2010年04月12日
NCが2台もある訳・・・ (^◇^)
一昨日の土曜日、お買い物をした後、合流した弟君とすき家でランチをしていた事を投稿しました。
その時、この写真を載せたら『なんでNCが2台?』、『兄弟でNC?』系の問合せをメッセージで頂きました。
話すと長くなるので・・・、割愛しましたがここでちょっと書いておきます。
今から三年前、2007年のお盆前、早朝電話が鳴り電話口の方が『長岡警察署です』、と・・・。
続けざまに『本日午前○○時に弟さんが事故に遭われ、●●病院に搬送されました。こちらに連絡をするようにご本人から受け連絡をした次第です!』
寝ぼけていた僕は、"う~ん?新手のオレオレ詐欺かぁ?" と思ったのですが、弟にかかわる個人情報、車の情報、本籍であるこちらの情報が全て一致して・・・、こりゃマジだ!と一気に血の気が引きました。
落ち着いて事故の状況、搬送先の病院、現場検証を行った警察官の名前を聞いて、店のスタッフにスクランブルメールを飛ばし、直ぐに病院に行く用意をしました。
病院に行くとまだ処置中という事で、そこにいた交通課の警察官からいろいろと事情を聞いていました。
最悪の事も頭をよぎりました・・・。
しばらくすると包帯や頭にネットをした弟君が自分の足で歩いて出てきました。
なんだぁ~・・・、コントのオチかぁ~?
本人の話でようやく状況がのみ込めてきました。
当時、早朝から仕事のあった彼はいつも通り5時半にアパートを出ました。
交差点の赤信号が青に変わったので進入したら、信号無視をして交差点に飛び込んできたランエボが助手席側に突っ込んできたそうです。
弟君がその時乗っていたCL-1ユーロRは弾き飛ばされ、彼もその衝撃で気を失ったそうです。
事故の相手が警察署に身柄を押さえられているというので、病院から弟君を乗せてそちらに向かいました。
僕は相手の顔を見ていないのでどいつがランエボの人かわからなかったのですが、弟君が、『あいつだよ』と教えてくれました。
普通なら怪我をさせた人間を見たら先ずは謝意を示すのが筋だと思いませんか?
そいつ、こっちを見ても黙ーっているんですよ。
弟君も頭に来ていたのですが、隣にいた自分が先にプツンときて、
『おい、あんた! 事故を起こした相手が生きて自分の足で態々ここまでやってきているのを見て、なんか一言あるだろう!』
警察官に促されてそいつは消えるような声で『すみませんでした』とたった一言だけ・・・。
きっと動揺しているのだろうが、運転免許を持つ人間として救護にもあたらず救急と警察を要請したのも通りがかりの人・・・、それを聞いていたので、その態度に爆発してしまって・・・(普段は温厚なんですよ、マジで)。
かなり汚い言葉を吐いていたと思います。
当事者らは警察から詳しく事情を聞きとられ、被害者の弟君が先に解放されました。
その足で弟を連れて長年お世話になっている車屋に直行。
車の引き上げと、見積もり、そして足となる代車の手配・・・。
【ここまでが事故当日のお話し】
【ここからが後日談・・・長すぎますよねぇ ^_^;】
後日、事故を起こした相手の保険会社アジャスターとこちらで出した修理見積もりの付合わせがありました。
保険の原理原則は原状復帰・・・、その為の損害補償。
向こうの主張は壊れたパーツの交換、及び修理。
当方の主張はそれプラスフレーム修正及び事故車扱いとなる評価損分の補償。
フレーム修正は認めましたが、事故車として査定落ちする分の補償は保険の対物契約でカバーがないと蹴ってきました。
後日再度話し合いの場が持たれましたが、物別れ、そして100%相手の過失となったいたのでこちらの保険会社は支払う対象がないので交渉に入る事ができません。
弟君と相談して僕らがとった手段は簡易裁判所への調停申し立て。
彼は日中仕事があるので多少自由のきく僕が代理人となるべく委任状を書いてもらって、全面的に交渉の窓口になりました。
弁護士を間に立てていないので、かかった費用は申し立ての手数料の数千円、書面作成は裁判所の方に全部聞いて書きあげました。なので司法書士も介していません。
第1回調停期日までに、事故有り、無しで複数の業者に査定額を出してもらってそれを事前提出して調停に臨みました。
