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2022年01月31日 イイね!

ジョイクラフト JCM305 ダイナキールの補強 PVCパッチ貼り付け作業

早いもので1月度も今日でおしまい。
はや1年の1/12が終わろうとしています。
つい先日までは今年の抱負やら去年出来なかった事などを振り返っておりましたが、残酷にも月日はあっという間に過ぎて行きます。


そして四国・高松の赴任もいよいよ5年目となりましたが、本当にそろそろヤバイ(異動)かな?とも考えるようになりました。
なので決して無理はしませんが、出来るだけ四国で出来る事は初心に帰り楽しんでおこう!とも考えています。
どうしても行っておきたい釣り場もいくつかありますので、今年はそう言った場所にもチャンスあらばチェレンジしていきたいと思っております。


さて今年は我が愛艇HEMU 7 の補強と艤装見直しを完成度を高めて行ければと考えていますが、2020年の10月に登録、そして様々な方の艤装を参考にしながら自身何度も出艇し、あーでもないこーでもないとやり直しを進め現在に至ります。
艤装について拘りはありませんが、絶対に外せないのは安全面について。
そこだけは担保しながらスマートな艤装を目指しています。
近々には大幅に仕様変更する予定ですので乞うご期待を!!


そしてもう一つの課題はPVCの補強。
特に樹脂パーツ部分が経年劣化で、まぁまぁ剥がれやすいPVCボート。
原因は様々ですが、適当なボートの畳み方と紫外線&海水は一気にPVC接合面を劣化させます。
補強はかなり面倒で結構なコストアップにもなりますが、要船検艇においては次々回の本検査においてそれなりの強度試験も行われますのでやっておいた方が楽なんです。


さて前置きはそれくらいにして.....
こちらがJCM305のダイナキール。
一応ボートの直進安定性を上げるための水中翼みたいなもんですが、安定性よりもボートチューブの保護に一役買っております(笑)。
ガチャガチャしたスロープですでに傷だらけの状態ですが、コイツのお陰でボート本体の傷が幾分マシになっています。
そしてもう一つ私にとって重要な役割として魚探振動子の取り付け場所にもなっています。
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こちらのダイナキール、JCMより上位モデルのJEXシリーズやJESシリーズには何故か付属しておりません。
何故なんだろうかね??


さてまずはPVCの汚れ落とし。
私はパーツクリーナー&ペーパータオルでまずは脱脂と汚れ落としを実施。
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ある程度使い込んでくると小傷も結構出てきますわな。
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さて今回はゼファーボート用に使っていた白地のPVC余り生地。
圧着しやすい0.7mm厚の生地ですが、幅40mm長さ400mmのパッチを4枚。
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こちらは円状に切り抜くクラフトカッター、ダイソーで購入。
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MAX150mmの直径の円状に生地を切り抜き、キール幅の部分を抜き取ります。
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この日の為に追加購入しておいたPANDOボンド150g2本と切り抜いた生地。
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とその前に全然関係ないですが、一応こんなモノを購入しています。
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ジョイクラフト純正の多目的台座パーツ。
そんなのはどうでもよくて.....



それに付属している説明書きが重要。
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全文抜粋

【補修・接着方法】
➀ 補修・接着個所を油性分がのこらないようきれいに洗い、乾燥させる。
② 補修の場合、損傷部の約5倍の長さに補修布を丸く、又は四角にカットする。
   四角の場合には、必ず四隅を丸く縁取る。
③ 接着する補修布または部品と、ボートの表面両方に、薄く均等に接着剤を塗布する。
④ くまなく均等に薄く塗った後、3分乾かす。 この作業を3回繰り返す。
⑤ 3回目は接着剤を塗った後、約10分放置し乾かす。
⑥ 空気の泡が入らない様にして接着面同士を張り付け、ローラー等で中心から外へ向けて強く押し圧着させる。
⑦ 接着後は動かさずそのまま放置する事。 接着部が動いたり、ずれたりすると接着力が極端に落ちる。

