2021年...令和3年度!
もう一月も終わろうとしておりますが中々まともな釣行記書けておりませんorz。
年末年始は大寒波到来にて予約していた磯が中止キャンセル。
明けの3連休はわざわざ奈良から四国に来てくれた釣友t氏と2日間釣りに行きましたが、こちらも猛烈寒波で酷い釣りでした(爆笑)。
滅多に雪の見ない高知県四万十市(旧中村)はコロナでの外出自粛も相まってさながらゴーストタウンの様相www。
こんなの南国高知では非常に珍しい。
冬の3連休にありながらエサ屋の中村フィッシングもあり得ないくらいエサの解凍予約も閑散としておりました....
1日目はレンタルボートでシマアジを狙いに行きましたが撃沈....
愛南町の知り合いである渡船屋さんで宿だけお借りして(北西の風強くこちらも出船中止)翌日は日振島に。
モンの横と言う場所に上がりましたが釣果は?...
あっ、お断りしておきますがグレは友人のt氏がつり上げたモノ(泣)。
47cmの立派なグレですが、1cmの自己記録更新だそうです。
まぁ寒いさ中にわざわざ来てくれたので、この1尾は正直私もホッといたしました。
私は鍋用のマルハゲのみキープでシーズン最初の磯は厳しいスタートとなりました。
ちなみにこの日も北西の爆風プラス途中猛吹雪の中での極寒釣り(笑)。
比較的足場の高い場所にも関わらず私の釣り座横にV字切れ目があり、たまに来る大波のせいで頭から波被る事5回くらい(爆)?
もう最後まで寒かったですよwww。
とまぁ前書きはこれくらいにして....
今回は法律に基づいた有給休暇を消化するため急遽昨日に休みを取りました。
※まだ来月も再来月も取らんといかんのよね....
せっかくの平日休みだし久し振りに冬型気圧配置も緩んだのでどこかに行くか?と言う事で色々と思案したのですが,,,,,
久し振りに足摺岬の松尾?と言う文字が浮かんで参りました。
今回釣行記ではなく釣り雑記と書いているのはココに来ると色々な思い出深い事がありまして、敢えてそのように書いております。
ここ実は確か17~8年前に少々来てたんですよ。
大阪から移動は往復1,000キロ(爆)。
ちょっとした遠征ですが、当時釣りを色々教えてくれた大先輩のKさんとYさん。
2月の3連休と言う事もあり3日連続上りと磯の楽しさを体感させてくれた釣り場でした。
そしてこの松尾地区の磯、沖ウスと言う特級クラスの名礁がありまして、黒潮ぶち当たる激流の中を流し釣りでラインを流し、バチバチと走るラインでアタリを取るようなこれぞグレ釣り!と言うような釣りを堪能できる場所もあります。
当時40センチクラスの尾長が竿をひったくって数釣れた良き思い出の場。
そんなKさんも数年前体調を崩されその後お亡くなりになりました。
そして私にグレ釣りを最初に教えてくれたYさん。
もう5年ほどお会いしてなかったのですが、今年の年賀状にちょっとしたコメントを書いておりました。
『体調お変わりないでしょうか?また是非一緒に糸を垂れたいものですね。もしかしたら3日はK渡船の○○〇に上がってるかもです。』と年末に書いて出した年賀状。
このK渡船はYさんと何十回と行った和歌山県の磯ですが結局1月3日は悪天候(波が高い)ため出船されず。
そんな3日の日の夕方にYさんから電話が。
久し振りの電話に驚きましたが...
『明けましておめでとう!どうや?釣れたか?』と(笑)。
正直嬉しかったですね。
結果は年末も年始も行けなかったのですが、年賀状の一筆に反応して頂き久し振りにお元気そうなお声が聞けたこと。
そしてお互いの近況など交えて話を進めておりましたが....
ちょうど3年前ほどに体調を崩され正直一時は危なかったほどまでになっていた事。
家族親戚が集まったくらいの死の淵までの危ない状況だったらしいのですが、何とか持ち直したとの事です。
他の知り合いの方から最近体調を悪くされたそうだよ!とは聞かされておりましたが、まさかそこまでの状況とはつゆ知らず.....
