我が愛艇のHEMU 7!
12月は忙しいのもさることながら、ここ近年では稀にみる早い時期からの大寒波到来。
例年の流れで言ってもクリスマス前後に来るか?来ないか?的な感じなんですけどねぇ....
そして日本海側の豪雪も結局は太平洋の海水温上昇が原因のようでして気象学は本当難しいな。
てな事で当たり前ですがボートは全く出せておりません。
その間にムフフな計画も着実に進行しておりますがその報告はまた来年?かな?
さてさて基本に戻り、現在艤装品も含め自己管理していくために面倒だけどあえて本ブログ機能である愛車登録を行い、一点一点のパーツや使用道具などを調べては掲載しております。
これも今後ゴムボートに乗ろうとされる方への一つの参考になればと思い行っております。
そして何気に使用しております道具類もしっかりと説明書を読んで使用しているモノもあればそうでないモノもございますが、今回は昨日パーツ登録した高圧エアーポンプとその使用方法や充填方法、そして規定値について書きたいと思います。
まずもってゴムボートの充填方法について、メーカーが掲げる方法でちゃんと充填されている方って本当1/100人くらい?では無いでしょうかwww。
統計は一切とっておりませんが、少なくとも出船スロープにおいて過去いろいろな方の出船準備を見てきましたが私の見てきた限りでは今までメーカー推奨の充填方法をされている方は一度も見た事ございません(爆)。
まぁ殺気立ったあの空気感の中でチンタラチンタラ進めている方はほぼ居ませんwww。
そんな偉そうな事を書いてる私も実は毎回適当な直感でエアー充填をしております。
まず充填の順番。
こちらはジョイクラフトの公式ページに掲載されていますが....
なるほどね!
基本私も気室の一つずつには一気に充填せず、回しながら行いますが、各気室ごとの隔膜を保護する意味での順序は知りませんでした。
これアルファベットで覚えると忘れるので、単純に最初が横(80)・横(80)・前(80)で休憩。
ここでエアーフロアの設置と座板の設置。
そして各設置を終えたら前(満タン)・横(満タン)・横(満タン)で覚えたら良いですね。
ちなみに劣化によるエアー漏れの一番厄介なのが内部隔膜からの漏れや破損。
こうなればまず船舶検査が通りません。
まぁ仮に使えるような漏れとしても2馬力専用艇?となります。
内部は修復するのが非常に難しいため日頃の使い方や手入れの仕方、そして保管方法でかなり変わってきます。
とりあえず今後はこの充填方法でやっていこう。
次に充填する規定気圧。
これも正直のところ適当な感覚で行っておりました。
何故なら?
中古艇に付属していた高圧充電ポンプの使い方を分かっていなかったから(爆)!
まぁもっと言うと気圧の単位が違うので面倒で調べていなかったてのが正解なんだけどね。
これもジョイクラフトの公式ページによるとmbar(ミリバール)、ちなみにタイヤなどの空気圧はkpa(キロパスカル)、そしてCOLEMANのこちらの電動高圧ポンプはpsi(ポンドスクエアインチ)。
まぁどれも正解なんだけど.....
mba⇔kpaの変換は簡単なんだけど、psiの変換がややこしい。
ジョイクラフトのPVAボート規定充填値が以下のように変換されます。
≪部位≫ ≪mbr≫ ≪kpa≫ ≪psi≫
・ 本体気室 250 25 3.626
・ センターキール 350 35 5.076
・ フロアーマット 500 50 7.252
と、まぁメモリがかなり違ってきますね。
ちなみに私の感覚で本体気室の3.626psiって相当硬めに充填していると思っていたので、エアーフロアマットの圧力は相当なもんです。
この圧を本当にフットポンプで可能なのかはいささか疑問に感じますが、次のテスト走行では一度規定値で充填してみようと思います。
おっと高圧ポンプですが、私のは付属されていたモノなので文句言えませんが(てか充分使えております)、かなりの高圧ゆえに力の弱いやっすいのでは意味ありませんから、モノ選びは慎重にお考え下さい。
ちなみに純正品やメーカー推奨品は結構なお値段しますね。
1マソ以下でも充分使えるモノもございますし、私は車のシガーソケットより引っ張りう出しております故、純正品のワニ口クリップの配線は要らんのですよ。
あとホースは暗い時に踏んで割れたので散水用のゴムホースに自作変更いたしました。
まぁ今回充填する数値も判ったのと.....
何故か主電源ボタンが取れて挟まってしまったのでメンテナンスを兼ねて開封の儀式(笑)。
ちなみに冷却用のファンがもげてしまう寸前には参りました....
画像からうまく伝われば良いのですが、センターの部分が熱で溶けたようになりグラグラ。
羽根も緩衝したのでしょうか?傷だらけwww。
とりあえずの応急措置で2液性ボンドで一晩乾かし取付。
そしていざ一番圧のあるエアーフロアーへ充気。
7.2psiでポンプを設定。
正直ここまでガチガチに充気するとは思いませんでした。
以前は1.5psi程度(笑)。
そらセンターキールにフロアーが負けるわな。
てな具合でやはり基本の教科書通りは大切ですね。
もしかしたら走行性能や他にも影響あるかもしれません。
あと充填の裏技として充電式ブロアの活用がございますが、こちらは予算が入り次第購入予定です。
恐らく充填時間が劇的に変わるものと思われますので、本当は今すぐにでも欲しいんですけどね(笑)。
我慢も大切です。
ではでは今回はこれにておしまい!
追記
エアーポンプの単位切替えボタンを後日発見。
3種類の単位に対応されてました。