時頃お開きと相成りました!
最後に主催のハイドラ起動隊さん、楽しいオフ会を有難うございました!
今回が最後?のオフ会だと風の便りを聞いて(笑)誠に残念ではございますがこの最後に参加出来て嬉しかったですwww。
また色々なオフ会を構成していただき、北陸の面白い場所をご紹介いただければと思います。
また当日オフ会にご一緒に参加していただいた方々にはこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
また遊んでくださいな!
スペシャルサンクス:にこっさん!(諸般の手続きなどマネージャー業務本当にお疲れ様でした!)
「イベント:ハイドラ起動隊夏の陣!みんなで登ろう雄山神社/'''\2017」についての記事
※この記事は
ハイドラ起動隊夏の陣!みんなで登ろう雄山神社/'''\2017 について書いています。