[注意]
➀ 接着後少なくとも24時間そのままにし、空気を入れないでください。
② 使用前には、接着部が完全に補修されている事を確認して下さい。

この通りにしようとすると、1パーツずつで相当な時間がかかりまぁまぁ大変ですwww。
が、今回は端折らず説明書通りやってみる。


接着剤1本取り出し準備にかかります。
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ヘラで均等に伸ばして3分待つ。
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おっとローラーも今回準備しました。
レザークラフト用のスチール製ローラー。
また工具増えました(笑)。
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さて待ってる間にボート側も接着剤垂らす。
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ちなみにこのガムーテープ、安物過ぎて接着力ありません(笑)。
なのでマスキングに丁度良い。


接着剤広げ3分を2回、最終10分放置していざ取り付け。
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レザークラフト用のローラー、中々良い感じです。



接合終えて今度は円形部分のマスキング。
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こちらも接着剤塗りこんで3分×2回、10分1回。
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ボート本体側もありますのでインターバルを計算しておかないと忙しいwww。
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塗り広げて乾かす。
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結構忙しいので1度にまとめてやると良い仕上げにはならないな!これ。
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完全に空気抜き取るのは私には無理。
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そもそも商品組み上がる前にこれくらいの補強、メーカーでして欲しいわ。



と、文句を言ってるうちに片側完成。
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これで当面剥がれる心配はあるまい。


さて反対側もマスキング。
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お決まりの慣れてきた頃に作業が終わるパターンwww。
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塗ムラ無いよう慎重に。
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左側が歪んでいるように見えますが、ボート生地の接合面にわざと合わせているので、この様になっています。
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こんな感じで折り畳み時の剥がれ防止になると思います。
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まずは一つ大きな補強が終了しました。
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この流れでどんどん行きたい!のですが、まぁまぁ面倒な作業故にやる気が90%以上まで上昇しないと中々重い腰が上がりません。
ちなみに今回のように正当なやり方で150gの接着剤が4/5ほど使いました。
塗面積×6倍ですから接着剤の使用量とコストも馬鹿になりません。
接着剤2本で余裕かましておりましたが、こりゃぁ相当使いそうだわ.....
て事で今回はここまでです。
ではでは。
2022年01月25日 イイね!

スズキDTシリーズ プロップシャフトハウジング&ギアケースのベアリング オイルシール 挿入作業練習編

さて前編のベアリング抜き取り作業編では何とかベアリングを外すことが出来ましたが、今度は新しいベアリングの挿入作業へと取り掛かります。
挿入作業においてプロなら大そうな圧入機があるとい思いますが、素人にそんなものはございません。
しかしながらケースとベアリングの温度差による膨張差を利用すれば簡単に出し入れすることは判明した。
しかしながらオイルシールなどのゴムや樹脂製品の付属しているパーツは別物でこんなのを熱したらそれこそシール効果が無くなってしまいます。
と言うわでオイルシールやベアリング本体にストレスを掛けず、かつ簡単挿入する方法を考えてみる。


今その前にまずは回購入・使用したのは日本精工株式会社(NSK)と言う国産ベアリング。
密林にて何と送料込み68%off。
大体この手の国産ベアリングでよく見かけるモノとしてはNTN株式会社、日本精工株式会社(NSK)、株式会社ジェイテクト(KOYO)のような気がする。
あくまでも素人目線ですので他にも日本製の素晴らしい技術の企業さんもあるのだと思うのだが.....
そしてこの手の部品は海外製は、どうやら止めておいた方が良さそうだ。
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ちなみにベラリングにも色々な種類がありますが、ギアケース内はオイルが充填されているのでカバーの無い開放型(一番安価)なので問題なし。
と言うか最初から開放型が入っております。
いちいち購入するの面倒なので3個購入。


