こんにちは(0 0)/
先日はTVで地球温暖化をテーマに、欧州・中国と日本との電動自動車開発競争に焦点を充てて、それぞれの国策、石油化学や原子力などエネルギー産業の現状と将来予想を絡めた特集を放送していました。
みんカラに登録している我々のようなクルマ趣味人間にとっては、レシプロエンジンが急激に淘汰されて、みんな電気自動車になっちゃうのか・・・・・・、
という、衝撃の時代があっと言う間に訪れる予測への嘆きというか、
諦めというか・・・・
私の場合、家族構成や様々な事情でスポーツクーペに乗り続けるのを諦め、まだ30代はじめの段階で、日本国産車のなかでもファミリーカーの王道中の王道、クラウン(9代目後期)のしかもエアサス仕様となれば、「走り」とかそういうスポーツマインドとはほとんど決別状態(/ω\)
んで、んで、更に2台目のクラウンを購入という(/・ω・)/
※
今日の写真画像は、ちょっと晩秋の午後の日差しが強くて、グレー色の内装がセピア色っぽく劣化して見えるのですが、実際はちゃんと綺麗なグレー色なので、ばっちいと突っ込まないでください。
( *´艸`)
んで、ここからのクルマライフはどうなるのっていう話も当然ある訳ですけれども、前車9代目クラウンとは14年間の長きにわたるお付き合いでしたが、何といまの13代目クラウン、そこまではいかないかと思っていたら、いつの間にか時が経ち、現在12年目を猛爆中なので御座います。
因みにうちの子はファブリック表皮シートのスタンダードパッケージなので、本皮革張シート仕様に比べ、見掛けがちょっとチープですね・・・
んでも、リヤシートには背もたれの後ろにリクライニング用の装置が備わっていて、9代目クラウンロイヤルサルーンGと同様、標準で電動リクライニングが装備されています。9代目クンの場合は背もたれの上端がピボットとされ、座面が前後にスライドするタイプだったのに対し、13代目ではシートのお尻部分の折れ目がピボットとされ、背もたれの上端が前後に動くタイプになっています。
個人的には、背もたれの傾斜角度では前者の「座面が前後にスライドするタイプ」のほうが、後者の「背もたれの上端が前後に動くタイプ」より有効に思われます。但し前者は脚の長い、背の高い人が座っていた場合、最大傾斜角度に近づくにつれフロントシートの背部にひざが当たっちゃう事態になってました。
因みに、背もたれの後ろにリクライニング用の装置は、こんな感じ。
あと、最近のスポーツ系モデル、レクサスとかはエンジンの吸排気サウンドをノイズ発生器を加えて良い感じに聴かせるシステムが流行りのようなんですけど、200系クラハイは逆に室内のエンジンこもり音をマイクで拾ってフロントドア左右のスピーカーと後部ウーハーの3か所からカウンターノイズを出し打ち消す、というアクティブノイズコントロールシステムを搭載していて、乗ってる限りそういう音が出てるかどうか全く判らないんですが、室内が静かになるように設計されています。
↓こんな感じで、エンジンこもり音が低減されてる、ということです。
マイクは、↓ここに付いてます。
リヤウーハーは、後部の電動サンルーフ取付部の前に位置しています。
これ、です。
左側の丸い黒い、低いほうのですね。
そんで、向かって右側の背のやや高い、黒い四角いのは、
リヤバルクヘッドパネルの後方に据えられている、でっかいハイブリッド駆動用ニッケル水素バッテリーを冷やす空冷システムの、冷気取り入れ口です。
リヤトランクの、化粧パネルを、
こうして取り外すと、でっかいバッテリーが見えます。
このバッテリーの上部に、さっきの冷気取り入れ口があります。
んで、空冷ファンをグングン回して冷却するんです。
あと、どれだけもつのかな、この高価な駆動バッテリー(+o+)
しかしこのクルマ。
内装表皮は、値段に見合わないほどチープでコストダウン感ハンパ無いけど、
こうやっていろんな装備をひとつひとつ見ていくと、レクサスGS450hにも無いものが標準で幾つも奢られているし、実際は結構すごいモデルなんですよね。
このスタンダードパッケージは登録費用別で600諭吉以下に納まるようにめっちゃノウハウ搔き集めて仕上げてあるけど、見映えを除けば良く完成されてると思います。
だから、あと何10万円か増えても良いから、もうちょっと高級感を感じられる内装仕上げにしといて欲しかったなあ。
「それならあと200諭吉上乗せすれば、GS450hが有りますよ( *´艸`)」っとか言わないでさあ・・・・。
あ、因みに、リヤシートの肩部分にシートベルトのプリテンショナー機構が納まっていて、こういうの普段見ないからすごいですね。
あと、新車納車の初期からフューエルバンクevoIIという、静電除去というかアーシングというか、いわゆるオカルトチューンパーツを1個だけ付けてます。
効果は、皆さんご想像の通りまったくわかりません。
(-。-)y-゜゜゜
私、この200系クラウンハイブリッドを買うまでは、もっぱら2輪車のほうで遊んでいたのですが、ハイサイドで骨折2本という情けない経験をしていったん2輪車を棚上げしてから(卒業ではなく、棚上げです)4輪をちょっとずつ弄るようになり、加えてこのクラウンでは長期に亘り「維持る」ことにしまして、以来、結構楽しく付き合って来ました。
自分では不器用なこともあり、整備作業が出来ないのでディーラーの整備士さんに全部やって貰ってるのですが、おかげで色々知識も増え、大変勉強になったと思います。
んで、冒頭の電動化革命の話に戻るんですが、私もハイブリッド車ってことで電動化に脚を突っ込んじゃってはいるんですが、V型6気筒レシプロエンジン車でもあるってことで最後の大排気量エンジンライフを満喫できてて幸せです。
200系クラウンハイブリッドは、コストダウンのため、更に上級モデルであるレクサス車や、それこそ不朽の名車セルシオみたく窓ガラスやダッシュサイレンサーとかが無いから、車外のいろんな騒音が結構室内に侵入して来ます。
でも、上述のようなオーディオ設備や静音ドライブチェーン等の採用で、路面が綺麗な場所ではめっちゃ静かですから、そうなると走行中、エンジン音や排気音はほとんど聞こえなくって、還暦近くになっても頭の中は20代のまんまな私はちょっと寂しいです。
半面、エンジン停止させてモーター駆動のみで走ると、近い将来それが標準になるかもしれない電動車の世界っていうのもちょっとだけ垣間見ることが出来てワクワクしたりもする・・・
ただやっぱ、フル加速をやるとV6エンジンの鼓動やグングン回る感じが伝わって来て、あーやっぱエンジンで走るのが当たり前の世代に生まれて来て良かったなあって思います。
いつかレシプロエンジン搭載車がどんどん淘汰されて行って、電動車ばっかり走る世の中になっちゃったら、というより、自分がエンジン車を買って乗れなくなったら寂しくなっちゃうだろうなあ。
でも、私の場合はあと10年もクルマ運転したらそろそろおしまいって年代になって行くから、今の時代を充分満喫してクルマライフを終わるんだなあって思ってます。
おっしまい。