さて前日に引き続き連続釣行敢行です(笑)。
ここまで時間も金も費やしてきたので日和良き日には無料釣行に限りますwww。
この日は波風ともに少なく夜明けと同時に出航。
昨日とは違いすでに夜明け前からボーターズさん達が、まずまずスロープを賑わしてくれています。
しかし今頃の若い方たちは基本的にマナー良いですね。
逆にマナー悪いのは私の年齢を含めそれより上(笑)。
しかも地元系爺さんがタチ悪いですねwww。
喋ってみて人柄は悪くないけどマナーはまぁまぁ悪いです。
※個人的に迷惑をか掛けられたことは一度も無いけど釣り禁止措置に触れそうな行為が多い。
まぁまた機会ありましたらその辺は折に触れたいと思います。
で、ついでにですけどボーターズさん達の夜明け前のフライング出航もその内に大きな事故を起こさないかヒヤヒヤしますね。
法律で決められていないとは言え、完全に無灯火の状態で出ていくボートの多い事。
なんぼ瀬戸内がボート少ないと言っても、こう言う方たちはある意味アカン発信もするのでその内にやっちゃうでしょうね。
そうならない様ここを読んでくれている皆さんは、要免許艇は当たり前ですが免許不要艇においても、せめて日の出出航もしくは最低でも何かしらの灯火をするようお願い申し上げます。
さてこの日は昨日よりも更に風波とも穏やかなまさに釣り日和。
沖より手前の比較的穏やかな所では油を流したようなべた凪ですね。
船外機も快調に進みます。
何か不思議な空模様と東の空から昇る美しい日の出。
あまりにも独特の鱗雲なので思わず連続撮影。
自然の雄大さと不思議を感じます。
さてまずは、いつものポイントで少し流してみるも、釣れる流れではありませんでした。
いつも上げ潮始まりとともに水道筋に綺麗に流れるとき決まって同じ駆け上がりポイントでヒットします。
この日の早朝は同じ上げ潮でも9分くらい?流れる方向も違います。
魚の活性とは不思議なモノです。
このように違う流れ方すると早朝でも食わない。
こう言った釣れないデータを取るのもちょっとした重要な作業なのです。
で、一通りいつものポイントをダメと判ってはいても一応検証したのちに、本日のお題目である例の『オールドタックルで何かしら釣ってみる』と言う課題に向き合います。
ちなみに胴調子の柔らかいロッドなので40g以上の鯛ラバで深い棚を探るような釣りは向いておりません。
なので20m程度の浅場でテンヤをすることに。
餌は4月頃に使った芝エビの残り物(冷凍)。
未だ変色しておらず綺麗に冷凍出来ております。
このように取り付けて....
とりあえず良さげなポイントを探すべくウロウロwww。
テンションフォールを行い、底を取ります。
底を取ったらエビを適当にハネ上げるような動作をするのですが、冷凍エビは頭がすぐに取れるので優しくかつダイナミックに動かさないといけませんw。
なので本当は活きたエビがベストなんですけど、死んだエビもキツイ臭いを出してくれるのでこれはこれで良いです(笑)。
遅めのショートジャーク、フォール....ショートジャーク、フォール....を繰り返していますと!?
竿が曲がったまま起き上がりません。
根がかりか?アタリなのか?疑わしきは即アワセ!
と、竿が動き始めます。
キタ――(゚∀゚)――!!
いやぁ久し振りの曲がりにもう感動もんっすよ(笑)。
しかもギコギコのリールが頼りないのでスリル満点www。
結構ゴンゴン頭を振るので良型のマダイ?と思いきや....
最近では毎度お馴染み、まずまずのイネゴチでした。
ワニゴチと中々見分けるのが難しいんですが、多分この斑点はイネゴチだと思う。
流通が少ない上にマゴチよりもやや瘦身なので市場価値としてはあまりヨロシクはございませんが、正直この時期のマダイよりは味は各段に上だと個人的には感じています。
まぁ見た目はマダイの方が綺麗ですからねwww。
そしてこれくらいのサイズが私独りの晩酌にはピッタリのサイズでして.....
最近ではコチの捌き方が上手くなってきましたわ(笑)。
さて一つミッションを終えたので今度は違うポイントでの新規開拓です。
少し沖に飛び出して潮のぶつかる激しいところを今度は攻めます。
こちらは20mほどから一気に70mまで下がるポイント。
凪でもこの潮ぶつかる場所は三角波がバシャバシャと立ちます。
カヤックとかは危険すぎてちょっと無理な場所ね....
底が砂地のところもあれば荒い場所もあっ結局大切な自作鯛ラバ2つ殉職....
※原価2つで100円くらい?(爆)。
で、頻繁に何らかのアタリが出る38mくらいの場所を流してようやく獲れたアコウ。
リリース?と言いたいところですが胃袋が飛び出してもう戻れない状況でしたので持ち帰り美味しく頂くことに。
その後母港近辺の所で一つテンヤをしましたが、こちらも餌盗りの猛攻でうまく行かず、風波ので出した10時頃の早目に切り上げました。
暑い時期は4~5時間でもホント充分。
その後の片付けも考えるとこれくらいが妥当です。
釣果ですがいつもの38cmまな板で見るとこんな感じです。
少し寂しいけど独り者の食卓を飾るには充分の獲物ですね。
ところで母港に戻って後片付けをしているときに、港より程近い場所で手漕ぎボート&アンカーで小物釣りをしていたお爺さんが戻って来られました。
お歳はどっから見ても80歳は超えておられると思います。
軽トラにお1人で積まれて来られているようですが、結構な体力を要するミニボート釣り。
健康でそのお歳まで出来る事、羨ましい限りです。
釣果はメバルやベラなどをオキアミの刺し餌で釣っておられるようですが、かなり賑やかな釣果。
中には太い青ベラ(キュウセンベラのオス)も居り、夏の瀬戸内を代表する立派な魚です。
またこの青ベラは専門的に狙いたい魚でもあります。
今度はこのお爺さんみたいに内湾でのんびりとベラと戯れるのも良いかな?
さて次回は瀬戸内の美味しい小魚を課題で遊んでみるかな?