そしてまずは難易度の低いであろうギアケース本体へのベアリング挿入。
一応挿入専用のやっすい工具も揃えてあるのでギアケースへのベアリング挿入やオイルシールなどはこちらの工具を使います。
メタリック ブッシング ドライバーセットと書いていますが、要するにアルミ製のアタッチメントとグリップを繋げ、輪径に合ったアタッチメントを叩き挿入する器具ですが、アルミ製なので柔らかく挿入物に優しい。
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挿入するベアリングは冷凍庫でおもっきり冷やしておきます(笑)。
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こちらベアリング撤去済みのギアケース。
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ケースをヒートガンで熱します。
2分もやれば充分でしょう。
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冷凍庫より新品のベアリングを取り出す。
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ケースは熱いので必ず革手袋などで保護してください。
ベアリングを挿入校に放り込みます。
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口径の一致するブッシングドライバーで叩いたら簡単に挿入完了。
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ほとんど変な力は加えておらず、綺麗に挿入出来ました。
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さてお次は本命であるプロップシャフトハウジングへのベアリング挿入の練習。
こちら例の破損したハウジングと腐ったベアリング(笑)。
練習台としてもう一度ベアリングをはがし、再挿入を試みます。
と、その前に挿入器具を製作するため2×4の木片を利用。
ハウジング本体の外径が55mmほど。
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木片にハウジング本体を留まらせるためにホルソーで穴を開けます。
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まずは軸部分16mm。
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貫通したセンター穴より.....
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55mmの大きな穴を掘り下げ、このような形状に仕上げます。
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今回準備したモノ!
M12のボルト&ナット、そして口径35mmと40mmのワッシャー。
そしてモンキレンチ。
別にステンレスでなくても良いと思いますが、錆びるの嫌なので私はステンレスにしました。
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いきなりの作業工程となりますが、単純に木片にあてがったハウジングよりボルト&ワッシャー、そして反対側もワッシャーを取り付けます。
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おっとその前にCRCを吹き付けておきます。
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下側に口径40mm、更に口径35mmを重ね合わせてナットを締結。
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ワッシャーを2重にすることによって上は滑るけどベアリングと面してる下側40mmは微動だにせず、きっちりと面を合わせ固定することが出来ます。
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ケースを熱くならない程度には少し温め冷凍したベアリングをはめ込みましたが、非常にスムースに挿入完了。
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あくまでもコレは練習用。



本命のパーツは現在亜鉛メッキ塗装で下処理の後。
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ダイソー100円ブラックにアクリルクリアーを噴き付けました。
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ここは熱くならない部分かつすぐにぶつけたりして傷の入る部分に付きこのような簡易塗装で充分かと思います。
※エンジンのケース周りは熱やガソリンの影響を受けるので2液性のウレタン塗装を推奨。



3日程度完全乾燥が済みましたら、いよいよこちらにオイルシール&ベアリングの装着を実施いたします。
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それとスタビ穴の開いたギアケースの再塗装にインペラ台座の再塗装と面倒くさい作業が残っておりますwww。
まぁボチボチと進めて行きますわ!
ではでは。
Posted at 2022/01/25 13:51:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 船外機 SUZUKI | 日記
2022年01月23日 イイね!

高知県某所のかかり釣り 数少ない釣行チャンスに衝動的本能働く(笑)

この週末本当は自宅でゆっくりと身体を休める予定でした。
単身赴任と言う自由を手に入れても 掃除洗濯其の他家事と言った不自由も付いて回ります。
しかも寒くなると毎日の帰宅後、そう言ったルーティーンが相当億劫になりますよね。
それ故にたまの土日に引き籠るのも大切なんです。

まぁそう言う考えを持ちながら散らかった自宅をこの週末にでも片付けようと思いを馳せつつ週末の天候をふと見ましたら.....

土曜日、絶好のチャンスやん!!
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海に出ているであろう時間帯、最大風速で4m弱。



見よ!この奇跡的な等圧線www。alt
寒波の多い今年、このような天気に恵まれるのはせいぜい1週間のうち、1~2日程度?
しかも土曜日とくりゃ、こりゃ行かないと.....
と言うわけで何にも用意していなかったから、準備がまぁまぁ大変。
なんだかんだと仕事を終えて少し休んでから準備&出発できたのが23時過ぎ。
高速の途中に例の九州は日向灘震源の深度5強の地震が1:08分発生。
ちょうど走っているところで震度3程度でしたが全く分からず。
その後餌屋さんに着いて地震の状況を尋ねると?結構揺れたよ!とな。
とりあえず気象庁の発表で津波の心配は無さそうでしたが、丁度6日前にトンガの噴火で津波が発生。
高知県は西も東も漁船の転覆被害が相次ぎ、最終的には30隻弱が沈没または転覆したそうです。
影響が無いのか少々心配でしたが、一番怖い津波の心配は無くなりましたのでとりあえず向かう事に。