そして寂しいのはこの3年ほど釣りにも行けていないとの事。
現在人工透析の身となり当然磯釣りは無理との事で『磯釣りはもう引退したんや..』と申されていました。
それを聞いてもの凄く寂しい気持ちになりましたが、何とか近所の防波堤でも良いのでお元気になられた際には一緒に釣り糸を垂れて昔話でもしたいものですね。
と言う訳で電話を切る前に再会を約束したのですが、コロナ渦の中特にこのような体調面に不安のある方は周囲の方も安易な行動は出来ません。
あらためて襟を正した行動を執りたいものです。
そう言った思いもあり衝動的にかけた磯予約の電話。
今回富田渡船さん(正丸)に前日と言う急な電話でしたが快く対応頂きました。
事前に『明日はちょっと人が多いよ!』との事でしたが、まぁ沢山の磯があるので何ともおもっておりません。
勿論一級と呼ばれる磯にも上がりたくないと言えば嘘になりますが、今一番大切に思うのは1日満足して楽しめたかどうか....
『朝の6時までには着いていて下さい』と言われまして、まぁ同じ四国と言っても高松からですからそれなりに遠いので勿論早めに出ました。
今回餌の購入は?なし(笑)。
余りの半ボイルが2枚冷凍庫で眠っておりましたので今回はそれだけwww。
一応爆風時や遠投時対策のための配合エサ余りもいれてますがね。
多分使わんだろうなと思っておりましたが今回使わずまた持ち帰りましたwww。
で、途中コンビニで温かいコーヒーの購入だけ立ち寄っただけでAM3時半には到着(爆)。
全く飛ばさず来ましたが少々早すぎましたね。
と言うのも約20キロ手前である土佐清水の町からの最終アプローチ道。
18年前とは大違いで驚くほどに道路整備が進んだからです。
その以前は足摺スカイライと言う曲がりくねった岬尾根筋をグネグネ走るワインディングロード。
毎回無残にも車に曳かれたタヌキを見たもんです。
それも無く土佐清水からトンネル付きの綺麗な道で快適に。
最後の5分程度松尾集落の狭い道へと入り無事漁港に到着。
平日なので遠征組もおらず港は静か、当然一番乗り(笑)誰も来ていませんね。
て事で残った貴重な時間は寝袋でしばし就寝。
乗船場や駐車場はこんな感じです。
ちなみにこの漁港、南から来る猛烈なウネリに耐えきれるよう要塞のように入り込んだ造りで港を出るときのヘアピンカーブ走行は痺れますwww。
6時頃よりボチボチ準備して....
で、最初ウスの一番を他の方と降りてと言われましたが、その後にカシラゴに1人で上がる?と船頭さんから言われまして。
過去に上がったことのある磯以外は前情報一切ありません。
全て船頭さんにお任せいたしま~す!て事で今回カシラゴと言う磯に上がりました。
ちなみにウスの1番は西側の最果てにあるのに反してカシラゴと言う磯は港を出てすぐの所にあります。
荷物の順序一番後ろから一番前に入れ替えと極端(笑)。
しかも結構大きな磯で5人くらい降りれるのですが貸し切り。
のんびりまったり釣りをするには最高。
航空画像からみるとこんな感じ。
言われたのは『船着きで釣りをして!』との事でしたので荷物の移動も楽チン。
従順に言葉を信じて従いますwww。
ちなみに今回試しておりませんが、青★のところも釣れるらしいよ。
ここ底モノが良いらしく北向き船着きからの水深が約8mで5m先で12m。
潮流おだやかな両潮で釣れる釣り場とある。
※ポイント解説参照。
船着きより左側青★のところ、雰囲気非常に良かったのですが足場が少々怖く棄権www。
夜明けの一枚。
釣り座から少し左向き北西方向をのぞむと岬と手前に独立磯のカミナリバエがあります。
なかなか渋い名前の磯ですな。
そして釣り座から港がすぐ見えます。
こんな感じで穏やか。
しかも船着きの右手は足場良く非常に釣りやすい。
で、準備は整いましたがここで悲報!!
リールが2台とも不調(爆)。
メインのトーナメントは逆回転ロックしたまま解放せず普通のスピニングリールへ変貌。
しかもシャリシャリとベアリングから音がするし.....
