とにかく蒸し暑いし、天候不順と言うか不安定と言うか....
と、ゴムボート釣りにとっては何一つ行こうと思える理由がありませんが....
この海の日を最終日とした世間様の3連休.....
ここを外すとまた当分忙しくなってゴムボート釣りに行けそうにありません。
もう前回が思い出せんくらい、艤装など弄りはするけど、肝心の釣りは行っていないし色々と出艇手順すら忘れる勢いです。
そして今回もう一つ背中を押したのが秘密の海域でスマガツオのまずまずサイズが上がり始めている便り。
ちなみに土曜日はお仕事をしておりましたので、準備はある程度前々から進め、就業終了後に汗だくで積み込みなどを行いまして、帰宅からシャワーなど済ませバタバタと19時30頃出発。
場所が明かせぬためおおそよの距離しか言えませんが.....釣り場まで200km以上300km未満のところですwww。
まぁまぁガッツリと移動いたします。
夕飯も道中で済ませ釣具店で餌を購入。
ロシア・ウクライナ情勢のあおりが餌にまで.....
1枚950円の撒き餌用オキアミ3kgを2枚購入。
今回は暑さ対策のため、泣いても笑っても夜明けから10~11時上りと決めています。
またここ最近腰周りの調子が悪く、脊椎間の圧迫による神経痛が右足に出てきているため無理は禁物。
自身の身体は自身がよく判っているので、あまり無理をしてあとで寝込みたくないしね(笑)。
そして移動中は、まだ大気が不安定なようで途中の山間部では大雨に。
勿論現地の天候は勿論、海上予報は複数目を通してから行くようにしています。
その内の一つがこちらですが、こちらの目安として免許不要艇なら風速4m未満・波高50cm未満。
小型免許艇で風速6m未満・波高1m未満程度が一つの目安と考えいます。
一つの目安と言うのは各船によってポテンシャルが変わるからで一概には言えませんが、急な気象変更時に安全に母港へ帰れるのかが目安。
青枠が今回行く場所の界隈の予測ですが、風速、風向き、天候、気温、波高、波の向きとあり、その場所の形状や向きによっても変わるのでそれらを計算しながら行くのですが.....
それ以上に大事なのが赤枠部分。
その時間帯の最大風速、そして波の周期。
遮るモノが岬くらいしかない海上においては、最大風速で考えるのが第一の基本。
そして波高については波の周期によっても性質が変わります。
今回行った場所は7.3sなので7.3秒の割合で1回の波が来る算段。
これも風波だと周期は3~4秒に1回となるので、同じ波高1mでも白波が立つ危険な波高となります。
こちらの場所は外洋に面しているので常に波の周期が大きく同じ1mでも比較的乗り切れるようなウネリ的な波となります。
と言っても小型艇では限界手前の数値ですがね.....
で、しかも昼前に最大風速9.7mまで吹くので、いずれにしても10時上りは妥当なんです。
※特に時間経過とともに天候悪化する予測の場合は常に早目早目の撤収が大原則。
以上、海上気象の見方でした(笑)!
無事現地到着!
日付変わる前後くらいでしたが、寝起きでバタバタしたくないのですぐにボートの準備を進めます。
久し振りの時はまぁまぁ緊張しますなぁ。
何か忘れ物したり何かが不具合起きたりと嫌な予感しかしません(笑)。
まずはニュードーリーの取付け!
一応ねじ止めの際にとプラハンマー持参しました。
が、取付けには必要なくすんなりと取り付け完了。
んで、ここから問題発生!!
嫌な予感がまさに的中(爆)。
エアー充填用の高圧エアー充填機が作動しない.....
以前配線の不具合があり修理したのだが、通電していないのだ。
恐る恐るシガーソケットのヒューズをチェックすると....
管型ヒューズのガラスが割れておりました.....
一瞬焦りましたがそこは冷静に代替えとしてLEDランプのシガーソケットからヒューズを借用し事無きをえましたが、こんなモノまで今後は予備を積んでおかないと。
まぁ最悪足踏みポンプは持ってきていますが.....
で今回初めてエアーフロアの充填圧を上げてみます。
気温が高い時期なのでメーカー推奨の100キロパスカルより一段下げての様子見www。
て事で90キロパスカルに設定し高圧ポンプでエアー注入!!