しかし高気圧が張り出すと当然放射冷却となり道中こんな状況。
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朝方が思いやられます。



現着3時ですぐにある程度まで支度。
何故かって?荷物放り出さないと寝れないからwww。
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ある程度の道具出しは完了しましたが、ここで悲報。
2ピースのムーチングロッド、ドアに挟んでご臨終www。
幸いなのは中古釣具で安かったから被害は少ないw。
このスタイルの釣りでは絶対高額な竿を使う事が出来ません(笑)。
でもこの竿気に入ってたんだよなぁ....
また同じのが同じ値段で無いですかねぇ....
と言う訳で準備40分程度かかり就寝が4時前。
日の出が7時過ぎなので2時間は寝られる。
と思い一応6時に目覚まし掛けるも、寝坊して6時40分頃起床。
まぁ準備は殆ど終わっており、竿にラインを通す程度でしたのでほぼ日の出時刻に出航。
2週間前にも来たのですが、ここを管理されてるお爺さんが2回連続来られていません。
ボートはどうやら無事のようですが2回とも絶好の釣り日和、しかも冬期では数少ない釣り日和なので少々心配になりますね。


港を出るといきなり湯気の様な状態。
そして水温は何と19.2度!!
2週間前より2度ほど上がっています。
これは黒潮の分枝流がどこかで入った証ですね。
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さて今回はモーニングサービス狙いでいつもより沖のポイントを目指します。
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外に放り出していたオキアミも全然溶けていませんね。
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少しウネリあるモノのアンカリングは問題なし。
しかし潮が恐ろしくぶっ飛んで水深30mラインを70~100mくらい出しても流れます。
しかも付けた方向の潮下に方向に他船がwww。
うーん、微妙な状況やなぁ....
アンカーロープ100mあればもっと沖に出ますが、50mなのでこのくらいがほぼ限界です。
とりあえず満潮となる9時30分まで粘りましたが、アタリも餌もかじられず心が折れましてここでいつものポイントに。
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一応完全フカセ1本とカゴ天秤の2種類でしたが撃沈。
しかしこの場所他にもボート来てるのでその内モノにしてやりたいポイントです。



さてそこから一目散にいつもの安定ポイントに向かいます。
雅機は絶好調!ですがやはり現在の着座位置ではスタビライザー欲しいですね。
その後いつものポイント到着ですが、すでに先客2隻いましたので、アンカリング注意しながら距離をあけて付けます。
水深は20m、とりあえず沖よりはトロトロと流れていますが、あまり実績の良くない方向の流れ。
餌を打ちながら50mラインで止めていますと、ゴツン?と竿が当たったような?
軽くしゃくるとそこから一気に走り出し、中々のファイトで上がってきましたのは何とハマフエダイ!
フエフキダイの一種ですが、タマミやタマン、沖縄では確かミーバイ?ちゅうてサーフや磯での好ファーターであり外道ですwww。
しかもこやつ最大クラスはm超えともなりますので侮れません。
釣れたのは50cm弱ですが、口が細長いので鯛で言うとマイナス5cmですwww。
しかし綺麗なボディしとります。
勿論美味しいと書いているので持ち帰り確定。
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その後先に着けれていたボートのおじさんが声をかけてくれて.....
どうやら餌も取られんし魚探に何も映らんと嘆いておられました。
前日も同じ場所で釣っていたそうですが、その時は鯛にイサギに釣れたそうです。
確かにこの日はほとんど魚が映りませんでした。
何かやはり地震の影響出てるんですかねぇ.....
と話が終わり釣りに集中していますと、今度はガッツーンと竿が舞い込み、サイズダウンのハマフエフキ。
そしてまた最初と同じくらいのハマフエフキ!
当たる場所もほとんど同じ50mくらいの所。
ここに集まっているようです.....が、まぁ遊ばしてもらったしお土産も出来たので、今後の調査も兼ねて違うポイントの開拓で少し東側へ移動。
他船全くおりません。
とりあえず魚探で良さそうな瀬を探し、そこから風向きや潮流を計算したところにアンカリング。
まだまだではありますが実践あるのみですね。