予備のインパルトは逆にブレーキが利かず、両回転状態。
更にハンドルの折りたたみが固着しとるやないか~い!!
まぁ手入れの悪さがここに来て出てきております。
でこちらは更に使い物にならずwww。
と言う訳で結局逆回転ロックしたトーナメントで勝負!
やばい時はドラグとオープンベールで対応する古き良き時代の釣りで臨みます。
しかし2台オーバーホールはまた手痛い出費ですね。
てかとりあえず先にインパルトより安いので良いから1台買わないと間に合わんかも。
先が思いやられるわ、トホホ.....
で、朝一からこんな状態で大丈夫なの?と言う中とりあえずいつもの仕掛けから投入。
もちろん穏やかなのでボイル&海水のみ。
で、撒きエサ打ち出して30分くらいすると見えるわ見えるわ、青い悪魔に黄色い悪魔(爆)。
コイツらに仕掛けをワヤにされるといかんので、朝方は2.5号ハリスに少し大きめの針。
で2ヒロあたりから攻めるけどうまく行かず。
やはりある程度餌を見切りますね。
大型エサ取りの棚があまりにも上なので、徐々に棚を上げ、最終的には仕掛けも全体見直し変更。
ハリス2号に0ウキ固定。
ハリス矢引まで詰めて。
針の大きさも8号から段階的に4号まで落とし、見限られないよう差しエサも小さめのモノに針を完全隠すように徹底的に変えていきます。
結局朝の2時間仕掛けに迷い貴重な時間が過ぎ去るwww。
そしてハリスにG2ジンタンを追加。
チモトより10cmの位置にしてあくまでも刺しエサの沈下速度に拘ります。
そんなこんなで何とか撒きエサの速度に合わせる潜り込ませ釣法に切替えたところ、ボチボチとエサ取りの代表選手サンノジ先生が連続でヒット。
元気に竿を叩いてくれますwww。
一般的にはコイツばかり来るとき棚が深いと言われておりますが、見える魚影をよぉーく観察していると沢山のサンノジやキツの群れの中にたまにグレがチラッと見える感じです。
そんなこんなで仕掛けを馴染ませていると.....
その後竿1本半先くらいで沈ませたウキがフッと消えたので合わせると、何とかキープできるサイズのグレちゃんがお目見え。
その後も目に見えるエサ取り群も活性→不活性を時間ごとに繰り返しますが、キツ、サンノジの群れの中確実にグレもちらちらと見えております。
撒きエサが2ヒロあたりを通過するころ合いに刺しエサを通過させるイメージで馴染ませると何らかお魚ちゃんが掛かりだし35cmクラスのグレも釣れるようになりました。
サンノジ5匹に対してグレ1匹って感じ?(笑)。
サンノジはともかく途中釣れたアイゴと寒い時期のキツは私の一人鍋用の具材となるのでしっかりと処理をしてお持ち帰りです。
とかくグレ釣り師は外道を持ち帰りたがらないのですが、釣味はともかく必要な分の外道は私大歓迎。
正直お鍋用にはグレより冬のアイゴにキツの方が美味いと思います。
まぁ必要以上には持ち帰りませんけどね。
本当は大き目のイガミ(ブダイ)も期待しとりましたが、この日は際釣りもしているにも関わらず何故か針掛かりせず。
※50cmくらいの巨大イガミもよく見えましたのに....
で、引き続き釣りに集中。
そして一発ドラグの悲鳴を上げながら耐えて耐えて対応した獲物.....
針が折られてしまいますwww。
まぁ当然底モノ場でもあるここは何度か糸を引き千切るアタリなどもあり中々楽しい場所です。
大切なウキ2つ殉職....
とまぁ久し振りの磯釣りと言う事もあり、また初めてのポイントと言う事もあり出だし遅れましたが、何とかお土産は確保できました。
往復約570キロ!も何のその。
また平日のお休みには行きたい場所ですね。
追記:帰り道にニュースで話題になっている青白い火球を目撃しました...
が、目撃時間が合いません。
※東京で20時30分頃の目撃情報。
場所は四万十市あたりで確か18時から18時30分頃だったと思います。
これを見たら幸せになれるのかな(笑)!
それとも.....
ではでは。