相手方は例のアジャスター、そして顧問弁護士・・・、事故を起こした当人は来ませんでした(まっ、予想の範囲内)
第1回と言う事で双方の主張を出し合い、第2回期日までの宿題と言う事になりました。
第2回期日、相手方が折れ、全面的にこちらの主張が通りました。
しかもそれだけの費用をかけて修理するより、保険金を現金にて支給して新しいお車を購入してはどうか?ついては事故車を引き取る業者がいるのでそれも現金還元して補償に充ててもいいか?提案を受け、携帯で弟君に確認をしたところそれでOKと回答をもらったのでそこで和解となりました。
結局、事故を起こしたランエボ野郎は正式に謝罪に来る訳でもなく、あのほとんど聞こえない『すみません』だけだったのは、僕の感性からすると解せません。
車を運転するなよ、お前なんか!というのが本音でした。
さて、ここからは新しい車を選ばなければならないのですが、直ぐに乗る事を前提にして高年式の中古車にしようとなりました。
弟君は現行型のMINIか軽いFRがいいというので、S2000かNCが候補に挙がり、相場が高いS2000はやめておこうという流れでNCにする事になりました。
弟君は足を使って中古屋さん及び車屋さんのネットオークションを手配、僕はネットでの車探しとなりました。
ちょうどその時(2007年)、1年落ち(2006年式)の白いNCが香川県の方が個人出品していました。スタート価格は100万円。
僕は軽い気持ちでこんな価格では落とせないだろうなぁ~と言う額を設定してポチッとしました。
弟君にそれを話すとボディ色が白と言う事に引っ掛かっているようで・・・、1週間後に白根のマツダで2005年式のブリティッシュグリーン系のNCを探し当て、こっちまで営業マンに乗ってこさせ品定めをする運びになりました。
で、それが気に行ったという事で、あとは細かい詰め(値下げ交渉)・・・、なんでしょう、O型の男って決定が速いのなんのって・・・、あっという間に契約・・・。
はい、ここで香川県のNC・・・、どうせ落札額を更新されていると思って放っておいたんですがその日に確認したら、ちょうどその日の昼間にオークションが終了していました。
結果は・・・、落札しちゃってました・・・、160万円で・・・。
実はこれ、破格なんですよ。僕が落札額として設定したのが160万円・・・、なんでもっと競ってくれなかったのぉ~ (゚Д゚≡゚Д゚)
と、言っても始まらないので転売するにしても先ずは自分名義に変えないといけないので船便、陸送をかけてうちまで配送・・・、配送料5万円也。
車が届くまで事務手続きを進めるため登録事務所へ。
先ずは車庫証明が必要と言う事で交通安全センターへ。
ぜーんぶやり方、書面の作成を聞いて、ガレージの寸法取り、面している道路の測量・・・、自分でやれば車屋さんで1万~2万円かかる費用がたったの2千円ちょっと。
相手、自分の印鑑証明等をそろえていざ名義変更へ。
これも費用は格安・・・、但し年式が新しいので取得税が4万円ちょっと・・・、実質かかった諸費用は10万円弱・・・。
1年落ちのNCがトータル170万円で手に入りました。
当時NCが発売されてそれほど年数が立っておらず玉数も少なめという事で2005~2006年式が220万円~250万円overと高めの相場だったので如何に安いかわかります。
名変が終わってガリバーさんやクアトロ、その他でも買い取り価格を聞いてみましたが転売で得られる利益は数万円・・・。
『だったら乗っちゃえば!』という弟君の一言で今乗り続けている・・・、そんな経緯でした。
いやぁ~、みんカラを初めて1ヶ月半・・・、こんなにひとつの投稿でいっぱい文字を打ったのは初めてです。
話すと長くなるんですよ・・・ ^_^;
文才がないのも認めます はい (o´Д`)=з
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Posted at
2010/04/12 17:22:53
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