日も出ると今度は暑くなってきましたので1枚脱ぎます。
さすが高知県ですなw。
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水温は何とついに20度に上がっています(爆)。
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もう残り餌も1枚となったし時間も残り2時間半程度なのでとりあえず粘ってみることに。
そして流していたラインの角度が少し立っているな?と思い巻き取り始めると、コンコンと魚の反応が。
どうやらすでに釣れていたようですが余りにも軽いのでゴリゴリ雑に巻きましたwww。
おそらくしょーもない外道と思い(笑)。
で、上がってきたのは30cmくらいのイサギではありませんか?
慌てて丁寧に網入れしましたよ。
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後へと続けとばかりに同じタナまで落とそうとラインを出していますと、今度は15m出した所でいきなり竿をひったくるようなアタリ。
もしやカツオ??と思いましたがそこまでの走りはありません。
しかしドラグ閉めてもまぁまぁラインを出します。
もしかしてサンノジ?と嫌な予感もしながら.....
で、上がってきたのは63cmのハマチでした。
まだ小さいのになぜか黄線が消えかかっている個体でした。
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その後良型のアカハタを一尾追加し1時45分納竿。


さてボートフェンダー(緩衝材)の使用リポート。
こんな貝類でびっしりの岸壁に寄せてまずは荷下ろしを行います。
何故ならスロープは恐ろしいほどのノリで、踏ん張る事が出来ません。
ここで最大限荷物を減らしボートを軽くするわけです。
ちなみに緩衝材は片側で基本4か所要りますね。
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岸壁にこのような樹脂もありますが、当然小さなゴムボートでは意味がありません(笑)。
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さて本日の釣果!
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本命のスマやシマアジには会えませんでしたが、何だかんだとクーラーは賑わいを保てました。
ところで管理人のお爺さんですが、私が戻って時に港の整備で来られていました。
聞くところによると最近釣れんから行ってない!ですって(笑)。
お元気そうで何よりでした。


大きさ比較で一応戻ってからの撮影。
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ハマチはこんな感じですが、脂あまり乗って無くあっさり目なので薄切りでカルパッチョなんぞに向いてそうです。
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まぁこんだけ全部当たり前だけど食べきらないので、刺身に飢えている事務所の若い子たちに持って行ってあげます。



さてクタクタになりながらもある程度の処理を終えて、イサギだけは捌いて半身を頂きましたが良く脂が乗って美味かったです。
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と言う訳で本日船外機とボートの洗浄をしましたが、朝から雨で寒い寒い....
本当傍目から見ますとア〇と間違われても.....仕方ないよなwww。
ではでは。
2022年01月21日 イイね!

スズキDTシリーズ プロップシャフトハウジング&ギアケースのベアリング オイルシール 抜き取り作業編

さてさて表題内容と少し違う前置きとなりますが.....
ボートの補修&改善を現在のメインに進めて参りますが、今年のもう一つ大きな課題としてスズキDT6 雅ファクトリー リミテッドエディション機の更なる快適化について.....

ステンレス製スタビライザー取り付けを検討しております。
以前こちらのブログにも書きましたが、試験走行より実走行を経て、プロペラのスリップ現象に悩まされていましたが、それについては6馬力ペラから8馬力ペラピッチ変更対応によりかなりの改善を図ることが出来ました。
そう言う訳でパワーと速度については現状申し分無いですし、これ以上高めようと言う気はございません。