で、この充填量の恐ろしさを体感する事に(爆)。
私の使っているコールマン製の充填機ですが一応最大充填気圧数値が100キロパスカルですが.....
80キロパスカルからモーターが唸るも進みません(爆)。
この充填機15キロパスカル辺りまではけたたましく凄い勢いで充填してくれるのだが、20キロ超えた辺りでやや遅くなり、50を超える辺りでは機械がヒィヒィ言うておりますwww。
で、今回未知の領域である80キロパスカルまで何とか来ましたが、そこからゲージが上がらない始末www。
て事で当面は80キロパスカルで充填しますっ!!
でもフロアセンターのキールの膨らみ度合いは明らかに以前と違いました。
どうです?画像からわかるでしょうか?
あとは走破性能がどんだけ変わるかなんですけど.....
重要なアンカーシステム。
現在ダンフォース型を使用していますが、こちらはロープについて長さや材質について今後改善の余地あり。
一部トラブルに見舞われながらも何とか組上げて準備完了。
あとは免許証や仕掛けのセッティングなど一部を残して車中泊就寝。
4時15分起床!日の出は5時10分頃。
残りの準備を済ませ最後スロープ内で一番重いクーラーボックスを積載。
この暑さ故に氷は2LPET×6本の12kg(笑)。
餌がオキアミ6kgとにかくこの釣りは重いんだわ....
ドーリー初下ろしにつき後方からもパチリ!
夜露対策でカバーを掛けていましたが、取ってすぐにこの有様。
湿度がヤバイっすね。
さてドーリーの跳ね上げは?問題なく出来ましたが.....
例のスライド取っ手は、思っていたよりスムーズとは行かない感じでやや引っ掛かりを感じますね。
エンジンはほぼ2か月休んでいたけど無事にすぐに掛かりました。
そして久し振りの出航にワクワクします。
最初だけやけど(笑)。
で、港を出ると.....案の定ウネリきつし。
予報はきっちりしとりますな。
白波は全くありませんが、ウネリで船は思うように進みませんね。
リジットフレックスエアーフロアの走行性能どころじゃないですわwww。
下手に滑走させ過ぎると打ち付けが酷く身体に堪えるので、ほどほどの速度で移動。
まぁ今回ポイントはさほど遠くない場所なので問題ありません。
さてお目当てのポイントに到着。
朝がた魚探には何かしら魚がよく映ります。
おっとこちらもゴムボート初デビューの第一精工キングパラソル150。
近すぎて上手く撮れませんね(笑)。
朝日が昇る東側に向けてこのように角度を変えますが、ほぼ対応は出来そうです。
それと固着&紛失対策に固定ネジを追加しました。
こういう商品です。
メーカーの真鍮製のモノはセンター外径がそもそも小さすぎるので非常に回しずらい上に良く錆びますwww。
て事でチェンジノブと言うアイテムに25mm長のステンレスネジを取付け、ハンドルの回しやすいネジにしました。
取り付け部分で10mmプラスのネジが必要です。
※原版の真鍮ネジはネジ部長は15mm。
パラソル部固定はこんな感じに。
あと全然話が違うけど、ダイソーのカニ用ハサミ。
これホントお勧め商品です。
また後日ブログ書きますわ(笑)。
さて釣りの方ですが.....
開始早々丁度良いサイズのゴマサバが連続ヒット!
3本上げたらピタッと止まる??
では無くて....ポイントにアンカリングしてかなり時間を経過してから走錨し始めます。
やはりウネリがきつく長い周期に1・2度来る大きなウネリでアンカーを剥がされた?感じでポイントが変わる始末。
走錨しないように、かなり対策しているんですけどね.....
それよりも寝不足とウネリで珍しく軽い船酔い状態.....
吐き気はそこまでないけど、横になりたいくらいまぁまぁしんどいです。
まぁ我慢できる時間設定と直ぐに帰られる距離なので頑張りす。
しかしその後パラパラと来るものの大型のスマやモンズマは来ねぇ.....
ちょっと場所変えをしつつ引き続き頑張ってみます。
で、やはり周囲の船や景色との距離が微妙に変わるので魚探のプロッター部分をチェックすると.....
やはりまた走錨し始めました.....
