こんにちは(0 0)/
先週末の日曜日、モータージャーナリストの伏木悦郎さんの呼びかけで、箱根大観山PAにて BMW X3 M4d の同乗試乗を含む突発的オフ会に参加して参りました。
しかしなんだって伏木さんは、いつも開催日の直前にお知らせ流すもんで、当日の先行予定を動かせず、この日も午前中しか出張れない超過密多忙行程になりました(ノД`)・゜・。
んで、いちおう早朝6時半からクラハイちゃんのDIY洗車+拭き上げに何と1時間もかけてピカピカにして、いざ出発~((((oノ´3`)ノ
・・・連休最終日であるからか、日曜日の朝、一般道から西湘バイパスを経由して箱根湯本まで、下り車線はガラガラ。
さっそうと箱根ターンパイクを駆け上がるべく料金所に着いたら・・・
な、何だこの雰囲気は・・・?
料金所を通るクルマの運転手と、料金徴収員のおじさんがなんか・・・
会話してる・・・
・・・と、思ったら、Uターンしくいくじゃないですか!Σ(゚Д゚)
私も歩いていっておじさんに聞いたら、昨晩の降雪がまだ上の方は溶けてなくて、滑り止め規制が解除されていない由!
「箱根新道のほうは今は規制されてないので、そちらで・・・」
というので、ご進言の通り遠回りしたのですが、まだ路肩には雪が残ってて、雪解け水が路上をどろどろ流れ、融雪剤的な黒々と濡れた路面・・・フロントガラスやルーフに木々の枝から雪がバラバラ!
こりゃあ、TEINダンパーの走りを試すどころか、登れるのか?|д゚)
んで、必死に登頂。。。。。。。。。
たまんねっす(;一_一)
んで、駐車場を探すと・・・
いたいた、伏木さん号。
私も横につけて、ご挨拶しました。
このあと、いろんなお話をして、いざ同乗試乗。
パッセンジャーシートに乗せて頂き、芦ノ湖まで下りながらX3の話題で楽しく時間を過ごしました。
このモデルに同乗して、なるほど凄いと思ったのは、
①直列6気筒 3,000c.c.ターボディーゼルのパワー
・もともと私はディーゼルエンジンが嫌い。
あの振動、ガラガラ音、排気の臭いが子供の頃から嫌い。
然しこのエンジンは、ガソリンエンジンと変わらないほど
スムーズで体感振動が無い。音もガラガラしていない。
・30~40km/hで流してて、バンとアクセルを踏むと、
いわゆるターボラグももた付きも無く、瞬時にドン!と出る。
車重を感じさせず、強力なトルクでそのままの加速で引っ張る。
ガソリン車では、多分こういうパワー感は出ないと思う。
②室内の静寂性確保
・ディーゼルSUVなので、喧しいエンジン音やらロードノイズが
ガンガン室内に侵入して来るかと舐めていたら、これが全然。
200系クラハイの圧倒的な静寂性は、速度を上げていくと
レクサスほど遮音にコストを掛けていないこともありそれなりに
走行音が室内に入って来てしまうが、X3は速度を70~80km/h
に上げても侵入音が抑制されている。
80km/hより更に上の高速域は雪のせいで試さなかったから不明、
然し街乗りのレベルであれば、非常に高級感をもって走れます。
室内のパネルや組み付けパーツ部分から細かい異音や金属音などの
ガシャガシャした音が出てれば、ガッカリするところですが、
そういった高級感を阻害する異音も発生しておらず、ビシっとした
居住空間が確保されているのは、車体剛性と製造過程の組み付けが
きちんとされている証拠です。
車格、装備・仕様、価格の面では、ちょっと意見あり。
①BMWではデフォな点。車両価格の割に、内装が。。。
・車両本体価格 \8,780,000(税込)
・オプション価格 \672,000(税込)
・車両合計価格 \9,452,000(税込)
上記オプション価格には、本皮革シート張が含まれています。
ドア廻りにも、同様意匠の張り物。
そして杢目加飾。これが本杢目かどうか、見映えは杢目調。
上記オプション価格には、21インチホイールが含まれています。
メーター廻り。計器のデザインは液晶パネルです。
ダッシュボード廻り。杢目加飾のほかは、スタンダードBMW3尻
と同様の、プラスチック剥き出し内装パネル+塗装(◞‸◟)
ん~、BMWだから内装はエクスクルーシヴじゃないと剥き出しの
プラスチック張りになるのは仕方ない! ・・・という向きには、
それでも良いかも知れませんが、消費税込み950諭吉という価格帯
のクルマを買うときに、私はこれは。。。
もっとお金がある、甲斐性のあるヒトで、この金額をあまり問題に