それよりも残す課題としてボート純正着座位置(後方座板)でスタートより、アクセルを開けた場合のバウアップ現象をいかに抑えるか。
ようするにプレーニングへ如何に早く入るか?
パワーは十二分にありますので、如何に速くボートを水平状態にして推進力を簡単に得るのか?
これには『一つの方法としてスタビライザーの増設もアリだよ!』と雅工房・長松社長よりご意見をお聞きいたしました。
全てのパターンに当てはまるかは判りませんし、特に非力な船外機ではスタビはむしろ抵抗にもなりますので諸刃の刃だと思っておりますが、確かに色々な方のレビューなどを見ているとプレーニング態勢がかなり早くなるようです。
勿論現在使っているボートと船外機での完ぺきな重心位置でのプレーニング開始時間はおよそ3秒くらいと滅茶苦茶早いのですが、後方重心では中々そうはならないので今期はスタビライザーの増設により、そちらの改善そして検証をまたこちらでリポートしていきたいと思います。



そして長々の前置きをしたのは?そのスタビライザー増設にあたりまして.....
ノーマルのキャビテーション部分、所謂ギアケース部分は残しておきたいので、スタビライザー取り付けについては、現在余っている部品より新たに組上げていく予定です。
更に更にその予定となるギアケースやプロップシャフトハウジングについて、メイン機に不具合が出ると部品ごと交換して参りました。
言わば若干不具合のあるパーツが残っている訳なんですよ.....
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このギアケース右側、すでにスタビライザー用の穴開いてるのを仕上げていく予定です。


そして一番厄介なのがオイルシール不良による交換作業とベアリング交換。
で、プロ達はどんな工具でどんな作業をしているんだろう?と疑問に思いつつ、ベアリングプーラーなんかも国産品は高いぞ!!と躊躇しつつ放置しておりました。
が、いつもコメントなど頂いているsyuunさんより熱膨張率の差を利用して外す方法を聞きました。
用意するモノは、革手袋、ヒートガン、ドライアイス(私は氷でやりました)、ベアリングを引っ掛ける鍵のような工具。
これだけです。


ちなみにアルミでない融点の高い金属ならガスバーナーという荒療治もあるらしいwww。
勿論アルミ素材&バーナーで外されるプロも沢山いてるそうですが、止めどころが私のような素人には判らないうえ、室内作業ともなりますと、そもそもバーナーの火炎放射自体非常に危険を感じますwww。
この時期お外での作業なんてのも嫌ですから少し時間掛かってもヒートガンをチョイス。


さて初めての試みなので.....
こちらのプロップシャフトハウジング2個用意。
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右は以前オイルシール不良で交換しそのままにしていたもの。
※その時の様子はこちら
左は金属欠損にて使い物にならないもの。
どちらも外すのですが、右を最初の練習台として使ってみますwww。


角度変えると金属の欠損が判ります。
右はまだピカピカのベアリングですね。
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さてまずは練習台としての廃棄パーツよりベアリング取り外しを開始。
どの程度ヒートガンを当てるのか全然わからないのでまずは数分ベアリングとアルミケース周囲数分間かなり近づいて温めます。
まぁ温めるとと言うよりは熱すると言った方が適切ですかね?
当然火傷するレベルですので革手袋必須。
そしてベアリングに氷の欠片を乗せますwww。
これに鍵のような工具を引っ掛けてベラリングを引き抜いて行くのですが、1回目は1mm程しか出ず。
画像は2回目のチャレンジ。
それでも少しずつ出てきますね。
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これで3回目。
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恐る恐る試した4回目のチャレンジで無事1つ目の開放型6004を撤去。
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しかしこのハウジングにはベアリングが重ねて挿入されており、奥には開放型6003が鎮座しとりますwww。
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もう慣れてくると何となくコツがわかって来て2回で外すことが出来ました。
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無事テストで取り外せたハウジングとベアリング。
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しかしこちらのベアリング、もしこのハウジングが使えているものとすれば、交換するのに適切な時期と言えるほどまぁまぁベアリングが錆びていました。
特に6004(大きい方)は回転時に少し異音もしていますしね。


そして、こいつが問題のオイルシール。
こやつも2個重なっております。
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とまぁ、これはここまでにしておいて.....