餌があと少し残っていましたが、こうなるとアンカー打ち直しとなるのでめんどくさくここで終了としました。
GPSプロッターを拡大。
赤い線がボートの軌跡を表しています。
この日は潮の流れも速くウネリもきついのでこうなったんだと思いますが、黄色丸く囲んだ部分。
アンカーロープを少し長めに出した分ですが、船が風や潮で必要以上に振られ結果360度の円を描いています。
こんなにボートが振られるのもあまり良くないのですが、まぁこれならある程度撒き餌の効くポイントには一応近くまでは行く計算に。
ただ稀に来る大きなウネリでゴムボートが持ち上がり、その力でアンカーが切れてしまう感じです。
そうなるとボートはアンカーを引きずりながら黄色矢印の様に走り出します。
これは特に高い浮力であるゴムボートならではの特徴だと思います。
色々とすでに構想がありますが、対策が必要ですねぇ.....
それとアンカリングでこんだけ振られると、パラソルの角度を頻繁に変えないといけないと言う更にメンドクサイ作業もオマケで付いてきましたwww。
いずれにしましてもウネリのある際でも通用するアンカリングシステムを再構築しなければなりませんね!
で、母港には10時前に戻ります。
さてドーリーの再チェックですが、港でドーリーを沈める作業。
まぁまぁ力が要るので非力な方には少々キツイかも。
あと空気圧がやや弱かったんでしょうか?
陸に上げてみるとボート総重量かなりありますのでここまでバルーンタイヤは凹んでいます。
ここも充気圧メーカー推奨最大まで上げてみないと判らんですな。
走行性能はこれだけ凹んでいる分やや重く感じましたが、コンクリスロープなのではっきりとした感覚は掴めずです。
それとこの色、スロープにある海藻の色移りが気になる。
なので掃除がめんどくさいです(笑)。
あと取外しに落とし穴が.....
ピンポンチ的なモノが無いとボルトが外れない.....
たまたまプラハンがあったので割りばしでとついて無理くりに取外し完了。
それとボート船内から撮影出来なかったキングパラソルの取付け全体像と使用レビュー。
風速5m前後の中、ベント機能が付いてるので風に煽られるなどの障害はなし。
ただし風向きが変わるような場合には先のポイント付けする掛かり釣りにおいてデメリットもありそう。
考えすぎかもしれないけど円状にボートが振れたのも風を受けている分として一因かもしれない。
ただ日除けとしてはほぼ完ぺきに機能してくれました。
さてこちらは極端に角度を変えている画像。
ちなみに一番最後にパラソル本体を取付けたままの走行もテスト。
時速10kph前後(2馬力相当)なら、何ら問題なく走行できます。
ちなみにぶっ飛び走行この日は出来るコンディションではありません(笑)。
最後に一番大きな課題!
取り付け場所です。
今回間に合わせで座板右部分を少し加工してクランプを付けましたが.....
当然右側で竿のやり取りをするのが兎に角不便(笑)。
左側メインで2本出し行いましたが、潮流や風などでどうしても右舷出ないとダメない場合は使い辛い.....。
座席より前にあると便利なのだが、これはこれでクーラー置いたりしてるので中々出来ないし、取付位置について課題が残りました.....
さて釣果は良型のゴマサバ7尾にメジカ(小型のスマ)1尾と本命現れず.....
帰宅してまず第一は魚を真水で綺麗に洗う作業。
これは特にサバのような青物に必須です。
※氷は沢山持って行ってますので魚体はギンギンに冷やしています。
早上がりなので時間はかなり早い時間に帰宅。
掃除などもその日にほぼ終える事が出来ました。
さてボートの掃除終了後は結構身体キツイですが、魚の処理も出来るだけ早目に済ませます。
大好物の生(き)ずしを3尾。
サバ半身とメジカ1尾は夜の晩酌として頂きましたが、これ以上は正直一人で食えない量です(笑)。
生(き)ずしは明日事務所のメンバーのお昼に振舞いますが、アニサキスとヒスタミン中毒は自己責任でお願いしときますwww!
まぁこちらは冗談でサバは速やかに内臓除去し海水氷に漬けて持ち帰っております。
またカットする際の目視検査も必要なので最近購入した老眼鏡をかけてカットしていますwww。
それより魚の骨取りが行方不明となりやむなく5枚卸にしている状況ですが、これいかに!?