しないヒトでしたら、買えば良いクルマかなあ(涙
②本皮革張りシートのサポート性、快適性
・NSXの時もそうだったし、社有車で持っていたAUDI A6、
VWパサートの本皮革張りシートも、コーナーでお尻が滑る。
シート巾よりお尻や腰のサイズが小さい私がいけないんですけど
これでは身体を安定させて走り込むことは出来ません。
・シート表皮を見ると、特にベンチレーション機能は無いようで、
これは夏場に背中やお尻、太ももに汗をかいても気持ち悪そう。
高級感を欠いても、ファブリックのほうを選ぶ所以です。
③ドアの開閉時、閉める際の音が貧相
・多分、軽量化でパネルがアルミ素材なのだろうと思いますが、
閉めると「ペシャ」といって、何か「ビ~~ン」とビビる。
パネルの溶接の一部が外れているのかな。
AUDI車も、昔のモデルに比べて最近のモデルは軽量化でドアが
アルミ製だからか、あの「ドン」という重厚感は薄れていて
どちらかというと「ペシャ」に寄った閉まり音に変わってて
ちょっとショックだったりしますが、こんなビビり音は無い。
BMWのディーラーさんで修正出来ると良いですね。
・・・とまあ、結構ディスってしまいましたが、
かく言う私のクラハイちゃんだって、600諭吉級の割には内装が
この、ダッシュボード上面、クラウンこれで良いのか?
あと、
・・・特に許せない部分が、ここ!
この部分のプラスチック表層は、ケロッグのおまけのプラ素材か?
あと、
ドア内張り。スニーカーのズック布か?
あと、こういう部分も、18クラウンまではもっとコストかけてた。
わずか、気に入ってるのは、ゲート型シフトパネルくらいかな。
でも、こういう部分、レクサス車なんかは高級感をしっかり出してて
いやがおうにも値段の差を感じてしまいます。
・・・走り出してしまえば、まあ、どうでも良いんですけどね(*ノωノ)
・・・ってことで、午前中にあわただしく伏木さんとお別れして、いざ実家へ。
富士山、思いっきり雪をかぶっているしw
滑り止め規制も解除されているみたいだし、ターンパイクを駆け下りて、
TEIN脚の具合を確かめながら小田-厚、東名と走り抜けて参ります。
んで、TEIN脚ですが、
ストリートでなら、この位いで丁度良い感じです。
コイルはクラウンの純正のまま、スタビライザーはリヤのみIS-F用装着。
200系クラハイの純正脚は、重量1.8トンを支えるためか実はコイルが結構硬い。
不用意に道路から歩道の切り下げに乗り上げると、『ガンっ!』と後席に直接
リヤサスからの衝撃が来るので、同乗者がびっくりしてしまうのです。
だから、そういうギャップ乗り越えの際は、極端に言えば一旦停車させてから
タイヤ1個ずつ、ゆっくり乗り上げるようにしています。
それだからだと私個人は勝手に想像しているのですが、200系開発の段階で、
いわゆるクラウンの柔らかさを出すためか、ブッシュは柔らかく、
純正KYBダンパーはSport Modeに設定しても活発な走りには柔らか過ぎる。
そしてリヤスタビライザー径が、200系アスリートに比べてもかなり細い。
という、なんか中途半端な脚の設定にしたのではないかと、そう思うくらい
ちょっと気合い入れた走りをしようとすると、頑張れない。
だから、ロールは適度にするが活発な切り返し操作では修復が追い付かない。
これを、TEIN脚と太くしたリヤスタビライザー、この組み合わせに換えた事で、
適度に流すぶんには揺れ戻しがバタつくことなくきちんと納まるので、
安心して走れることが確認出来ました。
今回は峠の登りでガンガン負荷をかける試走は出来なかったので、もう少し先で
暖かい季節になったら、もう一度箱根に試走しに来たいと思います。
んで!
今日は融雪剤てんこ盛りな道路をいっぱい走ってしまいましたから、実家の庭で
ホースから強く水を噴き出させて、下廻り中心にガンガン洗車しちゃいました。
燃費も、踏んだ割にはまあまあで、
箱根から川崎までの75kmほどの区間は 18.6km/L を記録、
実家から自宅までの30.7km区間は 17.4km/L を記録。
んでも、今朝GSで満タンにして、1日トータルの燃費記録は、
195.1kmを 13.7km/L ということで、雪解け道をSnow Modeで走ったりという
割には、・・・まあ、こんなもんかなあ(+o+)
・・・ということで、愉しい1日でした。
伏木さん、お声掛け頂き、本当に有難う御座いました!
次回も、宜しくお願いします('◇')ゞ