いよいよシール交換対象の生きてるプロップシャフトハウジングへの作業に。
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このオイルシール不良で練乳のようなギアオイルとなっていましたがwww、ここに取付けられているオイルシールトラブルは主に釣り糸の巻き込みによりオイルシールが破れて海水の混入となるようです。
確かにボートフィッシングにおいてラインの巻き込み何て頻繁にあります。
ギアオイル交換の目安は運転100時間もしくは半年が目安ですが、オイルドレンを少し開けて色を見るのも大切なメンテナンスですね。


まずはOリングを撤去。
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まぁここは難易度0。
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しかしベアリングまだピッカピカで異音など一切なし。
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まずは作業前のベアリング挿入位置確認。
ほぼフラットに入ってますね。
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さてヒートガン1発目。
外れませんwww。
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で、少し念入りに熱して臨んだ2回目!
スッコーンと簡単に取れまして.....
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奥のベアリングも2回目で綺麗に抜き取る事が出来ました。
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もうついでとばかりに....
ギアケースまでいっとくか!?(笑)。
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以前苦労してプーラー改造して抜いた場所。
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はい!簡単に抜けました(笑)。
たいそうな工具要らんやんwww。
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まぁ、このやり方について.....
真似をなさるのは勝手ですが、何か起きても当方では一切の責任を負えませんのでそこんとこだけは宜しくお願い申し上げます。


で、残りましたオイルシールの撤去。
まぁハウジング本体に傷をつけることなく外すことが出来れば何でも良いんです。
私は重力を利用すべくこちらの方向より引っ掛ける器具を入れて押して外します。
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このような複雑な形をした工具ですが、比較的安価で色々使えますよ。
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最後の1つは貫通式のマイナスで押しました。
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無事オイルシールも取り外し完了。
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シール圧入部分の壁はゴテゴテになっています。
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やはり浸入した海水の影響でしょうかね?
うっすらとアルミの腐食痕(白い部分)もあります。
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この壁が腐食によりガタガタになると当然気密性が弱くなるので、その際はハウジング自体の交換が必要になる時でしょうね。


ニードルでほじくるとアルミの錆と言うか塩のような粉が出てきます。
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一応2,000番のペーパーで軽く滑らかにしておきました。


オイルシールの外側もこのようにアルミ錆が見て取れます。
完全にシール機能が破綻しています。
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さて無事取り外しは完了しましたが、今度はオイルシールとベアリングの挿入が待っております。
まぁギアケース側はベアリングのみですので、同じパータンの方法を使えばストレスなく挿入出来る事は判っています。
しかしプロップシャフトハウジングについてはデリケートなオイルシールを先に挿入する関係上、がちがちにケースを熱する事も出来ませんので方法を考えていきたいと思います。
まだ作業しておりませんのでそちらについてはまた続編と言う事でお許しください。
ではでは。
Posted at 2022/01/21 10:32:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | 船外機 SUZUKI | 日記
2022年01月19日 イイね!

ガンネル緩衝材 フェンダーガードのDIY & 樹脂製トランサムプレートへの交換

もう1月もあっという間に中盤、月日の経過は早いです。
やりたい事、試したい事も今のオフシーズンの内にサッサと進めて行きたいモノです。
ですので身体動かしにくい極寒シーズンではありますが、とにかく理想を探求する為にボート艤装や船体快適化を一歩でも進めて参ります。


さて今回のDIYはゴムボートにおいて殆ど必要ないモノです(笑)。
私が良く行く高知県某所の某港での使用限定アイテム。
いわゆるフェンダーガードと呼ばれるものなんですが、要するに岸壁や他船と接触した際の影響を和らげるパーツです。
まず柔らかいゴムボート自体が緩衝材みたいなものですので、万一他船と接触してもほとんど船体には影響がありません。
※船尾は例外。

またゴムボートのガンネル(ボート側面)部分に補強のゴムベルトがしっかりと接着しており基本普通に使っていれば必要ありません。

で、何故要るのか?


まずここのスロープですが、海水の浸された部分が常に海藻が生えており重いボートを引き上げるのが至難の業。

全積載にて下ろすことは出来ても引き上げることが中々出来ません。
その為に帰港後はまず岸壁にボートを付けてある程度の重い荷物を下ろします。
その際は落水しない様にボートをロープで固定ししっかりと接岸させます。
しかしながらこの岸壁、牡蠣(かき)やフジツボがびっしりと付いており流石にゴム製のガードも傷んできます。
その証拠画像。
こんな感じで傷や汚れが全開です。
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拡大しますとこんな感じ。
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勿論綺麗に補修を行いますが、毎回の手間は勿論の事、そのうちボート本体に穴が開くのでは?とヒヤヒヤしておりますwww。



そこでフェンダーガードと呼ばれるガンネル部を守るクッション自作&取り付けを考えてみます。
勿論ボート専用のフェンダーガードございますが、高いしそんな良いモノは必要ございません。
早速ぐぐって良さげかつリーズナブルだったこちらのポリフロート。
12個送料込みで1,850円とお買い得。
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次にエステルロープ6mm×10m。
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最後にステンレスワッシャー。
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これはあっても無くてもどちらでも良かったのですが、何となく噛ませておきました。


部品も準備出来たので早速制作に取り掛かります。
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まずは余りの適当なロープで大体の必要な長さを測定する為8の字結びでポリフロートを止めます。
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やや団子になっていますがこちらのロープは元々固い材質故。
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取付けイメージでは真ん中のポリフロートが丁度ガンネル部分に来ればバッチリ。
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こちらを解き必要部分の長さを計るとおよそ2m。



そして10mのエステルロープより2mを4本切り出し、端は解けない様にヒートガンで溶かしておきます。
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とりあえずこのように仮通し。
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あとは3個のポリフロートに僅かな遊びだけを残し、8の字結びを2箇所括るだけ。
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ロープの端は5cmのみ残しました。



これを4セット作れば完成です。
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使用イメージはこんな感じでハンドルに輪を通すだけの簡単な構造です。
どうです?この本職っぽい見た目www。
漁師の船みたいになってきましたが、見た目ではなくあくまでも実用性重視です、これでも(笑)。
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荷物が少し増えますが、これで気兼ね無く岸壁にボートを擦る事が可能(爆)。
まぁわざとそんな事は致しませんし、場所によっては全く使わないパーツです。
が、あれば何らか役に立ちますし何よりも落水時の掴まるロープにもなりますね。
殆どのゴムボーターさんには必要ないアイテムかとは思いますがご参考に。



そして昨年塗り替えました純正のトランサムプレート(アルミ製)ですが、やはり海水使用では脆弱ですぐに錆が回ります。
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ビスを外すとすでに腐食が進んでいます。
これはもう税金みたいなもので必ずこうなります。
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縁まで汚れがびっしり。
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シンナーやパーツクリーナであらまし汚れを落としますが、こんな作業毎回も出来ませんので思い切って交換します。
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気持ちよくネジも新調。
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今回新たに購入したのはこちらの商品。
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色も近いし錆びない樹脂製。
まぁクランプで挟み込むものなので余程加水分解などしていない限りは使えると思います。



見た目も新たに!!
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まだ船外機を掛けていませんが、錆び地獄からはこれで解放されますね(笑)。
そんなこんなで出来るところチマチマ進めております。



そしてこのクソ寒い今週末はいよいよ厄介なPVC補強を進めようか悩み中。
こちらは船艇部のダイナキールですが、力が大きく加わる部分よりこのように少しずつ剥がれるのがPVCボートの宿命です。
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これを回避させるにはPVCラッピングによる補強しかございません。
PVCボートのメーカ推奨使用期間は恐らく5年。
と言う事は次回の本検査6年目に本格的な船舶検査が実施されます。
そこまでにきっちりとメンテナンスや補強するか否かで使用出来る期間は大きく変わると思います。
2度目の本検査(12年目)は流石に保安上の理由より考えておりませんが、せめて次回本検査に1発で通るくらいの船体にしたいと思います。
てか、その前に処分して違うボートに浮気する可能性も大ですwww。
ではでは。

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何シテル?   04/21 06:18
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